まだまだ修行が足りんぞ
ウォーキングの道程にて・・・碇自分をコントロールすることが少しは出来るようになったと思っていたのですが・・・まだまだ修行が足りません。昨日実技の試験でした。自分の順番が回ってくるまで待機室で各々が練習したり、手順の確認や事前準備にいそしむのですが私は何の緊張感もなく・・・心臓のドキドキもほとんど感じることもなく自然体で順番を迎えることができました。けして自信があるわけではありません。私の目標は合格でなく、自分が今できること・・・前日私のリハビリ担当のH先生が私にして下さった事をすればよい・・・それまで、試験に受かることばかりに気をとられ、どうしたら試験を攻略できるか頭はそういう事にとらわれて、大切な事を忘れかけていたことに気が付きました。それを、若先生がまた思い出させてくれて・・・感動して・・・そこまでは良かった平常心で臨めた、試験・・・もちろん未熟な私は合格は出来ませんでした。不合格はしょうがないのですが、自分が今できる事相手の方の事を、本当に考えてあげていたのか??途中・・・自分がやっていることに疑問や迷いが起こりながら・・・それでも、途中立ち止まってみることなく進めていってしまったのです。それは、なぜなのか・・・相手の事を本当に考えていなかった・・・試験だという頭で、やり直す事ができなかったからです。私はやっぱり試験だということに囚われてしまっていた。それを思い知った瞬間・・・自分に対する情けなさと腹立たしさで涙がとめどなく溢れ出たのです。止まらない涙・・・それもまた恥ずかしい・・・50のおばさんが、情緒不安定になっているとしか思われないぞ!!涙よ止まれ!!ダメでした。試験が終わり待機所で、どれだけの人が慰めてくれたでしょうか・・・違います、試験に落ちて悲しいのではありません。悔し涙です・・・自分の情けなさに、腹が立って腹が立ってなんです。ストレス物質を涙で吐き出すのもいいけれど、どうして自分のコントロールを最後にできなかったかなあ泣いた自分にもまた、腹が立っています