075807 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

韓国 愛の劇場

韓国 愛の劇場

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

お気に入りブログ

きものライフ あや@大阪さん
7号室から 港のともこさん
Bookworm ☆chatterboxさん

コメント新着

アンジョンヨン@ Re[3]:韓国の中の日本語のゆくえ(01/06) 土手に咲く向日葵さん 貴重な現場からの…
土手に咲く向日葵@ Re[2]:韓国の中の日本語のゆくえ(01/06) アンジョンヨンさん >大学でもこれから…
アンジョンヨン@ Re[1]:韓国の中の日本語のゆくえ(01/06) 大学でもこれからの韓国は多文化社会だと…
土手に咲く向日葵@ Re:韓国の中の日本語のゆくえ(01/06) その通りですよね。私も高校の教師をして…
アンジョンヨン@ Re[1]:非正規職から正規職へ(08/17) あや@大阪さん そうでしたか。5月に家族…

ニューストピックス

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

アンジョンヨン

アンジョンヨン

フリーページ

2007.09.19
XML
今年は夏から雨が降ったりやんだりする日が多い。

今月はじめ、NHKの「生活ほっとモーニング」の<この人にトキメキ>(8月末放映分の再放送)コーナーに小沢征爾さんが出ていた。

まず、71歳という高齢にもかかわらず、音楽に取り組むときの鋭いまなざしが印象的だった。(現在、72歳)

師である斉藤秀雄からは怒られてばかりだった、と言い、現在も「すべては師のおかげ」と感謝し、他の弟子たちとサイトウキネンオーケストラの活動を続け、偉大な師を宣揚し続けるという生き方も偉大だ。

そんな小沢さんがソウルでウィーン歌劇場の一流メンバーと公演に来るというので、遅ればせながら、B席(5万ウォン)を予約した。確か残り4枚しかなかった。

授業を終え、妻と雨の中、芸術の殿堂に向かう。

ヤンジェ駅近くの新しい店で、豚のカルビを食べ、おいしかった。

B席の合唱席はオーケストラのすぐ後ろで、指揮者とは向かい合う位置だった。

小沢さんの表情まで手に取るように見える最高の席だった。

指揮棒を持たず、指揮台も楽譜もなく、舞台の上を舞うように指揮をとっていく。

演目は「フィガロの結婚」―小休止ごとに胸を叩いて楽団を讃える姿が心に残っている。

指揮者は誰よりも楽団を理解・信用し、最大限に讃える人なんだな。

入れ替わり立ち代わり、舞台をにぎわしてくれるソリストたちも、前半を成功裡に終え、後半からは伸び伸びと楽しみながら演じ、歌っていたように感じる。

正直言って、西洋の音楽の世界で、東洋人がここまでやっている、という姿に感動と勇気を贈ってもらった。

世界的な水準に触れられ、満たさせた気分で、会場を後にした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.09.20 18:23:37
コメント(0) | コメントを書く
[コンサート、公演など] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X