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カテゴリ:田母神将軍頑張れ!
日本の防衛ってテーマで語られていたのだが、何時もの如く不毛のままである。
途中から観たけど、どうせ言ってる事は同じだろう。 前半は戦国BASARAの方を観たよ。
一応、これが田母神と潮の出している本。 北朝鮮のミサイルと六ヶ国協議ボイコットに絡んだ事だろう。今回のテーマは。
左翼側の席?の人間は話にならない。 おんなじ側の席に座っている森本敏、村田晃嗣、田母神、潮、他。
村田の言い分は日米同盟の更なる強化だと言う。 一貫していると言えば一貫しているのだが、この人は自身が現実的だろうと思っているかも知れない。 逆に想像力が欠如しているから硬直した考え方になるのだろう。
田母神はアフガンに自衛隊が派遣される事に反対をしている。 理由は田母神の言う事を理解していれば判る筈である。
イラクの様にお為ごかしく「非戦闘地域」であれば自衛隊も「安全に」活動できる。 しかし、アフガンには「非戦闘地域」は愚か、「安全地帯」なんてないのである。
憲法も改正されずに、自衛隊の士気も著しく低いのに、なんで軍隊の戦争に参加させるんだ。 村田の言う日米同盟の強化とはアフガンに行けと言う事である。
村田は現実主義を装っているのだろうが、現実主義とは現状維持でもある。 現実にあるパイを使って現状に沿いながら行動する事だ。
日本にどれだけの選択肢なんてあるんだ? 悉く現実的じゃないと一蹴するが、現実的に行動するとなると自衛隊に死ねと言っている様な物である。
どういう理由で日本の自衛隊をアフガンに派遣させるのだ? 国際平和とか、民主主義だとか、自由だとかそんな虚ろな文言繰り返すだけだろうに。
飽くまでも「核武装」とは日本の外交をどうするかという点に於いて一つの方法論なのだが、村田にはこれが理解できているのか、或いは判っている癖に無視しているのか、直ぐに「現実的じゃない」と吐き捨てる。
村田は核軍縮には賛成なのだそうな。 だけどこれにはまやかしがあって、アメリカ単独で核を持つと云う条件である。 オバマの宣言みたいに世界の警察の立場としての核装備なのだそうな。 警察は拳銃を持つ事が出来るが、他の人は持っては駄目である。
欺瞞以外何物でもない。
抑も、アメリカは一般家庭における銃の所持を許可しているではないか。 各々の家庭が武装して家を守るというスピリットはあるわけで、最終的にお上を信用していないのである。 アメリカの最右翼思想に「リバタリアン」てのがある。 ややもすると「アナーキズム」に近いものがあるが、アナキズムは無政府主義で、左翼思想である。 日本に最近入って来た「自己責任」、「自己実現」、「自己決定権」はこう言う所から来ている。
お星様を頼りに自分独りで一族を導く思想なのである。 本来の保守主義は個人主義なのだが、左翼思想は全体主義。 朝ナマで日本のウヨサヨ言われていたが、日本の左翼がいなくなったから、現代は個人主義の蔓延る社会となっている訳だ。
個人主義は直前に書いたが、保守主義である。 日本全体が保守主義に走っている。
村田は賢しらに国際的に敵う様な事、いやその姿不遜に振る舞っている様だったが、自分の言っている事が恐ろしく「お上の言う事に唯々諾々と付き随う有り触れた日本人」そのものに重なるって事に気付かないのだろうか? こう言う人間をアメリカは作りたがっているのだ。 まあ、いい見本ではある。
核武装したければ英語で論破してからにしろって言う。 幼稚な理論だなあと思う。
嘗て核武装論をテーマにしていた時のアンケートで、核武装すべしと言う意見に占められていた時に狼狽えていたのだが、今回切り返しの詭弁だけは身に付けた様だな。 田原もアンケートは操作されていると言う。 だったらアンケートなんか取るな。
真実(渇望だが)を見たくないだけじゃないか。こいつら。 核武装するってのは、日本が如何にしてアメリカに頼らずに独自の外交を展開するかって事に尽きるのだけれども、村田にはそういう発想は無いみたいだ。
嘗てのオイルショックから独自に石油を確保すると言う路線を考えていたのだが、村田等の場合は目算がアメリカに付いて行って石油の分け前を貰うって事だ。
現在のイラクの状況が悲惨な事になってんのに。 発想が大きく後退している。
もうこれ以上言ったってしょうがないので、何もかも親分に委ねてしまっては大切な物を失う事になるのに。 名誉とかじゃないよ。 アメリカが自国の利益の為に外国の富を貪る事ぐらい百も承知。 日本が手に入る物は何もない。失うのだ。
さて、太田総理が生放送でやっていたが、議論は録画だが、その時のテーマは男にも半年間の育児休暇義務をと言う物だった。
余りにも陳腐、余りにも古臭い考え方をごり押しする。 マニフェスト提出者は無知な東ちづる。
賢しらに振る舞っている様だったが、終始感情的。 ああ言えばこう言う。反論の中身は無い。 結局マニフェストは東案の賛成多数で通ったが、ファックスでは反対意見が多数を占めていた。 どうせ、朝ナマも太田総理も市井の(般ピーの)意見は間違っていて、古臭くて、進んでいるテレビの我等が教導してやると言う発想しかないのだろう。 これだから、マスゴミと庶民の感覚が益々乖離して行くのだ。 テーマがエコの時もそうであったが、国民に強制させる様な事案は到底受け入れられないのだ。
当たり前である。 我こそが正しいとするのは驕り以外何物でもない。
女が子供を産んだら凡そ七割が退職を余儀なくされると言う怪しげなデータを引き出したが、国民の全てが東ちづるのような考えではない。 一般人は、自己実現のために働いている訳ではないのだ。
驕るな! 全ての国民が己が身の丈に合い、望みの全てに叶った(適う、じゃない)仕事をしている訳ではない。 それは男社会だからではない。 仕事は東ちづるの為にあるのではない。 どうもハイクオリティー的な職に付いている人間はそこを勘違いしている。
仕事があるから頼まれているだけだ。 お前の代わりなんぞ幾らでも居るっつう言い習わしは正しいのである。
それに才芸に溢れた人間には決して気付かないであろう、一般人にはそんなパワーなんてない。 天才が自分と同じく一般人を天才に育てる事が出来ないのと同じである。
七割辞めるのは、子供が生まれたのを期に職を辞めようとするだけである。 渋々辞めるのではない。
一般人が8時間+2時間+αの拘束に耐えられないのだ。 一般人とは一般女性の事である。 なぜ、アラフォーが婚活を始めているのかと言う説明が付かない。 今更家庭を顧みるのは、現実的に彼女らがとっくに自己実現を果たしているからであり、家庭を渇望しているに他ならないからだ。
女の全てがパワフルとは限らない。 白物家電の発達で女の寿命が著しく延びたのである。 子育てが大変って何人抱えて大変だと言うのだ。 高々一人で四苦八苦してるのなら子供なんか生むな。
家事が簡略化されて心に余裕が出来たから、こう言う事を考える様になったのだろう。 今の状況では男に育児休暇どころか、余裕なんてないじゃないか。 休んだら首が飛ぶぞ。 とっくに滅んだと思われたフェミニストがこうしてまだ燻っている事に驚いているが、こいつらは歴史も現状も知らんのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.25 06:15:14
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