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カテゴリ:田舎生活
祇刧寺、大崎市田尻の大貫、小説『樅の木は残った』にも出てくるお寺 田尻のもう1つの宝です。
3月2日、今朝も寒かった。 3月とはなりましたが、当地の春はもう少し先です。 桜開花予想では4月10日頃にソメイヨシノが開花のようです。
今日は田尻の宝を前回に引き続き紹介します。
こちらは田尻、大貫にある祇刧寺の山門。 伊達安芸の菩提寺。1650年頃、建立されたお寺です。 涌谷伊達の城主、伊達安芸が小説『樅の木は残った』に出てくる大貫のお寺、ここが祇刧寺なのです。
本堂の入口です。 この部分は古いまま残ったようです。 他は建て替えした建物です。
宮城県の指定文化財に指定されています。 残念ながら住職は普段はいないそうです。
本堂の床下 木組みがお見事です。風が通りますね。
その当時に植えられたといわれる「コウヤマキ」の巨木 国の指定記念物です。 初めてこの目で見てびっくりでした。 威厳もある巨木です。
南側から見たコウヤマキ 隣は避雷針
こちらは「マルミガヤ」の巨木です。 昭和50年に宮城県の指定記念物に指定されました。
この木なんの木不思議な木、 気の周囲は立ち入り禁止
木の高さは20m、地上1.5mで幹回り5.15mだそうです。 向こうの木は病気がちです。 こちらは元気 ツリーハウスを作れそうな巨木です。
こちら祇刧寺にはこれ以外にも巨木がそろっています。 そして伊達家のお墓もあります。 この寺は『樅の木は残った』が伊達藩の勢力争い、お家騒動、そんな所縁のお寺です。 この地の向こうは登米の伊達家の土地。 当時、この地は湿地帯の農地開発が盛んに行われ、伊達家の中でも仲たがいという関係だったらしい。 経済的な争いがお家騒動のもと。 祇刧寺は唯のお寺ではなくて、隣をしっかりみるという役回りもあったお寺のようですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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