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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2008.06.23
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カテゴリ:育児
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(中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」ハッハー♪風に。振り付きでどうぞ)

ルナは今週より向かいのプリスクールのサマーキャンプへ。
朝は機嫌良く行った。このヒトは2歳の時から保育園に行ってたから、新しい環境に入っていくその瞬間は特に問題ナシ。親の後を追って泣くということも無い。しかし、だからと言ってすぐにすっかり溶け込んで馴れるかというと、そういうわけでもないのがちょっと面倒。

帰りに迎えに行ったら、すっかり疲れた顔をしていた。そこに私と今日は有休とって休んでたパパと弟が家族総出で現れたから、そこですっかり緊張の糸がぷつりと切れちゃったんだろう(実際、切れた音がした 笑)、「帰るの嫌だー。後で迎えに来て。一度家に帰って」と泣き出した。確かにルナは日本語学校でも、先週まで通っていた保育園でも、居残って最後の一人になりたいヒト。仕方がないので新しい学校の先生に事情を話したら、いえ、ダメです、と、にこやかながらきっぱりと断られたので、泣いたままのルナを仕方なく外へ連れ出す。

向かいの我が家に戻っても、たびたび脱走を企て、学校へ戻ろうとする。「明日また行くからいいじゃない」と言ってもダメ。今、この時じゃないとダメなのよね。こういう時、近いのは面倒だよなあ・・・。ダンナは「これを毎日繰り返されるのは困る。誰かに対策のアドバイスをもらわないと」とか言って半ばキレてる。でも、私はこれまでルナが「手のつけられないほど暴れる」状況に何度も付き合って来たので、その経験から言うと、今回はどう考えても「疲れちゃってもうどうしたらいいのかわかんない」という要素が大きいというのが感じて取れた。

というわけで、アレックスはダンナに任せ、私はルナと一緒にアパートの玄関の階段のところに座ってしばし会話。「もう今日は学校の中には入れないけど、先生がお掃除終わって外に出てくるまで待ってようか」と言ったら、少し納得。で、新しい先生が帰れと言った時に、"You may now be excused."と言ったのに、え、You can go home now.じゃないの?ここは良家子女の通う学校でしたか?と、すごいビックリして、先週まで通ってた保育園のガサツなところが逆に懐かしくなったりして、親の私も「学校の選択間違ったかな?」なんてドキドキしてしまっていたから、ここはちょっと正直にルナに告白してみたら、それまで泣いて泣いてずっと「幼稚園に戻りたい戻りたい」と言っていたルナが、
「お昼寝の時、怖かったの。ママに居て欲しかったの」
と言った。まあ、カノジョなりに大変な一日だったんだろう。

その後、変化球をちょこちょこ投げてみたら、その都度学校で起こったことを断片的に話しながら少し落ち着いて、おやつとお昼に関してリクエストがあって、さらに同じ物をまた食べたいと言うので、家に取りに戻ってまた玄関の前に座って食べさせた。お腹も空いてたんかな。

家に戻った時に「何か今日は大変だったみたいよ」とダンナに話したら「それなのになんで学校に戻りたがるんだ」と納得行かない様子。だから疲れてんのの裏返しなのよさ。こういうところは、理攻めじゃないと納得しないオトコの脳の違いか、それとも毎日、私ほどはルナに接していないから分かっていない、という違いか。

お腹も落ち着いた頃に「日本語学校の先生はルナちゃんが最後までいさせてくれるけど、この学校はダメなんだって」と言ったら、そのこと自体に納得したのか、それともこの時点までにはもう気が済んだのか不明だけど、明日のおやつに持って行くケーキを作ろうと言ったらすんなりと家に戻った。

そして、テーブルの上を粉だらけ、卵の殻を粉々にして(だって、卵を割る時に両手で殻を潰しちゃうんだもん・・・)大騒ぎで「バナナブルーベリーココアカップケーキ」を作り、砂糖を量ったにも関わらず入れるのを忘れちゃったのは家族皆に内緒だが、その割りには生の果物の甘みで十分甘く出来た。この前、サラダ油を入れ忘れた時よりはずっと美味しく出来た。しかし、子供がいて落ち着かずにケーキを作ると必ず何か材料を入れ忘れちゃうんだよねー。あーやだやだ。

先生にルナの様子をあえて聞くことはしなかったけど、先生から特にコメントがなかったってことは、問題がなかったんだろうか、それとも何か問題があっても言われなかったんだろうか、それとも問題があったのに先生は認識しなかったのか、などともう、頭の中で要らんことをあれこれと考えてしまい、親にとっても疲れる一日だった。

ルナは珍しく夕飯の時に「お腹が空いた」と言い、いつもよりたくさん食べて、ベッドに入ったらわりとすぐに寝た。やっぱり疲れてたんだろう。でも、このサマーキャンプのスケジュールが、ルナにとっては「もう制御不能になるほど疲れ果てちゃう」のではなく「心地よく疲れて快適に眠りにつける」ものであってくれれば良いなあと思う。

いずれにしても、新しい環境に入り、また一から先生との関係を築き上げて行くということは、親子双方にとって試練。はあああ。あと2ヶ月近く続くこのサマーキャンプ、いったいどうなるんだろ。





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最終更新日  2008.06.24 14:18:15
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