中村晃一ブログ　Koichi NAKAMURA

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  幸福度を考える季節

  データはちょっと古いですけれど、有名なRonald Inglehart氏による"Development, Freedom, and Rising Happiness"のチャート。GDPと幸福度の相関を表わします。日本は物質的に豊かなのに、幸福度が相対的に低い国と位置付けられています。スイスは両方とも非常に水準の高い国。面白いのはコロンビアやメキシコが、ひとりあたりGDPは低いのに人生に対する満足度は高いという構図ですね。昨年発表された"Rising Income and the Subjective Well-Being of Nations"という別の研究者達によるレポートでは、経済全体の向上や悪化の程度は人間の幸福度にそれほど影響しないものの、個人にとっての安定収入の額が上がると幸福度は高まると報告されています。その場合でも年収75,000ドル（712万円）までは比例的に満足度が高まっていくものの、それを越すと収入が直ちに幸福感にはつながらないということのようです。また、心理学的なアプローチによると、恵まれた生活に「慣れ」が生じるとそこに幸福感を恒常的に感じることが難しくなるのだそうです。日本にいて新鮮な食材が安価に手に入ることや清潔な生活がいつもそこにあること、そんなあたりまえのことへの感謝を忘れていないかどうか。もうすぐ桜のシーズンだなと考えるこの季節、特にそういうことに思いが至ったりします。美しい桜を各地であれだけ目にすることができる国は、日本を置いて他にはありませんから。つまりいつもは忘れてしまっているということなのですけれど。反省。KOICHI NAKAMURA

  2013年03月17日

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  春のカリフォルニアワイン

  春めいてきたので、季節の食材にソーヴィニヨン・ブランなどが美味しくなってきました。左がLedgewood Creek, Suisun Valley, California '11 レッジウッド クリーク、スースン ヴァレーのソーヴィニヨン・ブラン。そして中央、苺ジャムのような味わいのピノ・ノワール。Santa Barbara Winery, Santa Rita Hills, California '10 サンタ バーバラ ワイナリー、サンタ リタ ヒルズ。仕上げは右。より複雑な味わいのConn Creek, Napa, California '09　コン・クリーク、ナパ。カべルネ・ソーヴィニヨンです。花粉症の鼻づまりが無ければより楽しめるのですけれど。KOICHI NAKAMURA

  2013年03月16日

• 細野晴臣さん

  昨日かよこさんの行きつけの店に連れて行ってもらったら、隣のテーブルに細野晴臣さんがいらっしゃいました。ご本人とお店と両方への配慮から、お声かけするようなことは勿論ないのですけれど、細野さんは私の中で昔から憧れの方だったので素直に嬉しいひとときでした。中学生の頃YMOにハマり、以来彼らのレコードは限定盤も含め全てコレクションしていた私。そこから派生してソロのものもかなり聴いていました。最近はテレビのナレーションでお馴染みの方も多いかもしれませんけれど、ミュージシャンズ・ミュージシャンであり、時代を席巻したというかカルチャーを創ったというレベルの方だと思います。間近に見る細野さんはやはりすごく格好よかったです。あんな雰囲気の大人にどうやったらなれるのでしょうね。

  2013年03月15日

• 文は人なり、なのだそうです

  今読んでいる本にこんな一節がありました。「文は人なりという言葉があるとおり、文章を読めば、その人間の本質はほぼ理解できる。論理型か感情型か、IQは高いか低いか。情緒が安定しているか攻撃的か。」わ。もしこういう人に私のブログを読まれたらと思うと、どきどきしますね。KOICHI NAKAMURA

  2013年03月14日

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  新経済サミット2013開催のおしらせ

  来る4月16日、新経済連盟による「新経済サミット2013／Japan New Economy Summit 2013」が開催されます。今の日本に必要な視点は、1)　イノベーション　2)　アントレプレナーシップ　3)　グローバル対応　であるという考えのもと、既存の仕組みを変えるような企業・サービスの動向を基にした議論を通じ、日本における環境の再整備のあり方・人材の育成、成長発展、国際競争力の確保に向けての情報提供と提言を行なうというのがサミットの目的です。当日は基調講演、ゲストスピーカーとのテーマセッション、カクテルパーティーが催されます。登壇予定の方々の顔ぶれは、次のとおり。アンディー・ルービン氏（Google 上級副社長）ジャック・ドーシー氏（Square共同創設者・CEO / Twitter共同創設者）ニクラス・ゼンストローム氏（Atomico CEO/ Skype 共同創業者）伊藤 穰一氏（MIT Media Lab）まつもと ゆきひろ氏（Rubyアソシエーション）森川 亮氏（NHN Japan）熊谷 正寿氏（GMOインターネット）田中 良和氏（グリー）関口 和一氏（日本経済新聞社）ゲーリー・スワート氏（oDesk）ジェイソン・ゴールドバーグ氏（Fab）ブライアン・チェスキー氏（Airbnb）ベン・シルバーマン氏（Pinterest）田中 章雄氏（インフィニティ・ベンチャーズ）カツジン・デビッド・チャオ氏（DCM）ジョージ・ケラマン氏（500 Startups）デレック・コリソン氏（Apcera）岩瀬 大輔氏（ライフネット生命保険）村井　純氏（慶応義塾大学）迫 慶一郎氏（SAKO建築設計工社）石田 宏樹氏（フリービット）金丸 恭文氏（フューチャーアーキテクト）熊谷 正寿氏（GMOインターネット）藤田 晋氏（サイバーエージェント）三木谷 浩史（楽天）セッションのテーマはいくつかありますが、「破壊的なイノベーション（disruptive innovation）」がキーワードになりそうです。会場は一日ホテルニューオータニさんのザ・メインをお借りして行ないます。22日まで早期割引申込みを受け付けているようです。（新経済連盟会員企業の方10,500円、一般37,800円）ご興味ある方はご参加ください。お申し込みはこちらから。当日、私も会場におります。KOICHI NAKAMURA

  2013年03月12日

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  東日本大震災から2年

  死者15,881名、行方不明者2,668名、関連死2,303名、避難315,196名という甚大な被害の出た東日本大震災からはや2年。こちらは日経新聞のまとめによる「復興はどこまで進んだか」を示すグラフです。震災前を100%とした場合、各項目ごとにどれくらい復旧が進んだのか。この図を見ると、それは全く道途上であり、今後更なる注力が必要であることがわかります。災害の記憶を風化させることなく、実のある行動とは何なのか私達ひとりひとりが考えることが大切だと思います。KOICHI NAKAMURA

  2013年03月11日

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  トモニイコウ 2013 ホーム開幕戦

  ノエビアスタジアム神戸にて、ヴィッセル神戸ホームゲーム開幕戦。毎年恒例の、日帰り弾丸応援行脚でした。試合はＦＣ岐阜を対戦相手に、4‐0 と会心の勝利。シーズン2試合目ですが、現状リーグ首位の座を確保しました。今季はJ1に返り咲く道標を辿ることになります。試合後のパーティで矢田神戸市長がスピーチされた「勝って勝って勝ちまくれ」の言葉どおり、進撃を続けてほしいですね。まずは本日の勝利、おめでとうございます。KOICHI NAKAMURA

  2013年03月10日

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  花粉症、眼鏡、目薬、いろいろ

  （http://www.jins-jp.comより）花粉症がひどいので、眼鏡を買いました。花粉症予防用の眼鏡ではなくて、普通の眼鏡。どうしてそんなことになるかというと、（0）普段は使い捨てのコンタクトレンズをつけている↓（1）花粉症のために、目が痒く充血をする↓（2）目薬を差すが、コンタクトレンズ装着中可のものしか選べない↓（2）'目を掻いてしまい、コンタクトレンズが落ちてなくなる（先日は一日に2枚も！）というようないらいらするルーティンを抜け出すために、（0）の前提を覆そうという試みです。「充血には」とか「アレルギー専用点眼」とか「花粉症に効く！」などといった刺激的な目薬がドラッグストアにたくさん並んでいるのですが、その大半は“コンタクトレンズ装用時にはご利用になれません”って箱の裏側に小さく書いてあるのです。本当にそうなのかどうかわかりませんが、コンタクトレンズ装着時にも使えるやつは、そうでないものに比べてやはりなんとなく効き目が弱そうな気がします。なので、「強く効くやつを点眼してばしっと痒みを撃退したい」という念願を現実のものにするため、眼鏡を買いました。よーし、これで心置きなく目薬が差せる。差しまくろうと気合を入れた結果、私の手元には目薬が5種類も揃いました。これはしかし、混ぜて点眼してはいけないんだろうなと思いながら、順番に試している最中です。今のところ芳しい結果は得られていません。というよりますます痒さは増すばかり。これが目薬の効き目せいなのか昨日今日の花粉の飛散状況がさらにひどいせいなのか、よくわからないところもミソです。因果関係があやふやなまま、花粉症対策産業の売上ってすごいことになっているのではないかと想像します。マスク、飲み薬、点眼薬、鼻に塗る薬、貼る薬、花粉用の眼鏡に、私のようなパターンが多いかどうかわかりませんが普通の眼鏡。さらには花粉のつきにくい衣服といったものまで出ているようです。鼻水がいっぱい出るから、ティッシュの消費量も格段に上がるでしょうし、花のかみ過ぎで痛くなった肌をメンテナンスするためのクリーム、なんてことまで考えあわせると、関連売上はまさに特需期のはずですよね。（あ、失くしたコンタクトレンズ売上も入れましょう！）まさか経済を活況にするために誰かが故意に花粉を撒いたりしていないだろうなあ、などと疑いたくなるくらいに、花粉症は大変なのであります。花粉症同志の皆様、お大事に。KOICHI NAKAMURA

  2013年03月10日

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  チューリップ

  さいた　さいた　チューリップのはながならんだ　ならんだ　あかしろきいろどのはなみても　きれいだな誰もが口ずさんだことがあるでしょう、チューリップのうた。近藤宮子さんという作詞家の方が、昭和5年に作られたそうです。“どのはなみても　きれいだな”　というフレーズについて、「何事にも良いところがあるものです。特に、弱いものには目を配りたい、という自分の思いを込めました」と近藤さんは語られたとか。良いところをどんどん伸ばして成長するチューリップ。もう春です。KOICHI NAKAMURA

  2013年03月08日

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  NYソーダ制限令

  いよいよ12日に迫りました。何がって？ニューヨーク市の「ソーダ制限令」の施行です。昨年ブルームバーグ市長が打ち出した飲料規制案、通称ソーダ制限令。市民の肥満防止の観点から、レストランや映画館で16オンスより大きなカップやペットボトルに入ったソーダ、スポーツドリンク、砂糖入りの紅茶・コーヒーが販売できなくなるというもの。発案の時点で大きな話題になりましたが、実施を目前に控え今ニューヨークは賛成派と反対派の二つに大きく割れているのだそうです。健康増進、特に判断力に乏しい年齢の子供を肥満から守るといったものが賛成派の意見の主流を占めています。さらには病気の予防による歳出抑制という観点からも理論武装がされている模様。対する反対派は、「そんなの政府が決めることではない」「余計なおせっかいだ」と意気盛ん。「ここはニューヨーク市。どこに住もうと、どちらのチーム（ヤンキースかメッツか）を応援しようと個人の自由だ。市長が飲み物について指図する？　あり得ない・・・。」という1分間のラジオCMも流されているのだそうです。インターネット上でもいろいろなキャンペーンが見られますが、こちらのように32オンスのコカ・コーラには104グラムの砂糖が入っていると映像化されると、コカ・コーラ好きの私もちょっと考えてしまいます。というわけで、今日はコカ・コーラゼロにしました。KOICHI NAKAMURA

  2013年03月07日

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  シップスミスとセイクレッドのマティーニ

  いつも美味しいお酒をつくってくれる修さんが独立することになりました。修さんがいなくなるのはとても寂しいと言いながら、昨晩頼んだマティーニ。ジンはシップスミス、ヴェルモットはセイクレッド。いずれも2009年にロンドンに設立された新しいスピリッツ・メーカーです。シップスミスは理想のジンをめざし銅製の超小型蒸留器による手生産。伝統的なボタニカルで作られた完璧なドライジンとして定評があります。セイクレッドのヴェルモットはデュークスバーとの共同開発。（デュークスバーは、あの007シリーズのの著者イアン･フレミングが「ボンド･マティーニ」の発想を得た場所としても有名。かつ英国サンデータイムズ誌による「世界No.1のマティーニ」を提供する場所に選ばれたバーです。）その2本が紡ぎ出す味わいは飲んだ際の、口離れが鮮やかというのでしょうか。まったくベタつかず、それでいてコクのある非常に上質なマティーニでした。こんな素晴らしいお酒をつくってくれる人が彼の後に果たして現れるのだろうかと、そんな気持ちにさせる一杯。修さん、ありがとうございました。これから益々のご活躍をお祈りしています！KOICHI NAKAMURA

  2013年03月06日

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  どこの駅でしょう？

  問題です。こちらの写真、どちらの駅で撮影したものか、おわかりになりますか？新幹線の種類は、700系。鉄道に詳しい方は、ここでひかり、もしくはこだまではないかとあたりをつけられるでしょう。運用の確率からいうと、こだまのほうが多いから、このスピードの写真が撮れるのはこだまが停車する駅かな、と考えていると、おや写真の左側にみえるこれは大ヒント。天守閣ですね。これは普通なかなかない特徴的な場所を示しています。そう、小田原城です。ということで正解は、小田原駅でした。昨日の朝東京へ帰るために駆け込むようにプラットホームに立ちましたら、他に待合客が殆どおらず、入ってきた車両が減速してくる様子が格好良かったのでとっさに写真を撮ってみたところ、背景に小田原城が写りこんでいたことに気付いたというわけです。小田原ならではの一枚。あ、ちなみに遊びに行ったわけではありません。仕事の帰りです。KOICHI NAKAMURA

  2013年03月03日

• The Mayonnaise Jar and Two Cups of Coffee －マヨネーズ瓶と2杯のコーヒー－

  もともと誰の手による文章なのでしょう。インターネット上の色々なところに引用のある、"The Mayonnaise Jar and Two Cups of Coffee"というお話をご存知ですか？私は友人から教えてもらったのですけれど、チェーンメールやFacebook、各種のブログなどでも取り上げられている物語です。哲学のクラスが始まる前、その教授は手にいくつかのアイテムを持って立っていました。クラスが始まると、彼は無言のまま大きな空のマヨネーズ瓶を取り上げ、そこにゴルフボールを詰め始めました。そして彼は生徒たちに、「瓶はいっぱいですか？」と尋ねました。彼らはそうだと、うなずきました。すると教授は小石の入った箱を取り出し、瓶の上部の隙間に小石を入れました。軽く瓶を振ると、小石はゴルフボールの間に落ちていきました。教授はもう一度生徒たちに尋ねました。「瓶はいっぱいですか？」生徒たちは、そうだと言いました。次に教授は砂の入った箱を取り出し、それを瓶に注ぎ始めました。言うまでもなく、瓶は砂で埋め尽くされました。彼はいま一度生徒たちに尋ねました。「瓶はいっぱいですか？」生徒は全員そろって「はい」と答えました。そうすると教授はテーブルの下からカップを二つ取り出し、中に入ったコーヒーを砂の隙間を器用に埋めるようにすべて瓶の中に注いだのです。生徒たちは笑いました。笑い声が収まるのを待って、彼は「今、」と続けました。「この瓶はあなたの人生を表わしていると思ってください。ゴルフボールはとても大切な物事たちです。家族、子供、健康、友人、あなたが大好きなもの。もし他のすべてを失ったとしても、これらのことが残っているなら、あなたの人生はなお充実しているでしょう。小石はあなたの仕事、家、もしくは車といったレベルの比較的重要なものです。砂は、他のいろいろなすべての物事を表わします。もしあなたが最初に砂で瓶をいっぱいにしてしまったら」と、彼は続けます。「そこには小石やゴルフボールが入る余地はなくなってしまいます。同じことが人生にも言えるのです。もしあなたが時間やエネルギーを小さな物事に費やしてしまったら、本当に大切なものを得る機会はなくなってしまうでしょう。」「あなたの幸せにとって本当に重要なものは何か、よく考えてください。子供と遊んでください。健康診断を受けてください。配偶者とディナーにでかけてください。もう18ホールを楽しんでください。家を掃除したりごみの片づけをしたりする時間はいつでもあります。あなたの大切な物事、本当に大事なことを一番に考えること。優先順位をつけなさい。その他のことは、ただの砂に過ぎません。」一人の学生が手を挙げ、「それではコーヒーは何を表わしているのですか？」と尋ねました。教授は微笑みました。「よく聞いてくれました。それはどんなにあなたの人生が忙しく思えても、友達とコーヒーを飲む時間はいつでもあるってことを意味しているんですよ。」さて。自分の瓶は何でいっぱいになっているでしょうか？KOICHI NAKAMURA

  2013年02月28日

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  『ソクラテスはネットの「無料」に抗議する』

  ルディー和子先生が、新著を送ってくださいました。『ソクラテスはネットの「無料」に抗議する』。目次を抜粋すると、・ソクラテスはiPadを見ても驚かない・ネット上での「無料（フリー）」のウソ・フェイスブックは贈与の法則を破ったのか・無料サービスと個人データのやりとりは、贈与か売買取引か・仕事中のメールはドラッグより2倍もIQを下げる・・・などなど、目にするだけで刺激的な言葉が並びます。面白そうでしょう？私はちょっと読み始めたら止まらなくなって、一気に終わりまで読み通してしまいました。本書中にあった、「非常に便利で有益なサービスを手に入れられることが当然であるかのように消費者に勘違いさせてしまったのは、サービスを提供している企業である」というくだりは、サービスを提供している企業の一員として大いに考えさせられました。楽天やEdyの話もこの本の中に取り上げていただいています。ルディー和子先生ならではの行動経済学・進化心理学上の実験や、様々なデータが多く引用されているのも面白い一冊です。ちなみに現代ネット社会に生きる私たちが真剣に各種サービスの“プライバシー規約”を読むとしたら、どれくらいの時間がかかると思いますか？ひとりあたり、年間244時間なのだそう。いやはや。なぜソクラテスがネットの無料に抗議するのかは、読んでみてのお楽しみです。KOICHI NAKAMURA

  2013年02月26日

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  未来時制と貯蓄率

  23日付のBBCニュース、こんな見出しのついた記事がありました。「英語を話しているとなぜ退職するとき貧しくなるのか」・・・かなりセンセーショナルなコピーです。イェール大学の行動主義経済学者キース・チェン教授によれば、「英語を話す人々は、中国語やマレー語を話す人々に比べ、老後の蓄えが少なく、喫煙の傾向が強く、運動不足の兆候が見られる。」というのですから、ただ事ではありません。分析によれば、言語の“未来時制”がその要因だと、チェン教授は主張します。未来時制について説明をします。例えば、あるセミナーに出席するため今夜の会議に出られない事態が発生したとします。同僚に「私はセミナーに行きます。」という事実を伝えなくてはいけません。このとき英語を使うと、I will go to a seminar.もしくはI am going to a seminar.のような言い方をします。 （I go to a seminar. では文章のつながりがおかしくなります。）この未来を指す際に使用する will や am going to が未来時制です。これが中国語だと、我去検討会日本語だと、私はセミナーに行きますとなり、いずれも現在時制と未来時制の区別がありません。英語において未来時制を多用することが、知らず知らずのうちに人の意識に影響を与えるのだと、チェン教授は言います。貯蓄行動というのは未来の自分のために行なうものです。現在の自分と将来の自分が同一のものだと強く認識されれば、つまり簡単に言うと「自分のため」なら人は貯金やその他様々な努力をしやすい。ところが時制を使い分けることで「現在」の自分と「未来」の自分とが、「分断」されてしまうのだという結論をチェン教授の研究は導き出します。彼のリサーチによると未来時制を用いない言語を使う人々は、・退職時の貯金が39%多い・年間の貯金額が31%多い・29%もよく運動をする・13%肥満が少ないとなっています。当然、このレポートには他の学者からの猛烈な反論があります。「貯蓄率は、その国の預金利率に左右されるものである。言語の差ではない。」「相関関係による推論はよほど注意が必要。複数の要因をコントロールするのは困難。」私自身も、未来時制を強く用いる言語がただちに貯蓄率や肥満率に無意識の影響を及ぼしているとは、思い切りの良すぎる結論だと感じます。それだけの材料から、なかなか言い切れないですよね。しかし私がここで話題にしたかったのは、この記事がBBCニュースで大きく取り上げられたこと、そしてそこに喧々諤々の議論が発生していること自体であります。言語の別が人間の思考や行動に与えるといったことを、今のところ証明した研究はないのだそう。でもやはり世界中で気になる話題であるわけですね。記事は、「退職に備えたいイングリッシュ・スピーカーは、これから全部現在形で話すべきか？」と自嘲的に締めくくっています。それやると、変な人ってことになって生涯賃金が減りそうです。KOICHI NAKAMURA

  2013年02月25日

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  4リットルの水を汲み上げる

  こんな頭の体操を教えてもらいました。「3リットル入りの容器と、5リットル入りの容器のふたつを使い、4リットルちょうどの水を汲み上げるにはどのようにしたらよいか？」さて、みなさん、どのようにすればよいかおわかりになりますか？ちょっと考えてみてください。ちっ・・・ちっ・・・ちっ・・・・・・正解は、下のような手順です。「4＝5－1」と考えられるかどうかがミソですね。私が正解にたどり着くまでどれくらいの時間を要したかは内緒です。KOICHI NAKAMURA

  2013年02月23日

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  春告草

  道を歩くと、梅の花が目を楽しませてくれる季節になりました。今日も実は東京は真冬並みの寒さだったのですけれど、紅や白の梅の花を見ると春の訪れはもうすぐそこと感じることができますね。梅は別名、春告草（はるつげぐさ）ともいうのだそうです。花見といえば今は桜が常ですが、奈良時代以前の日本では梅がその主役だったといいます。君ならで誰にか見せむ梅の花 色をも香をも知る人ぞ知る古今集から紀友則の句です。KOICHI NAKAMURA

  2013年02月17日

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  良ちゃんスペシャルとか

  いろいろ楽しい人達とご一緒出来た一週間だったのでした。左から、音楽プロデューサー 塚田良平さん建築家 堤由匡さん私ワインエキスパート 相原光さんこの4人の共通項がすぐにわかる方は、かなりの通でしょう（笑）。実は4人ともChina、そして福岡というキーワードで繋がります。良ちゃん行きつけの麻布の博多料理の店で、新年会。両腕一杯の大きさの鉢に盛られた博多直送の刺身には驚かされました。良ちゃんスペシャル。副島店長、ありがとうございました。皆さん超忙しい中を縫って集合し、盛り上がりました。楽しかった。渋谷DIESELの堤さんの作品展示、17日までだそうですので皆さん終了前に要チェック！KOICHI NAKAMURA

  2013年02月16日

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  魚河岸三代目とうる星やつら

  『築地魚河岸三代目』。小学館ビッグコミックに連載中の人気漫画。これまでに36巻もの単行本が発売されています。この作品のアドバイザーを務めていらっしゃる元仲卸三代目の小川貢一さんが、築地に経営されるお店が「千秋」。今日は産学連携機構九州の坂本社長にお招きいただき、こちらの「千秋 はなれ」にお邪魔しました。写真左が小川貢一店主。築地魚河岸三代目の映画では大沢たかおさんが主演されていましたが、小川さんもかなりの男前。その右側の女性は、声優・ナレーターの平野文さん。ご存知アニメ『うる星やつら』ラムちゃんの声を担当されたあの方です。なぜ平野さんがここにいらっしゃるかといいますと、なんと小川さんと平野さんはご夫妻なんですね。サプライズがいっぱい詰まった「千秋 はなれ」は、プロの目利きの魚料理が本当に美味しいお店でした。中でも私は兵庫産と長崎産の牡蠣の食べ比べが良かったです。どちらも絶品でしたけれど、敢えていうなら長崎産の勝ち。・・・と思うのは、やはり私が長崎人だからでしょうか（笑）。■魚河岸三代目 千秋 はなれ東京都中央区築地4丁目7番5号　築地KYビル B1FTel : 03-3543-8700ご馳走様でした！KOICHI NAKAMURA

  2013年02月15日

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  観覧車

  観覧車を発明したのがフェリスさんという方だということをGoogleのトップページを見て今日初めて知りました。ジョージ・ワシントン・ゲイル・フェリス・ジュニア（George Washington Gale Ferris, Jr.、1859年2月14日 - 1896年11月22日）。バレンタインデー生まれだったんですね。1893年、フェリスさんが34歳のときにシカゴ万国博覧会で建設されたのが世界初の機械式の観覧車なのだそうです。鉄道業界出身の彼は、当時レールと橋の建築のための金属を検査し調査するための会社を経営していました。シカゴ万国博覧会で観覧車をつくったのは、1889年に行われたパリ万国博覧会の際に建設されたエッフェル塔に対抗する試みだったとあります。あらためて考えると、「観覧車」なるものを世に生み出したというのはものすごい発明だと思いませんか。高い位置から景色を眺望する金属の建造物、であるのは当然ですけれど、ひとときを共に過ごす人々の関係を紡いだり様々なシーンが織りなされる類まれな「場」のひとつ。観覧車、英語でFerris wheelといいます。KOICHI NAKAMURA

  2013年02月14日

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  Fascinated by Margerum

  数々の天才ワイン醸造家が集ったサンタ・バーバラ伝説のレストラン、「ワイン・カスク」。幾多の変遷を経ながら、現在創設者ダグ・マージュラム氏のもと、“サービス・食事・ワインに対するお客様の期待を超えていく”ことをモットーに経営が行なわれています。そして、マージュラム氏が自ら手掛けるワイン、Margerum。今も手造りによる生産のみ。多いものでも500ケース程度、少ないものだとたった50ケースしか造られないそうです。車のガレージほどの小さなスペースで十分造れるほどの少量生産のため、ガレージ・ワインと呼ばれます。そんなMargerumを、マージュラム氏自身と昨晩ご一緒させていただきました。来日に合わせ、Michaelがユニオン・スクエアでプライベートテーブルをセット。13人の食卓でしたが、私の横にはこのレストランのフード・ワインカップリングを指導されているEmaさんが座られていたので、料理とワインの相関についての解説も楽しくまたたく間に過ぎた気のするひとときでした。やはり私が一番魅かれたのは、Margerumのフラッグシップ、「M5」。シラー、グルナッシュ、ムールヴェドレ、クノワーズ、サンソーの5種の葡萄を用いて造られるM5は、深紅のたたずまいの中に甘みと酸の見事な融和と華やかさを感じます。（楽天市場で3,780円。この価格でこの味わいは本当に凄いと思います。）昨日、相性を特に考えて揃えられた料理とワインは下のとおり。初めの2種は、ユニオン・スクエア東京のオリジナルです。■Bibb and Red Oak Lettuce Salad with Grated GruyerewithUnion Square Tokyo Vegetable Friendly Wine 2011■Pan-Seared Foie Gras with Chanterelle, Sauternes SaucewithUnion Square Tokyo Meat Friendly Wine 2010■Carrot,Green Apple and New Ginger RisottowithMargerum Pinot Gris 2011■Grilled Matsuzaka Pork with Maple Syrup Roasted Root VegetableswithMargerum M5 2010日本通のマージュラム氏。楽しい会でした。Thanks always, Michael! KOICHI NAKAMURA

  2013年02月13日

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  USE YOUR SMILE TO CHANGE THIS WORLD

  クスリと面白いですね。1,000,000 Pictures というフェイスブックページ（http://www.facebook.com/1mpics）にあった投稿です。説明を読むと、ネット上で見つけた面白い写真や絵をシェアするページで、掲載しているものは自分が撮ったり描いたりしたものではないとしているので、著作権や肖像権といった意味からは若干大丈夫かなと思わないでもありませんけれど、世界中から177万人ものいいね！を集めている人気ページ。普段は動物や風景の写真が多い印象があります。たとえばこの投稿、「見事に美しく凍ったチェリー、ロシアから」という短いコメントが添えられた写真は、8,513名もの人がいいね！を押し、2,276件も転載をされているという反響の大きさ。こんな単純なことに、インターネットという通信手段のダイナミズムと画像のもつ力を再認識します、といったらおおげさでしょうか。こちらのサイトの主催者の方のページを辿ると、こういうキャッチフレーズが掲げてありました。USE YOUR SMILE TO CHANGE THIS WORLDDON'T LET THIS WORLD CHANGE YOUR SMILE（あなたの笑顔で世界を変えよう世界にあなたの笑顔を変えさせるようなことがあってはいけない）素敵な一節だと思います。KOICHI NAKAMURA

  2013年02月09日

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  マジック

  昨晩はマジックバーにて、何故かステージに上がり手品の相方を務めることに。写真は、袋の中のピーナッツクリームとストロベリージャムの瓶が入れ替わるというマジックをやっているところ。演じているとタネがわかりますから、ああなるほどこうやってお客さんには見えてそして驚きを誘うんだなと、裏側の仕掛けが垣間見え勉強になりました。なかなか楽しかったです。KOICHI NAKAMURA

  2013年02月09日

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  「全力を尽くす」

  今日、英語力のレベルが素晴らしく高いうちの西田君にひとつフレーズを教えてもらいました。all-out effort / 徹底した取り組み、全面的努力、といった意味の慣用句。make an all-out effort　で、全力を尽くす、全力を挙げて努力する、という風に使うようです。例文をひくと、（Interview for Professor Tim Wright, Hiragana Times 2001年3月号より）Do you have any suggestions for people who want to improve their speechmaking techniques?スピーチの技術を向上させたい人たちになにかアドバイスはありますか？I think the most important point to English speech making is making yourself heard.英語のスピーチをする際にいちばん大切なのは、人に聞いてもらえるようなスピーチをすることです。It doesn't matter how great a speech you have.スピーチの内容がいかに素晴らしいかということではありません。If you cannot project your voice, you won't be successful.明瞭な声を出すことができなければ、スピーチはうまくいきません。Japanese students really have to make an all-out effort to master voice projection.日本の学生は、はっきりした発声ができるように徹底した努力をする必要があります。なるほど。自分のビジネスに置き換えるとこうやって使えばよいでしょうか。Let's make an all-out effort to provide great customer service! 優れた顧客サービスを提供すべく全力を尽くそう！・・・合ってる、西田君？前向きな言葉を使うと、言語の別を問わず力が出る気がします。KOICHI NAKAMURA

  2013年02月06日

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  恵方巻きのマーケティング

  タイムリーに記事を上げそこないましたが、2月3日が節分でした。「節分」は季節を分けると書くわけですが、もともと立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを指し、つまり一年に4回あったものなのだそうです。しかし江戸時代以降は特に立春の前日を指すことが一般的になり、よって我々は節分といえば2月の3日・4日頃をイメージするんですね。Facebookのタイムラインでは、各地の神社で行われた豆撒き行事の様子が多く見られました。楽天Edyの社内では、おつきあいのあるコンビニエンスストアさんから届いた「恵方巻き」が、例年同様各人のデスクを埋めていました。この恵方巻き、現在全国的に広まっていますが、その推進エンジンになったのはやはりコンビニエンスストア。1983年にファミリーマートさんが先駆け、各社地域限定で取り扱っていた海苔巻きを、1998年にセブン・イレブンさんが「恵方巻き」という商品名で全国展開を行なったことにより急速に普及したのだそうです。マーケティングの観点から実に勉強になるケースだと思います。江戸東京博物館学芸員の沓沢博行さんという方が書かれた『現代人における年中行事と見いだされる意味　-恵方巻を事例として-』という論考を筑波大学付属図書館のインターネットデータベースに見つけたのですが、こちらによれば現在この行事の普及具合は、複数の統計・アンケートなどから説明されている。例えば、ミツカングループが2005年2月に行った調査によれば、恵方巻を知っている人の割合・認知率は、全国では、2002年の時点での53％か88％へ、実際に食べた人の割合・喫食率も62％にまでなっている。全国の6割の人々が、節分の夜に巻寿司を丸かぶりしている、といわれるとにわかには信じがたいが、この行事がすでに全国区で認知されているのは間違いないようだ。とあり、恵方巻きがこのように普及した理由が他の“行事”との比較で考察されています。曰く、クリスマスやバレンタインデーは定着が成功した行事の事例。対してハロウィンは最近盛り上がってきたとはいえ、当初なかなか普及をしませんでした。これらの行事に共通するのは、アメリカからもたらされたものが豊かさを象徴するハレの要素。しかしそのハレは'80年代に日本の社会が成熟することで渇望が薄れ、ちょうどその時期に輸入されたハロウィンに対する温度が低かったこと、そしてハレはハレでも「負のハレ」であったために爆発的なことにならなかったと分析しています。また輸入が試みられたものの日本社会に定着しなかったイベントとして、「サン・ジョルデイの日」が取り上げられています。スペイン・カタルーニヤ地方の年中行事で、守護聖人サン・ジョルデイを称える記念日として毎年4月23日に行われているもの。この日スペインの男性は、赤いバラに青い麦の穂を添えて愛する女性へ贈ります。そして女性は男性に本を贈るのだそうです。スペインでは、書籍の年間売上の20数パーセント、花は年間売上の実に40パーセントがこの日に立てられるというのですから驚異的な数字です。この行事は1986年、出版業界によって日本に輸入されました。情報メディアの中心である出版業界が主導していることもあり相当な露出を伴ってキャンペーンが繰り広げられたにも関わらず、その5年後になされた調査ではこの行事に参加した人はわずか3%。単なる消費の機会の提供や、メディアによる宣伝だけでは行事は定着しないという実例です。こんな中、だからコンビニエンス・ストア1社で300万食を超える売上を記録する恵方巻きは、数少ない行事マーケティングの成功事例であるわけですね。私なりに分析を加えると、もともと日本には室町時代から続く豆撒きという風習があり、節分に何かするというユーザー行動が存在していた。そこに、追加的な提案をしたということもスムーズにこれが浸透した要素なのではないかと思います。（しかも太巻きという美味なものを提案したというあたり、豆だけじゃなんだかなと思っていた人にササッたのではと推察したりして。）さらにその年の恵方（方角）を見ながら食べて福を呼び込むというイベント性や、恵方巻きという絶妙なネーミング、そこから醸し出される伝統感と現代風のマッチング、そして大手資本による販売力といった要素が絡み合って、見事に定着したものと思われます。難しく書いてしまいましたけれど、さておき楽しい行事はより多くあった方がいいですね。KOICHI NAKAMURA

  2013年02月05日

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  Surprising price, Obsession

  Obsession. （オブセッション）「強迫観念」とか「妄想」、「執念」といった意味の語ですが、この場合は「やむことのない熱中」や「こだわり」と訳した方が良いのでしょうか。アイアンストーン・ヴィンヤーズの白、2010年。冷やして飲むと、ピリピリと舌に載ってくる刺激は一瞬発泡性のワイン？と感じるほど。華やかな桃の香りと、すっきりしながらほのかに甘いこちらのワインは、マスカットとグルナッシュ・グリを交配し米国で開発されたシンフォニーという葡萄からつくられます。初めて飲みました。とても新鮮な印象。私は煮込んだ鶏肉と一緒に味わったのですけれど、難易度の高い辛口の食事とも合うようです。ページのワインプロフィールには、Food Pairingとしてタイ料理が書かれています。様々な賞を受賞したワインでもあります。2003年　サンフランシスコ クロニクル新聞 ワインコンペティション ダブルゴールド2005年　オレンジ・カントリーワインフェア 金賞＆ベストデザートワイン2007年　サンフランシスコ クロニクル新聞 ワインコンペティション ダブルゴールド2007年　カラヴェラス・カントリー・ワインフェア 2008 ダブル金賞＆ベスト白ワイン2011年　インターナショナル・バリュー・ワイン・アワード チャンピオン2012年　サンフランシスコ クロニクル新聞 ワインコンペティション ダブルゴールドさて、これが1本980円で売られていると言ったら驚きますか？そうなんです、この味わいでこの超リーズナブルさ。さすがアイアンストーンと唸る一本でした。楽天市場で購入できます。KOICHI NAKAMURA

  2013年02月04日

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  甲斐拓也さん、ポリオワクチンの活動

  ゆうべは九州大学東京同窓会の賀詞交歓会でした。300人が集った学士会館は、大盛況。鏡割りの様子です。左から岡部正彦先輩（日本通運相談役）、有川節夫先輩（九州大学総長）、古川貞二郎先輩（元内閣官房副長官）。各界でご活躍のゲストが幾人もいらっしゃったのですが、そのうちの一人、甲斐拓也さんの活動をご紹介します。甲斐さんは平成7年に九大歯学部を卒業した歯科医。ただし、甲斐さんのページから拝借したこちらのプロフィール写真をご覧ください。・・・とても歯科医に見えません。プロレスラー？そうです、甲斐さんは現在プロレスと総合格闘技の興行をプロデュース、自らもそこに参戦するという活動を行なわれています。実はそれらのイベントで上がる収入は、すべて世界の貧しい子供のためのワクチン接種の資金になるのだそうです。ポリオのワクチンは、1本20円。その20円が払えずに命を落とす子供が一日に4,000人もいると知り、甲斐さんはハーバード大学で取得したインプラントの施術を行なうたびに100本分の寄付を行なうと決めたそうです。そして上のような格闘技の興行収入等による寄付も、プロレス好きの自身の天命と思い実行中。私も昨日、少ない額ですけれど募金箱に寄付をさせていただきました。これが数百名の命を救うことになるかと思うと、こういう類のことにより関心を寄せていかなくてはいけないのではないかという実感が湧きました。甲斐さん、大きな気づきをありがとうございました。甲斐さんの活動ブログはこちらからご覧いただけます。KOICHI NAKAMURA

  2013年01月31日

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  仙台せり鍋

  「仙台せり鍋」、召し上がったことありますか？私は昨年、宮城エバンジェリスト（？）の鈴木修氏に蔵の庄さんに連れて行ってもらって以来、ファンとなりました。醤油だしに、鶏肉とせりだけが入ったシンプルな鍋なのですが、これが実に美味。辛口の日本酒と合わせると、ベストマッチだと思います。宮城県は実は日本で最大のせり産地で、栽培は380余年の歴史があるのだそうです。茎が太く味が濃いのが仙台せりの特徴で、根っこまで食べられます。せりは春の七草として有名ですけれど、こうして鍋で豪快に食べると少しイメージが変わる気がします。鈴木氏によれば地元ではとてもポピュラーな食材で、お雑煮などにもたくさんのせりが入るのだとか。Facebookに仙台せり鍋愛好会というファンページがありますが、青々としたせりの写真のオンパレードが面白いです。もともと「せり」は「競り合う」ように群生することからこの名がついたそうなので、そういう意味ではぴったりかも。季節限定の食材で、毎年11月から2月くらいまでが旬。まさに今が食べ頃と考えていたら、蔵の庄さんがホームページでせり鍋セットを販売していることを聞きつけたのでご紹介します。作り方もこのようにわかりやすく掲載されています。（http://www.sanwarc.co.jp/seri/）書きながら、いよいよ食べたくなってきました。KOICHI NAKAMURA

  2013年01月28日

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  垂れ幕カルチャー

  吉井君が、うちの事業にきて初めて契約獲得した記念に撮った一枚。こういうコメントが彼のFacebookに載っていました。「初GET記念垂れ幕」中村副社長に書いて頂きました。本当にありがとうございます！垂れ幕を見る度に、入社1年目の六本木ヒルズ時代を思い出します。ヒルズの営業開発時代が懐かしい。配属が決まった瞬間めっちゃへこんだな～。いきなし飛び込みやらされて、それからは毎日耳が痛くなるまで電話したな～。当時は営業が嫌でしたが、今の自分があるのも、当時から多くの先輩方が夜遅くまでアドバイスしてくださり、同期からも励まされ、素晴らしい環境の中で自分自身成長することができたからだと思ってます。そして、お客様から頂いた感謝のお言葉。これは何度聞いても自然と満面の笑みになりますし、本当救われます。今回の初GETも楽天Edyで出会った素晴らしい先輩方の指導があったからこそです。楽天の「初GET垂れ幕」カルチャー。こういうのって大事ですね。新卒の頃を思い出すことで「初心」に戻れます。毎日自己否定して、明日になったら、また今日の自分より成長できるよう日々精進して参ります。これは、一生の宝物にします。営業で初めて契約獲得をしたときと、目標達成をしたときに掲げる垂れ幕。当初は他の企業がやっているそれを持ち込んだと聞いていますけれど、すっかりうちの会社のカルチャーとして定着しました。私もいくつかの事業を通じて、今までどれくらいの垂れ幕を書いたかわかりません。字はへたくそですけれど、心を込めて営業の責任者が書くところに意味があると思っています。おめでとう。KOICHI NAKAMURA

  2013年01月25日

• チェロとヴァイオリンの話

  音楽に絡む話をたまたま二つ、知る機会がありました。一つ目は田坂先生の文章から。世界的なチェロ奏者、ミーシャ・マイスキーが、あるテレビ番組で、子供たちに、音楽を教えていました。番組の中で、マイスキーは、子供たちに一つのクイズを出します。バッハの無伴奏チェロ組曲の同じ曲について、三人のチェロ奏者の演奏を聴かせ、誰が最も若い年齢の演奏者で、誰が最も歳を取った演奏者かを、当てさせたのです。結果は意外なものでした。子供たち全員が、「最も歳を取った演奏者」と感じたのは、実は若い頃のマイスキーの演奏。そして、「最も若い年齢の演奏者」と感じたのが、それから16年の歳月を経た最近のマイスキーの演奏だったのです。伸びやかに、軽やかに、その精神の若々しさを感じさせる演奏は、ソビエト抑留の苦難の歳月を経て、年輪を重ねたマイスキーのものでした。二つ目は、2007年にワシントン・ポスト紙によって行われた企画。一人の男が地下鉄の構内に立ち、ヴァイオリンの演奏を始めます。Tシャツにジーンズ、キャップをかぶっています。足元にヴァイオリンのケースを開けています。朝8時前に始められたその演奏は、ラッシュアワーの中43分間、6作品が奏でられました。1,097名の人々が彼の前を通り過ぎ、わずか7名が足を止め、27名がケースにお金を投げ入れました。その額、合計32ドル。実は、演奏を行なった彼の名はジョシュア・ベル。世界有数のヴァイオリニストで、3日前にボストンのシンフォニー・ホールの1席100ドルもするチケットを完売にさせた人物です。さらに彼が手にしていたヴァイオリンは時価350万ドルのストラディバリウス。（こちらで動画もご覧いただけます。http://www.washingtonpost.com/）二つとも、うーんと考えさせられますね。常識だと思っていること、耳にするもの、目にすること、本当に私達は心を砕いて物事を感じ取っているでしょうか。名演奏の目前を、日常の慌ただしさにかまけて通り過ぎていくような私達は、世の中にある美しいいろいろなものをあるべき姿でとらえることが出来ているでしょうか。自分自身に問いたい、そんな二つの話でした。KOICHI NAKAMURA

  2013年01月22日

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  World Wide 2013 winter

  昨日も参加させていただきました、World Wide。今回は会場を東京ドームシティホールに移し、規模もさらに大きくなっての開催。2日間で1万人弱の動員を果たしたそうです。プログラムも従来の前後半分割でなく、通しで3ステージを行なうというもの。私達コメンテイターは、12時入りの21時上がりという少々ハードなスケジュールだったのですが、そんなことも気にならないくらいのダンサーと観客の皆さんの熱気でした。これはリハーサルの際に、塚田良平さんがこっそり撮った一枚。良平さん、自分もリハ中なのに、さすがプロと言ったらよいのか（笑）。楽屋でAAAの日高さんと。毎度並ぶたびに、際立つ日高さんの顔の小ささとハンサムさ。この後行なわれた日高さんのステージは、さらに巻き込み力を増してパワフルに進化していました。回を重ねるごとにレベルが上がる気のするWorld Wide。激戦を勝ち抜き、2組がオーディエンス賞、2組が楽天賞に輝きました。楽天賞は、Kensukeナンバーと、tamaナンバー。受賞をされた皆さんのTwitterなどを拝見していると、本当に一生懸命ダンスにかけて頑張っていることがわかります。私達もこういう形でご一緒できる機会がうれしいです。惜しくも受賞から漏れたチームも、素晴らしいものが数多くありました。是非次回、期待しています。関係者の皆様、今回もありがとうございました。このイベントいつも元気をいただいています。KOICHI NAKAMURA

  2013年01月21日

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  楽天Edyスマートクーポン登場

  新しいO2O（Online to Offline）サービスを、本日リリースしました。「楽天Edyスマートクーポン」。スマートフォンでクーポンを取得し楽天Edyで支払いをすると特典がある“かざすタイプ”と、スマートフォンでクーポンを取得し画面を店頭で見せると特典がある“見せるタイプ”の2種類がご利用いただけます。たとえば、サークルKサンクスさんのデザート“Cherie Dolce（シェリエ・ドルチェ）”を楽天Edyで購入すると、全品10円分を後日還元。もしくはビックロさんで1万円以上楽天Edyをご利用いただくとで500円分を後日還元。はたまたゴルフパートナーさんでは見せるクーポンで全品5%オフ。などなど、特典さまざまです。詳しくはこちらから！http://www.rakuten-edy.co.jp/recommend/edystore/スマートフォンの方はこちらのURLをご利用ください。http://r10.to/edy_coupon見せるクーポンはおサイフケータイでなくてもご利用いただけます。KOICHI NAKAMURA

  2013年01月16日

• 料理屋さんは、それをちゃんと食べているか？

  今朝、Y氏がこんなことを言いました。「メニューを変えた料理人は、それをちゃんと食べているのか？」曰く、「嫌だなあと思う飲食店のひとつのタイプは、出てくる料理の量が多すぎる店。そういう店に出くわすと、作り手の論理でサービスを提供しているばかりでお客様本位ではないなあとつくづく感じる。例えば、割烹料亭は季節によりメニューを変える。その際、お客様の身になってそれを体験してみるという作業が必要なのではないか。時間をかけて運ばれてくる皿々を、お酒を飲みながら食した場合どれほどのボリュームになるものなのか、それがわかっていないと美味い料理も押しつけになり逆効果なのではないか。自分がまた訪れたいと思うのは、むしろ少し食べ足りないくらいの店。もうちょっと食べたかったなという感覚が早期のリピートを生む。逆に120%の満足をその場で与えてしまうと、しばらく訪れなくてもいいやという感想に終わるのではないか。」聞いていて、確かにそうかもしれないと思いました。私はY氏よりも食が太いので、出過ぎていやになるという料理屋さんは経験上そんなに多くありませんけれど、サービスを提供する側がそれを受ける側に立った十分なロールプレイまで行なっているお店は少ないのではないかと想像します。これは料理に例をとった戒めでありますが、その本質はすべてのサービスの提供者が心に留めておかなくてはいけない要諦のひとつではないでしょうか。思いを馳せる想像力と、体験してみて初めてわかる実際。コスト等を考えると、言うは易し行なうは難しなのかもしれませんが。KOICHI NAKAMURA

  2013年01月11日

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  パリテイスティング・リターンマッチ

  先日、1976年パリ事件で1位に輝いたシャトー・モンテリーナの話を書きました。そのリターンマッチが、1986年に行なわれています。主宰者スティーヴン・スパリエ氏は、「熟成後の開花」を考慮に入れるべきというフランス勢の意見を受け、前回と同じ銘柄の同ヴィンテージに限定した二回目のテイスティングマッチを実施したのです。しかしこれもカリフォルニアの勝利。フランスワインは10年を経てその雪辱を果たせなかったという結果に終わっています。1位　クロ・デュ・ヴァル 1972 （米）2位　リッジ・モンテベッロ 1971　（米）3位　シャトー・モンローズ 1970 （仏）4位　レオヴィル・ラスカーズ 1971 （仏）5位　ムートン 1970 （仏）この1位を獲ったクロ・デュ・ヴァルを飲みました。但し、ヴィンテージは2009年（笑）。抜栓してすぐ飲むとブラックベリーやチョコレートの風味を強く感じ、これはこれで悪くないという印象だったのですが、その後びっくり。数時間後に続きを飲んだところ、大きく変化し開き具合が凄い。熟成型の潜在力を大いに感じさせるこちらのワイン、本当は5年や10年経つと飲み頃なのかもしれません。1986年リターンマッチの意味を、味覚で感じた機会でした。今度は2006年に行なわれた三回目のテイスティング銘柄に挑戦しなくてはいけませんね。もし実現しましたらまたご報告を致します。KOICHI NAKAMURA

  2013年01月09日

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  狐と葡萄、インターネット

  新春恒例の講演会、本年は村井純先生。SFCの学部長を務められ日本のインターネットの父と称される先生のお話は、今後の世界のあり方に対する先見に満ちると共に、インターネット産業に関わる者として初心に立ち返らせられるものでした。ひときわ印象に残った一節は、狐と葡萄のお話。イソップ寓話において、葡萄を取ろうと懸命に跳び上がり続けた狐は、それが手に入らないと知ると「きっとあれはすっぱい葡萄さ」と負け惜しみを言ってその場を去ります。しかしインターネットは、そんな狐が欲しいものを手にする助けとなるようなプラットフォームでなければいけない。インターネットは、人が夢を実現する武器や道具として機能すべきものである。この基本思想があってインターネットは発展してきたし、私自身もインターネットを活用したビジネスの末席を汚すものとしてここに共感し事業に従事してきたつもりであります。そんな基本中の基本を、これからの世界展望を語るときにあらためて説く先生の姿勢はさすがでした。気持ちまた新たに、世の中の役に立つサービスづくりを頑張りたいと思います。先生、ありがとうございました。KOICHI NAKAMURA

  2013年01月06日

• 2013年 あけましておめでとうございます

  あけましておめでとうございます。2013年が始まりました。今年は巳年。いただいた年賀状にはヘビのモチーフのものが多いわけですが、ふと思ったのは年賀状を見て「おー、そういえば」とか「わー、彼こんなことやってるんだ」と驚くことが以前ほど多くなくなっているような気がすること。年賀状ってとってもありがたくて、良いものだと思います。ただその役割を考えるとき、各種のSNSが頻繁にそれを代用する機会が最近は増えてきて、結果年賀状特有の“近況お知らせ機能”が相対的に低下しつつあるのかもしれません。頑なに「俺は絶対Facebookはやらん。なぜなら面倒くさいから。」と言い切る同級生などもいるのですけれど（笑）。ギリシャ神話では、ヘビは生命力の象徴。元気に今年一年を過ごせますように。どうぞよろしくお願い申し上げます。KOICHI NAKAMURA

  2013年01月01日

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  ONE PIECE

  ONE PIECE 1巻～67巻、Koboで読破しました。アニメやコミックで人気なのは知っていましたが、読んで初めてこの作品の魅力を知ることになりました。1996年に週刊少年ジャンプで始まったこの連載は、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次ぐ長期のもの。私同様惹きつけられる人が多いようで、単行本はこれまでに2億8千万部刊行されているのだそうです。ここではストーリーなどについては触れませんが、“ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）”を巡るモンキー・D・ルフィとその仲間たちの冒険は、笑いと涙と想像力が満載。読む人に勇気を与える素晴らしい物語です。KOICHI NAKAMURA

  2012年12月25日

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  Happy holidays!

  今年は3連休の最終日がクリスマス・イヴ。東京は事前の天気予報に反してホワイトクリスマスになりませんでしたけれど、朝から青空の広がる気持ちの良い天気でした。Happy holidays!KOICHI NAKAMURA

  2012年12月24日

• 飛行機雲の科学

  昨日の早朝、会社への道すがらふと空を仰ぎ見ると見事な飛行機雲が一筋。飛行機雲自体はよく目にするものですけれど、ふと、どういう仕組みであれができるか理屈を知らないことに思い当たり、調べてみました。でき方に2種類あるんですね。1．エンジン排気中の水蒸気が主因であるものこれはエンジンの排気により空気中の水分が増加し飽和水蒸気量に達したとき、それが凝縮し水滴や氷になり雲となるパターン。2．翼付近の低圧部に起因するものこちらは揚力が生じている飛行機の翼上面の気圧が低くなっているため、断熱膨張によって大気の温度が下がり、大気中の水蒸気が凝縮し水滴や氷になり雲となるパターン。1．のパターンの方が大気中の水蒸気量そのものが増加するため、できた飛行機雲が長く安定して残るのだそうです。ふむふむ。また、2．のパターンでは、より大きな揚力が生じているときにはより低圧となり飛行機雲ができやすいという話ですから、引き起こしや旋回といった重力加速度の大きな動きをするときに発生しやすいということになります。なんとなく「ぎゅいーんと飛ぶときに飛行機雲ができる」というイメージと、きちんとマッチする気がしませんか。いずれにしても高高度の氷結で起こる飛行機雲は、マイナス数十度の世界。非常に冷たい自然界で、人間の技術の粋である飛行機が織りなす融合です。科学的そして芸術的と言えるかもしれません。KOICHI NAKAMURA

  2012年12月18日

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  土佐造り

  別名「土佐造り」っていうのだそうです。鰹のタタキ。一説によれば、ときの土佐藩主山内一豊が食中毒防止を理由として鰹の刺身を禁じたため、表面のみを焼き「焼き魚」と称したのが始まりだとか。そうなのだとしたら、なんとしたたかな知恵。面白いですね。大葉や葱、もみじおろしや玉ねぎなどが薬味としてポピュラーでしょうか。本家高知のお店で食べると（私の巡り合わせが偶々なのかもしれませんが）、生のニンニクがついてくることが多いように感じます。なのでかなり元気の出る食べ物、という印象。あと、東京のそれに比べ高知のものはかなり厚切りで供されるなあと感じるのも、私だけではないと思います。さすが1世帯あたり鰹消費量が日本一の県。年間5.8キログラムだそうです｡ごっついぜよ。KOICHI NAKAMURA

  2012年12月16日

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  石垣島

  石垣島にお伺いしました。まじまじと地図を見れば、九州よりも台湾の方が近いというような場所に位置する八重山諸島。街中では楽天Edyの浸透度が高く先進的な一方、少し足を延ばせば大自然が感じられる素晴らしい環境です。サンゴ礁に囲まれた海岸にマングローブが自生していたり、変わった鳥類がいたり。何より海の色の美しさが感動的でした。（魚の群れです。見えるでしょうか？）竹富島までは市内から船で10分。昼休みに行けてしまうような距離なんですね。ブーゲンビリアの紅色と、伝統の石垣が美しい街並。石は接着をせず伝統の技法で積み上げてあるだけというのが驚きでした。焼肉金城さんでいただいた石垣牛100%ハンバーグは絶品。お越しの際はぜひお試しください。お支払いはもちろん楽天Edyで。KOICHI NAKAMURA

  2012年12月07日

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  新楽天Edyストラップ

  新しい楽天Edyストラップ、できました。アーガイル柄とトリコボーダー柄の2タイプ。お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。赤・青・白、この色遣い、実は楽天Edyのロゴの3色を組み合わせたものなんです。ほら。携帯ストラップなのにチャージしてシャリ～ン♪できる、かわいくてツカえるアイテムです。iPhoneユーザーの皆様（おサイフケータイじゃない皆様）、ご愛顧ください。楽天Edyショップで売っています。KOICHI NAKAMURA

  2012年12月07日

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  スーパーオクトーバーフェスト in 東京ドーム 2012

  先週の日曜日は、東京ドームで開かれたビールの祭典「スーパーオクトーバーフェスト」へ。ドイツのソーセージやシュニッツェルなど、グルメな食材やビールが売られる全てのブースで楽天Edyが使えます。ドーム芝生上に特設された大テーブルに空席が見当たらないほど、大変な賑わいでした。私が気に入ったビールは、ヴァイスビールの王様と呼ばれるミュンヘナー。フルーティかつキレがあって、なるほど納得の味。1602年からバイエルン王国時代を通し200年間、王室が独占的に醸造を行なっていたというビールです。eins アインス　zwei ツヴァイ　drei ドライ　g‘suffa !　ズッファ！Prost プロースト！（1,2,3, 飲み干せ！　乾杯！）KOICHI NAKAMURA

  2012年12月07日

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  「偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ」

  TED（Technology Entertainment Design）カンファレンスってご存知でしょうか？米国で1984年に設立されたTEDという組織が“Ideas worth spreading (広める価値のあるアイデア)”というスローガンのもと年に一度開催する講演会。 2006年からインターネットでの配信が始まっています。そのTEDの動画の中から、かよこさんが教えてくれたこちらの「偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ」。実に面白いのでご紹介します。(クリックして動画をご覧いただけます。） 様々なタイプの指揮者がいて、指揮のスタイルによりオーケストラの演奏はそれぞれの色彩を帯びます。始めに登場するのは、カルロス・クライバー。彼は非常に楽しそうに指揮を行ないます。まるで踊っているようです。解説者は、彼は彼自身を表現しようとしているだけでなく、演奏者や楽器の製作者そしてコンサートホールの設計者にいたるまで、あらゆる関係者の持つストーリーを花開かせようとしていると言います。それが誰の目にも明らかな素晴らしいハーモニーを醸している理由であると。2番目に登場するのは、リッカルド・ムーティ。クライバーと異なり、険しい顔をして団員に強烈なコントロールを行なおうとします。ムーティ曰く、「私はモーツァルトに対する責任がある」。解説者は、この手のマネジメントも上手くいくのだと言います。“ある程度まで”は。実際、このしかめっ面のムーティは3年後にスカラ座の700名の従業員から連名の手紙を受け取ります。「あなたは偉大な指揮者です。しかしあなたは私達に作らせてくれません。あなたは私達をパートナーではなく楽器として扱います。私達はあなたと働きたくありません。辞任してください。」3番目に登場するのは、リヒャルト・シュトラウス。彼はとても動きの小さな指揮を執ります。彼の書いた『指揮者の十箇条』の一番目が「コンサートが終わったとき汗をかいているようなら、何かやり方が間違っているということだ」ということにあらわされる、そんなポリシーを持つ指揮者なのです。4番目は、ヘルベルト・フォン・カラヤン。カラヤンの指揮はこれまた独特です。指揮中に目を閉じています。手の動きも滑らかながら曖昧です。どこで演奏を始めたらよいかわからないくらい、曖昧。これは何と、カラヤンの頭の中にある音楽を団員に推し量らせるために敢えてやっていることだというのです。カラヤンはこう言ったといいます。「私がオーケストラに与えうる最大の害が何かと言えば、明確な指示を与えることだ。それはアンサンブルを互いに耳を澄ますのを妨げることになる。」一見心配になるような指揮のあり方ですが、心理的にはとても強いコントロールを与えることになるのだと解説されます。最後に登場するのは、レナード・バーンスタイン。驚くべきことに、彼は演奏の途中に指揮棒を振るのをやめます。後は表情の変化だけ。幾通りにも変化する感情を自分の目で頬で口元で表現し、団員に承認を与え、満足を伝えているのです。演奏家ひとりひとりが自分たちの音楽を奏で、ストーリーを語る。そんなチームの率い方を彼は見事に行ないます。さて、実はかよこさんからこの動画の存在を教えてもらったとき、彼女はこう言いました。「この動画を見ると、中村さんを思い起こすんです。」私は見終わってから、「どの指揮者を観て私を想起するんですか？」と質問しようとしたのですが、やっぱり怖くてできませんでした（笑）。ドキドキしますよね。KOICHI NAKAMURA

  2012年11月22日

• Independent

  CATCH UP! というラジオ番組で、今朝たまたま耳にしたコーナー。慶応大学の先生が出演されて、言語・風習に関する話をされていました。曰く、アングロサクソン系の方たちは、Independent（自主独立） という概念が尊重されるので、根底に流れるものをよく理解しないと私達東洋人とギャップが生まれやすい。たとえば、冬場なのに薄着をしている人に「寒くないの？」と声をかけるのは、私たちにとってはSympathy。相手を気遣う色合いの強い台詞です。しかし Independent を重んじる彼らにとっては、「寒いのがわからない？暑いか寒いか判断もできないのか」という意味合いにとられることもあるということ。パーソナリティの方が、そういえば学生時代の友人に「寒くないの？」と言ったら「寒くない！」とムキになって返されたと、体験談を語っていました。他にも、欧米の人の家に招かれて帰るとき、しばらくたって後ろを振り返ると誰も見送っておらず、さっさと家に入ってしまっている。これは日本人にとっては少々寂しい気のするものかもしれません。ビジネスシーンでも、相手企業の玄関を出る際に一旦振り返ってお辞儀をするというのがマナー。しかし、Independent の考え方からすると、それは「本当に帰るのかを監視する」という意味にもとられかねず、帰る人の自主性を重んじるために見送らないことがむしろ礼儀なのだとか。英語を話すだけでなく、言語の奥にあるものをよく理解することが、本当の意味で国際的なコミュニケーションをとることにつながると思います。深いですね。KOICHI NAKAMURA

  2012年11月21日

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  カーレースにまつわるワイン

  14回目となったleseptワイン会、今回のテーマは「カーレースにまつわるワイン」。のりこさんが手間をかけ集めてくれたワインは、どれも個性のある素敵なラインナップでした。イタリアから、ドネリ　ランブルスコ・レジャーノ・セッコ／セッコ　スカリエッティ・ボトルフェラーリ名車の父セルジオ・スカリエッティの手によるボトルです。カリフォルニアはルイス　ソーヴィニヨン・ブラン　ナパ・ヴァレー／ルイスセラーズこちらのオーナー、ランディ・ルイスはレーシングドライバー時代に欧州各地のワインに興味を持ち、帰国後ルイスセラーズを設立したのだそうです。2001年のプレミア・ナパ・ヴァレー・オークションで最高落札額を記録したカルトワイナリー。続いて、ラングドックのカラバス・シャルドネ・バロン・フィリップ・ロートシルト2010市川海老蔵さんと小林麻央さんの披露宴で供されたワインとして有名。フィリップ男爵がカーレース好きなことから、今回仲間入り。ランボルギーニ　カンポレオーネ　ランボルギーニの創業者フルッショ・ランボルギーニ氏が、1971年にトラジメーノ湖のほとりにワイナリーを設立していたことを、初めて知りました。'90年台後半に天才醸造家リカルド・コンタレッラがコンサルタントに入っています。クロ　ドゥ　レルミタージュ／アンリ　ドゥ　ランザック元F1レーサー、ジャン・アレジ氏と後藤久美子さんのワイン。コート・デュ・ローヌで造られています。ヴィユーゾ　ジンファンデル　トファネリ・V・2009／シュレーダーセラーズナパのカルトワインのひとつ、シュレーダーセラーズのオーナー、シュレーダー氏は今年のル・マン24時間耐久レースにチーム出場し、3位入賞の快挙を成し遂げました。少量生産で知られるヴィユーゾですが、このワインにいたっては年産187ケースという希少さなのだそうです。シャトームートン　バロン　フィリップ　19851989年にまたダルマイヤックの名称に戻ったこちらのシャトーは、ムートン・ロートシルトとクレール・ミロンが監督。もちろんこちらも前出のようにカーレースファンのフィリップ男爵つながりということで今回のラインナップに加わりました。で、当然のようにこのワインがいちばん美味しかったです（笑）。そして、恒例のブラインド・テイスティングは、カーレース大会らしくスパークリング比較。修さんとカミックの二人だけが正解でした。左端は、「死ぬ前に飲むべきワイン1001」に選ばれたマム・ド・クラマン。中央がジュリオ・フェラーリ、そして右端がアルテマージ・ブリュット・ミレジマートです。勝利のフラッグシップに美酒、というわけにはいかず、敗北を喫しました。だけどひときわ楽しい会でした。のりこさん、みなさん、ありがとうございました。KOICHI NAKAMURA

  2012年11月20日

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  高山貴次さん

  日本政府観光局が16日発表した訪日中国人の数は、7万1千人で同年前月比マイナス33.1%。8か月ぶりの減少は尖閣諸島をめぐる緊張が影響をしており、今後の見通しについても「急回復するという状況ではない」という観光庁長官のコメントでした。中国共産党は昨日、習近平総書記となって初めての政治局会議を開き、新体制が始動。日本は昨日午後の衆院本会議で、解散が行なわれました。両国の体制も変化を迎え政治的な動きが増す中ですが、今年は日中国交正常化40周年という節目の年。中日共同声明が発表された1972年は、奇しくも私の生まれ年でもあります。まさに不惑を迎えた両国の関係は、政治がらみだけではなく、民間の人々が積み上げてきた絆がそれを支えているはずだと私は思います。そんなことを考えるとき、私がいつも心に浮かべるのは北京時代に大変お世話になった高山貴次さんという方です。'90年代に北京に留学し、2001年から飲食店を現地で開かれて今は6店舗を運営される会社の社長をなさっています。初めは仲間と手作りで木を削った椅子を並べたようなお店からスタートしたのだとおっしゃっていましたけれど、現在は北京市内各所で鮨や和食が食べられる有名な日本料理飲食店グループに成長。私達の会社のメンバーも建外SOHOの一心寿司によくおうかがいしていました。日本からの派遣者は皆中国は初めてという者ばかりで、慣れない生活のなか美味しい日本食が食べられるというのは単に舌を満足させるということに留まらず、安心して仕事や様々なことに打ち込めることにつながっていました。もちろん現地中国の方たちに日本の美味しい料理を食べてもらうというのがメインミッションということからすれば、日本人の我々のニーズなどほんの一部に過ぎなかったわけですが、それだけでも我々にとっては大変大きなことであり、食の先にあるものをいただいている、そんな思いでおりました。お店に行くと誰にも伝わるのが、スタッフの方たち（皆中国の人です）の接客態度のフレンドリーさ。高山さんの考え方・お人柄が滲むチームだなあといつも感じていました。彼が現地のスタッフの自律を重んじ、そこに心を砕いていらっしゃることが、お客に伝わる好感をもたらすのだと思います。高山家には“家訓”というものがあるそうで、私にもその中からいくつかを教えてただきました。「日本は資源のない小さな国だから、日本の男は外に出てこの国を支えなくてはいけない」「困った人をみたら、すぐ助けろ」この二つ目の言葉は、東日本大震災が起こった時に見事な行動として現れました。在中国ベルギー大使夫人が呼びかけた「日本応援北京チャリティー」の開催に際し、無料で大量の寿司や食事を提供することを即断し実行されたのです。このときの経緯は宋文洲さんのメールマガジンにも詳しく書かれています。2011年に雑誌AERAの「中国に勝った日本人100人」特集の一人に選ばれた高山さんは、今回の日中関係悪化をめぐるAERAの追跡アンケートに、「私自身、一生懸命に中国で培ってきたものが崩れ落ちてしまいそうな感覚になった」と答えていらっしゃいましたけれど、高山さんが築き上げてきたものはそう簡単に壊れないと思います。高山さんのような方がいらっしゃって、両国のコミュニケーションは強固なものになってきたし、政治的なコンディションは足元良くないかもしれないですが、きっといつかここからの発展もあるのだと信じます。そんな高山貴次さんのインタビューが、「人民中国」のWEBサイトに掲載されていましたのでご紹介します。こちらのバナーからどうぞ。KOICHI NAKAMURA

  2012年11月17日

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  ボージョレ・ヌーヴォー2012

  夏場の低温でヒョウが降った日もあったというボージョレ地方。今年はその影響で、ぶどうの収穫量が例年の半分程度だったのだそうです。0時を回った時点で、ラピエールをいただきました。2010年に逝去した自然派の父マルセル・ラピエールを受け継ぎ、今は息子のマチュー・ラピエールさんが生産を担っているそうです。ヌーボーらしい華やかさと透明感に加え、チェリーといちごの奥行きを感じる良いものでした。エチケットのイラストは、フランスの著名な風刺画家モーリス・シネ氏の作。これ以外にも、いろいろなおつき合いで注文した数種半ダースのボージョレ・ヌーヴォーが届きましたので順番に飲んでいきます。年に一度ということで。KOICHI NAKAMURA

  2012年11月15日

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  IRON MAN

  世間様に出遅れることしばらく、やっと映画『アイアンマン（Iron Man）』を観ました。

  2012年11月13日

• 今日は11月11日

  今日は、11月の11日。中国では「光棍節」といって、独身者の日。独身者のことを「光棍」（ツルツルの棒）呼ぶのですが、11月11日は棒が4本並んでいるように見えることからこうなったそうです。90年代から盛り上がり、今は毎年ECサイト上で大きな流通が生み出されるイベントとなっています。日本でも、さまざまな産業・団体で記念日とするところが多いらしく、ちょっと調べただけでこんなにありました。■いただきますの日「いただきますの日」普及推進委員会が2011年に制定。「1111」が並んだ箸に見えることから。■麺の日全国製麺協同組合連合会が1999年に制定。「1111」が麺の細長いイメージにつながることから。■ポッキー&プリッツの日江崎グリコが1999年（平成11年）11月11日に制定。「1111」が4本のポッキーあるいはプリッツに見えることに由来。以後、毎年キャンペーンを実施している。■きりたんぽの日秋田県鹿角市の「かづのきりたんぽ倶楽部」が制定。「1111」が、囲炉裏で焼いている4本のきりたんぽに見えることに由来。■もやしの日「1111」がもやしを4本並べたように見えることに由来。■鮭の日新潟県村上市が1988年ごろに、またこれとは無関係に築地市場の北洋物産会も制定。いずれも、「鮭」という漢字が魚偏に「十一十一」と書くことに由来。■ピーナッツの日全国落花生協会が1985年に制定。ピーナッツは1つの殻に2粒の豆が双子のように同居している特徴があるので、ぞろ目の11に由来。■配線器具の日日本配線器具工業会が1999年に制定。コンセントの差込口の形状が「1111」に見えることに由来。また、「秋の火災予防週間」の期間中であり、電気利用の安全啓発も兼ねる。■靴下の日（ペアーズデー・恋人たちの日）日本靴下協会が1993年に制定。靴下を2足並べた時の形が11 11に見えることに由来。1年に1度、同じ数字のペアが重なる日であることから、恋人同士（ペア）で靴下を贈り合おうと呼びかけるため。■下駄の日伊豆長岡観光協会が制定。下駄の足跡が「11 11」に見えることに由来。■ライターの日日本喫煙具協会が制定。一般的な細長いライターを並べると「11 11」に見えることに由来。■鏡の日全日本鏡連合会が2006年に制定。「11 11」や縦書きにした「十一 十一」が左右対称であることから。■電池の日日本乾電池工業会（電池工業会）が1986年に制定。数字の部分を漢字で書いた｢十一十一｣が｢プラス・マイナス・プラス・マイナス｣に見えることに由来。■サッカーの日ミズノの直営店・エスポートミズノが制定。サッカーが11人対11人で行うスポーツであることに由来。■折り紙の日日本折紙協会が制定。世界平和記念日であること（折り紙と千羽鶴の関係）と、1を4つ組み合わせると折紙の形である正方形になることに由来。■煙突の日「1111」が、煙突が4本立っているように見えることに由来。■コピーライターの日宣伝会議が、コピーライター養成講座を開講して50周年になる2007年に制定。1111が鉛筆が並んだように見えることに由来。■磁気の日磁気治療器「ピップエレキバン」のピップフジモトが1992年に制定。磁石のN極 (+) とS極 (-) を「十一」に見立てたことに由来。（これは上の電池の日と似ていますね。）・・・などなど。中には少々こじつけめいたものがなくもないような気がしますけれど、何にせよ、そこに関心が集まり盛り上がる機会となるのは良いことですね。私は、そうですね。全国製麺協同組合連合会さんにならって麺を食べてみることにします。KOICHI NAKAMURA

  2012年11月11日

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