如意
如意(にょい)
「如意は、僧が読経や説法の際などに手に持つ道具。孫の手のような形状をしており、笏と同様に権威や威儀を正すために用いられるようになった。「如意」とは「思いのまま」の意味。本来は孫の手の様に背中を掻く道具で、意の如く(思いのままに)痒い所に届くので、如意と呼ぶ」Wikipediaより
この「思いのままに」は意外と怖い言葉です。
現政権の舵取りにそのまま当てはまります。謙虚さがなくなり、傲慢ささえ感じます。一応ポーズは取りますが、実はそんなことはカケラさえ思っていないように。
日常生活で「思いのままに」は肯定的な感じで受け取れません。
円覚寺如意庵の庵内に飾られた凛とした活け花を見てそんなことを感じました。