ブラームス第6回練習
最初に、1楽章の最初の方を第2バイオリン、第2ビオラ、第2チェロでメロディ以外の動きをそろえる練習をしました。そのうちに他団体の演奏会のステマネを務めていた第1チェロが到着したので、最初から一度通しました。その後、各自気になるところを申告してピックアップしながら練習しました。例えば、練習番号1の前のフレーズの取り方、繰り返し記号の前の音量バランスなどや、練習番号3のメロディーと3連のアルペジオをゆっくり合わせたり、246小節目からの第1バイオリンの高音のメロディーの音程確認などをしました。休憩後、2楽章の練習をしました、昨日の練習でだいぶよくなっていたので、まずは1回通しました。もう少し練習したい部分もありましたが、次回の先生練習の前にも練習が出来ること、今まであまり練習していない 3, 4 楽章の練習をした方がいいだろうということで、今日のところはこれで終わりにしました。続いて3・4楽章を練習しました。3楽章は、第1バイオリンがテンポのイメージを説明しながら流し、確認の意味で、最後に一度通しました。演奏自体はまだまだ荒削りでしたが、皆イメージはつかめた様子でした。4楽章もテンポ設定がメインでした。繰り返し出てくる冒頭のテーマのテンポについて、第1チェロと第1バイオリンで最初意見が合いませんでした。比較すると、チェロが遅めでバイオリンが速めのテンポ設定でした。もともと、テンポ変化の指示が最後以外にない楽章なのですが、例えば33小節目からのパターンはゆっくりにしたりと、変化をつけようということで皆一致しました。こうした全体構成を確認した上で、再度冒頭のテンポを調整したところ、いい具合のテンポに落ち着きました。次回3月11日はいよいよ林先生練です。