ニッポンとアメリカの｢隙間｣で、もがく。

先週、仕事から帰って来ると、Children's Hospitalから留守電が入っていた。
｢ルナちゃんのミルク・チャレンジの件でお電話しました。つきましては折り返しご連絡ください｣とのこと。
そうだ。すっかり忘れていた。
先日、ルナがアレルギーの検査を受けた時に、ミルクに関してはハッキリとアレルギー反応が出なかったため、Children's Hospitalで医療スタッフが見守る中でミルクを飲んで様子を見るというプログラムに参加することになっていたのだ。
ほう、ミルク・チャレンジと言うのだな、何だか｢こどもチャレンジ｣みたいだな、と思いつつ、病院に電話したら
｢じゃあ、明日の朝8時が空いてます｣とこともなげに明るい声で看護士さんに言われた。
げ。朝の8時。しかもこの日は私の病院の予約が午後3時に入っている。困ったな、と思ったのだが、これを逃すとまた面倒なことになるので朝の8時で妥協。

ありがたいことに、義母が朝も早くから迎えに来て車で送ってくれることになった。ついでに甘えてミルク・チャレンジ中も付き添ってもらうことにした。

ルナは前日に大バカなことにまだまだ肌寒い時期にもかかわらずパパと連れ立ってビーチに行って水遊びをしたらしく、急に寒くなってわんわん泣きながら帰って来て（バカたれ）、その後言うことを聞かずにお風呂に入らず（さらにバカタレ）、仕方がないので温かいお湯で身体を拭いてやったのだが、どうもお腹が冷えてしまったらしい。加えて、いつもよりご飯をたくさん食べたなと思ったら、すぐにすとんと寝てしまったので、こりゃ夜中に吐くんじゃないかと嫌な予感がしたのだが、見事に的中。草木も眠る丑三つ時に思いっきり吐いた。ついでにお腹が冷えてウ○チももらした。運悪く私達夫婦のベッドに川の字になって寝ていたので、シーツに布団カバーに私のパジャマにと甚大な被害。朦朧とした頭でダンナがルナを無理やり風呂に入れ、私がシーツなどの後始末をし、結局この後は居間で寝ることに・・・はあああああ。
しかしまあ、当の本人は目覚めすっきりで朝からいつもの通りエネルギー全開。ほっとするやら呆れるやら。

ミルク・チャレンジは、自宅から持参した牛乳をまず大さじ１杯飲んで15分後に湿疹その他のアレルギー症状がないかどうか様子を見て、異常がなければ次は大さじ2杯・・・と次第に量を増やし、その都度15分から30分待って様子を見る・・・というもので、全部終わるまで2時間ぐらいかかった。途中ルナが飽きて来て、ごまかすのに大変だった。次のエッグ・チャレンジの時は絵本やおもちゃなどいろいろ持って行くことにしよう。でも、義母に一緒にいてもらって本当に助かった。ルナは私よりおばあちゃんの言うことの方がよく聞いたりするので。テストの結果は上々で、今後3日間、牛乳を4オンスずつ飲んでみて異常が見られなければ牛乳を飲んでも良いことになった。ほっ。