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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2007.08.29
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カテゴリ:育児
子供というのは、だいたい5秒ごとに「ママー」「パパー」と親を呼んでは何かしら欲求をしているものである。
今読んでいる「子どもへのまなざし(児童精神科医 佐々木正美著 福音館書店)」という本によると、
乳幼児期に親が子供の欲求を満たしてやることで、子供は他人を信頼できる子に育つんだそうで、これに則り、今まではダメと言っていたことも応じてみることにした。

昨晩のルナの欲求は、もう日がほとんど暮れかかっている時になって「ビーチに行きたい」と行ったこと。
もう遅いからダメとパパに言われて、今度はママに交渉しに来た(笑)。私も同じことを言ったのだが、何度言っても埒あかず。このままだと、お風呂もヤダ、歯磨きもヤダ、寝るのもヤダ、ヤダヤダヤダとなって家中にストレスが蔓延しそうだったので、じゃあ、ちょっとだけだよ、ビーチに行って帰ってきたらお風呂に入って歯を磨いて寝るよ、と言い聞かせて、ビーチに散歩に出かけた。

この日は満月の夜。まんまるの月がぽっかりと空に浮かんでいた。お月さまがキレイだね、と話しながらルナと散歩。まだ公園にいた子供2人と一緒にしばらくブランコで遊んでいたのだが、帰るよと言ったら少し抵抗しつつもちゃんと言うことを聞いた。えらいね、とうんと抱きしめて褒めてやり、家路に着く。
途中、公園にいた子供たちがやはり家に帰るところで、お姉ちゃんの方がお父さんの腰に手を回すような格好で歩いていたのを見たルナが真似をして、私の腰のあたりに手を回しながら屈託のない笑顔を見せた。
あーほんと悪気ないんだよなあ、親を困らせようと思って何だかんだと欲求しているわけじゃないんだよなあと、心地よい風に吹かれながら少し優しい気持ちになれる。

家に帰ってパパにお風呂に入れてもらった後は、本を読んでもらって寝るはずだったのだが、しまじろうのビデオを観ると欲求変更。じゃあ、まず歯を磨くことで交渉成立。
ソファで寝転びながらビデオを観た後、パパとママと一緒に寝たいと言うので、私達の寝室へ行って横になったら
ほどなく寝てしまった。

で、翌朝の欲求が「ドーナッツを買いたい」。
佐々木先生、こういう欲求もかなえてやるべきなんでしょうか(笑)。
パパは「プリスクールでいい子にしていたら帰りにダンキンドーナツでドーナツを買ってあげよう」と譲歩案。決裂。
私は「じゃあ、ママがドーナツを作ってあげよう」との譲歩案。決裂。
「ドーナッツ買って~ドーナッツ買って~」と朝も早よから泣き声の響き渡る我が家。イライラ。
しかし、朝からダンキンドーナツを買うクセなんてつけたくないので放っておいたら、ぱいぱいをもぞもぞさわってしばしまどろんだ後は気が変わったのか、「ドーナツ作る」と。
というわけで、朝からドーナッツのレシピをネット検索して作りましたよ。言うとおりにしないルナを叱り飛ばしながら(笑)。
レシピを参考にパンケーキミックスと小麦粉を混ぜてテキトーに作ったわりには結構美味しく出来て、ルナも気に入ってバクバクと食べていた。ほっ。
で、まだ欲求は収まらず(笑)。またビーチに行くと。これも、バスに乗る時間を見込んで早めに家を出る。
ひとっこ一人いない公園でしばし遊んだ後、バスに乗ってプリスクールへ。
プリスクールの近くのコンビニでお菓子を買いたいと言って来たが、今日は美味しいドーナッツも食べたしビーチも行ったでしょ、
と言ったら意外に素直に引き下がった。いつもはこのコンビニをいかに避けるかが大きな課題なのだが。

どこまで欲求を満たしてやるかはその都度判断してやって行くしかないのだろうが、しばらくこの方針でやってみようと思っている。





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最終更新日  2007.08.30 04:38:59
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