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カテゴリ:町並み
九州・八女福島 重伝建の町 今年ここ宮城県で初めて村田町が重要伝統的建築群保存地域に選考されました。 選考は文化庁が行います。何故か国土交通省ではないのです。 建物、町も文化ということは当然です。 八女福島 今NHK大河ドラマ黒田官衛兵放映されていますが、ここは旧黒田藩が治めていた在郷の町 この周辺の経済中心地。柳川の支所的な町らしい。 江戸時代初めには城もあったらしが、20年あまりで城は無くなった。 この町には武家屋敷群がないのですね。 商人、職人の町が残っている。 古い町は日本中かつて大火にあって町が焼けている。 繰り返される大火への備えとして、白壁の漆喰、耐火構造の家並みが町中に続くようです。 「うだつ」は火を防ぐものですが、この町にはそれがない。 隣の家との境に、下屋が防火として造られている。 軒先が短いのは道路拡張の時に削られた名残。
旧商人街 今は食事ができる 店、弓矢の矢を作る店が連なっています。 店内をボランティアガイドさんの案内で拝見
ご主人弓矢を製造中 床は昔からの土間たたき 木造の柱や桁、梁、床材は昔からのまま。 磨いて美しい。 若い人が経営している。 内装のインテリアも昔の味を出しながら現代風 格子の建具、テーブル類も昔のもの
八女福島の町並みを散策するほかの団体の方に遭遇 町は今もすこしづつ修復整備が行われている 1人30万円を持ち寄って、壊れそうな建物を解体せず 町並みに溶け合うように修復 これはすごい町ですよ! 町中に1軒だけ残ったというお茶屋さんに入るところ 昔風のままのつくり 店舗内 かつてこの地域で作られていたかなりのお茶がここに集められて出荷されていたという店です。
離れの客間 この町には特に宿泊するところはなかったので、特別なお客様を泊める離れだそうです。 贅沢な空間でした。 畳は張替えしていますが、他はむかしのまま 若いご主人が店を継いでいます。 若いご主人たちがこの町をまた元気にしようと燃え上がっているようです。 続く
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