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2024/10/03
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テーマ:社交ダンス(8677)
カテゴリ:旅行記
<四国の道>

今治の中心街に近いここまでのお寺は道も広くて楽でした。

次の第58番札所 仙遊寺は対向車が来ないかとドキドキするような細い山道を登る標高300mの高台にあります。

これぞまさしく四国の道。





彼岸花はお彼岸に咲くものと思っていましたが、気候変動で10日ほど夏が延びたんでしょうか。

道沿いに列をなして咲き誇っておりました。

2024年9月29日(日)、この日も気温は30度を超えています。





登り切ったところにある駐車場の料金は400円とこれまでで一番高かったです。

でも、ここは歩いて登るのは相当大変だと思いますね。

歩いてる方もいらっしゃいましたが…。





境内からは今治の市街地が一望できて最高の眺めでした。

たどり着いたお遍路さんたちのための宿坊はとても立派な建物で、宿泊客を天然温泉と精進料理でもてなしてくれるとのこと。

ここまで歩いて来て、また降りる大変さを考えたら、泊まろうかなと思いたくなりますよ。





創建は600年代で阿坊仙人という僧が長年住み着いておられたそうですが、弘法大師が来られた800年代にはかなり荒れ果てていて、七堂伽藍を修復したり井戸を掘ったりされたそうです。

登ってくるのが大変ですから誰も来なくなってしまうのも納得できます。

江戸時代に荒廃していた寺を明治になって再興されたようです。





国分寺は、741年に聖武天皇が仏教による国家鎮護のために日本各国に建立を命じた寺院です。

第59番札所 国分寺は伊予の国の国分寺でした。

国分寺の多くは国府があったところに置かれて、今で言うところの県庁ビルみたいな大きな建築物。

当然人々にとってアクセスのいい街中にあるので、四国の細道・山道とはおさらばです。





弘法大師が来られたのは第3世住職のときだそうです。

長く滞在して五大尊明王の画像一幅を奉納されました。弘法大師って、本当に万能な方だったんですね。

政治の中心にあることで、これまで何度も戦火に見舞われ、江戸時代には茅葺の小堂だけになってしまっていたそうですが、今では立派に復興されています。





さて、今回の四国巡礼ミッションはこれで終了。

まだ時間も早かったのでもう一つ行こうかとナビで検索したところ、次は結構遠かったんです。

ここの納経所の玄関マット、おしゃれ。





すでに2時を回っていて少しお腹も減ってきたので、道の案内板に『はーばりー』と書かれてあった建物に行ってみることにしました。

かっこいい大型船の形です。





ここ何だろうねと言いつつ車を止めて中に入ってみると、まだ新しいようでトイレも綺麗。

小洒落たレストランを期待していたんですが、それはありませんでした。

フェリーの待合所みたいで、皆さん海を見渡せるカウンターバーで自販機の飲み物片手にスマホやらノートパソコンやらをいじってます。

20分以内なら駐車場代無料と書いてあったので、私たちはさっさとそこを出てコンビニで菓子パンとアーモンドミルクを買って、おやつのようなお昼を食べました。


(つづく)









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Last updated  2024/10/03 06:06:53 PM
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