|
カテゴリ:田舎生活
岩手県紫波町 オガールプロジェクト
快晴の朝です。最低気温も3度。 風もなくて寒さに慣れた体にはここちよい朝となりました。 昨日、今日と夕方の行事、宴席もないので気持ちも楽です。 先週はほぼ全部、夕方から夜にかけて、何らかの会議、宴席が続きましたので、今週は少し楽ですね。
今日は先日研修にいきました、岩手県紫波町の「オガールプラザ」をアップします。 民間力のオンパレードです。年間今年は100万人の来客があるそうですね。 大崎市田尻の町づくり協議会と大崎商工会田尻支部の合同研修会でした。 初めてのこころみです。 紫波町オガールプラザは全国的に地方の活性化事業ではよく取り上げられる事業体になっています。 バブル経済前に紫波町は岩手県からこの土地を購入したのですが、 バブルがはじけ、紫波町はこの土地も雪を投げる場所として長年利用するしかなかったのですが、 民間がメインとなって、行政と連携して図書館、体育館、レストラン、地域の産品を販売するマルシェ、病院、エネルギーセンターを建設、運営しています。 今はホテル、コンビニが建設され、土地の販売価格も上昇中のようです。 現熊谷町長は田尻に所縁のある方 奥様が田尻出身の方です。
ここで冷暖房、給湯のエネルギーを地場の間伐材、木材を使用して作っているとのこと。 事業費は5億円。 民間の借入金と環境省からの補助金で作ったそうです。 ここで作ったエネルギーは隣接する役場庁舎やオガールプロジェクトの施設にパイプで送られています。 スッタフはエコハウスを含め5人でした。
役場庁舎 平成23年大震災後に完成。総事業費約25億円。どえらい借入金ですが、 ここもPFI事業、民間力で役場庁舎を建設。 地場の木材を数多く使用しているとのこと。
役場庁舎入口 北側がメイン入口でした。
エコハウス 地元の木材を使用したエコハウスの企画・販売も行っている。
図書館 事業費いくらか?これも民間で建設。 他にパレーボール専用の体育館もあります。これも民間。 全日本クラスが利用されている体育館です。これもまたユニークなのですね。
民間の医療施設
駅舎、 新しくJRの駅が作られました。これもめったにないことです。 プラットフォームはJRでつくりましたが、 駅舎は紫波町、民間力で作ったそうです。
紫波みらい研究所 火事で焼け残った木材を再利用して作ったそうです。 駅舎のすぐ横。
駅前の広場。 正面奥が紫波町役場 その手前がオガールプロジェクトの建物群
紫波マルシェ 地場産品の店です。 野菜が安いようで、メンバーが購入していました。 冬の平日です。お客さまはあまりいませんね。
オガールプロジェクトの建物群でした。 塩漬けでしたこの土地が民間力、官と共同で再開発され、賑わいを創出しているという、日本内でも稀有な紫波町、オガールプロジェクトでした。 わが町に、民間力で活気を何とか取り戻せないか、という視点からの研修でした。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[田舎生活] カテゴリの最新記事
|