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ヒデヴィス・ワールド

[スポ－ツ] カテゴリの記事

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豊田陽平選手ガンバレ～！

先週土曜日、2014年のJリーグがついに開幕しました。地元期待のサガン鳥栖は、J2リーグから昇格した徳島と戦い５対０の完封勝ちで見事初戦を白星で飾りました！エース豊田陽平選手が２得点するなど攻撃陣がJ1リーグ初陣の徳島を圧倒。守護神・林選手のファイン・セーブなど守備陣も素晴らしいプレイを最後まで見せてくれました。第一節が終わった時点で、（得失点差を加算すれば）サガン鳥栖は目下堂々の単独首位に立っています！この調子で今季はずっと上位をキープしながら、J1初制覇を狙って欲しいと期待しています。その試合後、豊田選手は「ワールドカップ日本代表入りを目指している。」とインタビューでも答えていましたが、急遽（ワールドカップ開催前最後の国際試合）ニュージーランド戦の日本代表選手として追加召集されました。あとしばらくすると試合開始です！豊田選手が試合で活躍することを期待して応援したいと思います！！「ガンバレ！　陽平！！」

2014年03月05日

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野球に熱くなるこの頃・・・。

アッと言う間に11月を迎えました。Jリーグは終盤戦を迎え、優勝争いとJリーグ残留を巡る闘いが一層激しさを増しています。前節で、このところ負け無しのセレッソ大阪に２対０で久々の完封勝利したサガン鳥栖は、どうやらほぼ残留に当確したと言って良さそう…。これから残された試合で勝ち点を１点でも増やして少しでも順位を上げて来季につなげて欲しいと思います！さて、このところ世間ではサッカー以上に野球で盛り上がっています。もちろん、日本シリーズとワールド・シリーズの大熱戦です。先に決着したワールド・シリーズでは、ボストン・レッドソックスの上原投手がストッパーとして大活躍。最終戦でも最後の打者を空振り三振に仕留め、日本人投手として史上初のワールド・シリーズ胴上げ投手となりました。一方、日本シリーズは、毎試合ジャイアンツと楽天との接戦が続く中、楽天が第５戦を延長戦の末ついに勝利して先に王手をかけました。第６戦は、楽天の本拠地・仙台に移動し、「負けないエース」の田中投手の先発が予想されます。V９時代以来となる日本シリーズ２連覇を狙うジャイアンツとしては、いよいよ瀬戸際にまで追い込まれた感じ…。ここで両リーグで最も長い歴史を誇るジャイアンツが王者の意地を見せて今季無敗のマー君こと田中投手を攻略して逆王手をかけれるのか。或いは、両リーグで最も新しい球団である楽天ゴールデン・イーグルスが地元でエースの好投により４勝２敗で日本シリーズ初制覇を果たすのか。いずれにせよ、今度の試合（第６戦）に大きな注目が集まるのは間違いありません。個人的には、楽天優勝を期待しつつ、（佐賀県三養基郡基山町出身）ジャイアンツ・長野久義選手にもエールを送りながらTV観戦したいと思います。

2013年11月01日

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マドリードが、まさかの第一回目の投票で落選！　あと十分後に東京でのオリンピック開催が正式に決定！？

夜な夜な起きて、テレビを観ていたら、何やら騒がしい…。オリンピック開催地を決める第一回目の投票が行われ、その結果が発表されたところでした。最大のライバルと思われていたスペインのマドリードが、まさかの第一回目投票での落選。東京とトルコのイスタンブール２都市に絞られた決戦投票は、既に行われ、その最終結果は、あと３０分後に正式発表される予定！一位通過した東京の開催が、どうやら本決まりになりそうな感じ。明日の朝刊には間に合わないので、号外が出るのでしょうか？！まあ、スポーツ・ファンとしては、世界のトップ・アスリートの方々が東京で開催されるオリンピックで本気で熱戦を繰り広げる様子を生で観たい！という強い思いがあります。一方で、福島の第一原発の汚染水問題などまだまだ後手後手の政府や電力会社の生ぬるい対応に怒りと恥ずかしい思いも…。オリンピックを堂々と招致するためには、原発事故を早急に解決し、まさかの汚染水漏れ等の失態を今後絶対に起こさない真摯な対応が絶対に必要です。オリンピックの開催地を決定する投票現場へ自ら応援に行った安倍総理の口からこういった懸念に対するしっかりした回答が望まれます。

2013年09月07日

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頑張れ！　サガン鳥栖！！

楽天の都合で、数年前にブログの「掲示板」機能がいきなり削除されて以来、こちらへのアクセス数がかなり減少しています。リンク機能さえ無くなり、本当に一部の方にしか読まれていない感じを受けます。それでも、かれこれ１０年近くこのブログを継続して来ましたから、今後も続けて行こうと思っています。最近、仕事も忙しくパソコンの前に座る時間も短くなって更新回数も減り気味ですが、自らに「喝！」を入れて更に頑張って行こうと思っています。…どうもこういう出だしからして、イマイチ元気無さそうな雰囲気丸出しかも？！さて、昨年Ｊ１リーグに初昇格を果たすと、いきなり期待を大きく上回る活躍で第５位の好成績を残した地元チームサガン鳥栖が今季はやたら失点が多く（現在リーグ最多失点記録）下位に低迷していることも気分がめいっている原因の一つでしょうか…。ナビスコ杯では、早々と予選リーグ敗退が決定し、得点王ランキング首位争いを続けるエース・ストライカーの豊田選手もやや体調を崩しゴール数がこのところめっきり減っています。何とかディフェンスを修正して中盤から昨シーズンのような素晴らしい試合を見せて欲しいと思っています！個人的には、ロング・スローと正確なキックが持ち味の主将・藤田選手と最近目立つ活躍が多い新鋭の清武（弟）選手に期待しています！！「頑張れ！　サガン鳥栖！！」

2013年05月17日

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サムライJAPAN　WBC準決勝でプエルトリコと対戦し残念な敗退！

残念ながら、悪い予感が的中しました。前田投手が、立ち上がりで制球がまだ定まらない内に（それにしても、主審のストライク・コースの判定が些か厳しすぎ！）ポテン・ヒットで不運な先制を許し、いきなり重苦しい展開に…。さほど球威の有りそうに見えないプエルトリコの投手を打てそうで打てない。３回まではパーフェクトに抑えられ、一人の走者も出せません。中盤からようやくヒットや四球で走者を出すものの、なかなかタイムリーが出ず、益々焦りが増幅する悪循環。終盤勝負と思っていた矢先に２ラン・ホームランを浴びて３対０と更に戦況は悪化。それでも、あきらめずにやっと１点を返したものの、これから「更に反撃！」という絶好のチャンスで最悪の走塁ミスが出るなど日本らしからぬ試合運び。最終回も四球のランナーが出たものの、２塁へ進めることも出来ずにあっさりゲームセット。結局、得意の「粘り」を発揮することなく、サムライJAPANは準決勝で敗退…という結果になりました。それにしても、１死１塁・２塁の場面で、「もし走れそうだったなら、Wスティール（重盗）」という強引でやや中途半端なサインを出し、ムザムザ走塁ミスを招いたベンチの作戦にはかなり疑問が・・・。４番の阿倍選手のバッティングを信頼して、そこは大事に攻撃するべきだったのでは…？！結果論かもしれませんが、流れが日本に来ていた時だっただけに、あえて小細工する必要は無かったと思いました。一方、下馬評ではキューバ、アメリカ、日本と比べ、必ずしも評価の高いとは言えなかったプエルトリコでしたが、メジャー選手を１０人も揃えていたし、もっと注目されるべきだったかも…。選球眼が良く、内外野手の守備も堅く（特に捕手）、バッティングは上位から下位まで全員が鋭いスイングをしていました。　本当にバランスの取れた素晴らしいチームでした。アメリカ、日本に勝って決勝進出を果たしたプエルトリコには、是非WBC初制覇を成し遂げて欲しいと思います。

2013年03月18日

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サガン鳥栖がＪ１リーグ　３位に上昇！

昨日は、地元　サガン鳥栖のホーム最終戦ということで、家内と二人で鳥栖駅前にあるベストアメニティ・スタジアム（通称：ベアスタ）へ応援に行って来ました！試合開始２時間前にスタジアムに到着したのに、既に入り口までは長蛇の列が…。延々並び、ようやく入場したら、もう観客席はビッシリで座る場所が見当たらないほど。今季最高の２万２０００人以上の来場者があったそうですが、何とかギリギリ席を確保。応援用のブルーのポンチョを家内と着てから観戦しました。相手は３位の浦和レッズ。再三のピンチをクリアして、前半終了間際に豊田選手が先制ゴールを決めてサポーターは盛り上がりました。後半早々追いつかれたものの、更に２得点を重ねて　堂々の勝利！（３対１）名古屋グランパスも敗れたために、この結果　サガン鳥栖が見事　Ｊ１リーグで第三位に上がる事になりました！　「天晴れ！！」最終戦の横浜Ｆマリノス戦は、アウェイになるものの、なんとか勝利して、３位＆アジア大会出場を果たしてほしいものです！ともあれ、家に戻ってから祝杯をあげたことは言うまでもありません。「頑張れ！　サガン鳥栖！！」

2012年11月25日

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サガン鳥栖対名古屋グランパス戦を観戦！

今日は、サガン鳥栖の応援に佐賀の陸上競技場へ行って来ました。いつものホーム球場・ベストアメニティ・スタジアム（鳥栖市）ではなく、佐賀市での開催で少しは我が家から近いし、相手は強豪の名古屋グランパス、そして好天に恵まれたスポーツの秋となれば、行かないわけには･･･。家内と二人、初めてのサガン鳥栖の試合観戦体験でした。残念ながら息子（小学５年）は今日も地元の少年サッカー・チームの練習があり、やむをえず家内とのペア観戦。「ペア券」みたいな割安の券があれば良いのですが、S席×２枚で9000円の出費は結構痛い…。昨日までは今日仕事が休めそうになかったので、前売り券は買ってませんでした。当日券もアウェイの席を除けば、安い席は完売状態だったので仕方なく･･･。でも、キックオフ直後のやや遅めの入場ながら、まずまず見晴らしの良い席に陣取り、あまりサッカーには詳しくない家内と楽しく観戦することが出来ました！結果としては、１対３でまさかの３連敗！残念な結果でしたが、J1の素晴らしい試合を直に観る事が出来て満足しています。それにしても、３失点はいずれもゴール付近のこぼれ球を決められた惜しい失点。　しかも、その内の２点は前半終了直前と後半のロスタイム直前に失った実に悔しい場面。おそらく、サガン鳥栖の選手たちは、相当悔しかったことでしょうね！次の試合でこの悔しさを爆発させて連敗をくい止めて再度上位を目指してほしいと思います！「頑張れ！　サガン鳥栖！！」

2012年10月20日

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サガン鳥栖が、Ｊ１残留確実にした勝利！

Ｊリーグで、ここ５試合で僅か３失点と最も失点が少なく堅いディフェンスを誇るサガン鳥栖は、同じく５試合で１8得点という物凄く得点力が高く最近絶好調のガンバ大阪との矛盾(ほこたて)対決をすることになりました。試合開始早々、藤田選手が完璧なフリーキックをゴール左隅に決めて先制。第一子誕生を自ら祝う「揺り籠ゴール」となりました！その後のガンバの猛攻に耐えながら、数少ないチャンスで豊田選手が２連続ゴールを決め、３対０！後半途中に相手のセットプレイから失点を許したものの、試合終了間近の時間帯に、途中交代でディフェンスに入っていた小林選手がコーナーキックに見事なヘッディングを合わせて決定的な追加点を決め、そのまま４対１で試合終了～！この日、鳥栖ベストアメニティ・スタジアムに集まった約20000人の観衆を前に完璧な勝利を挙げました！･･･と言う事で、この日行われたＪ１の矛盾(ほこたて)対決は、堅いディフェンスのサガン鳥栖が勝利しました～！これで、勝ち点の累計は、Ｊ１リーグの残留をほぼ決定したと言っても良い３８点！順位も２つ上がり、ついに５位に！！もはや上位争いをする強豪チームに加わった感じです。この調子で頑張れば、まさかの昇格年の初優勝もあるかも…。ともあれ、相変わらず順位争いは熾烈を極めていますから、今後も目が離せません！「頑張れ～サガン鳥栖！！」

2012年09月02日

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イチロー選手がヤンキースへ電撃移籍！

先程、速報がTVで流れ、シアトル・マリナーズのイチロー選手がニューヨーク・ヤンキースへ移籍するというビックリな情報!数週間前から、イチロー選手本人からの希望で移籍の話が進められていたそうです｡マイナーに所属している投手二人との交換トレード｡しかも、この時期に電撃的な移籍とは、些か腑に落ちない感じですね。明らかに、昨シーズンから成績はガックリと下り坂のイチロー選手は、引退の花道をヤンキースで迎えたかったんでしょうかね～?イチロー選手に憧れてマリナーズに入団した川崎選手が一番ショックを受けているのでは?ともあれ、ヤンキースへ移籍してからのイチロー選手の活躍を期待しています！

2012年07月24日

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サガン鳥栖＆中畑監督＆横浜ベイスターズ頑張れ～！

Ｊ１に昇格したばかりなのにサガン鳥栖が予想を上回る快進撃（序盤ながら現在リーグ第５位！）を見せてくれて本当に嬉しい限りです。何よりディフェンスが安定していて、現在Ｊ１リーグ最少失点(７試合を戦い僅か３失点のみ)を維持してる程に素晴らしい！ゴールを守る守護神・赤星選手は、先日入籍をされたそうですし、益々活躍してくれるでしょうね～！本日のひと言。「“籍”は入れても“ゴール”は入れさせないで～。」一方、プロ野球の方は本命ジャイアンツがついに最下位へ転落。野球は個人の能力では無く、チーム力で決まることを再認識しています。実は、今シーズンから中畑監督の横浜ベイスターズを応援しています。おそらく彼の頭には野球理論みたいなものは何も無いのかもしれませんが、誰れよりも野球を愛する熱い(熱過ぎる？)ハートが感じられます。プロのスポーツ界では、成績を上げることが最も大切なことではありますが、毎試合全力を尽くして闘っている真摯な姿を観せることが先ず一番大事なことです。いきなり期待する成績は簡単に生まれませんから、普段の練習が大切なことは言うまでもありません。セリーグで何年も最下位が続いている横浜ベイスターズの場合、選手たちの精神面、ハートからの改造が必要でした。その点では中畑監督の能天気みたいなメチャ明るいキャラクターにより横浜のチームカラーの改革が進んでくれることを期待していました。幸い、オープン戦では投手陣が期待以上の好投を続けて素晴らしい成績を残しました。公式戦では接戦の末に惜しい敗戦が続いて苦戦が続いてましたが、ようやくエンジンが本格的に回り始めた気がします。ついに優勝本命のジャイアンツと交代で最下位を脱出！「中畑監督＆横浜ベイスターズ、頑張れ～！」

2012年04月23日

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昨日は素晴らしい一日でしたね！

昨日は、素晴らしい１日になりました！1.地元J2チームサガン鳥栖が、ライバル徳島を３対０で下し、見事にＪ１昇格当確を果たしました。2.ワールドカップバレー大会でなかなか勝てなかった日本男子バレー代表チームがついに悲願の初勝利（エジプト戦）を挙げました。3.サッカーＵ22日本代表チームもシリア戦に勝利し、オリンピック出場に一歩近付きました。4.そして大阪のＷ選挙では、橋下氏が市長に松井氏が知事にそれぞれ当選を果たし「大阪維新の会」の勝利で幕を降ろしました。莫大な財政赤字を抱える大阪の改革は、これから更にアップテンポで進められることになるようです。橋下氏は財政改革に真摯に取り組む姿勢を評価される一方、過激な発言が目立ち度々世間からも批判を浴びていました。選挙前にも“独裁”といった表現を口にしたことが一人歩きして人気にやや翳りが出た印象もありましたが…。この選挙結果は、民間の発想で根本から大阪を変革するという橋下氏の真剣で熱い思いが多くの府民から圧倒的な支持を得た証しでしょう。これまで府の財政赤字を増やし続けて来た官僚出身の無能な知事たちと比べ、高く評価されて当然だと感じました。反官僚、反中央集権政策の橋下氏＆松井氏の大阪秋の陣勝利に心からエールを送りたいと思います。今や民主党も与党時代の自民党と同じように財務省を筆頭とする官僚に支配され、どんどん国民からかけ離れた政策をするようになっています。（増税政策、年金や社会福祉予算削減等…。）この大阪維新の会の新しい風が全国の自治体にも波及し日本が地方から新しく生まれ変わることを期待しています。

2011年11月28日

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サガン鳥栖のＪ１昇格に暗雲が・・・。

昨日は、残念ながらサガン鳥栖が１７試合ぶりに敗れましてＪ１昇格の当確は次の試合以降に持ち越しました。実は、試合のあっていた時間帯には家内と佐賀市内の映画館で三谷幸喜監督の新作「ステキな金縛り」を観に行っておりまして、映画館を出てからまさかの敗戦（２対３で北九州に逆転負け）を知りビックリ！しばらく「金縛り」状態に・・・。気になるのはライバル札幌の試合結果でしたが、こちらもロス・タイムにまさかの２失点で草津に１対２の逆転負け！おかげで何とかまだサガン鳥栖は（札幌よりは）優位に立っています。次の試合では同率２位に並んでいる徳島を破り、自力でのＪ１進出を決めて欲しいものです。昨日の夜中に留守録画していたサガン鳥栖の試合を観ました。敗戦が分かっていながら観るのも辛いかと思いましたが、後半の両チームの攻撃はスピード感があって素晴らしく、つい最後まで見入ってしまいました。サガン鳥栖はボール支配率も高く常に優勢でしたが、コーナー・キックからのこぼれ球を決められたり、相手ゴール前での猛攻中にカウンターを浴びるなどやや不運な失点パターンでした。少ないチャンスを確実に決めた北九州は昨シーズンに１勝しか出来なかったとは信じられない粘り強いチームに成長していました。終盤は相手チームのモチベーションも上がっているので、どこのチームと対戦しても苦戦するのは覚悟しないといけませんね。今回の敗戦をよく反省して、何とか次の徳島戦で快勝してこの鬱憤を晴らしてほしいものです！因みに、サガン鳥栖の通算成績は１８勝１１分け７敗（勝ち点６５）で現在徳島ヴォルティスと同率で２位。次の試合は、１１月２７日午後１時から、徳島県の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで、徳島ヴォルティスとの直接対決！ .

2011年11月21日

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唐津商VS.作新学院

先日、甲子園球場で見事に初戦を勝利した地元佐賀県代表の唐津商。いよいよ明日の午後１時から二回戦。相手は、栃木県代表・作新学院。作新学院と言えば、僕らの年代ではやはり江川卓を思い浮かべます。長い高校野球の歴史でも特に印象に残っている剛腕投手です。法政大学に進み東京６大学野球でも活躍。いろいろ問題はあったものの、プロ野球界では読売巨人軍のエースとして一時代を築きました。しかし、最も球が速かったのは、高校時代だったと言われていました。当時は今のように球速表示なんかされてませんでしたが、おそらく１５５キロ位は出していたのでは？因みに、今大会で最速記録を達成したのが、唐津商の北方投手。一回戦の初球、いきなり１５２キロの快速球を投げてスタンドの観衆をどよめかせました。果たして作新学院との二回戦では、どれだけのスピード・ボールを投げるのでしょうか…。作新学院の強力打線との対戦に期待が高まります。古川工には４安打で４得点をされましたが、詰まらせた当たりがポテン・ヒットになったりしてたので、いわゆるクリーン・ヒットと呼べる当たりはほとんどされませんでした。でも、立ち上がりの制球には難アリ！あの速球にコントロールが加われば、怖いもの無し鬼に金棒なんですが…。

2011年08月12日

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唐津商が甲子園１回戦で勝利！

甲子園球場で開催されている全国高校野球選手権大会は、本日３日目を迎えました。第２試合では、地元佐賀県代表の唐津商が宮城県代表の古川工と対戦しました。被災地とは言うものの、宮城県は東北や仙台育英といった全国に知られる野球名門校があり高校野球のレベルも高い地区。初出場とは言っても古川工業チームの粘り強い試合ぶりには警戒が必要…。…と思っていたら、試合開始早々唐津商打線の集中打が爆発！二回迄に大量９点を奪って北方悠誠投手（画像）の出来によってはワンサイドな試合になりそうな気配でした。ところが高校野球は分からないもので…。３回以降は流れがコロッと変わり、唐津商の北方投手に古川工の打者が粘り強くくらいつき始めました。一方、古川工のエース山田投手と守備陣が落ち着きを取り戻したために唐津商はランナーを出すチャンスもほとんど無くなり、点差は徐々に縮まり始めました。結局、最後は北方投手の力投の前に力尽きたものの、９対４という点差以上に古川工業が唐津商を苦しめた厳しい試合となりました。試合後も緊張感が残る程、お互いに良さを出し合った良い試合だったと思います。負けはしたものの、古川工の選手たちは堂々と胸を張って宮城に帰って欲しいと思います。特に、一回と二回に守備の乱れ等で余計な失点を与えて無かったら…。更に接戦にもつれ込み勝敗は分からなかったと思います。150キロ台の豪速球を投げ続ける剛腕の北方投手から四死球に犠打を絡めて４点を奪った攻撃は本当に素晴らしいものでした。唐津商が二回戦で対戦する相手は、強打の作新学院ですから、北方投手の投球が更に注目を集めそうです。“唐津商頑張れ～！”

2011年08月08日

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佐賀でオリンピック最終予選の初戦が開催！

ワールドカップの女子サッカー大会で、日本代表チームが優勝候補で３連覇を狙っていた地元ドイツを破ったニュースの余韻がまだ消えない内に、更なる快挙！準決勝で対戦したスウェーデン代表チームに１点を先制されながら、落ち着いた試合運びで逆転。結局３対１の完勝で初の決勝進出とメダル獲得を果たしました。最近、東日本大震災や原発問題、政界のゴタゴタ等やたら暗いニュースが多かっただけに、明るく嬉しいニュースとして国内の多くの人たちを励まし勇気づけています。そして、地元（佐賀）にとって嬉しいニュースがもう一つあるんですよ。サガン鳥栖のホーム球場としても知られる佐賀県鳥栖市のベストアメニティ・スタジアムで男子サッカーのロンドン五輪アジア最終予選の初戦「日本対マレーシア戦」が開催されることが正式に決まったそうです！U-22の日本代表の試合とは言え、オリンピックへの出場が懸かった重要な国際公式戦が佐賀県で初めて行われるわけですから、県内のサッカー・ファンは大喜びしています。９月２１日のこの試合のチケット、おそらく入手は相当難しいでしょうね～！当日、ベストアメニティ・スタジアムが満員で盛り上がるのは間違い無いでしょうね。ともあれ、ホームでの第一戦目ですしプレッシャーもあるかもしれませんが、マレーシアには堂々と大差で完封勝ちして欲しいものです。先月あたりから、玄海原発の再稼動問題で全国からの注目を集めてしまった佐賀県ですが、明るい話題で注目を浴びるのが良いに決まっています。　これからも良い連鎖が続くことを祈っています。余談ですが…つい最近、読売巨人・ジャイアンツの４番バッターに抜擢され、連日しぶといバッティングを発揮して大活躍している長野選手も実は佐賀県基山町の出身なんですよ！サッカーからいきなりプロ野球の話に飛んでしまいまして失礼しました。以下は、ロンドン・オリンピックのアジア最終予選の関連記事より抜粋した文です。　↓日本サッカー協会は１４日、Ｕ－２２（２２歳以下）日本代表が臨む男子のロンドン五輪アジア最終予選で、初戦となる９月２１日のマレーシア戦の開催地に、鳥栖市のベストアメニティスタジアムが決まったと発表した。各年代を含め日本代表の公式戦開催は佐賀県内初となる。交通面などの立地条件や、ピッチ状態が良く臨場感ある専用施設であることなどが考慮された。試合では大会スポンサーの関係で「鳥栖スタジアム」の名称が使われる。キックオフは午後８時を予定し、チケットの販売時期などは決まっていない。ベアスタでの国際試合は２０００年のキリンカップ「ボリビア－スロバキア」戦以来。スタジアムは約２万４５００人収容で、０８年９月の「サガン鳥栖－ロアッソ熊本」戦で２万１０２９人を記録している。

2011年07月15日

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カズの見事なゴールに感動！

今夜開催された東日本大震災支援チャリティ・サッカー。熱戦の末、日本代表チームがＪリーグ選抜チームを２対１で下したが、なかなかの好ゲームだった。後半、Ｊリーグ選抜に三浦知良（カズ）選手が加わり更に盛り上がったが、まさかあれほど見事なシュートでゴールを決めるとは・・・。スローで観ると、ポジションもスタートも素晴らしいし、絶妙のタイミングでゴールキーパーの頭上にボールをうまく浮かせるテクニックは芸術的だった。全盛期の頃のカズは、何となく生意気なイメージがあり（実際には違ったのかも）イマイチ好きでは無かったけれど・・・。４５歳を迎えた現在、体調管理など己に厳しい姿勢を貫き、周囲の後輩たちには気さくに優しく接し、常にチームワークを大切に考えている。そんな実に真剣で謙虚な彼の姿に改めて感銘を受けている。この日のゴールは、長い現役生活の間に蓄積された彼のテクニックの片鱗を見せてくれた気がする。「キング・カズ」の尊称は、やはり彼にピッタリだと思った。まだまだカズには現役を続けてもらいたい！

2011年03月29日

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高校野球の思い出

今日の準決勝はいずれも感動的な試合だったみたいですね。沖縄の興南高校が春夏連覇を目指しての決勝進出。一方、東海大相模も40年ぶりの全国制覇を果すために勝ち残りました。昔、興南がベスト４に進出した当時は、沖縄代表が弱かった頃だったために凄く盛り上がりましたが、準決勝で優勝した興国（大阪）に大敗し、以来決勝進出は果せないままでした。東海大相模は、下手投げの上原投手を擁して1970年に全国制覇を果しましたが、監督は佐賀県出身の原貢さんでした。（←読売巨人軍の原監督のお父様です）　一回戦でアワヤという苦戦をしましたが、その対戦相手は唐津商でした。　確か唐津商のエースは五十嵐投手で、スコアは５対４だったと記憶しています。一回の立ち上がり、緊張した五十嵐投手が四死球を連発し、押し出し等で４点を献上。　それが無かったら優勝した東海大相模に勝ってた試合でした。唐津商のユニフォームのブルーのアンダーシャツがテレビで観ても凄く鮮やかで眩しく見えたことを思い出しました。　後に本格派の草場投手を擁して九州制覇を果したことがありますが、甲子園では活躍しないまま・・・。　いつか県西部(唐津、伊万里、有田）地区のチームにも全国制覇を成し遂げて欲しいと期待していま～す！

2010年08月20日

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甲子園には魔物が棲んでいる？！

昨日はメチャメチャ暑かった。その猛暑の中、甲子園球場で繰り広げられた佐賀学園対報徳学園の試合。仕事中だったけれど気になるので、携帯のワンセグでチョコチョコ観ていた。先制したシーン、逆転された後で反撃に転じたシーン等、不思議に僕が試合中継を観た場面では佐賀学園に得点が入っていた。（ずっと観てたら勝ってたりして…？）「頑張れ佐賀学園！」しかし、終盤ついに力尽きたのか、最終回ツーアウトから猛攻を浴びて結局１３対５の大差で完敗。←報徳の攻撃を三者凡退に抑えてスムーズに九回裏の攻撃に移れたら、必ず逆転出来ると期待していたのだけれど…。不運な当たりも目立ち、何やら地元代表の報徳学園に運が味方していたような感じ…。昔から「甲子園球場には魔物が棲む」と言われていたが、やはり本当なのかも…。もしも機会があるのならば、峰下投手の調子が万全な時に再度報徳と対抗試合をしてもらいたい気がする。ともあれ、甲子園で二勝を挙げ、素晴らしい感動を与えてくれた佐賀学園ナイン、そして関係者の皆さんありがとう＆お疲れさまでした～

2010年08月18日

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W杯サッカー大会・日本代表、パラグアイに惜しくもPK負け

勝てば、初のベスト８進出となるワールドカップ決勝トーナメント「日本対パラグアイ戦」。テレビで生中継を最後迄観ていたが、想像を更に上回る大接戦で最後迄目の離せない緊迫した好試合だった。ハラハラして胃が痛くなりそう。（→ハラグアイが悪くなった！？）結果は結果として受け止めないといけないが…。とにかく惜しい試合だった。前半後半の９０分間、そして延長戦の３０分間を終わってもお互いに譲らないままスコアは０対０。今大会初のＰＫ戦に迄もつれ込んだ。接戦になるとは予想していたが、まさかの展開。本田選手や松井選手の惜しいシュートが、もし決まっていたら…と思ったが、パラグアイにも決定的な得点場面が何回もあった。その度に日本チームの新守護神・川島がファインセーブで無得点に防いでくれた。おそらく、ＰＫ戦でも川島選手がパラグアイのシュートをきっと何本か弾き返してくれるだろう、と期待していたのだが…。念願だったベスト８まであと一歩のところだっただけに、選手たちは本当に本当に無念だったことだろう。残酷な結果だったが、たった１本の失敗で勝敗は決まってしまった。放ったシュートがほんの僅かゴールを外してしまった駒野選手の表情は凍りつき、試合が終了した後もずっと涙を流していた。ＰＫ戦に出た選手たちにはそれぞれ凄いプレッシャーがあっただろうし、万全を期して蹴ったわけだから、例えミスをしたからと言って誰も責めることは出来ない。日本チームの仲間たちは、ハグしたり肩を抱いたりして悲しみにくれる駒野選手をかばい励ましていた。今大会で日本が強くなって活躍した原因を改めて感じた瞬間だった。何と素晴らしいチームなんだろう！そもそも今大会は、前評判はこれまでに無い位に芳しく無く、僕自身も予選リーグ敗退を予想していた。多分、前回に続いて３戦全敗だろうと最悪の結果さえ覚悟していた。何しろ、ワールドカップ本大会前の国際試合は良い所無いまま４連敗。それにも関わらず、岡田監督が目標をベスト４とか言ってたのを知り「何と無茶なことを言い出すのだろう！」と呆れていた。岡田監督の試行錯誤もほとんど裏目に出ていたように思えたし、本番になって急に強くなるとはとても考えられなかった。しかし、本田選手のワントップ起用が攻撃力をアップさせたのか、本番では一転アグレッシブなプレイが…。そして、初戦でアフリカの強豪カメルーンに見事な勝利！この試合で自信を付けたのか、以来日本チームは見違えるような素晴らしい試合を続ける。国内の盛り上がりも凄かった。（僕も含め）手の平を返したように岡田ジャパンに熱い声援を送り始めた。負けたとは言うものの、パラグアイと互角に戦った最後の試合は今大会でも特筆すべき熱戦で感動させてもらった。みんな胸を張って日本に帰って来て欲しい。そして、この悔しさを胸に、次の大会では必ずベスト８に進出し、目標だったベスト４以上を達成してもらいたい。「本当にお疲れさまでした～！」追伸それから、大会前に過少評価していたことを改めてお詫びしておきます。「ごめんなさい！」

2010年06月30日

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日本がワールドカップ・サッカーの決勝トーナメント進出！

日本がデンマークを３対１で敗り、決勝トーナメント進出を果たした！仮眠して夜中に起きてた甲斐があった！それにしても、日本の勝利は素晴らしいの一言。先取点を奪った本田選手のフリーキックは芸術的だった。この１点が、序盤堅さが見られた日本チームを勢いづかせた。前半更に遠藤選手が同じく見事なフリーキックを決めた。引き分けでも予選リーグ突破だと聞いていたし、０対０でも良いかも…と考えていたら想像を上回る出来。後半の立ち上がりが心配だった。無難な守備で徐々にデンマーク選手に焦りが見られ始めた後半の途中、ゴール前の些細なプレイをペナルティ・キックと判定され、やや不運な１点を献上。嫌なムードになりそうな気配が感じられたが、何とか守備を立て直した。短い残り時間に同点そして逆転を狙うデンマークが終盤攻撃を強め、日本が劣勢に立たされる場面が続いて度々冷や汗…。しかし、相手のわずかなスキを付いてゴール前の本田がシュート！と思ったが、冷静に判断して岡崎選手にパスを出した。これを岡崎選手が決め、３点目を奪い勝利を決定づけた。試合終了直前にもドリブルでゴール正面に抜け出した本田選手がシュートし惜しくもゴールを外れたがアワや４点目か！とこちらが驚いた素晴らしい動きだった。そして試合終了を告げるホイッスルがスタジアムに鳴り響き、その瞬間、日本の勝利とアウェイ大会で初めてとなる決勝トーナメント進出が決まった。勝利したら安心して寝直すつもりだったが、喜びと興奮で更に目が覚えてしまった。この試合を伝えるテレビ番組の報道を次々に観ては、改めて余韻に浸っている。先日買ったパナソニックの４２型ブラズマ・テレビ（今回の試合には間に合わなかったが）も今朝ようやく我が家に届いた。決勝トーナメントの相手は、南米の強豪パラグアイと決まったようだ。新品のプラズマテレビで観戦だ～「日本頑張れ～！」

2010年06月25日

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サッカー・ワールドカップ,まさかスペインがスイスに敗れるとは…。

テレビでサッカー・ワールドカップの生中継を観ていたが、まさかスペインがスイスに敗れるとは…。終始相手陣地に攻め入り優勢だったスペインだったが、スイスのカウンター攻撃からのゴール前のドタバタで失点。何とこれが決勝点となってしまった。今大会、スペインを優勝候補にあげたサッカー関係者は数多く、この試合結果にはみんな唖然としたはずだ。ワールドカップ世界大会に出場した以上、スイスも決して弱いチームではな無いのだが…。しかし、これまでスイスがスペインと対戦した公式戦は18戦で13敗5引分。つまりこれまで一度も勝っていなかったらしい。日本がカメルーンに勝った試合を今大会最大の「番狂わせ」と報道した外国のマスコミもあったようだが、勿論それを更に凌ぐ試合結果だったはずだ。今大会で優勝を期待していたはずのスペインにとって初戦から予想もしなかった試合結果となった。スペイン国民の落胆している様子、そしてスイス国民の歓喜する表情が目に浮かぶようだ。明後日、強敵オランダとの試合を控えた日本チームにも勇気を与えてくれるような素晴らしい試合だったのではないだろうか。試合前の「下馬評」は、あくまでも過去のデータを元にした予想だ。だから外れることも良くある。確率としては限りなくゼロに近いかもしれないだろうが、日本にもオランダに勝利する可能性はあるわけだ。先日のカメルーン戦以上に気合いを入れ集中力を切らさず最後まで動き回ってもらいたい。チーム全員が全力を出し切れば、オランダを相手に（勝ち星は難しいにしても）引き分けに持ち込めれるはずだ。「頑張れニッポン！」

2010年06月17日

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ワールドカップ・サッカー　日本がカメルーンに勝利！

昨夜のワールドカップ・サッカーの日本代表の初戦をテレビで観戦した。苦戦が予想されたカメルーンとの対戦だったが、ワントップの本田選手が挙げた一点を守り切り、１対０で見事勝利を果たした。日本韓国共催の2002年以来８年ぶりとなるワールドカップでの勝ち星。つまり、ホーム以外では初勝利だ。このところ国際戦で勝ちに見離されていて不調気味の日本代表チームだったため、引き分けで勝ち点１を挙げれたらまずまずと思っていた。ところが、試合が始まると期待した以上に日本代表の選手たちは健闘してくれた。終盤、カメルーン選手たちから怒涛の反撃を受けたが何とか切り抜け、試合終了のホイッスルが鳴った時は喜びより安堵感の方が大きかった位だ。何しろ前大会のオーストラリア戦では１点を先制しながら、試合終了間際の５～６分の間に何と連続３ゴールを奪われ屈辱的な逆転負けをしていた。あの試合の悪いイメージも払拭出来たかもしれない。因みに、カメルーン戦で日本代表チームが放ったシュートは僅か５本。その内の１本を本田選手が冷静に決めたのだから、やはり際どい勝利だった。それにしても、ゴールを決めたシーンは何回観ても素晴らしいし、気持良い！あの岡田監督も久しぶりに笑顔でガッツポーズを見せていた。この勝利は監督と選手たちに、自信と勢いを与えたことだろう。次の試合は優勝候補のオランダ代表チーム。一勝したことで、日本代表チームの戦い方にも余裕が生まれ勝ち負けを抜きに良い試合が観れると期待している。勿論オランダに勝てたら嬉しいが、まず１点を奪ってもらいたい。

2010年06月15日

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サッカーのワールド・カップ南アフリカ大会が開幕！

サッカーのワールド・カップが開幕した！いきなり地元の南アフリカ代表チームが強豪メキシコ相手に善戦し引き分ける好試合。昨日は、韓国チームがヨーロッパ大会で優勝したこともあるギリシャに２対０で快勝。　睡眠不足が心配だけど、しばらくは深夜もワールド・カップのテレビ観戦が続きそう。　日本代表チームは、まず一点！　まず一勝！　「ベスト４進出が目標」とか言ってないで、カメルーン戦に全力を！！

2010年06月13日

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プロ野球に続き、いよいよメジャー・リーグも開幕！

最近は、全国的に好天に恵まれ、花見を楽しむには絶好の季節だったようだ。先日の日曜日、我が家も弁当を持参して「有田ダム」内の広場でちょっとした花見を楽しんだ。近くでバーベキューをしながら盛り上がっている家族もいたが、花見をするよりむしろ食事したりビールを飲むのがメインみたいな感じだった。それはそれで楽しければ大いに結構なことだ。春の風が吹く度に桜の花びらがチラチラと散り、そろそろ桜の季節もピークを過ぎた印象。さて、ＷＢＣ世界大会、選抜高校野球大会、大相撲春場所も終わってしまったが、いよいよＪリーグやプロ野球が開幕した。パリーグでは楽天イーグルスが開幕以来無傷の４連勝と例年に無く好調のようだが、セリーグではＷＢＣ優勝を飾った原監督の読売ジャイアンツはいきなり３連敗を喫し出遅れた。ペナントレースはまだまだ始まったばかりで先は長いのだから、とりあえず故障者を出さないよう無理しないで頑張って欲しいものだ。先日からメジャーリーグも開幕し、ヤンキースの四番を任された松井選手が、開幕戦でいきなり第一号のホームランをかっ飛ばした。手術していた膝の調子もまあまあ良いのだろう。オープン戦から好調を維持していたし、今シーズンは久しぶりに活躍が期待出来そうだ。一方、ＷＢＣの決勝戦でヒーローとなったイチロー選手は、検査で胃潰瘍と診断され、メジャー入団して初めて故障者リストに名を連ねた。イチロー本人は、（安打記録等にも影響するから）何とか試合に出たかったようだ。幸い体調はさほど悪くないようで、既にグランドで普段と変わらない練習をこなしているそうだから余り心配する必要は無さそうだ。試合に復帰したら、すぐに「日本人通算最多安打記録」（現在は、張本勲氏が記録保持者）を更新することだろう。但し、イチロー選手の場合は日本とアメリカそれぞれの試合で記録した安打を合計したヒット数になるため、日本プロ野球界の通算最多安打記録保持者は、今後も張本さんに変わりは無い。現役時代「安打製造機」と言われた張本勲氏は、あのＯＮと並ぶ程の日本プロ野球史上に残る強打者の一人だった。この通算最多安打記録でイチロー選手にも高いモチベーションを与え続けたという点でも張本さんの功績は素晴らしい。最近の野球ファンの方には信じられないだろうが、若い頃は足も速く、奪った盗塁数も多かった。また、ケンカっ早いことでもかなり有名だった。昔、阪急ブレーブスに在籍していたスペンサーという巨漢選手と試合中に些細なことで言い合いとなり、気付いたらバットを持って追いかけ回していた…といった「武勇伝」を幾つも残している。やがて長年在籍したパリーグの球団から（長嶋監督に請われ）巨人軍に移籍した途端、今度は同僚である世界の王さんとセリーグの首位打者争いを演じた。巨人に入団当時はいずれ何らかのトラブルを起こし、長くは巨人にいられないだろうと思われていたようだが、幸い大した問題も無く、引退するまで巨人軍の栄光をそのバットで支え続けた。毎週日曜の朝（ＴＢＳ系列で放送されているテレビ番組）「サンデー・モーニング」のスポーツ・コーナーでの張本さんの発言や解説をいつも楽しみにしている。毎週、番組の中で容赦無く辛口の意見を浴びせる怖いオッサンという印象が強いが、（隣に座っている大沢親分と共に）こういったウルサ型のＯＢがいてこそ日本プロ野球界は慢心することなく、これからも切磋琢磨しながら発展していくだろうと僕は信じている。一見怖そうなタイプだけに「カ～ツ！」と叱られたら相当ビビリそうだが、逆に笑顔で「天晴れ！」と誉められたらその分凄～く嬉しいかも知れない…。今シーズンもこれからいろんな選手が活躍したりミスッたりすることがあるだろうが、「サンデー・モーニング」での張本さんや大沢親分の「天晴れ」や「カツ」コールがまた楽しみだ。

2009年04月07日

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サムライ日本のＷＢＣ２連覇に歓喜！

サムライ・ジャパンのＷＢＣ２連覇達成おめでとう！とにかく凄い試合だった。「ドラマチック」と言っても言葉がまだ足りない程、手に汗握る中身の濃い好ゲームだった。宿敵韓国と二勝二敗で迎えたこの日の決勝戦。日本チームの打線は絶好調のようで序盤からヒットは次々に出ていた。しかし、韓国チームのファインプレー等でかなか点が上がらず、またまたイライラ…。一方、韓国チームは、岩隈投手の見事なピッチングの前に全くタイミングが合わず、凡退を繰り返していた。それなのに僅か２本目のヒットが同点ホームラン。３対１とようやくリードを広げたが、すぐさま犠牲フライで１点差に迫られ最終回を迎えた。前回の借りを返すつもりでマウンドに上がったダルビッシュ投手だったが、またもやコントロールに苦しむ。粘り強い韓国チームの反撃に遭い、まさかの同点タイムリーヒットを浴びてしまった（３対３）。この瞬間、僕は内心サヨナラ負けも覚悟した。幸い、その後は開き直ったのかダルビッシュ投手は失点を1点だけに抑え、延長１０回は（四球のランナーを出し、ヒヤッとしたする場面はあったが）切れの良い変化球で最後のバッターから空振りの三振を奪った。日本チームが念願のＷＢＣ世界大会２連覇を達成した瞬間だった。それにしてもイチロー選手のこの日の活躍は神がかり的な凄さだった。特に、決勝点タイムリーとなった最後のセンター前ヒットは、イチローらしいドンピシャの当たり。試合を振り返ると、この日だけで何と彼は４安打を記録し打率も２割８分近く迄上げていて、改めて流石と思った。序盤から最近迄、予想もしない絶不調で、「心が折れそうだった。」とイチロー選手自身が語っていたのがウソみたい…。古い例えで申し訳無いが、イチローはまるであの力道山みたいだった。敵に散々やられ、もうダメかと思った絶体絶命のピンチから伝家の宝刀空手チョップで反撃し、最後には外人選手を完璧にやっつけてしまっていた力道山。あの時代、テレビでプロレスを観戦していた日本人にとって彼はまさに神様みたいな存在だったろう。イチローは、自らもインタビューで語っていたが見事に「おいしい所」をかっさらって行った。もしかすると今回のＷＢＣ世界大会のＭＶＰを獲得するのでは？とさえ思ったくらい。個人的には岩隈投手に獲って欲しかったが、結局３勝を挙げた松坂投手がＭＶＰを受賞。でも、岩隈投手は松坂投手と共に今大会の「ベスト・ナイン」（投手部門）に選ばれたらしい。「天晴れ！」ともあれ、久しぶりに日本にとって明るく嬉しい話題となった。原監督＆サムライ・ジャパン、感動をありがとう！

2009年03月25日

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いよいよ韓国と決勝戦！

今日もＷＢＣの話題で申し訳ない！しかし、ベースボールの発祥地であるアメリカに９対４で快勝したのだから書かずにはいられない。だが、ダルビッシュが最後のバッターを三振に打ち取るまでは、正直なところいつ追いつかれるかと心配の連続だった。先発した松坂投手が初回いきなり先頭打者ホームランを浴びた時には、前回決勝のキューバ戦を彷彿とさせたので案外さほど深刻に感じなかった。むしろ、城島選手の犠牲フライで何とか１対１に追いついた直後、２点目をあっさりアメリカに奪われた時何とも言えない不安がよぎった。その後、４回に日本打線が爆発して６対２と４点差になって安心したのもつかの間、またアメリカの反撃で２点差に詰め寄られるなど重苦しい場面が続いた。最後に、イチロー選手のヒット等でダメ押し点が入ってようやく勝てそうだと思った。因みに、この日の「ラッキー・ボーイ」川崎選手の活躍は日本チームの中でも際立っていて、もっと早くから使っていたら…と僕なんかは単純に思ってしまう。川崎選手をはじめ、馬原投手、杉内投手など今大会でのソフトバンク・ホークス勢の活躍は、メジャー選手たちに勝るとも劣らない気がする。もちろん絶好調の城島選手も元々ホークスの看板バッターだった。韓国との決勝でも今日のように打線が活発ならスッキリとした勝利が期待出来そう。明日の先発予定の岩隈投手が、いつものように低目へキッチリ投げてさえくれれば・・・・・ＷＢＣ世界大会で日本は念願の２連覇を果たし、テレビのニュースで原監督の胴上げシーンの映像が何回も観られることだろう。センバツ高校野球も開幕したし、当分は野球の話題が続きそう…。

2009年03月23日

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ＷＢＣで一喜一憂！

またまたＷＢＣの話題。前日、韓国に嫌な負け方をした日本代表チームだったが、敗者復活戦では世界ランキング一位のキューバを相手に素晴らしい試合を見せてくれた。終わってみたら５対０の完封勝ち。前回の対戦に続いて強打のキューバを零点に抑える完勝。日本の先発投手の岩隈選手は丁寧に低めをつく冷静な投球でランナーを出しても落ち着いて後続バッターを抑え６回を投げて無失点。絶好調なので普通ならば完投も出来る余裕だったが、ＷＢＣのルールでは投球数に制限があるため、７回から杉内選手がリリーフした。その杉内選手の投球も素晴らしく、最終回まで一本もヒットを許さないパーフェクトな救援だった。あのキューバが同じ相手に２試合連続完封されるのは、おそらく初めての経験だろう。韓国戦では守備にミスが出て先取点を奪われたのが、最後まで響いてしまったが、この日はキューバの外野手がフライを落球して逆に先取点をもらい勢いづいた。当時、球場付近には濃霧が出ていたという情報もありキューバ・チームにとっては不運なエラーだった。（←だがイチローをはじめ、日本の外野手は打球を見失うことも無く無難に良く守っていた。）攻撃では青木選手がヒットを連発し再三得点に絡む活躍を見せ、先制した後も着々と追加点を挙げてリードを広げた。１０打席以上も凡退が続き「絶不調」だったイチロー選手にヒットが２本出たのも明るい材料で、更に日本チームに勢いをつけたことだろう。最終回に放ったセンター・オーバーの三塁打は久々にイチローらしい見事な当たりだった。試合後、イチローは珍しく笑顔を隠しきれない何とも言えない良い表情を見せていた。おそらく、これまで感じていたプレッシャーは、日本代表チームで彼が一番大きかったはずだ。もう負けられない大事な試合で、強豪キューバを相手に活躍することが出来たことだし、次の試合からは気分良く打席に入れることだろう。それにしても日本代表の投手陣の実力は数字的にも抜きん出ている。ＷＢＣ大会に参加したチーム中で失点は最小だ。四球や守備の乱れで崩れ投手が交代することはあっても、連打されてＫＯされた場面は記憶が無い。今日は、ブロック一位通過をかけて宿敵韓国チームとまた戦うらしい。日本チームが負けるとしたら、打線が完璧に抑えられて僅かな失点を取り返せない試合←つまり前回、前々回の韓国戦みたいな展開の場合だろう。今大会で早くも韓国には二敗を喫っしていて今日は勝って気分良く準決勝に進んで欲しいものだ。最悪この試合に負けたとしても対戦相手がアメリカからベネズエラに変わるだけだから余り勝敗にこだわらず、もっと機動力を発揮する等リラックスして良い試合をしてもらいたい。それにしても日本がキューバに２試合連続で完封勝ちするとは凄い！ここんところＷＢＣ大会のおかげで「一喜一憂」の日々が続いていたが、これからは毎日笑顔で楽しい気分で過ごしたいものだ。頑張れ、ニッポン！！

2009年03月20日

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ＷＢＣ第２次ラウンドでも韓国チームに敗れる。

ＷＢＣのアジア予選ではお互い一勝一敗の互角の戦績だった日本と韓国の両チーム。本日の第２次ラウンド二回戦でまたしても対戦した。この試合に勝てば、このブロックから最初の決勝トーナメントへの進出チームとなる。逆に、もし負けたら「敗者復活戦」に廻り、既にメキシコを破り再び勢いを増しているキューバと対戦しなければいけない。今大会での韓国戦は３回目だし、何とか「三度目の正直」で前回の完封負けを払拭するような（一昨日のキューバ戦と同じ様な）スカッとする試合運びで快勝してもらいと思った。試合前、絶好調と伝えられていたダルビッシュ投手の快投を期待していた。ところが、一回の先頭バッターにいきなり渋い当たりのヒットを打たれ出塁させてしまう。更に次の打者の一球目から盗塁を決められ、早々とピンチを迎える。日本チームの投手はランナーを出しても後続をピシャリと断つというのがこれまでの試合ぶり。だが、この日はかなり違った。更にラッキーなヒットや四球、そして失策も絡みガタガタ…。初回から韓国チームに先取点どころか予想もしなかった３得点も許してしまった。一方、日本チームの選手たちには勝ちを意識し過ぎたのかかなり堅さがみられ、度々チャンスを迎えながらタイムリーが出ない。ダルビッシュ投手は２回から早くも立ち直り三者連続三振を奪う等、後の回はしっかり抑えていただけに初回の不安定な立ち上がりが悔やまれた。日本チームは、毎回のようにランナーをだしながら得点したのはイチローの内野ゴロの間に三塁走者がホームインした１点だけ。回が進むごとに韓国のリードが重たく乗しかかって来る。不運な打球や微妙な判定で反撃をことごとく潰す内に、ついに８回には押し出しの四球でダメ押しの４点目を韓国に与えてしまった。期待した最終回、先頭バッターの稲葉選手がクリーン・ヒットで塁に出たものの、またまた後続が次々に打ち取られ、非情なゲーム・セットとなった。試合前は日本有利の予想が多かっただけに実に悔しい。ヒット数は韓国を上回っていたし、初回と８回以外はほぼ完全に抑えて１点も与えていなかった。打たれたヒットよりも与えた四球の方が多かったようだし、初回の失策が実に痛かった。韓国チームの打者はパワーがあり、丁寧に際どいコーナーを狙う余り四球が増えてしまったのだろう…。それにしても、この試合の主審の判定には些か腹が立っている。日本チームの投手が低めや外角へ微妙にコントロールして投げた際どい球をことごとくボールと判定されてはたまらない。城島捕手が打席でボールと思って見逃した球をストライクと判定され、ついに頭に来たのかバッターボックス付近に自分のバットを置いたままベンチに引き上げたところ、主審から「退場」処分を宣告されてしまった。マリナーズの一員としてメジャーで活躍している城島選手は英語が堪能だから、主審から三振と言われた直後に（つい英語で）文句を言ってしまったのかも知れない…。結果的に最後のバッターとなった最終回の岩村選手が三振を取られたハーフスイングにしてもスロー映像で見る限り振っていないようだが…。とにかく日本チームに対してやたら厳しい判定が目立った。韓国チームの打球は野手の間をラッキーに抜けて行きヒットになったりするのに、日本チームの打球はヒット性の見事な当たりでも度々ファイン・プレーでアウトにされていた。その内の一つでもヒットになっていたら、おそらく得点が１点だけに終わることは無かったのでは…。残念でならないが、勝敗の女神様は、今回の対戦ではどうやら韓国に勝たせたかったのだろう。明日、日本は敗者復活戦でキューバと再度対戦する。今度は先日の敗戦の屈辱をバネに、更にキューバは気合いを入れて全力で向かって来るはずだ。原監督もチームの全員も良く分かっていることだろうが、とにかく本日の敗戦のことは早く忘れて次の試合に頭を切り替えることだ。それにしてもイチローのバットから快音が聞かれ無いのが心配…。キューバ戦と違い、今日の試合はタイムリーヒットは全然出ないし、四球はやたら多く何だかモヤモヤしたイヤ～な気分。一言で言うなら、典型的な「自滅」パターン。試合前は気分良かったのに、何だか今は意気消沈している…。日本中の野球ファンも同じ気分かもしれない。「原監督＆日本チーム、次の試合はリラックスして頑張って下さい！」…って言うのは簡単なんだけど。一発勝負は凄いプレッシャーなんだろうな～。

2009年03月18日

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ＷＢＣ二次ラウンド初戦で、日本がキューバに快勝！

（日本時間では）本日早朝５時、ＷＢＣ二次ラウンド一回戦、日本対キューバの試合が行われた。（二次ラウンド）初戦でいきなり優勝候補のキューバと当たるのは些か不運な気がしたが、終わってみたら６対０で日本の快勝。圧倒的なパワーと巧さを合わせ持つキューバ打線を日本投手陣が見事にシャットアウトしたのだ。逆に日本打線は、１６０km級の剛速球を投げるというエースのチャップマンを含むキューバ投手陣に合計１２安打を浴びせ６点を奪った。最終回にリリーフエースの藤川投手がいきなり二塁打を打たれたヒヤッとする場面もあったが、その前にダメ押しの１点を加えていたおかげで、後続を無難に抑え無失点で試合を終えた。キューバの底力からすれば、敗者復活戦を勝ち上がり再度対戦する可能性は十分ある。しかし、原監督はじめ日本代表チームのメンバーたちはこの勝利によりキューバに対してかなり苦手意識は無くなったことだろう。三年前、前回のＷＢＣ決勝戦でキューバと対戦した時も松坂投手が好投した。（←初回、先頭バッターにホームランを浴びたものの、その後は無失点に抑えて日本の優勝に貢献した。）この試合で再びキューバ相手に先発した松坂投手のピッチングは、更に素晴らしいものだった。度々ランナーを出すが要所要所で三振を奪う等、キューバ打線に最後までホームを踏ませ無かった。リリーフした岩隈投手も安定した制球で、低めにキッチリと変化球をコントロールしていたし、馬原投手も落ち着いたピッチングだった。クローザーの藤川投手の調子は、まだ完全な状態では無さそうで、速球のスピードや変化球のコントロールが今のところ本来の力では無いようだ。これから現地で投げ込みを続けていきながら徐々に調子は上向くことだろう。次の試合では、今や「新エース」と呼ばれるダルビッシュ投手が先発するだろう。前回登板した時のような安定した制球力と球速が出せれば相手チームがどこであれ、日本チームの失点はほとんど心配無さそう。一方、日本チームの打線は、相変わらず城島選手が好調で本日も日本チーム初安打を記録する等良い当たりを続けている。彼以外の先発メンバーたちもそれぞれヒットを打っていたようだ。ただ残念ながらイチロー選手には前試合に続いてヒットが一本も出なかった。逆に言えばイチローの活躍抜きでも日本チームはキューバ・チームを圧倒したのだから凄い。イチローまで本調子になって来たら、日本チームは今大会でも無敵。ＷＢＣ王座を守ることになりそう。但し、相性の悪い韓国チームには改めて警戒をしておかなければ…。まさかの「コールドゲーム」で歴史的な大勝利を飾った翌々日に、初の完封負けを喫した屈辱を次回の対戦でスカッと晴らして欲しいものだ。何だか、ＷＢＣ二次ラウンドの初戦で最大の強敵キューバに完勝したということで、ついつい嬉しさの余り熱く語ってしまった。キューバ・チームを応援していた方々や野球に全く関心の無い方には「すまないと思っている…。」ともあれ、野球はやはり面白い！「ビバ！ベースボール！！」そう言えば、エルヴィスの「ラスベガス万才」は、ＢＳフジで確か今夜放映されるんだった…。♪「ビバ～！ラス・ベガス！」

2009年03月16日

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正月は、高校ラグビーと高校サッカー大会に注目。

野球等多くのスポーツはオフ・シーズンとなる年末年始もフィギュア・スケートをはじめ、サッカー、ラグビー、駅伝といった様々なスポーツの大会が次々に開催されている。元旦に行なわれた「天皇杯サッカー大会」決勝では、ガンバ大阪が一点を守り切り久々の優勝を果たした。Ｊ２チームながらＪ１の強豪チームを連破してベスト８に勝ち残っていたダークホース・「サガン鳥栖」は、残念ながらベスト４目前で敗退した。素早いカウンター攻撃等、今シーズンのＪ１昇格に大きな期待を持たせるに十分な実力を見せてくれた気がする。現在のチームから他チームへ移籍する選手が一人も出ないことを祈っている。実は、サガン鳥栖以上に活躍を期待していたのが、花園ラグビー場で開催されている全国高校ラグビー大会に今回も佐賀県代表として出場している佐賀工業高校だった。県内では長年敵無しのラグビー伝統校で、花園でも準優勝一回を始め「ベスト８連続進出」の最長記録を持ち、ラグビー名門校の一つに数えられている。しかし、数年前に真夏の猛練習の最中、一人の選手が亡くなるという悲しい事件があり、その責任をとって名将と言われた小城監督が勇退。以来、九州ナンバーワンの座をライバルの東福岡高や大分舞鶴高に奪われ、実力的にやや低迷していたように感じていた。ところが、全国屈指の大型フォワードを揃えた今年のチームは、夏の全国大会や国体で久々に好成績を挙げ、花園大会でもＢシード校の一校に選ばれたのだ。そんなわけで佐賀県ラグビー・ファン念願の花園大会初優勝を僕も今回密かに期待していた。以前は、夜中ではあっても必ずテレビで地元代表チームの試合を放映してくれていたが、残念なことに（視聴率の関係なのか）高校ラグビーのテレビ中継は決勝戦と準決勝戦以外は無くなってしまったようだ。その代わり翌日の新聞に掲載される試合結果を楽しみに読んでは喜びに浸っていた。この楽しみは決勝戦迄続くと信じていたのだが…。祈り虚しく、（サガン鳥栖と同じく）準々決勝で７対８の僅か１点差でノー・シード校だった京都成章高に敗退してしまった。組み合わせを見た時、順当に行けば佐賀工業高のベスト４進出は確実と予想していたのだが、なかなか期待どうりには行かないものだ…。ノー・シード高ながら唯一ベスト８に勝ち残っていた京都成章高は、またもやシード校を倒し、ついにベスト４に進出した。そう言えば、７～８年前の大会で佐賀工業の初優勝を阻止した相手チームが全国屈指のラグビー名門校で京都代表の伏見工高だった。その強豪伏見工高を県予選で破って出場して来た京都成章高だから、やはりシード校並みの力量は十分あったのだろう。こうなったら、他のシードも蹴散らして優勝旗を持ち帰ってもらいたい。余談だが、同時期に開催中の全国高校サッカー大会初戦で、佐賀県代表の佐賀東高が大ブレイク！愛知県代表の東海学園を相手に７点を奪う猛攻を見せ圧勝した。この調子ならばかなり勝ち進んでくれるだろうと僕が大いに期待したのは言うまでもない。だが、こちらの方は更にあっけなく、次の二回戦でまさかの敗戦。同じ九州の代表チーム・那覇西高とお互い一歩も引かない０対０の大接戦の末、惜しくもＰＫ戦で敗退した。初戦で７点を奪った佐賀東高に１点も与えず「鉄壁」の守備を誇ると思われた那覇西は、驚いたことに次の３回戦で対戦した（東京都代表でラグビーの名門校としても有名な）国学院久我山高に何と７点を奪われて大敗！何事にも上には上がいるもんだなぁ～、と改めて痛感した。サッカーもラグビーも地元佐賀県の代表チームは敗退してしまったが、これからの優勝争いに注目してみたい。…それにしても、早いものでもう２年前のことになるが、佐賀北高校の夏の甲子園大会（奇跡の）初優勝は物凄～い出来事だったと改めて思い返している。

2009年01月03日

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サガン鳥栖が天皇杯４回戦で大分トリニータを破る！

昨日、第８８回天皇杯全日本サッカー選手権大会第８日目が行なわれ、Ｊ２のサガン鳥栖がＪ１の大分トリニータを２対０で破り、見事５回戦進出を決めた。昨年の天皇杯でも格上のＪ１・新潟を破ったが、今回はつい最近ナビスコ杯で優勝したばかりのＪ１最高の強豪・大分トリニータに完封勝利したのだから凄い！サガン鳥栖を格下と侮ってか本来の布陣を敷かないで対戦した大分トリニータは、思わぬ完敗を喫してかなりのショックを受けたはずだ。この試合で２発のゴールを決めた廣瀬選手の活躍は勿論素晴らしかったが、そもそも大分トリニータ側が主力を温存し、やや戦力を落とした布陣で試合に臨んだことが（サガン鳥栖の選手たちに「何くそ！」という闘争本能に火をつけてしまった。）一番の敗因だったようだ。試合前に優勢を伝えられた側が予想に反して敗れる場合、こういった「慢心」が原因だったことが多い。来年元旦に天皇杯決勝戦を闘うつもりだったはずの大分トリニータの主力選手たちは、きっと地団駄踏んで悔しがったことだろう。スポーツでは、時折こういったどんでん返しが起きるから面白い。今季末のサガン鳥栖のＪ１昇格はかなり厳しくなって来たが、天皇杯ではもう少し暴れて欲しいものだ。そう言えば、先日「詐欺容疑」で逮捕された小室哲哉氏は、奥さんのKEIKOさんの地元ということで大分トリニータのスポンサーにも名を連ねていた。しかし、その「スポンサー料」が随分前から滞納されているという噂も聞いていた。もしかすると経済的な問題を抱えているのかも知れない、と思っていた矢先に今度の事件報道…。やはり無い袖は振れなかったわけだ。大分トリニータにとって相次ぐショックが続いたようで、些か同情している。話は変わるが、花園の高校ラグビー大会の常連で、準優勝一回、ベスト８への連続進出記録も持つ佐賀工業の戦力が久しぶりに充実しているようだ。数年前、練習中に選手が熱射病により急死するという悲劇があり、父兄と学校間の訴訟問題にまで発展。その責任を感じたのか、名将・小城監督が辞任して以来、ライバルの東福岡や大分舞鶴に九州の覇者の座を譲ってしまっていた。しかし、今年は国体や高校総体でその実力をいかんなく発揮し、花園大会で久々の大活躍が期待されている。「頑張れ～、佐賀工業高校ラグビー部！」

2008年11月06日

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ホークスの王監督が勇退。

先日、ソフトバンク・ホークスの監督を１４年間続けていた王貞治さんが今季限りで勇退することを記者会見で発表した。パ・リーグの優勝争いから完全に脱落したものの、まだまだペナントレース中でもあり、ホークスの選手たちにとっては凄いショック療法になったかも…。勿論、世間では号外も出る大ニュースとなった。少年時代に全盛期のＯＮの雄姿をしっかりと脳裏に焼き付けている僕にとっても少なからず寂しさを感じさせる出来事だった。しかし、数年前に胃ガンで胃の全摘出手術を受けたことのある王さんには監督業の激務から離れてじっくりと休養をとって長生きをして頂きたいと思ってもいた。噂によれば、ホークスのユニフォームを脱いだ後、王さんが第２回世界ベースボール・クラシック大会（ＷＢＣ）の日本代表監督を引き受ける可能性があるらしい。日本の野球ファンが期待するニ連覇を目指して頑張って欲しいが、北京オリンピックを観る限り前途はなかなか厳しいみたい…。王さんが苦渋に満ちた表情をするのを見るのはファンとして辛い。そう言えば、今が時代の変換期なのか、まだまだ人気の高い小泉元総理が国会議員を引退し次期衆議院議員選挙には立候補しないと公式に発表したらしい。また、憎たらしいほど強かった横綱・朝青龍も全盛期の圧倒的な強さが陰を潜め、今場所は前半戦で黒星が続き、ついに休場してしまった…。そんな中で、亡くなって３０年以上になるエルヴィスの人気が未だに世界中で衰えていないことは、やはり凄いことかもしれない。

2008年09月25日

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北京オリンピックで一喜一憂

北京オリンピックも終盤。期待された野球では、金メダルどころか、通算成績４勝５敗で第４位。キューバ、アメリカ、韓国といったライバル３チームと対戦した５試合では、何と全敗してしまった。岩瀬投手をはじめ抑えのピッチャーの不調と打線の迫力不足が目立った。素人の僕が言うのは失礼ながら、星野監督の采配にもいささか納得が行かない。大事な場面で（本来の調子で無さそうだった）岩瀬投手を度々起用し失点を繰り返す等、短期決戦に対しての采配にしては慎重さに欠けているように思えた。一方、韓国チームの粘り強い野球は本当に賞賛に値する。特に、昨日行われたキューバとの決勝戦は、終盤にドラマチックな展開となり手に汗握る素晴らしい試合となった。微妙なコースを再三「ボール」と判定され、思わず主審に抗議した韓国チームのキャッチャーが退場処分を受けた時にはもうダメだろうと思ったほどだ。この時、まだ韓国がリードしていたものの３対２の僅か一点差。最終回ながら一死満塁でキューバにとって絶好のチャンス。　そして、バッターボックスには前の打席でホームランを打っている屈指の強打者を迎え一打逆転の場面。この絶体絶命の大ピンチにも関わらず、代わった韓国バッテリーは冷静にダブルプレイに討ち取り、ゲーム・セット！見事に野球では韓国初となる金メダルを獲得した。勝利の瞬間、無意識に拍手をしてしまったたほど感動的なシーンだった。この韓国チームのひた向きな野球を日本の野球関係者はもっと見習わなければならないのではないだろうか…。マスコミによれば、韓国チームの選手たちは、この金メダル獲得のおかで徴兵を免除されるらしい。いっそのこと国民（男性）全員の徴兵を免除してあげて欲しい気分だ。野球以外にもシンクロナイズド・スイミング、ハンマー投げ、女子マラソン、男子柔道等オリンピック前にはかなり期待されていながら予想外の成績に終わっった種目も少なく無い。しかし、常勝アメリカ・チームを破り初の金メダルを獲得したソフトボールをはじめ、期待以上の成績を収めた種目も幾つかあった。個人的にはフェンシング（太田選手）と男子４００メートル・リレーのメダル獲得が特に印象に残った。ともあれ、今夜はいよいよ閉会式を迎える。４年後に開催されるロンドン・オリンピックのＰＲを兼ねて、スペシャル・ゲストの一人としてあのジミー・ペイジが登場するらしい。オリンピックでジミー・ペイジが観られるとは何だか妙な感じだけど…、ともかく嬉しい！レッド・ツェッペリン全盛期当時の華麗なギター・プレイはもはや望めないかもしれないが、彼の存在感だけでも観ていて圧倒されるだろう。因みに、以前こちらのブログでも紹介したことがあるが、ボーカルのロバート・プラントも含めレッド・ツェッペリンのメンバーたちにとって最大のアイドルは、『ザ・キング』エルヴィス・プレスリーなのだ！彼らの伝記本によれば、コンサート・ツアー移動中の自家用ジェット機内でもエルヴィスのロックナンバーをガンガン聴いていたらしい。もしかすると、彼らのハードなロック・ナンバーの名曲『ロックンロール』は、エルヴィスの『ハウンド・ドッグ』や『監獄ロック』あたりをイメージして作られた曲なのかもしれない。

2008年08月24日

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星野ジャパン　４勝３敗で何とか準決勝進出を決める　

熱戦の続いている北京オリンピックもいよいよあと数日を残すばかりとなった。昨日、注目の星野ジャパンが野球予選リーグの最終戦でアメリカと対戦した。両チームの投手陣の踏ん張りで０対０の均衡が続いた。ついに延長１１回を迎え、今回から採用された「タイブレーク・ルール」が実施。つまり、この回は無死１、２塁の場面からお互いに攻撃をするという新しい方式。まるで女子ソフト・ボールのルールのようでイマイチ納得しかねる感じ…。星野監督もこのルール導入決定を知らされた時にはかなり怒っていたのを思い出した。その不安は的中し、それまで無得点に抑えていたアメリカ打線に岩瀬投手がつかまり連打を浴びてしまった。アッと言う間に４点を失い、４対０といきなり劣勢に。その裏に日本も２死からタイムリーが続いて２点を返したが、一打逆転の場面で代打で登場した期待の阿部選手が凡退して万事休す。結局、４対２でアメリカに敗れた。しかし、何とか４勝３敗の成績でベスト４に勝ち残り、準決勝進出はギリギリ達成。後でニュースを観て分かったことだが、この試合で勝ったチームが予選リーグの第三位となるため、準決勝であのキューバと対戦することとなっていた。たまたま韓国が予選リーグを一位で通過していたため、４位の日本は準決勝で韓国と対戦することになったらしい。不幸中の幸い（？）、キューバよりも韓国の方がいくらか勝つ可能性は高いように思う。とは言え、実力的には韓国チームより格上と思われている日本チームだが、韓国チームの執念みたいな精神力に圧倒されてこれまで何度となく苦杯を飲まされている。今回も予選リーグで見事な逆転負けを食らっていた。何とか今度の試合でリベンジを果たして決勝に進み、キューバ（又はアメリカの可能性も）を倒して念願の金メダルを獲得して欲しいものだ。僕も気合を入れなおして手元に置いていた缶ビールをグイッと飲み干した。すると「異変」に気付いた。口の中に何やら異物が…。ビールと一緒にすぐ吐き出すと、ビックリ！ビールに落ちて「水死」した小さなコオロギの死骸が…。そう言えば、暑さのために窓を開けてテレビ観戦をしていたところ、どこからともなくコオロギが一匹飛んで来て僕の周囲でピョンピョンと跳ねていた。僕が夢中で星野ジャパンの応援をしている間に、このコオロギは運悪くテーブルの上に置いていた僕の飲みかけの缶ビールの狭い飲み口にたまたま落ちて溺死していたようだ。そうとは知らず、勢い良くビールと一緒に口に流し込んだ時、一瞬ではあったけど前歯でチョコッと噛んだ不快な感触が今も妙に残っている。まあ、やってしまったことは仕方がない。せめて「ゴキブリ」ではなかったことを良しとしよう。

2008年08月21日

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北京オリンピック

８月８日の夜、いきなり凄～い開会式で圧倒された「北京オリンピック」。本日であれから丁度１週間が経過した。水泳の北島選手が男子平泳ぎ１００メートル＆２００メートルの2種目で2連覇を達成するなど日本選手も結構活躍しているようだ。しかし、「お家芸」のはずの柔道で大苦戦気味だし、２連覇の金メダルが期待された女子マラソンの野口選手が肉離れにより急遽出場を辞退することが発表されるなどちょっと暗いムードが立ち込め出していた。そんな時、フェンシング男子フルーレで日本代表の太田雄貴選手が見事に銀メダルを獲得し、明るい話題を提供してくれた。太田選手は同志社大学を卒業したばかりの弱冠２２歳だが、今回の北京オリンピック前から多くの取材を受けていたマスコミ注目選手の一人だった。小学生の頃から父親からフェンシングの英才教育を受け中学、高校、大学と学生時代は常に国内のトップにいた。高校生の時に、日本選手権を制覇した快挙は未だに国内フェンシング界の語り草となっている。ユニバーシアードや世界選手権でも好成績を収め、過去の日本選手には夢でしかなかった「オリンピックでメダル獲得」という目標も彼には可能なことのように思われた。そうは言っても４年に１度のこの大会で世界中の強豪と戦ってベスト３に入るというのは並大抵のことではない。「剣さばきのスピードでは世界一！」と言われる彼は、更に基礎体力を上げるためにここ最近は熱心にジムに通ってパワー・アップにも成功していた。因みに、決勝で太田選手を破って金メダルを獲得したドイツの選手は、２回戦では太田選手の宿命のライバル・千田選手とも対戦して破っていた。万一、この対戦が逆であったら、もしかすると千田選手が銀メダルを獲得していたかも知れない…。たぶん、オリンピックでメダルを獲得するのには、ある種の運みたいなものも必要なのだろう。ところで、フェンシングは日本国内ではず～っとマイナー・スポーツだった。「だった」という表現をしたが、おそらく今もまだまだマイナーなのだろうと思う。余りにも速くて見えない剣のやり取りが一般の方には馴染めないせいか…、或いはマスクやピッタリしたユニフォームを装着しないといけないのが（特に真夏は）蒸し暑い日本の気候に向かないせいなのか…、とにかく競技人口が国内ではなかなか増えないスポーツだった。そういう僕は（こちらのブログのプロフィールにも書いているが）大学時代はフェンシング部に所属していた。（因みに、竹下景子さん、内田有紀ちゃん、優香ちゃんも学生時代はフェンシング部員だった！）僕の場合、たまたまNHKテレビで中継していた大学の日本選手権大会の試合を観て興味をそそられたのと、加山雄三さん主演映画（「京南大学」のフェンシング部選手として大活躍した）「リオの若大将」の影響が少なからずあったことは間違い無い。当時の我が福岡大学フェンシング部は、九州の大学リーグでライバルの西南学院大学と競いつつ各種目で優勝を続けていた。それでも全国大会に出場すると、関東・関西の強豪校と対戦するに度に惨敗するという厚い壁に度々跳ね返されていた。（大学３年の時、男子フルーレ団体でようやく念願のベスト８進出を果たした！）因みに、その関東・関西の強豪校のトップにいた選手が、まぎれもなく千田選手のお父さんだった。あの当時、大学生最強だった彼はオリンピックの代表選手にも選ばれ、（メダルはともかく）「入賞」を期待された日本フェンシング界期待の星だったのだ。ところが、ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議するという名目で（アメリカに同調した日本政府は）モスクワオリンピック出場をボイコットしてしまった。柔道の山下選手はじめ多くのメダル候補選手が悲しみに涙した瞬間だった。早いものであれから３０年近い年月が経過した。今回の太田選手のメダル獲得は（何よりもご本人の日々の努力が大きいことは認めるが）「世界平和」があってこその栄冠だということを改めて言っておきたい。ノーモア戦争！

2008年08月15日

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佐賀県大会決勝戦は、佐賀商対鳥栖高

夏の甲子園大会に出場する県代表を決める佐賀県予選もついに決勝戦を残すばかりとなった。昨年、奇跡の全国制覇を成し遂げた佐賀北高や第一シード鳥栖商を破り注目された（我が母校）武雄高校も先週敗退してしまった。その両校を破った鳥栖工業も先日ベスト４で姿を消してしまった。結局、今年の佐賀県大会の決勝は、佐賀商対鳥栖高の伝統高同士の対決となった。佐賀商は、１４年前に全国制覇を果たした県内一の高校野球名門高だ。元・西武ライオンズのエースで、甲子園でもノーヒットノーラン（９回２死２ストライクから死球を与え、夏の甲子園初の『完全試合』を惜しくも逃した）を達成した新谷投手をはじめ、これまで数々の名選手を輩出している。一方、鳥栖高も普通高校ながら県大会を度々制した伝統高で、広島カープの大黒柱・緒方選手や往年の名投手・権藤元横浜監督らの出身高校として知られている。過去に甲子園大会へ出場した時の戦績や今大会の数字では、やはり佐賀商に軍配が上がるが、一発勝負の高校野球の試合は、そう簡単に予想がつかない。ひと言で言えば、「打力の佐賀商対守備力の鳥栖」といったイメージだろう。ＮＨＫ杯で初優勝し、今大会・第２シードだった強力打線の伊万里農林を散発４安打に抑えた佐賀商のエース・古賀投手の調子も徐々に上がって来ており、両校の投手力はほぼ互角だろう。あいにく本日は朝から天候が悪く、残念ながら決勝戦の試合延期が濃厚だ。まあ、佐賀商と鳥栖高のどちらが優勝して県代表チームに選ばれたとしても、甲子園では（昨年の佐賀北高のように）勝ち負けはともかく、ハツラツとした爽やかな試合をして欲しいものだ。

2008年07月21日

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サガン鳥栖がJ2で暫定の２位に躍進！

Ｊ２リーグでサガン鳥栖が暫定で第２位に躍進した！一時は連敗が続いて大きく順位を下げてしまい、このまま下位に定着してしまうのでは・・・と心配していたが、元Ｊ１チームのサンフレッチェ広島に次ぐ第２位まで順位を上げて来た。確か得失点差が僅か＋３点だったせいで、一日後には仙台と引き分けて勝ち点（４２）で並んだセレッソ大阪に２位の座を譲ったものの、まだ３位だ。これまで大半の試合が接戦のようだが、上位相手でもしっかり勝ち点を稼いでいる。何とかこれからもしぶとい戦いを続けて上位に食い込んでもらいたい。鳥栖と言えば、昨年夏の甲子園の覇者・佐賀北高校を鳥栖工高が２対１で破った！前評判の高かった鳥栖工エースが佐賀北打線を４安打に抑えて見事に勝利したのだ。この試合結果は、あっと言う間に県内はもちろん全国中に流れた。試合の後、鳥栖工の校歌を整列しながら聴いている佐賀北ナインの目からは滝のように涙が流れていた。佐賀県大会は、第一シードの鳥栖商が一回戦で敗退するなど波乱気味だが、伝統校の佐賀商や佐賀学園、ＮＨＫ杯優勝の伊万里農林、好調な伊万里商も勝ち残っており、どこが優勝し甲子園代表校の座を射止めるのかは全く読めない。因みに、初戦で大殊勲（第一シード・鳥栖商相手に２安打完封勝利）を挙げた我が母校・武雄高校は１０対９で佐賀東との乱打戦を制してベスト８に勝ち進んでいる。次は、佐賀北高を破った鳥栖工との対戦だ。鳥栖工の本格派エース投手を打ち崩せるかどうか・・・。高校野球は、県大会も結構面白い！

2008年07月14日

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佐賀北高が県大会の初戦で大苦戦！

昨年、日本中を驚かせた佐賀北高校の甲子園大会初優勝「がばい佐賀旋風」から、早いものでもうすぐ一年を迎えようとしている。北京オリンピックの開催が近づき、例年に比べイマイチ注目度が低いような感じを受けるが、今夏の甲子園球場でもまたドラマティックな試合が行われることを期待している。佐賀県でも先日から県大会が始まり、注目の佐賀北高校が昨日いよいよ初戦を迎えた。対戦相手は、佐賀工業高校。県内では昔から強豪として知られ、豪腕・江口投手（元ホークス）を擁して甲子園に出場した大会では、優勝候補のチームを次々に破り注目を浴びた。初戦だけに、プレッシャーによる苦戦が予想されたが、まず佐賀北が４回に先制。ところが、次の回に投手がつかまり、佐賀工に３点を奪われ逆転される。しかし、その裏に２点を取り返して３対３の同点…と前半は乱戦模様だった。お互いに投手陣が安定してきた後半は両校共に追加点が奪えず、一転して投手戦に…。そして、ついに延長戦にもつれ込み、佐賀工のエース・岸川投手の疲労がピークとなった１１回裏、佐賀北高が犠牲フライで決勝の１点あげて何とか勝利した。試合後のインタビューで佐賀北高の百崎監督が「負けも覚悟した。」と語っていたほどの厳しい試合だった。昨夏の覇者をあと一歩のところまで追い詰めた佐賀工業の善戦を大いに讃えたい。因みに、我が母校・武雄高校もこの日が初戦だった。対戦した相手は、春の県大会で優勝し今大会第一シードの大本命・鳥栖商。正直な話、大差での敗北を覚悟していたのだが、予想は見事に裏切られた。何と驚いたことに強打の鳥栖商打線が武雄高の投手陣から奪ったヒットはわずか２本。３塁を一度も踏ませない完璧な試合運びで１対０と武雄高がシャットアウト勝ちしてしまったのだ。ゲームセットの瞬間に泣き崩れる鳥栖商ナインの姿が目に浮かぶようだ。まさか一回戦で敗退するとは…。因みに、鳥栖商は春の県大会決勝で佐賀北高の投手陣をめった打ちにして圧勝しており、甲子園に一番近いと思われていたのだから…高校野球の勝敗は本当に分からない。でも、そういうところこそが高校野球の魅力なのだろう。そう言えば１４年前に全国制覇を果たした県内一の高校野球名門校・佐賀商は、このところ野球以外のことでマスコミの話題となっている。実は、地元の某コンビニで万引きした犯人をエース投手が仲間と一緒に捕まえて表彰されたのだ。この勢いで予選を勝ち進み、佐賀北高と優勝争いすることになるかも。武雄高校も何十年ぶりとなる２度目の甲子園出場を目指して頑張って欲しい！

2008年07月09日

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大関・琴欧州が横綱・白鵬も下し、初優勝へ更に近づく！

二日連続で大相撲の話題を…。昨日までは、全勝の大関・琴欧州を２人の横綱が（それぞれ一敗と二敗で）ピッタリと追走していたため、まだまだ優勝争いには波乱が予想された。そして、本日１２日目最後の取り組みで、ついに琴欧州と白鵬が対戦した。白鵬が勝てば優勝争いが混沌とする注目の一番だったが、立合いから終始優勢だった琴欧州が一気に白鵬を寄り切り、見事全勝を守り切った。もう一人の横綱・朝青龍は、今場所不調で既に負け越しが決定していた大関・千代大海の奇襲攻撃で三敗目を喫っし、優勝争いから大きく後退してしまった。なお、昨日「久々の優勝…」とうっかり書いていたが、意外なことに琴欧州にはまだ幕内優勝の経験が無く、このまま独走した場合には念願の「初優勝」となる。この日、自ら横綱・白鵬に勝利したことで優勝に向けて大きく前進した。明日、琴欧州が全勝を守り、二敗の白鵬が破れた場合には早々と優勝が決まる。内心は混戦を期待していたが、琴欧州の安定した取り組みにより、予想外の独走体制となって来たようだ。僅か一日で展開が激変することこそ、最近の大相撲の魅力かも知れない。まだ琴欧州の優勝が決まったわけではないが、来場所以降も二横綱と大関が中心となった緊迫した優勝争いに期待したい。

2008年05月22日

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大相撲夏場所の終盤が何だか面白そうな展開に…！

久々にスポーツの話題を…。北京オリンピック・バレーボール世界最終予選大会では、日本の女子代表チーム『柳本ジャパン』が連戦連勝で、次の試合に勝利すれば北京オリンピック出場がほぼ確定する。金曜日の韓国戦には全国のスポーツ・ファンの注目が集まりそうだ。しかし、十一日目を迎えた大相撲夏場所は、それ以上に盛り上がって来た。初日以来、全く危なげない戦いぶりで、このまま全勝街道をひた走るのでは…、と思われていた横綱白鵬が、昨日、何と伏兵の安馬に痛い黒星を喫してしまった。これで勝ち星（九勝一敗）が並んだライバル朝青龍は思わずニンマリしたことだろう。このまま千秋楽に持ち込んだら、先場所と同じように『横綱対決』で自分が連続優勝を勝ち取れるという自信を抱いていたはずだ。実は、大関の琴欧州が昨日も白星を重ねて、まだ全勝を続けていたのだが、相性の良い朝青龍は、全く彼のことは眼中に無さそうな様子だった。奇しくも本日の一番で朝青龍はその琴欧州と対決した。ところが、軍配が反ると、意外にも琴欧州が技巧的な粘り強い相撲を発揮し、パワフルな朝青龍の技を見事に封じ、寄り切って完勝。単独トップの全勝を守り切ると共に、久々の優勝へ一歩近づいた。朝青龍の悔しそうな顔が琴欧州の今場所の好調さを如実に現していた気がした。これで、朝青龍と琴欧州の対白鵬戦の一番がまたまた楽しみになって来た。これからお互いが潰し合いをすれば、もしかすると千秋楽に『三つ巴決定戦』なんかも期待出来るかも…。何だかんだ言いながら、つい今場所も大相撲に注目している。

2008年05月21日

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春の珍事。

地元Ｊ２リーグ・チームのサガン鳥栖が、球団発足以来初めてのトップに立った。一時は、経営基盤のオーナー企業も不安定でコロコロ変わり、解散も覚悟したリーグ１弱～いチームだったが、先代の松本監督の情熱的な指導の成果が徐々に現れ、昨シーズン後半戦からは期待していた以上の好試合を見せる程に力をつけていた。まだまだ開幕直後とは言え、暫定のリーグ一位は本当に嬉しい。プロ野球では、開幕４連敗の後、球団新記録となる７連勝で、あの楽天イーグルスがパリーグの首位に立った。ぼやいてばかりいた野村監督が嬉しいのを必死で抑えたような表情が面白かった。しかし、次の試合からまたまた４連敗。アッと言う間にトップを滑り落ち、勝率は五割を割ってしまった。特に、昨日の試合なんか、散々な負け方だった。序盤で７対０と大量リードし、楽勝ムードだったにも関わらず、先発の一場投手が突然乱調。救援した投手も次々に打たれ、結局８対７の大逆転負け。楽天も一場投手自身もこれからの試合で真価を問われるだろう。サガン鳥栖も楽天のように連敗だけはしないで、このままシーズン最後まで首位争いに加わって欲しいものだ。

2008年04月08日

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スポーツの春！

彼岸を過ぎ、日ごとに春らしく温かくなって来たような気がする。それに連れて最近スポーツの話題が活発になって来た。選抜高校野球大会が開幕し、甲子園球場では連日熱戦が繰り広げられている。今大会では、早くも前評判の高かったチームが次々に敗れ、番狂わせの試合が多い印象だ。昨夏の大会では、「がばい旋風」の佐賀北高校（上の画像）が全国制覇したように、意外なチームが優勝してくれる予感がしている。プロ野球は、パリーグが先に開幕したが、ソフトバンク・ホークスが４連勝して早くも単独トップ！只今４戦４勝の全勝。しかも、その内の３勝が「サヨナラ勝ち」とは…。何だか神がかり的な凄～いスタートダッシュを見せている。５年ぶりの日本一を目指して、この調子で頑張ってもらいたい。サッカーのＪリーグも開幕している。嬉しいのは、Ｊ２の地元チーム・サガン鳥栖が開幕試合で勝利し、現在まで二勝一分けの好成績。つまり、今のところ無敗！しかも３試合全て無失点と守備が安定し、好調を維持している。まだ先は長いが、何となく今シーズンは好成績が期待出来そうな感じだ。一方、残念だったのは大相撲。二場所連続の千秋楽横綱対決となった優勝争いは、４連覇を期待された白鵬が朝青龍の小手投げに敗れた。自業自得とは言え、謹慎以来マスコミからも悪役呼ばわりされて、相当なプレッシャーを浴びていた朝青龍は、勝利の直後に派手なガッツ・ポーズを見せ、相変わらずの豪傑ぶりを感じさせた。表彰式のインタビューでも上機嫌で、最後は大阪弁で挨拶を披露していた程だったが、「応援してくれたファンの皆さんのおかげです。」と神妙に語っていたのには好感が持てた。これからも是非その謙虚な気持で精進し、来場所から更に良い相撲を見せてもらいたい。一方、一気に攻めて墓穴を掘った形の白鵬は、モロに悔しそうな表情だった。目標の４連覇を阻まれ、来場所に期するものがあるはずだ。ともあれ、両横綱が優勝を賭けて千秋楽に対決するというドラマチックな展開が二場所続いたことで、若貴引退以来下降線を辿っていた大相撲の人気が、一気に再燃するのでは…。明日は、いよいよメジャー・リーグの開幕戦を迎える。日本で行われるレッドソックスの開幕戦では、松坂大輔投手が先発する予定。昨シーズンは、本人にとっても些か不本意な成績だったろうが、開幕投手を任されたことで、（昨シーズン同様に）今季の松坂投手への期待の大きさが伝わって来る。何とかその期待に応えて欲しいものだ。

2008年03月24日

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プロ野球解説者・加藤博一さんの訃報に涙。

先週、多くの野球ファンから親しまれていた人気野球解説者の加藤博一さんが肺ガンのために亡くなられた。何と、まだ５６才の若さだったそうだ。彼とは面識は無かったが、佐賀県多久市出身と聞いて、現役時代から何となく親近感を持って応援していた。。但し、彼はアマチュア時代は県内でもさほど注目された選手ではなかった。多久工業高校卒業後、１９７０年に「テスト生」として当時の西鉄ライオンズ（現・西武ライオンズ）に入団したのがプロ野球生活の始まりだった。西鉄では活躍するチャンスに恵まれないまま、1976年（五月女豊・鈴木照雄との2対2の交換トレードで、片岡新之介と共に）阪神タイガースに移籍。長い下積み時代を経て、ようやく俊足巧打を認められ、ついにレギュラーの座を獲得した。1980年には、打率３割１分３厘で打率ベストテンの第５位に入る好成績を挙げている。1983年、トレードで、横浜大洋ホエールズに移籍。1985年には、高木豊、屋鋪要と共に「スーパーカー・トリオ」を結成。３人で３桁盗塁をマークし、大暴れする。（個人では通算169盗塁を記録。）1986年には、プロ入り17年目で念願のオールスター初出場を果たしたが、４年後の１９９０年に惜しまれつつ現役を引退した。多分、彼が最初に大きな注目を浴びたのは、「昭和の怪物」と呼ばれた江川卓投手に浴びせたプロ第一号ホームランを放った時だろう。彼にとっては記念すべきプロ初ホームランだったが、江川投手にとってはプロ初登板でいきなり浴びた苦い第一号被ホームランとなった。その後も江川投手に対しては妙に相性が良く、やがて「江川キラー」と呼ばれれるようになる。現役の終わり頃、ベンチで控えに廻る機会が増えるようになってからも、彼の明るいキャラクターは常にチームを盛り上げ、ムードメーカーとしての彼の存在感が更に際立っていた。決して大記録を残した選手ではなかったが、引退した後は、その明るい性格を買われて野球解説者に転身。「プロ野球ニュース」をはじめ、多くのスポーツ番組で大活躍。彼の笑顔が現役時代にも増してしばしばテレビで観られるようになった。彼は試合前に取材をする度、プロ野球の後輩選手たち一人一人に笑顔で優しい言葉をかけ、励ますことを忘れ無かった。一方、彼は故郷の佐賀県にも多大な功績を残している。地元少年野球チームの指導や県の観光キャンペーンへの協力等、常に故郷・佐賀県への支援を惜しまなかったのだ。先週末に行われた彼の葬儀の模様は、各局のスポーツニュース等でも度々放送されたが、会場には、現役選手やＯＢ、監督を問わずプロ野球界の大物スターたちがズラリと顔を並べていた。テレビ・カメラに映し出された屈強そうな男性たちの多くが涙で目を真っ赤にしていたのがとても印象的だった。横浜でチームメートだった高木豊氏や後輩の「大魔神」佐々木らが泣くのを堪えながら追悼のことばを語っていた。「男は、辛い時や悲しい時にこそ笑うんだ！」など、彼が残した言葉の一つ一つから、生前の彼の温かい人間性の素晴らしさが伝わって来て、感動せずにはいられなかった。昨年、夏の甲子園大会で佐賀北高校が奇跡の逆転優勝を果たしたが、おそらく彼もこの試合を観ていたことだろう。佐賀北高の優勝が決まった瞬間、子供のようにはしゃいで喜んでいる彼の笑顔が目に浮かぶようだ。加藤さん天国で安らかにおやすみください。今まで本当にお疲れさまでした。

2008年01月28日

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星野ジャパンの北京五輪大会出場決定に安堵！

昨夜、台湾との一戦に勝利した全日本野球チーム（通称＝「星野ジャパン」）は、念願の北京オリンピックへの出場権を獲得した。王ジャパン・チームがＷＢＣ世界大会決勝で常勝キューバを下し、見事に世界一の座を獲得したのが昨日のことのようだが、あの大会で日本は韓国に二回も敗れるという屈辱を味わっていた。日本以外のアジア各国の野球チームのレベルが思っていた以上に急激にアップしていることを思い知らされた。今回の予選では宿敵・韓国だけでなく、開催地の台湾チームも侮れない存在だった。前日の韓国戦は、予想どうり一点を争う接戦となり、継投が成功した日本が度々のピンチを凌いで辛くも勝利をものにした。それにしても、（野球に限らず）韓国チームが日本を相手にした時の精神力や集中力の凄さには改めて感心した。台湾チームは韓国よりチーム力は下と見られていたが、星野監督は、一番プレッシャーがかかる試合だと考え、２１歳のダルビッシュ投手を先発登板させた。彼の強い精神力と安定したピッチングに期待したのだ。ところが、普段は生意気に見えるくらいにクールで冷静なダルビッシュ投手の表情が堅く、何だか調子に乗れないように見えた。腰を少し痛めていたのか速球の威力もイマイチのようだった。甲子園球場の阪神ファンも凌ぐような（台湾チームへの）スタンドの大声援で、さすがに調子を狂わされたのかもしれない。どうやら、それが「プレッシャー」というものだろう…。それでも台湾チームを僅か１安打に抑え、１点のリードを守り続けていたダルビッシュ投手だったが、ついに６回に僕の不安は的中！台湾チームの三番バッターから見事な三振を奪った直後、何と四番バッターから逆転のツーラン・ホームランを打たれてしまった。地元台湾チームを応援していたスタンドの大半の観客が、その瞬間蜂の巣をツツイタように大騒ぎして喜んだのは言うまでも無い。当然ながら、日本チームは、試合終盤（残り７～９回）の間に逆転しなくてはいけない。しかし、日本がこの時点（６回）までに台湾の投手から奪った点数が、わずか１点だったわけだから、かなり嫌なムードとなった。このまま試合終了まで逆転出来ない可能性も…。そうなると韓国、台湾、日本の３チームが二勝一敗で並ぶことになる。アナウンサーの話によれば、もしも日本がこの試合で台湾に３点以上奪われて負けた場合は韓国チームの北京五輪出場が決まる！のだと…。心無しかダルビッシュ投手の顔が青ざめて見えた。だが、幸いなことに、その最悪の事態を考えている時間はそれほど長くは続かなかった。逆転された直後の７回、星野ジャパンの打線が大爆発したのだ。死球に始まり、連打で満塁にした後、まずスクイズで同点に追い付き、それから打者一巡の猛攻撃で一気に試合を決めた。投手力や打力は勿論のこと、「走塁」の大切さが改めて再認識される試合だった。試合が終わってみたら、失点はダルビッシュ投手が打たれたツーラン・ホームランの２点だけ。１０対２で日本チームの圧勝だった。だが、少なくとも７回途中迄は手に汗握る試合で本当にヒヤヒヤした。現在の日本最強のメンバーを集めたオールスター・チームでもこれだけ苦戦するとは、アジア代表になるのは本当に厳しい試練だと思い知らされた。勝利監督インタビューで安堵した星野監督の目に溢れていた涙に、アジア予選勝利の喜び、感激、苦労等々が痛いほど察っせられた。ダルビッシュ投手が７回で降板した後、藤川投手ら救援陣の好投も見事だったものの、チーム全員一丸となっての戦いぶりが一番印象的だった。北京オリンピックの本番でも、この粘り強さを十分発揮し、是非とも金メダルを獲得して欲しいものだ。

2007年12月04日

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稲尾和久さんのご冥福を祈る。

先日１１月１３日、「鉄腕投手」として知られる稲尾和久さんが亡くなられた。稲尾さんは、通算４００勝をあげた金田正一さんと並び、日本プロ野球界を代表する名投手だった。昭和３０年代、西鉄ライオンズの黄金時代を支えるエースとして大活躍。未だに日本最高記録である年間４２勝をはじめ、数々の記録やタイトルを保持している。日本シリーズで宿敵ジャイアンツに３連敗を喫した後、４連投で４連勝し、見事奇跡の逆転日本一を果たした時に、あの「神様！仏様！稲尾様！」という有名なフレーズが誕生したことは余りにも有名だ。亡くなられた翌朝、フジテレビの番組「トクだね」でも稲尾さんの訃報をを紹介していた。メイン・キャスターの小倉智昭さんが稲尾さんに関して熱っぽく語っていたが、その内容といい、簡潔で軽快な語り口といい、完璧と言って良いほど素晴らしいもので本当に感動した。見たまんまの温厚な人柄で、特に地元九州では西鉄ライオンズ時代からのファンに限らず多くの人々から親しまれ、ＯＮに匹敵する高い知名度と人気があった。一昨年だったか、福岡のある新聞社主催のパーティー会場で一度だけ間近で稲尾さんを観たことがある。ホテルオークラの広い宴会場で、彼の大きな身体の周囲にはずっと人垣が出来ていた。僕は、幸いカメラを持参していたので、恐縮しながらやや離れた距離からスナップを撮らせて頂いた。今もあの優しそうな彼の目が忘れられない。今にして思えば、一緒に写真を撮ってもらえば良かったと残念でならない。そう言えば、つい１０月には彼の故郷、大分に「稲尾記念館」がオープンしたばかりだった。福岡市総合図書館では、11月20日（火）に、半生を描いた1959年制作の映画「鉄腕投手　稲尾物語」を追悼のために上映するそうだ。映画には稲尾さんご本人が出演。少年時代からのエピソードをちりばめ、1958年の日本シリーズ対巨人戦での大活躍までを再現している。（志村喬さん、白川由美さんなど東宝のスターの他、当時の三原脩監督や中西太さん、豊田泰光さんも出演。）上映は午後２時から。大人５００円、大学＆高校生４００円、小中学生３００円。お問い合わせは、０９２（８５２）０６００　福岡市総合図書館まで。ともあれ、選手、監督、プロ野球ＯＢとして、長い間日本の野球界の発展に貢献された稲尾さんに「お疲れさま」と言ってあげたい。心からご冥福を祈っている。

2007年11月16日

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落合監督に「喝！」、中村ノリのMVPに「天晴れ！」

日本シリーズは、継投で日本ハムをパーフェクトに抑えた中日が４勝目をあげ、半世紀ぶりとなる日本一に輝やいた。初戦で１３奪三振でシリーズ記録を更新し勝ち投手となったダルビッシュ投手は、この日も１１三振を奪う好投で中日を苦しめた。しかし、味方打線がヒットどころか一人も塁に出ないまま完封され、敗戦投手となってしまった。若いダルビッシュのピッチング以外に日本ハムの良さが全く見られないまま終わった感じで残念…。完全試合目前の九回、山井投手に代えて抑えの切札・岩瀬投手をリリーフに送った落合監督の采配も問題となった。スタンドやテレビの前で日本シリーズ史上初の快挙が達成されるのを目撃しそこねた野球ファンの多くは落胆したに違いない。しかし、意外にも中日ファンの大半は、５３年ぶりの日本一に大喜びで「結果オーライ」だったようだ。勝ち負けにこだわるのは勝負師として仕方ないかも知れないが、プロ野球の監督はファンに夢を与えることも大切だと思う。例えば、長嶋さんだったら、あの場面で絶対にピッチャーを交代しなかったはずだ。星野さんだったら、本人がもう投げれないと言ったとしても「バカ野郎！」と一喝してマウンドに立たせただろう。ともかく、中日投手陣の層の厚さが目立ったシリーズだったが、おそらくベテラン谷繁捕手の好リードが日本ハム打線を封じた最大の要因だったはずだ。そして、ＭＶＰに輝いた中村紀洋選手の活躍には素直に敬意を表したい。昨年、契約問題のもつれが原因で古巣チームから事実上解雇され、今季より中日に「練習生」として入団。以前はメジャーリーグにも在籍し、数億円もあった年収が、わずか４００万円になってしまったそうだ。まさに、一からの出直しだった。やがて二軍から一軍に昇格。徐々に本来の力量を発揮しチームの中心選手となり、日本シリーズでは腰の故障等にもめげず勝負強いバッティングで中日を日本一に引っ張って行き、ついにＭＶＰを獲得。痛み止めの注射を打ちながら、文字どおり死にもの狂いの戦いだったらしい。中日の日本一より、彼のＭＶＰ獲得の努力を僕は誉めてあげたい。

2007年11月02日

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ハンカチ王子３０連勝ならず！

アメリカで開催された今回の日米高校野球大会は、日本チームが第４戦目で早々と３勝目を挙げ、見事大会史上初めてアウェイでの優勝を飾った。早速、フジテレビの「とくダネ」でもこの大会の模様を今朝の放送で大きく紹介していた。第３戦に先発登板したハンカチ王子こと早稲田大学野球部の１年生斎藤佑樹投手は、強打のアメリカ選抜チームを６回までわずか１点に抑え、救援投手も失点を許さず勝利投手となった。これで１勝１敗の五分から２勝１敗と先に王手をかけた日本チームは一気に勢いに乗り、第４戦目で（初戦の登板では不振だった）エースが起死回生の好投を見せ、ついに悲願だった敵地での優勝を獲得した。番組では、高校時代から続く斎藤投手の連勝記録を２９個の白い○印をボードに並べたりして強調し、彼の素晴らしい活躍ぶりと負けない強運ぶりをスタジオの全員で褒め称えて盛り上がっていた。ところが生放送とは案外皮肉なもので、「只今入って来たニュースですが…。」と言って現地レポーターが画面に登場すると、スタジオの雰囲気が一変。優勝決定（第４戦）後に行われた最終・第５戦の試合の７回裏、３対１と日本チームがリードした場面で登板した斎藤投手が珍しく乱調。不運な味方のエラーで二死一塁とされ、更に２連続ヒットを浴びて満塁のピンチを迎え、力んだのか連続の押し出し四球で同点に追いつかれたところで無念の降板。後続の投手が決勝点を奪われ、結局７対３のスコアで全米選抜チームに逆転負け。何と自責点はゼロながら斎藤投手が敗戦投手となったとのこと…。「彼の連勝がいつまで続くでしょうね～！」みたいなハッピーエンドでこのコーナーを終了したかったであろう番組のスタッフ全員が一転、意気消沈した感じだった。メイン・キャスターの小倉智昭さんは、「彼は日本球界の宝なんだから酷使し過ぎては気の毒だ。監督は何でまた無理して最終戦にも登板させたのか！」と怒りをあらわにしながら語っていた。確かに時差や疲労もあったと思うし、登板間隔が短かったかも知れないが、むしろこの試合で３０連勝が果たせなかったことによって彼は更に大きく成長を見せてくれそうな気がする。第３戦目では頭脳的な投球で見事に１勝を挙げているし、強豪の全米選抜チームを相手にして１勝１敗は立派な成績だ。おそらく、彼の活躍が無かったら今回の優勝もありえなかっただろう。登板した２戦で２勝して慢心し天狗になるより、五分の成績に終わったことが将来の大成につながることを心から期待している。親父ギャグ的に言わせてもらうと「半勝ち王子」…なんちゃって！？ＰＳ．昨年、横浜からメジャーの名門ドジャースのマイナーに移籍したベテランの斎藤投手が、メジャー昇格２年目の今年、ついにメジャーのオールスター出場を果たす。こちらの斎藤投手にも心から祝福したい！ところで、ソフトバンク・ホークスのエース、斉藤投手はまだ復活しないのかなぁ～！？

2007年07月09日

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松坂大輔投手がメジャー初勝利！

今シーズンより、大リーグの名門ボストン・レッドソックスに入団した松坂大輔投手は、入団前から続くマスコミの騒ぎをモノともせず、オープン戦で毎試合のように好投を続けていた。そして、ついにメジャーの公式戦が開幕し、本日、いよいよ初登板の日を迎え、強打線で知られるロイヤルズと対戦した。相変わらず、さほど緊張した様子は無く、いつもの自信溢れるピッチングをみせ、初登板で見事にメジャー初勝利を挙げた。７回でマウンドを降りたが、ホームランによる一失点だけに抑え、十個の三振を奪う安定した内容だった。本人は、まだ満足していない様子だが、これからメジャーの各チームの打者もビデオを観たりして研究してくるはずだから、勝ち星が続いたとしても慢心しないことが大切だ。メジャーは、パワーのある打者が多いので下位打線も決して油断出来ない。まず、長いシーズンをケガ無く、集中力を切らさないように頑張って欲しいものだ。結果は、自然に後からついて来るのだから。そう言えば、佐賀県知事と佐賀県議会議員の選挙も目前に迫って来た。日曜日に出張があり、既に自分は不在者投票を済ませているが、やはり開票結果が気になる。こちらも勝負の世界だ。投票日前日まで、戦いは続く。

2007年04月06日

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頑張れ！桑田

今日から四月。三月末の先週あたりから、こちらでも桜が咲き始めていた。たぶん今週の土日が花見のピークだろうと思われていた。しかし、週末の天気は残念ながら下り坂。皮肉なことに、週末を迎える前までは初夏を思わせる温かい小春日和が続いていたのに…。来週の週末には桜もピークを過ぎて散り出してるだろうし、今日はせめて車から桜を観て周ろうと思った。４月１日と言えば、３８才でメジャーに挑戦している桑田真澄投手は、確か今日が誕生日だったと記憶している。彼は、高一の時からＰＬ学園のエースとして甲子園で大活躍。ドラフト一位で念願のジャイアンツに入団を果たし、以来エースの背番号18を付けてマウンドに立ち続け、ずっとジャイアンツの勝利のために貢献して来た。あれから二十年。さすがの彼も体力低下により球威が落ちて来たのか、以前のような成績を残すことが出来なくなっていた。勝負の世界は厳しいもので、ついに昨年のシーズンオフに球団から戦力外通告を受けてしまった。てっきり引退するとばかり思っていたら、彼は突然アメリカへ渡り念願のメジャーに挑戦すると言い出したのだ。日本球界で戦力外通告を宣告された彼がメジャーに（しかも３８才で）挑戦すると言うのは、僕には無謀に思われた。ところがメジャー（パイレーツ）傘下のマイナーの練習試合で度々好投。もしかして、コントロールが良くベテランらしく熟練した彼の投球術は、意外にもアメリカの粗削りなパワー野球にはまだまだ通用するのでは…、と期待し始めるようになった。そう言えば、今から二十年程前（確か、桑田投手の入団と同じ頃）、江夏投手がやはり同じような年齢境遇でメジャーに挑戦したことを思い出した。残念ながら江夏投手は、あと一歩のところで及ばなかったが…。それだけに桑田投手には、その夢を何とか実現して欲しいと思い、オープン戦の登板に毎回注目するようになった。そして、これでメジャー昇格が決まるだろう、と期待していた３月２６日の対ブルージェイズ戦で悪夢が起きた。三塁のカバーに入った彼と審判が衝突し、彼は右足首を捻挫してしまい、試合中に退場、病院に担ぎ込まれた。ぶつかった相手の審判がプロレスラー並みの巨漢だったのも不運だった。診察結果は更に深刻だった。捻挫としては、最も重い怪我だったらしく、全治４～６週間の診断。その瞬間、念願だった開幕時のメジャー昇格は、夢と消えた。余りにも悲劇的な成り行きに、おそらく彼は失意に打ちひしがれ、とりあえず帰国するだろうと思っていた。だが、彼が怪我した数日後にはキャッチボールを開始したという記事を新聞で読み驚愕した。確かに、捻挫したからと言って身体全部を休ませる必要は無い。せっかくキャンプで鍛え作り上げて来た身体を足首が完治するまで維持し、少しでも早く復帰を果たしたいという彼の強い意志のあらわれだろう。体力は落ちても、気力は若い頃よりも更に強靭になっているのかもしれない。（でも、決してあせらず無理をせずに、ケガを完全に治してから復帰して欲しい。）今日で３９才を迎えた桑田投手のメジャー昇格と登板を改めて心から期待し、応援している。それにしても、出来ることならば、あの憎らし～い「捻挫」が一足早い「エイプリル・フール」だったら…と思わずにはいられない。

2007年04月01日

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フェンシング太田選手が金メダル

ドーハで開催中のアジア大会。フェンシングの男子フルーレで太田選手が金メダルを獲得した。世界選手権第二位の張選手らアジアの強豪を破り、28年ぶりにこの種目で日本選手が頂点に立ったのだ。彼は、同志社大学に通う現役の大学生らしいが、数年前には高校生として初めて日本選手権を制し、大学一年でアテネ五輪に日本代表として出場を果たした稀に見る逸材だ。日本フェンシング界に久々登場したヒーローに違いない。太田選手の金メダル獲得に歓喜していたフェンシング日本代表チ－ムの江村監督も現役時代はオリンピック日本代表の主将をつとめた名選手だった。実は、東和大学付属高校（福岡）在学中に、我が福岡大学のフェンシング部の練習に度々参加しに来ていて、僕も彼の練習熱心さを今でもよく憶えている。東京の大学に進学してから頭角を現し、日本を代表する名選手となり、今や名監督となった。持って生まれた才能が人並み外れた努力によって見事に開花した顕著な例だろう。若い太田選手のこれからの活躍が、江村監督の現役時代の成績を更に上回っていくことを期待している。

2006年12月11日

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