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アンサンブル・ソリテュード／フルートとギターのための

[旅/車/鉄道] カテゴリの記事

全58件 (58件中 1-50件目)

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一足違いでガソリン値上げ？

6月になってまたガソリンが値上げになるというニュースを一昨日に聞いた。ちょうどガソリンも残り少なくなっていて給油時期になっていたのだが、何とはなしに給油するのを忘れてしまった。今日のテニスで集まった人たちからの｢またガソリン上がったね｣などという話題で思い出した。折りしもエンプティランプが点いてしまったので、テニスの帰り道にいつも給油するスタンドに寄った。看板は168円を表示している。先月の150円そこそこの値段から15円近くの値上がりだ。ガソリンスタンドはがらがらで給油中の車は1台もいない。やっぱり！と思ったが、それでも給油しないわけにも行かず、満タン給油をセットして何気なく表示を見ていると会員単価が150円になっている！看板には会員価格166円と表示されているが実際に給油してみると150円？何かの間違いかと他の台も見てみたが、どれも150円を表示している。なぜ？他スタンドとの競争？混雑を回避するため？看板と実際の価格が違う理由はよく判らなかったが、なんとなく得をした気分になれた。でも実際は少し前までと比べると異常に高くなっているのだけどね。６月２日月曜日曇りのち雨

June 2, 2008

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帰ってきたカーナビ

先々週、カーナビが反乱を起こして修理のためメーカーに送っておいたカーナビが昨日帰ってきた。電話での対応を見てサポート体制に少し不安を感じていただけに、帰ってきたカーナビの梱包の仕方や伝票の書き方を見て少し安心した。早速ナビを立ち上げて確認してみた。地図は正しく表示された。以前はちょっとずれていたタッチパネルのポインタもかなり正確になっている。これは特に期待していなかったことなので、ちょっと感心した。適当な場所を選んでルート設定をしてみた。やったー！目的地を設定できた。午後はアンサンブルの練習に車で出かけたのでそのときにルートガイドをさせてみたら、以前と同様に正しくガイドしてくれた。もちろんガイドどおりには運転しなかったが。６月１日日曜日晴れ

June 1, 2008

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再びカーナビのサポートセンター

詳しい担当者が不在だったので、今日あらためてサポートセンターに電話して、今度は個人名で呼び出してもらった。(こんなことして良いのかな？)すると、当の担当者が席にいないので後ほど電話するよう伝えるということだった。何だかいやな予感がした。数十分後電話がかかってきた。状況は昨日の担当者からある程度伝わっていたようだ。少し安心した。さらに詳しい状況に踏み込んで話をしているうちに、これ以上の分析は無理だと感じたのか、カーナビ本体をセンターに送ってくれ、ということになった。保証期間は１ヶ月弱過ぎているが、保証範囲でやってくれるという。まあ、電話のやり取りだけで問題が解決できないのはよく判ったので指示に従わざるを得ない。ここまでの対応を見ていると、カーナビ本体をセンターに送ってどのような対応をされるのかちょっとリスキーではあったが、だめでもともとという気持ちで送ってみることにした。５月２０日火曜日曇りのち晴れ

May 20, 2008

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カーナビのサポートセンター

昨日、益子から帰ってきてナビのルート設定できない原因を解消しようと、ナビのソフトを再インストールしてみた。すると途中でなにやら書き込みエラーが起こるではないか。ひょっとして内蔵メモリーが故障してしまったのか？と不安になった。そこで、今日はメーカーのサポートセンターに電話をしてみた。電話に出た女性社員、話し方などから見てどうやら通常のコールセンターのオペレーターではないようだ。長々と現象を説明し、先方の質問にも答えてみたが、｢その現象は報告されていません。このナビに詳しい○○という人が今日は休みなので明日また電話してください｣と言われてしまった。･････！サポートセンターが個人ベースのオペレーションをしていて成り立つのかな？まあ、そういうレベルのサポート体制だということが見えてしまった。ちょっと製品自体にも不安を感じてしまった今日の出来事だった。５月１９日月曜日曇りのち雨

May 19, 2008

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カーナビの反乱

天気のよい日曜日、予定が特に何も無かったので陶器を見るために栃木県の益子に行くことにしていた。少し前に私の湯飲み茶碗が破損してしまっていたのでそれの補充が主な目的だった。益子には過去何度か行ったことがあり道は大体分かるはずだった。出かける前にポータブル･カーナビをセットしてスイッチを入れてみると、何と地図が表示できないではないか。前回使ったのは1ヶ月前くらいだが、その時は正常に動いていた。何がおかしくなったのか？あわててメーカーのサイトでアップデートが無いか探してみると最新版のアップデートがあった。急いでダウンロードしナビに適用してみた。すると地図は表示されるようになったもののルート設定ができない。ここまでするのに約1時間。早く出かけたかったのに！何ということだ！いつもカーナビの言うことを聞かず自分で適当なルートを走ってしまうので、ついにその反乱を起こしたか？仕方が無いのでルート設定はせずに地図表示だけで出かけることに↓。約1時間遅れ。さて！いざ、こうなってみるとどのルートで行けばいいかとっさに思い浮かばなくなった。何はともあれ東関道で終点の潮来まで行くことにした。それが間違いの元だった。潮来からルートをあまり想定せずに北のほうに向かう道を進んだ。ナビの地図は局所的なので大づかみなルートを決めるときは使いづらい。結局、不安を感じながらも約3時間で益子に着くことができた。大幅な時間ロスをしたように思ったが、帰りのルートは以前使っていた道を思い出しながら帰ってきたのだが、そちらのルートでも3時間くらいかかったので、往きの道もそれほどロスは無かったようだ。それにしても、いつもはナビの言うことを聞かない割にはナビに頼りすぎている自分を再認識した。５月１８日日曜日晴れ

May 18, 2008

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都内まで、花見ウォーキング

もうちょっと遅いかな？と思いつつも、花見に出かけてみた。特に何処にという当ても無かったのだが、夜になって夜桜でも見られるようにと都内に出てみた。昨年、通りかかった飛鳥山公園を念頭に置きながら。電車で着いたのは日暮里だった。この駅は乗り換えに利用することはあってもこれまで降りたことの無かった駅だ。駅周辺は再開発らしく新しいビルが建ち始めている。さらに看板を見ると日暮里・舎人ライナーという新線が開通したばかりのようだ。まったく知らない路線だった。歩き出したのは日暮里駅の西側に広がる谷中霊園からだ。園内は盛りは過ぎたものの桜が咲き誇り、あちこちで花見の宴を催している。他家のお墓の前を占領してドンチャン騒ぎしているのを見るのはあまりいい気分ではなかった。園内をさらに歩いていくと徳川慶喜の霊廟があった。霊園を抜けて谷中の商店街・谷中銀座を通り抜け不忍通りから本郷通りを歩いて、六義園を目指したのだが、着いたのは既に５時を過ぎていて門は閉まっていた。駒込駅周辺でちょっと一休みしてそのままさらに本郷通りを歩き続けた。この辺りにはなぜかふぐ料理屋が目に付いた。ちょっと時期は違うけど夕食にふぐでも食べてみようかと話しながら歩き続けて、日もとっぷり暮れる頃になって飛鳥山に着いた。公園は花見の宴客でごった返していた。ゆっくりと夜桜を見る余裕も無く、園内を一回りして王子駅のほうに出た。駅前で夕食を食べる店を探したが、気に入った店はどこも満席だった。気持ちはふぐ料理に傾いていたので、以前会社の宴会で使った東京駅八重洲口のふぐ料理屋に行こうと思い電車に乗った。東京駅で降り、八重洲側の路地に入ってみると、その通りが満開の桜並木で埋め尽くされていた。特にライトアップしているわけではないが街の灯りできれいに照らし出されている。今日見た桜の中で一番きれいだった。残念ながら、思い描いていたふぐ料理屋は既に無かった。仕方が無いので近くの和食ダイニングに入って今日の花見ウォーキングが終わった。４月５日土曜日晴れ時々曇り

April 5, 2008

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逆さ富士、身延山の桜、白糸の滝

朝まだ薄暗い頃に起きて外を見ると少し雲が出ている。せっかくの逆さ富士が、これでは見れそうもない。昨日の宿の仲居さんの話では逆さ富士は朝早い時間でないと湖面に波が立ってしまい見るのが難しいらしい。あきらめてしばらく布団の中でのんびりとしていた。外が明るくなってきたので見てみると雲は多めではあったが青空が広がり始め、富士山も少し顔を覗かせている。チャンスとばかりにカメラを持ち出して写真を撮り始めた。湖面はまだ波立っていない。富士山にかかっている雲が少しずつ切れだした。完全には晴れなかったが山の輪郭が見える程度になってきた。ちょうど湖面にも映って逆さ富士が見えた。と思うまもなく、湖面にはさざなみが立ちはじめた。船が走り出したのだろう、もう富士山の湖面への映り込みはなくなってしまっていた。その間わずかに２～３分の出来事だった。朝風呂に入って朝食を食べ遅めのチェックアウトをして、さあ今日はどこへ行こう。ガイドブックを見ていると身延山の桜がきれいだという。山の中なので時期的に早過ぎないかと心配だったが、とりあえず身延に向かってみた。山深い道を走ってしばらくすると身延町に着いた。久遠寺の境内には見事な枝垂桜が満開だった。山深いところなのに既に桜は満開だった。お昼を食べようと門前町を探してみたが、道が狭くて車を停めるところが無い。仕方が無いので次の目的地、白糸の滝に向かう途中で探すことになった。白糸の滝に向かう道の途中、富士宮の焼きそばという看板が目に入った。少し前にテレビの旅番組で見た記憶があったので、そこに寄ってみた。特別変わった味でなく、昔懐かしい焼きそばの味だった。干した魚の粉がたくさんかかっていたのが特徴か。さらにしばらく走って着いた白糸の滝は観光客もあまり多くなく、ゆったりと眺めることができた。幅の広い崖の途中から染み出すように流れ落ちる滝は、軽井沢の白糸の滝とよく似ていた。帰りは横浜青葉ICで降りて息子の家に寄って荷物を降ろし、そのまま夕食を食べに二子玉川まで出た。たまたま旅館の優待券が手に入り、転職を目前に控えた息子がたまたま同じ日に休暇を取っていたおかげで、思いがけず親子旅行ができたのはラッキーだった。事前の予想に反して天気にも何とか恵まれ、楽しい旅行だった。４月２７日木曜日曇り

March 27, 2008

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富士山観望の旅

娘からもらった旅館の優待券を使って河口湖への一泊旅行に出かけた。当初は夫婦二人で行く予定だったが、息子が一緒に行けることになり三人での旅行となった。というのも・・・。息子が転職することになって、今月一杯で現在の会社は退職する。来月早々からは新しい会社に行くことになるが、その間少しは休暇が取れないのか訊いてみたら、引継ぎなどもありほとんど余った休暇は消化できなかったらしい。それでもたまたま2日間ほど休みを取ってあるというので日程を聞いてみると、なんと旅行に予定していた日とぴったり一致していたのだ。朝は東名経由で川崎に住む息子を迎えに行き、そのまま一般道を中央高速まで出て一路河口湖に向かった。このまま行けばお昼前に河口湖についてしまう。時間を持て余しそうだったので途中どこかに寄って昼食を摂ることにした。息子が忍野八海に行ったことがないと言うので、そこに行くことにした。富士山の湧き水が豊富なところだ。そばやうどんも美味い。何年か前に夫婦で来たことがあるが、その後少し変わったような気がする。かやぶきの里などと言うのができていた。昼食は湧池を見渡せるお店で食べた。うどん、そば、ほうとう、三人それぞれ好きなものを注文し少しずつ分け合って味を見た。どれも美味しかった。昼食後少しゆっくり散策してから目的地の河口湖へ向かった。川口湖畔の駐車場で時間をつぶしたりしていたが、せっかくなのでチェックインの2時前に旅館に入ってしまった。豪華ではないが落ち着いた佇まいのロビーだった。ロビーの席でチェックインの手続きなどをしている間、お茶やお菓子が振舞われた。しばらくして案内された部屋はそれほど広くはないが、張り出した展望窓からは河口湖と富士山を真正面に眺めることができた。見事な眺めだった。案内係りの人の話を聞くのもそこそこに、刻々と変わり行く富士山の様子を写真に撮っていた。夕食までには時間もたっぷりあったので温泉に入り、入浴中も富士山を眺め、部屋に戻ってからも再び夕日に染まる富士山の景色を眺めた。３月２６日水曜日晴れ

March 26, 2008

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旅館の特別優待券

娘から家内宛のメールで、3月一杯有効の無料宿泊ができる特別優待券があるので使わないか？と連絡が入った。旅館は伊東、館山、河口湖の３ヶ所のうちから選べるようなので河口湖に行くことにした。詳細は１６日に会ったときに資料を渡すと言ってメールは終わっていた。しかし、これから春休みに入りどこも旅館は一杯ではないかと危惧していると、娘もそれを考えたらしく、予約を急いだほうがよいだろうからと、旅館の連絡先などを知らせるためにしばらくして電話をしてきた。旅館の名前や連絡先、優待券番号などを聞いて早速インターネットで空室状況を調べてみた。１泊２日の旅行に行くには予定のない日を選ばなくてはいけないが、２日間予定のない日がほとんどなく、唯一あった日の空室状況を見たら幸い数室空いていることが分かった。すぐに旅館に電話して予約を取った。ネットで見る限りかなり立派な旅館のようだ。全客室から河口湖と富士山がきれいに見えるらしい。普段、旅行するときはあまり高級旅館には泊まらないから、今回の旅館は期待するところが大きい。楽しみにしよう。３月１４日金曜日曇りのち雨

March 14, 2008

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井の頭公園－下北沢散歩

珍しくミュージカルを見ようと思い立ったがチケットが取れず、あきらめて今日は都内の散策に出かけた。場所は中央線沿線の吉祥寺辺りを目指して行った。まずは少し手前の中野や高円寺にも寄って、駅前のアーケードや商店街をブラブラした。高円寺の商店街の激辛ハンバーグを看板にしたお店でお昼を食べた。昼休みの時間帯だったので店内は混んでいたが、何とか席に着けた。頼んだのは激辛のメニューではなく、普通の物を注文したが店の雰囲気とは違ってとてもおいしかった。午後は吉祥寺に行き駅前の商店街を歩き回った後は井の頭公園に行きここでゆったりと散策した。まだ日も高かったのでついでに下北沢にも行こうということになった。小田急線と井の頭線が交差する下北沢の駅前はゴチャゴチャと入り組んでいて下町的な雰囲気を感じさせた。四方八方に伸びる商店街も面白く、かなりの時間うろついた。夜は少しでも家に近いところで夕飯を食べようと思い、月島のもんじゃ焼きを食べることにした。久しぶりに食べたもんじゃ焼きだったがとてもおいしかった。今日はずいぶん歩いたような気がするが、それでも実際に歩いたのはせいぜい２時間程度だろうし、のんびり歩いているので必ずしも運動量は多くないと思うが、知らない街を歩くのは楽しかった。３月１１日火曜日晴れ

March 11, 2008

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一足早いお花見

リゾート･クラブの豪華施設でゆったりと朝を過ごし、早咲きの桜で有名な河津に向かった。平日ということで道路も空いていたので小一時間で目的地に着いた。途中の道路脇にも既に桜が満開になっているところが何箇所かあった。おそらくこの時期だけの桜祭り駐車場に車を停め、川沿いの道に出た。そこからは川沿いに延々と桜並木が続いている。そして川沿いの道は花見の客も多く、屋台のお店や自宅前に広げたお店がずらりと並んでいた。およそ２kmくらい歩いただろうか、さすがに花見客の姿も少なくなるようなところまで歩いてきた。ほぼ１時間の行程だった。この先にもまだ桜並木は続いているが見所は過ぎたようだったので、この辺で折り返すことにした。戻る途中に橋を渡って川の反対側に出た。橋の中ほどからみた桜並木はまたきれいだった。川の反対側は桜の木の数も少なく人通りも少なかったが、川向こうに桜並木を見ながら静かに歩くのも悪くはなかった。一足早い桜を堪能し、お昼に再び海鮮丼を食べて目も胃袋も十分満足させて、帰路に着いた。今回のリゾート･クラブの体験宿泊はホテルや旅館を使ったこれまでの旅行とは一味違う楽しみ方を経験できた。いつか会員に成れるよう本気で検討したいと思う。２月２９日金曜日晴れ

February 29, 2008

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リゾート･クラブの体験宿泊

ホームページや雑誌の折込広告などで紹介があるたびに、前々から利用してみようと思っていたポイント制リゾート･クラブの体験宿泊に行ってきた。場所は伊豆高原。ちょうど今頃が河津桜の見ごろでもあったので、花見を兼ねた旅行となった。朝、それほど早くない時間に家を出て東名-厚木小田原道路を経て熱海に。熱海では梅園に寄り、１時間程度の散策を楽しんだ。梅園は平日にもかかわらず人では多いほうだった。周りの人で｢いい香り！｣と言っている人がいて、確かに梅の花の香りがするはずなのだが、私も家内も花粉症のせいかまったく匂いを感じなかった。ここは結婚する直前頃家内と一緒に来たことがあり懐かしさもあって今日来てみたのだが、園内の様子が変わったのか単に記憶が薄れているのか分からないが、当時の面影はほとんど感じることができなかった。熱海を抜け網代の辺りで昼食をとった。ガイドブックに出ていた沿道の海鮮食堂により、看板になっている海鮮丼を食べた。魚介類は新鮮でおいしかったが、種類が若干少なくボリューム感はいまいちだった。午後もまだ日が高く、チェックインの時間には少し間があったが、早めに目的地のリゾート･クラブに行くことにした。入り口はオートロックになっていて、クラブの受付にインターホンで連絡して開扉してもらった。受付のあるフロアまで行ってチェックインを済まし、担当の人に先導されて体験宿泊する部屋に入った。広い！３０畳くらいはありそうなリビングが目に飛び込んできた。横に長いリビングは全面ガラス窓で、目の前には相模湾？太平洋？が広がり、真正面に伊豆大島が見える。リビングには５０インチくらいの薄型テレビが備えられ、一方にはマッサージチェアも置いてある。オープン･キッチンやダイニング･テーブルもあり、材料さえ持ち込めば一通りの料理はできそうだ。食器戸棚にはかなりの食器類も用意されている。他に和室８畳、２ベッドルーム、バス、トイレ。３LDKということになる。内風呂は温泉ではないらしいが、窓を２面にとった見晴らしの良いお風呂だ。一休みした後に、担当者からリゾート･クラブの説明を１時間半ほど聞いた。今すぐに会員権を購入することはできないし、他のリゾート･クラブとの比較もしてみたいと思っているが、オーナー別荘やリゾート･マンションよりも利用しやすいシステムだと思った。２月２８日木曜日晴れ

February 28, 2008

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足慣らしのウォーキング

一昨日、２時間ほどの都内散策で足の裏にまめができてしまったことで、如何に歩くことが少なくなってしまったかを痛感した。そんなこともあって、今日は家内と近所のウォーキングに出かけた。都内散策とは違って舗装された道路ではなく土や雑草の茂った田舎道だ。田んぼや畑を両側に見ながら歩くこと１時間弱、地元の酒造工場に来た。以前来たことはあったが、道順をまったく覚えていなかったのに、何とかたどり着くことができた。といってもここが目的地ではなく、そのすぐ脇にある百観音が目当てだった。ここは西国三十三箇所、坂東三十三箇所、秩父三十四箇所の巡礼がここだけでできるというすばらしい(？)ところだ。私は以前来たことがあったので、今度は家内を一緒に連れて来たいと思っていたところだった。お参りを済ませた後、少し休みたくなったのでどこか喫茶店でも･･･、と探そうと思ったが回りは農家ばかり。休憩できそうなお店はまったく見当たらない。その辺が都内散策と違うところだ。あきらめて家に戻ることにした。帰りも１時間弱。途中、家に程近い図書館で小休止してから家に帰った。合計２時間強歩いたが、路面が土で柔らかかったせいもあり、足の裏はまったく痛くなかった。やはりアスファルトやコンクリートの道路は足に負担がかかるのだと思う。２月１６日土曜日晴れ

February 16, 2008

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水上温泉旅行－５日目(最終日)

国内旅行で５日間！はずいぶん長いと思っていたが、過ぎてみればあっという間だった。水上を足場に色々なところに出かけることができたし、毎日温泉三昧できたし、楽しい旅行だった。帰路は来た道とは変えて日光経由で帰ることにした。沼田からロマンティック街道を通って金精峠を越え日光に。その後は日光有料道路で宇都宮、東北道を走れば比較的時間もかからない。ルートの途中で良いところがあれば寄り道しても良い。吹き割りの滝は数年前に来たことがあるので今回はパス。最初に着いたのは白根魚苑というところだった。広い園内には鱒の養殖場と釣堀があり、かやぶきの小屋では釣った鱒を焼いて食べることができるようだ。人影もまばらでゆったりと散策することができた。そこから金精峠を越えると眼下に湯の湖が見えてきた。日光湯元、温泉神社あたりでお昼を食べようと思って寄ったがあまりお店が見つからず、あたりを散策しただけですぐに中禅寺湖に向かった。中禅寺湖畔の蕎麦屋さんでお昼を食べた。ここのおばさんが話し好きで、他のお客さんがいないことを良いことに従姉妹とずっと話をしていた。その話の中に出てきたのが坂東三十三所十八番の立木観音で、すぐ近くにあるようなので行ってみることにした。堂内を案内してくれたので"立木"に直接彫った千手観音も見ることができた。後は高速道路で一路家に向かった。従姉妹の家に着いてからご主人がショートステイしているケアセンターにお見舞い？挨拶？に行った。介護されるようになってからあまりひとに会いたがっていなかったようだが、久しぶりに会ってとても喜んでくれた。その後、夕食を近所のファミレスでご馳走になって、我が家への帰路に着いた。１１月５日月曜日

November 5, 2007

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水上温泉旅行－４日目

昨夜従姉妹が私の母に電話をして、こちらの紅葉が素晴らしいこと、今回一緒に来れなかったのが残念だ、などという話をしていた。実は今回の旅行に従姉妹が私の母も誘ったのだが、母は母で結構旅行などに忙しく、今回は遠慮したようだ。その電話のときに私の義兄(姉の夫)から紅葉のきれいな名所を紹介された。新潟の石打に近い清津峡と雪深い秘境として知られる秋山郷だ。新潟のガイドブックなどは持ってきていなかったので詳しいことは分からなかったが、一応ナビを頼りに勧められたとおりに行ってみることにした。天気はあいにく朝から小雨降るぐずついた天気で、関越トンネルを抜け新潟県に入ると少し雨が強く降っていた。石打インターで下りて一般道を走っている頃には雨が上がり、しっとりとした山の景色を楽しむことができた。着いたのは清津峡。渓谷に沿ってトンネルが作られていて、長いトンネルの数ヶ所には渓谷を眺めるために窓のように横道ができている。柱状節理の岩山が迫り、岩肌の黒、樹木の紅葉と緑、川の緑(エメラルドグリーン)と白い波が見事ななコントラストを作っていた。次に向かうのは秋山郷だが、昨夜道路地図で調べているうちに日本名水百選の｢龍が窪｣が途中にあるのを見つけた。出かけるときに水を取るためのポリタンクも用意してきた。目指す場所は津南町の辺りにある。この辺は中津川の河岸段丘だろうか、川の向こう側が高い崖状の丘になっていて上部が平らな不思議な光景だった。龍が窪はこの丘の上に入ってしばらく走ったところにあった。名水を飲みポリタンクにも一杯満たしてきた。ここからは一路秋山郷へ。国道４０５号線を走っているのだが山深くなるにしたがって道が細くなり、対向車とすれ違うのが段々困難になってきた。対向車の中に時々マイクロバスがあってすれ違いに苦労している。道の少し広いところで待てばよいものを無理やり突っ込むからかえってすれ違いに時間がかかる。きっと日曜ドライバーが前のほうを走っているのだろう･･･、などと悪態をつきながら、それでも周りの景色の素晴らしさに歓声を上げたりして進んだ。秋山郷と言うから白川郷のように特徴的な集落があるのかと思ったが、どうやらそういうものはないようだ。新潟県と長野県にまたがるかなり広い地を指すらしい。雪深い冬を前に紅葉を求めてドライバーが沢山押し寄せているというところだった。途中には蛇淵の滝を見たりお昼を食べたりした。お昼は手近なところで小さなドライブインに入ったのだが、ここは不正解だった。お店のおばさんがお茶も満足に出してくれず、注文したそばも時間はかかるし不味いしで、最悪の選択をしてしまった。それでも、心配した雨も降ったのは朝の内だけだったし、全山紅葉という秋山郷の景色を楽しめたし、水上には何度も来て周囲の観光地はほぼ行きつくしたという従姉妹も思いがけない新しいところを開拓できた、と喜んでいた。１１月４日日曜日

November 4, 2007

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水上温泉旅行－３日目

水上温泉旅行も３日目になるとリゾートマンションの使い勝手も分かってきて、不便さの中でも快適に生活できるようになってきた。昨日の霧の濃い曇り空とは打って変わって、今日は雲ひとつない快晴。昨日登り損ねた谷川岳天神平に今日こそは！と出かけた。今日は土曜日で文化の日の祝日でもあり、ロープウェー駅駐車場には観光バスも含め、既にたくさんの車が停まっていた。混んではいたが、頻繁に来るゴンドラに次々に人が吸い込まれて、１０分も待たないでロープウェーに乗り込んだのは１０時頃だった。眼下には紅葉した森が広がり、目の前には谷川岳につながる山並みが聳えていた。ロープウェーを降りた所は雪のないスキー場のゲレンデだった。すぐにスキー･リフトが見えた。天神峠まで当然リフトで登るものと思っていたら･･･。喜寿が間近の従姉妹は元気にも歩いて登ると言い出した。結構な斜度があり足元が滑りやすい。それでも元気に歩いていて、家内よりも速い歩調で登っていくのには家内と私は顔を見合わせて驚いた。峠の休憩所からは谷川岳の双耳峰の山頂が真正面に見えた。双眼鏡で覗くと登山者が蟻のように稜線を登っていくのが見える。頂上付近にも沢山の登山者が見えた。ここで持ってきたおにぎりやパンでお昼を食べて休憩し、下りはリフトを使って下りた。急な斜面では歩いて下るのは登るよりも難しそうだ。下山した後は月夜野のほうまで回り、ビードロパークやトリックアート美術館などを見学した。水上に戻ってからは従姉妹がこちらに来るようになってから親しくなったというおみやげ物屋の奥さんに会いに出かけた。残念ながら奥さんは不在だったが、聞いてみると近くの公民館でサークル活動の展覧会をやっていると言うので、公民館まで行って見たらちょうどそこで会うことができ、作品を眺めたりしながら話し込んでいた。一度は行ってみたい思っていた谷川岳に登ることができ、しかも快晴に恵まれたし、楽しい一日だった。１１月３日土曜日文化の日

November 3, 2007

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水上温泉旅行－２日目

昨日の長距離運転の疲れと温泉でゆったりと癒されたこともあり、昨夜はぐっすりと眠ることができた。朝ものんびりと温泉に入り、ゆっくりした朝食をとってからドライブに出かけた。水上といえば谷川だけのふもと。谷川岳は一度は行ってみたい(本当は登ってみたい)と思っていた場所でもある。まずは天神平のロープウェイ乗り場まで行ってみた。あいにくの霧で視界はほとんどなかった。ロープウェイから降りてきたお客さんに聞くと、上もほとんど視界がなく、上る意味がないから止めなさいとアドバイスされた。仕方がないのでそのまま車で一の倉沢まで進んでみた。こちらも霧はかかっているものの、幻想的なカールを見渡すことができた。周りの紅葉も霧にかすんではいたが落ち着いた色合いを見せてくれた。少し歩いてみると登山で亡くなった人たちの慰霊のプレートが山肌のあちこちに掛けられていた。続いて行ったのが利根川流域の奈良俣ダム。昔、中学生の頃、藤原ダムを見学したことがあったがそれはもう少し下流にあり、途中通り過ぎてきた。ダムの展望台にはレストランや屋台もあり、きのこ汁が暖かくて美味しそうだったので、持ってきたおにぎりやパンでお昼にした。きのこ汁屋台のおじさんは絵を描くそうで、みずから○○画伯と札を下げていた。残念ながら以前あった絵はどこかに展示しているそうで、今日は見ることができなかった。利根川流域の渓谷や滝は随所にある。照葉峡もその一つだ。また宝台樹キャンプ場付近には雑木林のような森が広がっていて、散策するのに気持ちのよいところだった。従姉妹が行きたいといっていた裏見の滝も近くにあり、かなり長い階段を下りて滝の近くまで寄ったが、名前の滝の裏見ができる通路は閉鎖されていた。早めに水上温泉街に戻り、街中を流れる利根川が諏訪峡と名前を付けられ、周りには遊歩道も完備していたので、ゆっくりと一周して歩いた。水紀行館でお土産品を見たり、従姉妹の作った俳句が載っている本を見たりした後、近くのスーパーで夕食の買い物をして、部屋で夕食を食べた。１１月２日金曜日

November 2, 2007

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水上温泉旅行－１日目

昔からよく世話になった私の従姉妹が１０数年前に水上にリゾート・マンションを購入し、以前から利用するように勧めてくれていたのだが、中々その機会もなかったが、何週間か前に家内と従姉妹が話しているうちに何かのきっかけで急に一緒に行こうという話になってしまったらしい。ご主人は何年か前から介護を受ける身で、今回の旅行はご主人がショートステイを利用することに賛同してくれたから実現したのだ。今朝は１０時頃という割とゆっくりした時間に家を出て、津田沼の家に寄り従姉妹を乗せて出発した。外環道から関越道に入り、月夜野インターで高速を降りて最初に行ったのが｢たくみの里｣。整備された道路に沿って鄙びた家が並び、それぞれそば打ちや陶芸などの手作り体験ができる工房になっているようだ。また村の所々には１０ヶ所以上の野仏が点在しているのが地図に書かれていた。総合案内所には手打ちそばを食べさせてくれるところがあったので、そこで昼食にした。続いて行ったのが猿ヶ京温泉に程近い赤谷湖。ダムによってできた人工湖で、紅葉がきれいだった。さらに一山越えて水上温泉に行く途中の峠を貫くトンネル付近から、山の上に修行僧に似た形をした巨大な岩があった。仏岩と言うそうだが、周りは紅葉の真っ盛りだった。そして、このトンネルを抜けてしばらく走ると、もう水上だった。リゾートマンションは１４～５階建ての大きな建物で、利根川の一部である諏訪峡も近くに見え屋上に上れば谷川岳もよく見えた。広い温泉は平日のためかほとんど独り占め状態で入ることができた。ただ一人途中で入ってきた人は近くに家があり、温泉に入ったり来客者をもてなすためにこのマンションを買ったという人だった。１１月１日木曜日

November 1, 2007

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釣り宿での宴会

会社に勤めていた頃から、毎年この時期になると釣り旅行のお誘いがかかる。私は釣りをしないので参加したことはないのだが、リタイアして２年余りたった今年もお誘いのメールが送られて来た。タイミング的には演奏会の１週間後だったし、場所も内房の近場だったので日帰りで宴会(夕食)にのみ参加する旨の返事をしておいた。天気が良ければ宴会の前に周辺を散策してから行くのもよいだろうと思っていた。そして今日がその当日。残念ながら天気はあまり良くなかったので宴会の始まる直前に着くように電車を選んで出かけた。といっても1時間に1本くらいしか電車がないので余裕を持って出かけ、途中で差し入れのお酒でも買おうと思っていた。ところが乗換駅で降りた駅前にはなかなか酒屋が見つからなかった。仕方がないのでもう少し電車で進んで、昔高校に通った街の駅に降りてみた。一時期は駅前にデパートや大型スーパーができて賑わっていたが、その後デパートは撤退し、大型スーパーは建物も既になくなっていた。それでも何とか駅前に酒屋を見つけ、そこで手土産のウィスキーを買い込んだ。宿に着いたのは6時前だったが、既に陽もとっぷり暮れて真っ暗な田舎道を歩くことになった。案内板を見落として危うく通り過ぎそうになったが、通りから少し引っ込んだところにある釣り宿の看板が見えて無事到着できた。宿の一室が溜まり場になっていた。既に５～６人が集まって飲み始めていた。懐かしい面々だ。ひとしきり再会を喜んで昔の話題に花が咲いた。私は1年ぶり以上のご無沙汰をしているのだが、話を聞いていると他の皆もお互いにあまり会っていないようだ。オフィスは同じでもお客様が違えば顔を合わせる機会も少なくなってしまうのだろう。そしていよいよ宴会(といっても普通の夕食)が始まった。テーブルは質素ながら、さすがに釣り宿、美味しそうな魚が盛られた舟盛りがデンと並んでいた。金目の煮付け、ふぐのてんぷらにお鍋、いずれも美味しかった。お吸い物はふぐのあらで出汁をとってあり、薄味ながら美味しかった。このお吸い物に金目鯛の刺身を浸してシャブシャブ状にして食べてみたら、これが絶品だった。中にはお吸い物をご飯にかけて食べている人もいたが、これも美味そうだった。宴会が終わって、しばらく話をしているうちにそろそろ眠そうな人がいた。本来の釣りは明日なのだが、好きな人は今日も朝早くからきて釣り船に乗ったらしい。今朝2時起きできたらしい。そりゃ眠くなるよね。私は家に帰れる最終電車が9時過ぎだったので、名残を惜しんで帰ってきた。１０月２６日金曜日曇り時々雨

October 26, 2007

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厚木周辺の散策

義姉夫婦の家に遊びに来て３日目。さすがに３日も続けて長距離散策は厳しかったので、今日はゆっくりと朝を過ごし、昼食前に近所に有名陶器メーカーの工場があり、アウトレットが併設されているので、その見学&ショッピングに出かけた。ここは以前から話に聞いており、時々バーゲンがあってB級品などが安く手に入るというので、家内も一度行って見たいといっていた念願の場所だ。ちょっと前に割ってしまったサラダ用の大皿も気に入ったものがあれば買いたいと思っているようだ。ショップはいくつかに別れていた。陶器製品だけでなくインテリア小物なども揃っているコーナー、高級な器がメインのコーナー、B級品を揃えたコーナーだ。一応すべて見て回ったが、一番じっくり見たのは最後のB級品コーナーであることは言うまでもない。いくつか気に入った食器があったらしく、急須やサラダ皿などを買ったようだった。昼食には少し車で走ってピザ専門のお店に行った。ここは義母が元気だった頃一緒に行ったことのあるピザ屋さんだった。人気のあるお店らしく、平日の昼にもかかわらず混んでいた。種類の違うピザを注文して色々な味を楽しんだ。食後は宮ヶ瀬ダム周辺をドライブしてから厚木の家に戻り、楽しかった３日間の滞在を惜しんで帰宅の途についた。帰路はちょうど首都高の夕方のラッシュ時にかかる頃だったが幸い大した渋滞もなく、早めに家に着くことができた。１０月１７日水曜日

October 17, 2007

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鎌倉散策、北鎌倉から

昨日に引き続き、鎌倉散策に出かけた。昨日は江ノ電を使って江ノ島方面からスタートしたが、今日はアプローチを変えてJR横須賀線の北鎌倉からスタートした。まずは円覚寺。北鎌倉駅に降り立つと以前にはなかった円覚寺側の改札口があった。これでずいぶんと歩く距離が短縮される。円覚寺は広く、全体をざっと見るだけでもずいぶんと時間がかかった。以前にも来たことがあるが新たな発見も沢山あった。最後に急な階段を登って弁天堂と鐘楼を拝し、展望のよい茶店で甘いものなどを食べて休憩した。次に行ったのが線路を挟んで反対側の東慶寺。いわゆる縁切寺だ。本堂に一人スーツ姿のサラリーマン風の男性が一心不乱にお参りしていた(写真左)。我々が拝観している間だけでも１０分位はあったと思うが、それ以前からだし我々が去った後もしばらくはいたようだ。本堂の周辺は色々な草花が植えられた庭園になっていて、花の時期はさぞきれいだろうと思う。さらに奥に進むと墓地が広がっていてひっそりとしていた。お昼も過ぎ、ここまででもかなり歩いたので近くで昼食をとることにした。見つけたのが京都の近為という漬物で有名なお店。漬物会席に興味を惹かれてこの店に入った。きれいに盛り付けられたお漬物を中心にして、さっぱりとしたおいしい料理を堪能できた(写真中)。午後は建長寺、鶴岡八幡宮と有名どころを見て回り、最後に竹林で有名な報国寺へ足を伸ばした。ここまでは交通量の多い道路をかなり歩いた。竹林は思ったほど大きくはなかったが、既に陽も傾き始めていたので、うっそうとした雰囲気があった(写真右)。帰りはさすがに疲れたのでバスで鎌倉駅まで出た。夕食は横浜の中華街にでも行こうということになったが、夕食にはちょっと早いのでその前にランドマークに行ってみたのだが･･･、あいにく雨が降り出し、展望も期待できなかったので展望階に上るのはやめて、クィーンズ･スクエアというアーケードを眺めながら時間をつぶした。今日の歩数は２万歩をゆうに越えて昨日以上に沢山歩いた。１０月１６日火曜日曇りのち雨

October 16, 2007

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鎌倉散策、初日

家内の姉夫婦が九州赴任から帰ってきたのが今年の3月末。義兄はメーカ勤務の頃から九州赴任だったが、定年後とある自治体の嘱託としてさらに赴任を続けていたのだが、それを退職しての帰着だった。その義兄が退職後運動不足がたたってか、コレステロールに要注意が出されたらしい。その解消策の一つとして散歩を勧めたのだが、その話が高じて姉妹夫婦で一緒に鎌倉あたりを散策しようということになった。もともとは家内の長兄の嫁(義姉)も参加する予定だったが、あいにく都合が悪くなってしまったらしい。まずは家内の姉夫婦が住む厚木まで車で行き、2泊ほどする間にそこから電車で江ノ島･鎌倉を目指そうという計画だった。平日の朝なので高速が混雑するかと思ったが、比較的渋滞もなく2時間程度で到着することができた。到着後朝食を兼ねたお茶をいただいた後、早速出かけた。今日は江ノ電コース。小田急線で藤沢まで行き、そこから江ノ電の途中下車しながらあちこち散策する予定だ。最初に降りたのが腰越。駅から少し歩くと高台に満福寺という、義経ゆかりの寺があった。そこから腰越漁港を横に見ながら一駅歩き、そこからまた電車に乗って極楽寺まで行った。駅のすぐ裏手が極楽寺だったが、静かな落ち着いた佇まいを見せてくれた。境内は撮影禁止になってたのでその雰囲気は記憶にとどめただけだった。さらに車道を少し歩くと長い石段の上に山門らしきものが見えた。成就院という弘法大師ゆかりのお寺で、こじんまりとした庭園がありアジサイが有名らしい。石段の参道からは鎌倉の街並みと海がきれいに見渡せた。途中、力餅の有名な和菓子屋さんや小さなお寺などを見ながら歩いているうちに、長谷寺に着いた。ここは有名なお寺なのに私はどうやら初めて来たようだ。境内は高低差もあり展望も素晴らしかった。高徳院の大仏(鎌倉大仏)も久しぶりに見た後、銭洗弁天ではブラスバンドのコンサート成功を祈願した。そのまま歩き続け、とうとう鎌倉駅まで来てしまった。休憩がてらお茶を飲み、夕暮れ時の小町通りをぶらぶらした後、鎌倉駅から江ノ電に乗ってきたときと逆ルートで厚木の家に帰宅した。降らず照らずで歩くには快適な一日だった。万歩計を着けていた義兄は折に触れ歩数を確認していたが、最終的には約2万歩まで行ったそうだ。１０月１５日月曜日曇り

October 15, 2007

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たまにはセレブな散歩でも･･･

今日は曇り空で、いまだに続く猛烈な暑さが少しは和らいだ。それでは･･･、と散歩に出かけることにした。行き先は家内が行きたいという白金に決めた。昔、仕事上のお客様が目黒にあったので10年近く目黒に通ったことがあり、時には昼食や飲み歩きで白金のほうまで足を伸ばしたこともあったが、当時はシロガネーゼという言葉もなく、セレブな街並みも歩いたことはなかった。地下鉄の白金台駅を出て目黒通りから折れ曲がった外苑西通りというのがどうやらお目当ての通りらしい。広い通りの両側に所々さりげなく並んでいるハイソ(古い？)なお店が表参道を思わせる。昼時をかなり過ぎていたので食事にと思い、オープンテラスもあるカフェに入った。中はレトロな雰囲気を残すしゃれた造りのお店だった。パスタを食べたのだが、味もとても美味しかった。昼食後も白金の街並みを歩いた後、隣にある自然教育園の森に惹かれて入ろうと思ったが、あいにくと休園と書いてあった。残念に思っていると併設する庭園美術館だけは入ることができるということだったので、中を散策して彫刻や日本庭園を楽しんだ。その後、懐かしい目黒界隈を歩き、当時とは打って変わって近代的に建て替えられた雅叙園に見学がてら寄り道し、お茶をいただきながら休憩した。小一時間休憩して、次は恵比寿ガーデンプレイスまで歩いた。既に夕方になっていたので、ガーデンプレイスタワーの３８、９階にあるダイニングバーで夜景を見ながら夕食がてらお酒を飲んだ。時にはセレブな散歩も、ささやかな楽しみとして良かった。９月１８日火曜日曇り

September 18, 2007

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自由が丘から等々力渓谷へ

梅雨の合間、少しだけ雨が上がりそうな一日だったので散策に出かけた。場所は突然決めたのだが、都内の自由が丘。色々話題には上っていたが、私も家内もまだ一度も行ったことがない。都内の高級住宅街にも程近い。自由が丘に着いたのは11時近かった。駅を出てすぐに昭和のアーケードといった風情の商店街があった。自由が丘デパートと書かれていた。狭い通路の両側に洋品やら雑貨やら、中には魚屋まであった。一昔前の商店街を髣髴とさせるような、そんな懐かしさを持っていた。ファッショナブルな街というイメージのあった自由が丘の駅のすぐそばにこんな時代的なものがあるとは想像もしていなかった。その商店街を抜けて少し行くと、"お菓子のホームラン王です"のお店が目に入った。老舗らしい店構えで、陳列されているお菓子もおいしそうだった。その向かい側から路地に入って神社を通り抜け、少し行くと住宅街の中にちょっと洋風な建物の建つ一角があった。いくつかのイタリア風(？)建物はお店になっていて、建物の間に運河のような水路がある。そこにはベニスを思わせるゴンドラが浮かんでいたり、アーチ状の橋が架かっていたりした。今度は駅の方向に戻るように歩き出した。瀟洒な住宅があるかと思えば、しゃれたお店があったり、歴史のありそうなお店があったり、ちょっとこれまでに見たことのないような街並みだった。しかも街自体はそれほど広くもない。そろそろお昼時だったので、食べるところを探そうと駅を通り過ぎて反対側のお店が密集しているほうに歩いていった。昼食後は緑道に沿って歩き始め、電車で一駅分のところにある九品仏まで歩いた。ここは背の高い木々の森に囲まれた広いお寺だった。名前だけは聞いてよく知っていたが、来るのは初めてだ。奥に進むと本堂に対面して3つのお堂が並んでいる。それぞれのお堂には三体の阿弥陀様が祀られていた。２駅ほど電車に乗って行ったのは等々力だった。ここには渓谷があるというので一度歩いてみたかったところだ。駅を出て道路を渡るともうそこが渓谷入り口だ。年配のグループが案内板の前でワイワイやっているのは同じく渓谷を歩く人たちだろう。橋の袂から階段を下りていくともうそこは都内とは思えないような深い渓谷のような雰囲気だ。見えるのは川と渓谷の岩とそこを覆う木々ばかり。高々１０数段の階段を下りただけで気温すら違って感じる。街中の蒸し暑さに較べて渓谷に下りるとひんやりとした空気を感じることができた。途中、古墳のある公園に寄り道したりしたが、１時間あまりの行程は都内にいることを忘れさせてくれた。渓谷そのものは５００m程度の長さしかないことが後で分かったが、歩いているときはかなりの長距離を歩いた気がした。歩き疲れて冷たいものが飲みたくなったが、気に入ったお店が見つからず、電車で自由が丘に戻って、テレビなどで話題になったらしいスィーツのお店に行って甘く冷たい飲み物でのどを潤した。最近足腰が不安になってきたので、こうして興味深いところを散策して足を鍛えるようにしたい。７月２０日金曜日曇り

July 20, 2007

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吾妻渓谷、軽井沢･白糸の滝

朝は渓流の音で目が覚めた。夕べは早く寝たのですっきりと目が覚めることができた。昨日とはうって変わって快晴だった。朝食の前に温泉に入った。渓流沿いに作られた露天風呂からは川の流れ、木々の緑、時々掠める鳥の影などを見ながらゆっくりと温泉につかることができた。朝食もおいしく食べて、チェックアウトの時間までゆっくりと過ごした。四万温泉の温泉街には古い旅館が残っている(写真左)。今でも使われているのかどうか分からないが、いかにも温泉地の宿という感じで、よい雰囲気を作り出していた。さて、今日も特にプランを立てていなかったが、以前行って良かった吾妻渓谷に行ってみようと思っていた。ここは数年前に行って、渓谷の遊歩道を歩いて回ったことがある。そしてその時昼食を食べに入った食堂のおかみさんが、この辺はダム工事のためにまもなく水の下に沈んでしまうのだ、と言っていた。その後ニュースなどでダム工事の中止だか延期だかのニュースを見た記憶があるが、定かではない。車で走ると程なくして渓谷の付近に着いた。途中路肩に駐車できるスペースがあったので車を停めて少し歩いてみた。道路脇や山の中には自生の藤が見事に咲き誇っていた。(写真中)もう少し車を走らせると、以前お昼を食べた食堂がまだあった。だが、お店は閉まっていた。そこに車を停めて、渓谷の入り口付近だけをちょっと散歩した。やはり新緑が目に鮮やかだった。さてこの先どこに行こうか、と迷いながら地図を見ていると、軽井沢が比較的近い。白糸の滝でも見て、軽井沢でお昼を食べることにしよう。途中鬼押ハイウェイもあるが一般道でいいだろう、と思って行ってみたら正解だった。少し登りに入ったあたりから、恐らく草津や万座、白根山と思しき盆地と山並みがしばらくの間見事に見えていた。その登りを過ぎると辺りは軽井沢らしい景色に変わり始めていた。浅間山もよく見えた。白糸の滝に着いて少し歩いているうちに、以前来たことがあるのではないかと言う記憶がよみがえってきた。家内は記憶にないと言う。どちらが正しいのかまだ結論は出ていないが、この滝の風景は確かに見た記憶がある。(写真右)駐車場に戻ってくるとお店に並んだおやきがおいしそうに見えた。お昼も近いのであまり食べるわけには行かないが、どうしても味見してみたくなった。結局３人で３種類のおやきを１つずつ買って少しずつ分けて食べた。この後は旧軽銀座の通りを散策してお腹を空かせてからしゃれた和食レストラン風のところに入って、ちょっと遅めの昼食を摂った。お店の雰囲気はしゃれていたが、食べたものはあまり好みの料理ではなかった。帰りは都内の通勤時間帯の渋滞を嫌って外環を三郷に抜け、そこからは一般道で家まで帰ってきた。５月１８日金曜日晴れ

May 18, 2007

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母の日のプレゼントに、四万温泉旅行

母の日のプレゼントに品物よりも旅行の方がいいかもしれないと思い、先週金曜日に宿を予約しておいた四万温泉への旅行に出かけた。最近は電車やバスでの旅行を心がけているが、今回は86歳になる母が一緒なので車での旅行になった。昨日から我が家に来て泊まっていた母と一緒に、朝6時に家を出発した。高速道路は首都高も含めて空いているうちに何とか通過できた。都内を抜けて関越自動車道に入り、最初のサービスエリアで朝食を摂った。確か8時前だったと思う。いつもながら途中の行程として特にプランを立ててきたわけではなかったが、とりあえず伊香保温泉や榛名湖は回っていこう、その辺にうどんで有名な水沢というところがあるので、そこでお昼を食べよう、と目論んでいた。ところが今日はあいにくの雨模様だった。時々強く降ったりしているのでどうしようか迷ってしまった。渋川伊香保ICを降りてまず向かったのは榛名湖だった。途中の山に登る曲がりくねった道では霧が深く、対向車はもちろん前の車も見失うほどだった。さらに景色も見えないのでルートもよく分からない。一応買ったばかりのカーナビであたりをつけて榛名湖畔にたどり着くことができた。さすがに高いところまで登ってきたので空気も冷たく、寒いくらいだった。ここでは霧で景色も何も見えなかった。ロープウェイで榛名山にも登れるのだが、視界が悪いと思って当然のことながら登らなかった。ここでは資料館を見て、売店でお茶を飲んで休んだ。少し山を下って伊香保温泉の階段状の温泉街を散策した(写真左)。この頃には雨もほぼ上がって霧も晴れてきていた。長い階段なので母の足が心配だったが、旅行が好きでよく出かけているという母はすいすいと登って、元気だった。この後行ったのがうどんで有名な水沢。まだお昼にはちょっと早かったので、近くの水沢観音をお参りした。霧雨に煙る境内はなかなか幽玄な感じがした(写真中)。何軒かあるうどん屋さんのうち、前回食べておいしかったお店に行こうと思ったのだが残念ながら休業日だったので、近くのやはり有名なお店に入った。こちらもシコシコした腰の強いうどんで、おいしかったし量も多かった。まだ時間はたっぷりあったが、天気もあまりよくないので歩き回るのはちょっと億劫だったので早いとは思ったが今日の宿泊地である四万温泉の旅館に向かった。チェックイン時間より前に着いてしまったが、受付して少し待っていると部屋の準備をしてくれて早めに入ることができた。ロビーに入って直ぐに目に入ってきたのが正面の大きな窓から見える新緑だった。直ぐ下に渓流が流れ、その対岸の緑の樹々が窓から見えるのだが、それがまるで額縁に入った絵のようだった。(写真右)温泉街を散歩したり、旅館に戻って温泉に入ったりしてくつろいでいるうちに夕食の時間になった。夕食もおいしくいただき、食後に再び温泉に入って、旅の疲れを癒すために早めに寝た。我々夫婦は滞在中に三回も温泉に入ったのだが、母は温泉(お風呂)に入るのがあまり好きではない、と言って結局 1回しか温泉には入らなかった。旅行好きな母なので、きっと温泉が好きだろうと思って温泉地を旅先に決めたのだが、ちょっと当てがはずれてしまった。なんでも、旅行ではいろいろな人と話をするのが好きなのだそうだ。５月１７日木曜日雨

May 17, 2007

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ポータブル･カーナビも十分実用的？

昨日購入したポータブル･カーナビを早速実際に使ってみた。県のテニス教室のために約20km離れたスポーツセンターまでのルートだ。目的地設定は検索でも比較的簡単に見つけることができた。ただ、操作がタッチパネルで、画面自体があまり大きくないので指での操作はあまり精度が高くなく、スタイラスペンを使わなければならない点がちょっと不便だった。車中での設定はこれまでのナビに較べると使いにくい。その代わり本体を持ち歩けるので、事前に設定することが可能な点は大きなメリットだ。今日のルートは高速道路の側道を走るのでナビにとっては苦しい。案の定、ほとんど高速道路を走っている状態でガイドがされていた。これはこれまでのナビでも同様なので仕方がないだろう。さらによく知っている道なので抜け道や細道を駆使して走ったのでナビは『ルートからはずれました』を連発していた。ナビからすればいやなドライバーだろう。それでもリルートの時間は比較的早くてスムーズだった。以前のナビと違ってちょっと戸惑ったのは交差点ガイドで『まもなく右(左)に曲がります』の案内が早めで、300m手前の案内の直後くらいなので、交差点の多いところでは1本くらい手前の道と間違えてしまいそうだ。要注意。操作ボタンがなく、ほとんどの操作はタッチパネル(スタイラスが概ね必要)なので運転中(停車中)の操作はほとんどできないような気がする。それは今までと較べて不便な点だ夕方、ブラスバンドの練習のために音楽ホールに行くときも使って見たが、こちらはまともな道を走ったので正しくナビしてくれた。それでもガイド通りには走らないのでリルートは何度かさせたが。結果的には十分実用的だと思った。逆に最近の機能盛り込みすぎのカーナビに少し嫌気が差してきていたので、むしろ好感が持てる。来週の旅行で真の実力が試される。トンネルやビルの谷間、高速道路の陰などでどの程度GPS信号を受信できるか･･･。いずれにしろ過信は禁物だということは十分承知の上で付き合っていこう。『現在地を教えてくれる便利な地図帳』くらいに考えて、ルートガイドはあまり過信しない！５月１２日土曜日晴れ

May 12, 2007

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ポータブル･カーナビ

明後日に控えた母の日を前に今日息子から家内宛に花束とクッキーが送られてきた。家内は宅配便で送られてきたプレゼントをうれしそうに開梱し花を花瓶に生けた後、写メールで送りたいからと言って写真を撮ってくれと私に頼んできた。いつになくうれしそうな顔で写真を撮った。一方で私の母には今年は旅行でもプレゼントしようと思い、ネットで温泉地の宿を予約した。さすがに明後日では急すぎるので来週の後半でみんなの都合のよい日に決めた。さて、そこで困ったのがカーナビの件だ。かなり前からカーナビの調子が悪かったが、修理もしないまま使っていた。時々はDVDをうまく読み込んでくれるのだが、最近はほとんど使えないほどになってしまった。遠距離の旅行には私にとってナビは必須なので何とかしなければ･･･、といって今から修理に出しても間に合わないだろうし修理に数万はかかるだろうから、それなら安いポータブル･カーナビを買おう、と以前から目論んでいたことを実行に移した。最近クラ○オンから発売された２GBメモリーのカーナビに目を付けていたのだが、ネット通販では品切れしているところが多い。その後発売されたサ○ヨーのポータブル･カーナビはワンセグTVが付いていたりして機能は高いが価格も少し高い。カーナビでテレビを見ることもないと思うので、安いクラ○オンのが欲しい。早速、近くのカーショップへ見に行った。すると目当ての機種が展示してある。店員さんに在庫があるか聞いてみると、今日１台入荷してそれを展示したばかりだ、と言う。展示品になるのか！とちょっといやな気もしたがこの際そんなことは言っていられない。値段もネット通販で掲示している価格と同じだし、この店のポイントも少しあるし･･･、と判断して即購入してしまった。家に帰って早速使ってみた。ポータブル･カーナビの心配な点は画面が小さいことだ。以前からすれば結構大きくなってこの機種では４．３インチあるので、実際に画面を見てみると何とか読めそうだ。ルート設定などをしてみても、今まで使っていた組み込みのナビと較べると機能はかなり低いが実質的にはこれで十分ではないか、というレベルだ。まだ実際のルート案内は試していないが、明日にでも車に積んで試してみよう。この機種を選んだもう一つの理由に、持って歩くのにも十分な小ささと重さなので、街歩きのときにこれを持って行けば地図をめくらなくても済む。都内ウォーキングなどに威力を発揮してくれそうだ、というのが決定理由の一つだった。せいぜい活用しよう。５月１１日金曜日曇り時々晴れ

May 11, 2007

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亀戸天神の藤祭りとウォーキング

ゴールデンウィーク連休初日、天気もよさそうだし、先日購入した家内のウォーキングシューズの調子も試してみたくてウォーキングに出かけた。行き先に特に当てはなかったが、時期的に藤の花が見頃だと思い、以前行ったことのある亀戸天神まで出かけることにした。駅から天神様まで少々距離があるが、通りはかなりの人出で一杯だった。混雑した通りを歩くのもいやなのでちょっと裏道を歩いていったら、商店街に行き当たった。そこは端まで見渡すことができないくらいかなり長い商店街だったが、その通りに沿ってこいのぼりが見事に飾り付けられていた。少し歩いてみたがどこまで続くかも分からず、方向も目的地と逆だったので直ぐに引き返してしまった。天神様に近づくに従って通りの混雑もいっそう激しくなってきた。参道には人があふれんばかりになっている。本堂の手前に真紅の太鼓橋があるのだがそこは藤の花を見渡すのにもよい場所なので人だかりで身動きができないくらいだった。ただ、時期的にはやや盛りを過ぎてしまっていたようで藤の花の色もちょっと褪せていたように思う。それでもたわわに垂れ下がった藤の花は見事だった。花より団子、でもないがお腹が空いてきた。ちょうど昼時だったので境内にある料亭風のお店に入ろうとしたら既に沢山の人が並んでいるようだ。それもそのはず、ここの2階の座敷からは境内の藤の花がよく見えるそうだ。仕方がないので天神様をあとにして通りに出て食事のできそうなところを探してみた。通りからちょっと脇に入ったところに小さな庶民的なレストラン(というより食堂に近い)があったのでそこに入った。どうやら地元の家族連れの常連さんが多いようで、店の女主人と親しげに話したりしている。クリームコロッケとエビフライのランチと生ビールを注文した。地元の家族連れに人気があるということはきっと味もおいしいに違いないと期待して待った。程なくして料理が運ばれてきた。ボリュームが結構ある。揚げ立てのコロッケもフライも衣はさくさく中は熱々でとてもおいしかったし、普段あまり量を食べない我々夫婦にとっては食べきれないくらいの量があった。でもきれいに平らげてしまったが。大満足の昼食だった。腹いっぱい食べて元気が出たところで、ウォーキングを始めた。行き先もあまり決めていなかったが歩いているうちに浅草方面に向かっていることが分かったので、目的地を浅草に決めた。途中言問団子の看板が目に入ったので休憩がてらお茶を飲んだりして1時間半くらいで浅草観音の付近に着いた。その後地下鉄で日本橋に出てさらにウォーキングを続けて、先日オープンしたばかりの新丸ビルも見に行った。ここは混雑していて夕食を食べることはできなかったので一回りしただけであきらめ、リタイア前に勤めていた(旧)丸ビルを家内を案内がてら歩きまわって、夕食もここで食べてきた。トータル３時間強歩いたが新しい靴の威力は相当あったらしく、家内は少しも足が痛くならなかったようだ。私は足の底に靴づれができてちょっと痛かった。４月２９日昭和の日日曜日晴れ

April 29, 2007

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癒し系の旅番組

テレビで旅番組を見るのが好きで、毎週見ているこの種の番組は10本近くになると思う。多くは国内旅行、特に温泉地を含んだ観光地などを巡る旅行が中心だが、最近では散歩系の番組や一般家庭を予定なしに訪問する旅番組などがお気に入りだ。多くの旅番組で不満なのはたいてい食べ物(旅館の食事など）の紹介が多く、旅の楽しさの中心が食べ物であるかのような印象を受ける点だ。私があまりグルメでないせいでもあるが、味をテレビで伝えてもらっても(たいていおいしいというのだから)あまり面白くない。そんな中で、ひときわ気に入っている旅番組がある。海外旅行、というより海外の街歩きなのだが、NHKの『世界ふれあい街歩き』という４５分番組だ。NHK総合やBS Hi、BS2などで放送している。もともと昨年行ったスペイン旅行の前後にこの番組でスペインのトレドなどを放送していたので視たのが初めてだが、それ以来ほとんど欠かさずに視ている。この番組の特徴は一つの街を歩いて回る旅番組で、特に名所を巡るわけでもないし名物やおいしい食べ物を探して歩くわけでもない。ただ街中を歩いてそこで出会った人たちと短いコミュニケーションを楽しむ様子を映しているだけだ。特定の旅人はいなく(というかカメラだけで歩き回っている)、対話の主人公は表面に出てこない。出会った人たちは母国語で話しているが主人公は吹き替えで回によりいろいろな俳優が担当している。のんびりとした街歩きがこの旅番組の特徴だ。まるで自分が海外に行ったときにちょっと１日その街を歩いているような気にさせてくれる、そんな内容だ。放送は深夜や日中が多いのでビデオ録画しているのだが、毎週２～３本(再放送も含めて)この番組を視て癒されている。４月２０日金曜日曇り時々晴れ

April 20, 2007

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都内を散歩

桜も満開を過ぎたかもしれないが、どこかに見に行こうと言うことになり、家内が一度歩いてみたいと言っていた東京の神楽坂に行くことにした。神楽坂なら九段下も近いので桜を見るにもいいだろう。我が家の周辺はちょうど桜が満開を迎えていたが、電車が都内に近づくにしたがって盛りを過ぎた様子がはっきりと分かった。先月からJRのSuicaが地下鉄、私鉄やバスでも使えるようになったおかげですごく楽になった。地下鉄の神楽坂駅で降りて少し坂を下ったあたりから路地に入り込んだ。そこは表通りの喧騒からは別世界に入ったように静かな路地だった･･･、と思いきや最近人気のスポットなのか我々と同じような散歩と思しき人たちが結構歩いている。細い路地の両脇にはしもた屋風の家が並び、所々に黒塀の高級料亭と思われるお店が幾つか並んでいる。しもた屋風に見える家もどうやら小料理屋さんをやっているような雰囲気もある。そんな路地裏散歩を2時間ほどしたあと、疲れた足を休めるためにお茶を飲み、次はどこに行こうかと考えた。神楽坂から程近いところに戸山公園があり、そこにも桜が沢山ありそうだった。着いてみると確かに公園入り口付近から見事な桜並木が続いている。奥まで入っていくと箱根山という小山があり、その周囲も桜が沢山あった。残念ながら満開は過ぎてかなり散ってしまった後だったが、それでも結構見ごたえがあった。公園のどこからか宴会の音･声が聞こえてくる。学生の花見のようだ。この周辺には早稲田をはじめ大学も多いので新入生歓迎の宴会か何かだろうか。公園を出てさらに小一時間歩き、都電荒川線の沿線まで出た。そこでも神田川沿いに桜が見事に咲いているところが見つかった。既に夕暮れ時になっていたので、都電に乗って下町まで行き、そこで夕飯でも食べようと言うことになり、町屋の駅まで都電に揺られて行った。都電の車窓からも桜が沢山咲き誇っている公園(王子駅近くの飛鳥山公園)が見えた。来年はこの辺に来てみるのもいいかもしれない。４月６日金曜日曇り

April 6, 2007

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雪の白川郷

日の出を見ようと思い朝まだ暗いうちに目が覚めてしまったが、昨日の快晴とはうって変わって今日は雪が降っている。まだ薄暗い窓の外が雪でほのかに見える。朝日を見られないのは残念だが、飛騨の冬らしい雪景色もいいものだ。今日は高山市街の散策と白川郷を見学した。どちらも一昨年の秋に来たばかりだが、紅葉の時期とは全く違った風情を見せてくれた。高山市街の散策はお決まりの朝市と上三之町をゆったりと歩いた。雪･雨の降る中、朝市のおばさんたちは寒さにもめげずお店を出していた。上三之町の古い町並みはお正月飾りもあり、前回来た時とはちょっと違った味わいがあった。そしていよいよ冬の白川郷に向かった。おりしも雪が降り出して期待通りの雪景色が見られれば･･･、と思ったが、雪はもちろんあったものの例年に比べると全く少ないらしい。茅葺屋根の急な勾配にはほとんど雪はなかった。前回見過ごしてしまった展望台に真っ先に行ってみた。歩ける距離だと思うがさすがに雪･雨で歩きにくそうだったのでシャトルバスを使って行ってみた。期待通りの景色が広がっていた。雪は少ないとは言うものの、雪化粧された白川郷の村を淡い雲が覆いかぶさって、幻想的な景観を見せてくれた。１月６日土曜日雪または雨(岐阜)

January 6, 2007

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冬の飛騨高山旅行

お正月を温泉で過ごすことはできなかったが、少しずらして飛騨の高山に旅行に行ってきた。バスのツアーだ。この時期の飛騨は積雪が多いと思うので自分の運転で行くのはちょっと無理なのでバスにした。旅行のきっかけは娘の誕生祝い(誕生日は年末なのだが)の代わりだ。息子は昨日から会社が始まっているので今回は一緒に来られなかった。バスの出発場所までは電車で３０分くらいだ。７時に集合して出発した。バスは中央道を一路西へ。天気は雲一つない快晴で、途中富士山や南アルプスなどの山々が白く雪化粧してとてもきれいだった。諏訪湖を過ぎ、松本で一般道に降りてからひたすら山道を走り続けた。途中休憩した平湯温泉では雪もかなり積もっていて谷間から恐らく穂高連峰と思われる立派な山が真っ白い峰を見せていた。さらに山道をもう一息走るともう高山についてしまった。３時前だ。チェックインを済ませて部屋に行くと窓からは高山の市街地とその向こうに北アルプスが堂々と見えた。夕日を受けた白い峰々が美しく、素晴らしい眺めだった。時間はたっぷりあったのでゆっくりと温泉を堪能した。１月５日金曜日晴れ

January 5, 2007

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函館市内、駆け足めぐり

旅の最終日。帰りの飛行機はお昼過ぎの早い便だ。まずは函館の朝市に行った。旅行会社と提携しているお店に案内されて、お土産のジャガイモを一人３kgもらった。二人で６kgになるので持って帰るにはちょっと重い。そこで宅配便で送ることにしたのだが、一緒に他のお土産品も送ることができるというので、結局そのお店でお土産を買うことにした。まんまと策に乗せられた訳だ。店内ではいろいろな試食もできたり、ジュースやソフトクリームをサービスにもらったりしたので、まあ良いとするか。次に行ったのが立待岬。夜景を見た函館山のふもとに当たる場所だ。そういえば今回の旅のテーマのひとつが岬めぐりだったのだ。天気もよかったので海峡を挟んで下北半島や津軽半島もよく見えた。最後の見学地はトラピスチヌ修道院。お土産のバター飴で有名なトラピスト修道院は男子修道院だそうだが、函館市内ではないらしい。トラピスチヌは女子修道院で函館市内にある。トラピスチヌ修道院で作られたお土産は他では売っていないらしい。掃き清められた修道院の庭園は紅葉に彩られて華やかにすら見えた。最終日の見学は午前中で終わり、函館空港に向かった。トラピスチヌ修道院からは２０分もかからない程度の近い距離だった。帰りの飛行機で函館を出るころはよかった天気も東京に近づくにつれて雲が厚くなり、福島上空あたりでは飛行機がかなりひどく揺れた。恐らく前線を通過したのではないかと思う。今回の旅行は天気にも恵まれ、あまり期待していなかった紅葉も予想以上にきれいだったし、大満足の三日間だった。１１月２日木曜日晴れ(南北海道)

November 2, 2006

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大沼公園、函館の夜景

道南旅行の二日目。夕べの雨がうそのように空は晴れ渡り、よい天気になった。登別から程近い地球岬、有珠山、洞爺湖などを見学した。有珠山では数年前の噴火による隆起で壊滅した村の家がゆがんだまま保存されており、生々しさを伝えていた。次に向かったのは大沼公園。移動距離はかなり長く、途中で昼食を摂った。南下するにしたがって紅葉が鮮やかになってきたような気がする。もともと北海道の紅葉は赤よりも黄色や橙色などを含む斑が多いらしい。駒ケ岳を背景に大沼に浮かぶ島々の紅葉が美しかった。湖畔の入り組んだ半島には散策路が整備されていて歩きや自転車でのんびりと回ることができる。少し時間があったので20分コースのルートを歩いてみた。金色に輝くような黄葉も多く時期的にはちょうど見頃だったと思う。静かな湖面に映る紅葉・黄葉が美しかった次に向かったのは函館戦争の舞台となった五稜郭の見学。ここでは今年新しく建てられたという五稜郭タワーに昇って上から城の全体を見渡してみた。以前のタワーより高くなったらしく、これまでは五稜の内の２つ位しか見えなかったらしいが、現在のタワーからは五稜全体が見える。太陽も傾き始め、夕景の函館の市街がきれいに見渡すことができた。まだ５時頃だというのに夕陽も沈み、そろそろ暗くなってきた。今日最後の見学地は函館山。言わずと知れた函館の夜景。天気もよく、沖合いにはイカ釣り船の漁火もかなりたくさん見えた。修学旅行らしい高校生が大勢いて展望台からゆっくり夜景を見ることができなかったが、それでもその美しさは十分堪能できた。今日の宿泊は函館の市内にある湯の川温泉。チェックインの際、部屋の割り当てに不手際があり、ちょっと時間をとられてしまった。食事の時間が迫っていたが、せっかくの温泉なので先に温泉に入り、少し遅れて食事を摂った。温泉は昨日の登別温泉と比べるとやや見劣りしたが、それでもゆっくり浸かって疲れが取れた。１１月１日水曜日晴れ(南北海道)

November 1, 2006

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道南はどうなん？天気と紅葉

たまたま新聞の折込に入ってきたパッケージツアーの広告を見て、価格も安く周遊地も魅力的だったので早速申し込んでおいた道南旅行に、今日から出かけた。目玉は北海道の食、カニの食べ放題と温泉、岬をめぐるツアーだ。時期的に、もう紅葉はあまり期待できないが、ひょっとして、という期待はある。先週あたりから天気予報を気にしていたが、どうやら札幌あたりは今日から明日にかけて傘マークが付いている。それでも直前になって傘マークの範囲が徐々に狭くなってきていた。羽田空港８時に集合して飛行機で千歳空港へ。そこからはバスに乗り札幌を素通りして、昼前には小樽に着いた。お天気は何とか持っている。お決まりの運河･倉庫をバックに集合記念写真を撮ってから各自自由行動になった。昼食も各自自由にとる事になっていたので、お勧めのおすし屋さんに入って少々高価なおすしを食べた。結構長い散策時間があったので運河周辺を散歩し、北一ガラスのお店や有名なお菓子屋さんなどを見て回った。散策の途中、後半に急に雨が降り出した。生憎な雨ではあったが、おかげで鮮やかな虹、しかも二重にかかった虹を見ることができた。今日の見学地は小樽のみで、後は宿泊地である登別温泉へ一直線。夕方４時過ぎには宿泊のホテルに着いてゆっくりできた。ホテルの部屋の窓からは山の紅葉をきれいに見ることができた。最盛期ではないかもしれないが、それでもずいぶんと鮮やかな紅葉・黄葉だった。ホテルの温泉は３～４種類の泉質の異なる源泉を持っていて、露天も含めて８つくらいの浴槽がある大きな温泉だった。ゆったりと小一時間も温泉に浸かっていた。その後は夕食。バイキングだったが、タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニも食べ放題。ほかにもかなり多くの料理が並べられていたし、ステーキやホタテなどをその場で焼いてくれる屋台もあった。夜は外で雨が降っている音がする。明日の天気は大丈夫かな？１０月３１日火曜日曇り一時雨(南北海道)

October 31, 2006

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家の周りの小さな旅

4月14日金曜日曇り日ごろの運動不足を痛感して今日は少し歩いてみようと思い、銀行のある隣町までJRで一駅分を歩いてみた。一駅といっても都内の一駅と違い、この辺は結構遠い。直線距離でも５kmくらいはある。いつも通勤時に電車の窓から見ていた山(せいぜい１０mくらいの高さだが)の端に階段が付いたところがある。常々なんだろう？と思っていたので、今日はまずそこに行ってみた。家からは歩いてせいぜい１５分くらいのところだ。するとその階段の所に案内板があり、なんとこの山が城跡なのだそうだ。そういえば我が家の周辺(半径１０kmくらい)には城跡と言われるところが数箇所ある。昔はずいぶんと栄えた地域だったのだろう。階段を昇って歩き始めると、もうそこは別天地。通勤電車から見ていた場所とは思えないような深い森の中に迷い込んだ感じだった。この城山全体が公園になっていて通り抜けるのに１km位はありそうだ。人っ子一人会う事はなかった。この森を抜けると集落が出てきて、でもそこは全く知らないところだった。おそらくすぐ近くは何度も自動車で通っているはずだが、ちょっと幹線を外れると全く分からなくなってしまう。まるで旅人のような気持ちで、目的の駅の方向を探してしまった。歩き始めて1時間ほどしたら、やっと見慣れた場所に出た。ここから先は迷うこともなく歩けたが、いつもは車で通り過ぎるところも歩いてみるとその景色の見え方が違う。興味のあるものが眼に入れば立ち止まってよく見ることができる。用事を済ませて帰り道も違ったルートで知らない道、といってもいつも車で通る道のすぐ脇のようなものだが、を歩いて帰ってきた。咲き終わった桜が散る様子や、まだ咲き誇る枝垂桜、八重桜などを眺めながらの帰り道だった。たった3時間ほどの本当に小さな旅だったが、いろいろな発見があった。

April 14, 2006

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スペイン旅行の旅程図

日曜日晴れメモリーを増設した効果は顕著に出たようだ。増設してから一度もPCがハング/リブートしていない。そして本来の目的であったランドサット地図画像を表示してスペイン旅行の行程を記録しておくための準備が整った。と言っても地図画像は大量なので一度にダウンロードするのは難しく、徐々にやっていこうと思うが、今日は最後に行ったバルセロナ辺りをダウンロードしてみた。メモリーを大量消費するのはダウンロードしたファイルをカシミール3D用に変換する処理だが、それも全く問題なく完了することができた。まずは以前にダウンロードしてあったスペースシャトル地形データ。これは縮尺が小さく、細かいところまで表示できないが、全体を見るのにはちょうどよい。今回のスペイン旅行の全行程図が下の画像のとおりだ。赤い線がGPSログを重ねたもので、通ったところがほぼすべて記録されている。今日ダウンロードしたランドサットによるバルセロナ市街地周辺の地形画像を早速カシミール3Dで表示し、そこにGPSログを重ねると、下の画像のようになる。さすがに市街地だと建物の陰でGPS電波を受信しにくくなり、途切れ途切れになったり、全く見当違いの場所がログされたりしてはいるが、ほぼ行った所は分かる。カシミール3Dで面白いのはGPSログをデジカメ写真のExifデータを(時刻で)マッチングさせて、写真を撮った場所に合わせて地図上に置いてくれる。以前は"ハテ？この写真の場所はどこだったっけな？"と言うことが時々あったが、これを使うようになって解消された。便利な機能だ！と喜んではいるが、そのためにどんな面倒なことをしているか、自分では全く分かっていない。

April 9, 2006

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絶好のお花見日和

4月の声を聞いた途端に昨日までの強風と冷え込みとはうって変わって暖かなお花見日和の一日となった。ちょうど泊りがけで遊びに来ていた義姉にご馳走するために佐原のレストランを予約してあったので、ついでにお花見小旅行をしてきた。まずは地元の城址公園。ここも満開だった。いつも車を止める駐車場は混雑するだろうと思い裏道に回ったら、そちらにも臨時の駐車場ができていた。幸い混雑する前に止めることができた。小一時間、城址公園を散策して満開の桜を楽しめた。その後、東関道を使って佐原まで行き、予約しているレストランへ直行。予約時間より早く着いてしまったが、前のお客さんが帰るとすぐに案内してくれた。ここのレストランは何度か来ているが(昼に来るのは私は初めて)、田舎にあるレストランの割にはいつも混雑している。リーズナブルな値段の割りにおしゃれでおいしいフルコースの食事が楽しめるので、家からはちょっと離れているが誕生日などの食事や来客時によく利用している。食後は佐原市内の景観地区を散策し、さらに香取神宮にも足を伸ばした。香取神宮も桜が満開だった。駐車場付近には時期的にはちょっと遅いかな？と思った菜の花と満開の桜を揃ってみることができた。長い参道を歩いて香取神宮の本宮などを参拝し、帰り道に奥宮にも行ってみた。奥宮付近からは参道周辺の桜を俯瞰でき、きれいな眺めが楽しめた。思いがけず、例年よりも１週間以上も早い満開の桜を楽しむことができた。

April 1, 2006

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やっと書き終えた、スペイン旅行記

苦節４週間。たった９日間の旅行記を書くのにこんなにかかってしまった。これまで旅行に行っても旅行記を書くようなことはなかったが、ブログを始めてから何とはなしにまとめておこうという気になった。記憶というのはいい加減なもので、１年、いや、数ヶ月経ってしまうとほとんどあやふやになってしまう。せっかく行った旅行なので何とか記憶の新しいうちにまとめてみようと思ったわけだ。時間のかかった最大の要因は写真の整理。自分の印象に残った１枚を選ぶのに結構時間がかかる。しかも撮った写真がどこだったのか思い出すだけでも大変だ。今回の旅行は夫婦揃っては初めての海外旅行。しかも私にとっては初めてパッケージ旅行というものにお世話になった。何から何まで至れり尽くせりのサービスで、今回は旅先に関する事前の下調べなどほとんどしなかった。逆にどこへ行ったのか後からガイドブックで調べ直すような始末だ。旅行記をまとめるにあたって、あらためて(と言うか、初めて)ガイドブックを読んで写真に写っている場所を再確認した次第だ。以下は９日間のスペイン旅行中の日記へのリンク一覧。同じ一覧はフリーページ(旅の想い出)にもあり。[2006/02/25] スペインの旅　１日目　マドリッドに到着[2006/02/26] スペインの旅　２日目　マドリッド市内とトレド[2006/02/27] スペインの旅　３日目　コルドバ、セビリア[2006/02/28] スペインの旅　４日目　トレモリノス、ミハス、グラナダ[2006/03/01] スペインの旅　５日目　カンポ･デ･クリプターナの風車、バレンシア[2006/03/02] スペインの旅　６日目　バルセロナ到着、市内観光[2006/03/03] スペインの旅　７日目　バルセロナ自由行動[2006/03/04] スペイン旅行　８日目　最終日、バルセロナ郊外[2006/03/05] スペインの旅　９日目　帰国

March 29, 2006

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旅の余韻？疲れ？

昨日(３月５日)の夕方帰国した後、食事を作るのも大変なので近くの和食レストランで食べようということになって(旅行に行く前から決めていた)、早速予約をして出掛けようとしたとき、家内が何となく調子悪そうな様子だった。日本酒を飲みたかったので娘の車(会社の)に乗せてもらい、レストランに着いた。オーダーを考えていると家内は調子悪そうでオーダーもほとんどしなかった。娘と私はお寿司などを頼んで食べ始めたが、とうとう家内は(幸い個室の座敷だったので)横になってしまった。どうにも調子悪そうなので注文したものもほとんど手をつけないままお勘定をして帰ってきてしまった。旅の疲れや緊張から開放されて体調を崩したのかもしれない、ということで早々に休んだ。そして今日、午前中様子を見ていたがあまり回復していないどころか、悪化しているようにも見える。午後に近く(歩いて３０秒)の病院に付き添っていった。幸い空いていたので１０分くらい待っただけで診察してもらえた。診察もあっという間に済んで、帰ってきた。診断を聞くと、｢最近は海外帰りの人でこの症状になる人が多い。薬を出すので症状が治まらなかったらもう一度･･･｣、という程度でしかなかった。こんな診断でいいのかな？と不安に思いながらも大したことなくてよかったと安心した。夕方になって少しは気分が回復したようだが、まだ食欲も無くおかゆを食べただけで早々に休ませた。普段からあまり刺激のない生活をしているので、今回のような旅行では緊張と疲れで神経が参ってしまったのかも知れない。それに時差が追い討ちをかけたのだろう。ということで、さすがに今日はフルートの練習はできなかった。ちなみに私は何事もなく元気なのでした。(図太い！)

March 6, 2006

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スペインの旅　帰国

(日付が３月６日になっていますが、実際には３月５日の記事です)たぶん晴れ？曇り？ううう！時間の感覚が分からない。バルセロナからミラノをトランジットして成田に着いたのが夕方４時過ぎ。機内は往きと違って席が混んでいて横になることはできなかった(これが普通だろうと思うが)。ミラノを発ったときは夕暮れ時で、夕食の機内食を食べてから映画を３本くらい観たが途中は途切れ途切れしか覚えていない。でも決して十分眠れたわけではない。途中閉めた窓から明かりが漏れてきたのでずいぶん時間が経ったのかと思ったが、地球の自転と同じ方向に回っているのだから太陽の回り方も早いことに気が付いた。さらにウトウトしていたら機内の照明がついたのでたぶん朝(実際の時間は昼過ぎ)になったのだろう。窓を開けて外(地上)を見るとどうやらシベリアの東のはずれのようだ。海に出ると雲に覆われて下が見えなくなってしまった。機内食を食べてしばらくするともう新潟か秋田の上空で、また地上がよく見えてきた。奥羽山脈や磐梯などの山々を眼下に眺めているうちにもう太平洋側に出ていた。飛行機は無事成田に着陸し、入国手続きと荷物の受け取りを済ませ、ガイドさんやグループの皆さんと別れの挨拶をしてから、タクシー(家が近いとこんな贅沢ができる)で一路自宅へ。今回は留守番の娘が出迎えてくれた。旅行はもちろん楽しかったが、一週間ちょっとぶりに帰った我が家はまたホッとさせる良さがあった。

March 6, 2006

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スペインの旅　帰国(リンクのみ)

内容はスペインの旅　帰国に記述。日付を間違えて投稿してしまい、コメントがあるので本文はそのまま残します。

March 5, 2006

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スペイン旅行　８日目　最終日、バルセロナ郊外

晴れ後曇りいよいよ今回の旅行の最終日。チェックアウトは午後１時半なので、午前中は自由行動。といっても昨日あれだけ歩いてしまったので、今日は近場を散歩する程度にしよう、とホテルからぶらぶら歩き出した。そういえばガイドさんがFCバルセロナのホームスタジアムが近くにあるといっていたのを思い出し、そこまで行ってみることにした。残念ながらサッカーをほとんどよく知らない私たちにとっては何を見ればいいのかよく分からなかったが、スタジアムの外観を眺めた後ショップに入って息子にとサッカーグッズのお土産を少しだけ買っておしまい。お昼をどこかで食べなければと思ってさらにぶらぶらと歩いてみたが、ちょうどよい店が見つからなかったのでショッピングセンターのお惣菜屋さんでタパスを何種類か買い込んでホテルの部屋で食べた。そしてチェックアウトの時間。バスで空港に向かい免税の手続きやなにやらとばたばたしているうちに飛行機の搭乗時間が来た。長かったスペインの旅もこれでおしまい。とても楽しい旅だった。オリジナル作成日 (Last updated March 7, 2006 03:25:57)どこへ行く当てもなくホテルから歩き出したところ、すぐ隣に陶器博物館(？正式名称は定かでない)があり周囲が石像や花壇などきれいに整備されていたが中に入ることはできなかった。写真は山の手を背景に撮った写真。山上には城のようなものが見えるが、どこなのかは不明。ガイドさんに教えてもらってガイドブックを調べてみるとサッカー･スタジアムがすぐ近くにあることがわかった。カンプ･ノウ･スタジアムと言い、バルサの本拠地だそうだ。(実はサッカーには無頓着で、知らなかった)息子に自慢してやろうと言うことで寄ってみることにした。スタジアム横の建物にはサッカー･グッズを売っている大きなショップがあった。２フロアあるショップはサッカーファンでごった返していた。お土産にユニフォームでも買ってやろうと言うことになったが、レジのお姉さんたちなんとなくのんびりやっていて、一人のお客の支払いを済ますのに５分近くもかかる。いかにもスペインらしい？スタジアムの隣にあった何かの記念館のようなもの。どうやらFCバルセロナの創始者ゆかりの家らしい。撮影している背中側には練習用のフィールドがあり、運がよければ練習風景が見られるそうだ。どこかでお昼を食べようとディアゴナル通りを歩いた。この辺は新しい市街地のようで、ブランドのお店やデパートが並んでいるところ。通りがゆったりとしているところがすばらしい。歩道も広く、歩道の奥には自転車専用道路も併設されている。路面電車(トラム)の線路は芝生の中に敷かれていて音も静かでよい。一度乗ってみたかった。

March 4, 2006

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スペインの旅　７日目　バルセロナ自由行動

晴れ今回のツアー唯一の自由行動の日。もちろんオプショナル･ツアーも用意されていたが参加せず、気ままにバルセロナ市内を散策することにした。といっても、事前の準備を何もしていなかったので何はともあれ市内の中心地まで公共のバスを使って出た。昨日、バスの車窓から見たカサ･ミラやカサ･バトリョをもう一度ゆっくり見てから、お土産のために買い物をした。その後カタルーニャ音楽堂を見ようと思ったが中には入れず、外観だけの見学になってしまった。タイルの使い方がとてもきれいだった。もう少し歩いていくと中世風の細い路地に入り込み、そこを抜けるとピカソ美術館があった。せっかくなので入館してみた。常設展示と企画展示がありかなりの数の展示だった。企画展示のほうには最終作品と合わせて習作や部分を描いたものなどがあり、作品完成までの過程が想像できた。残念ながら館内は撮影禁止だった。やはり美術館は時間がかかり、２～３時間くらいかかった。そして足が痛くなってしまった。美術館を出てから港まで行ってみようと少し歩きだすと直ぐに大きな教会があった。地図で見るとサンタ･マリア・デル・マル教会というそうだ。中は自由に見学ができたので入ってみると、素晴らしいステンドグラスが暗い礼拝堂内で輝いていた。ヨットハーバーのような港の脇を散歩して、歩行者天国のようなランブルス通りの大道芸を楽しんで、その後はツアーグループの何人かと一緒に夕食をしようと待ち合わせ場所まで歩いた。夕食後は地下鉄に乗ってホテル近くの駅まで行った。ガイドさんから地下鉄は危険だから注意するように、としつこく言われていたが、幸い危険な目にもあわずに帰ってこられた。今日は一日中歩いてしまったのでさすがに疲れた。足の裏にまめができたようで少し痛い。オリジナル作成日 (Last updated March 7, 2006 03:03:35)昨日バスの窓からしか見られなかった、ガウディが造った(改築)カサ･バトリョ。海をテーマにしているらしい。そう言われてみれば１～２階の柱などは海底の岩場を連想させる。バルコニーは船の帆をイメージしているらしい。中に入ればよかったのだが、じっくり見ると１日かかると言われてあきらめた。こちらが同じくガウディの造った(新築)カサ･ミラ。山をテーマにしているらしい。カサ･ミラもカサ･バトリョも集合住宅として作られたそうだが、曲線を多用していて自然と同化するような雰囲気を持っている。こちらも見学はしなかった。タイルの装飾が美しいカタルーニャ音楽堂。内部の見学が可能らしいが、事前の予約が必要だということであきらめた。カテドラル前の広場の銅像、と思いきや突然動き出し愛嬌を振りまいていた。バルセロナの目抜き通りにはこういった大道芸人があちこちにいた。バルセロナ港に面して立っているコロンブスの塔。この先からカタルーニャ広場までの通りが屋台や大道芸人がたくさん集まる目抜き通り、ランブラス通り。そろそろ日も暮れようとしていたので、ランブラス通りを散歩しながら夕食の待ち合わせ場所に向かった。

March 3, 2006

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スペインの旅　６日目　バルセロナ到着、市内観光

晴れバレンシアを出発するとあたりはオレンジやブドウの畑が続き、さらに桜のように見えるアーモンドも満開にはちょっと早いが、たくさんの花をつけていた。しばらく走るとバスの車窓からは右手に地中海が見え隠れしてきた。海は午前中の太陽の光を反射して輝いて見える。ガイドさんの説明を聞くと、この辺は黄金海岸と呼ばれるそうだ。納得。バルセロナの市内に入って直ぐにサグラダ･ファミリアの近くで昼食。食後、そのまま歩いてサグラダ･ファミリア教会の見学。うーん、まるで工事現場！あちこちを足場が取り巻いているし、クレーンが塔と同じくらいの高さまで伸びている。しかし、その存在感はスゴイ！ここでもまた筆舌に尽くしがたい(笑)ので省略。そびえたつ塔の中は急な螺旋階段で登ることができる。人一人がやっと通れるくらいの細い階段の途中途中には休憩用か展望用か分からないが狭いバルコニーのようなところがある。そこからはバルセロナ市内が一望でき、また他の塔を間近に見ることができた。サグラダ･ファミリアの後は続いてグエル公園を散策し、バスの車窓からはカサ･ミラやカサ・バトリョなどガウディゆかりの建造物を見た。宿泊はダイアゴナル通りの住宅街にあるホテル。スイート･ルームとあるが、基本的に滞在型のホテルでベッド･ルームと居間とキッチンが付いているタイプ。ここのテレビでは日本のNHKの放送を流していた。オリジナル作成日 (Last updated March 7, 2006 02:12:00)サグラダ･ファミリア教会｢受難｣のファサードあちこちが足場で囲まれていて、まるで工事現場を見学しているようだ。｢生誕｣のファサードただただ、呆然と見上げるばかり！｢生誕｣のファサードの塔内に設けられた急な螺旋階段を登ることができる。螺旋の中央が突き抜けており、そこから下を覗くと結構怖い。塔内を登る螺旋階段には踊り場がなく、ずっと階段が続いていて、昇り続けるのは結構きつい。そんな人用の休憩場所なのか、他のもっと神聖な目的なのか分からないが、階段の途中には塔の外側に張り出したバルコニー状のところに出ることができる。そこからはサグラダ･ファミリア自体の他の塔やモニュメントが間近に見られる。さらに目の前に広がるバルセロナの街並みも素晴らしかった。写真が傾いているのはこのバルコニーもかなり狭く、写真を撮るのも恐ろしかったせいだ。続いて行ったのがこれまたガウディが、パトロンであるグエルの依頼によって造ったというグエル公園。市内の北、小高い丘になったところにある。正面入り口近くにある門番小屋と管理事務所。まるでおとぎの国の家のようだ。公園の中心(といっても上の写真の反対側)にある中央広場に昇る階段。階段を昇って右側も広場だが、さらに昇って左側、ゴシック風の柱の上も広場になっていて、多分これが中央広場だと思う。その周囲は塀のようなベンチになっているが、それが破砕タイルで作られていて見事な模様になっている。その中央広場から眺めたバルセロナの市街。遠くバルセロナ港と地中海が見渡せた。手前にある２つの建物が公園入り口の門番小屋と管理事務所。

March 2, 2006

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スペインの旅　５日目　カンポ･デ･クリプターナの風車、バレンシア

曇り後晴れ今日は移動が中心の一日。観光のメインはラマンチャ地方にある白い風車、ドンキホーテで有名な風車だ。バスはひたすら荒野を走り続けてラマンチャ地方に入り、昼食はこの地方の農家をレストランにしたような田舎の雰囲気漂うところだった。昼食後、少しバスで走って白い風車のある丘を散策した。その後もひたすらバスは走り続け、お泊りはバレンシア。オリジナル作成日 (Last updated March 7, 2006 01:22:46) グラナダの市街地はほとんど歩くことができず残念だったが、写真は昨日の昼食時にバスを降りたところで撮ったもの。広い道路の分離帯となっている公園のような遊歩道だ。そこには具象とも抽象ともつかないような人体の部分を描いたアートがあちこちに置かれていた。その巨大なモニュメントのようなアート達は歴史の街グラナダにちょっとした異空間を作っているようだった。今日は６００km以上の長距離を移動する日だ。途中はずっとオリーブや葡萄畑が広がるラ･マンチャ地方の平原をひた走る。昼食に立ち寄ったのはこのラ･マンチャ地方の農家を改築したというレストラン。青で縁取られた白い壁の建物がかわいらしかった。この建物の周りは見渡す限りの広ーい畑ばかりだ。昼食後、また少しバスに乗って着いたのがドンキホーテで有名な白い風車。ここカンポ･デ･クリプターナの丘には２０基ほどの風車が並んでいる。晴天の青空に映える白い風車は眩しかった。団体行動をしている最中に人を映しこまずに写真を撮るのは結構大変だが、人並みが切れたほんの一瞬を狙って撮ったのがこの写真。風車の丘から眺めたカンポ･デ･クリプターナの街並み。思ったより大きな町だった。ちょうど風車を背にして撮っている。この辺りは大平原の中なので、街の周囲には遠く地平線が見える。再びバスの長距離移動の末着いたのがバレンシア。宿泊したホテルは郊外の住宅地の中だったので近くには観光するところもなかったが、ちょっと大きめのスーパーが隣にあったのでワインやコーヒーなどを地元の人と同じ感覚でショッピングした。ついでに住宅街の方にまで足を伸ばし、夕暮れがせまる商店街をスーパーの買い物袋を持ったまま小一時間歩いてみた。今回の旅行の中では一番リラックスできたひと時かもしれなかった。

March 1, 2006

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スペインの旅　４日目　トレモリノス、ミハス、グラナダ

曇り時々晴れ昨日の朝早かったのでぐっすり寝れたのはいいが、オーシャンビューのホテルなのにせっかくの地中海から昇る朝日を見損ねてしまったのは残念だった。バスの出発まで少し時間があったのでコスタ･デル･ソル(太陽海岸)を少しだけ散歩した。お次は白い壁の街ミハスの観光へ。山の斜面に白い別荘が建ち並び、それはそれはきれいな街並みで、ちょうどこの頃太陽も出て家々が白く輝くようだった。午後は本日の宿泊地グラナダに到着。早速、かのアルハンブラ宮殿へ。何と書いていいか分からない(筆舌に尽くしがたい)ので省略(笑)。夕食後、８時頃ホテルを出発してフラメンコ･ショーを観に出掛けた。終わったのは１１時過ぎ。狭い洞窟のような店内で見せてくれた歌と踊りは鬼気迫るような迫力だった。オリジナル作成日 (Last updated March 7, 2006 01:01:56)宿泊したトレモリノス、コスタ･デル･ソル(太陽海岸)沿いに建つホテルの部屋から見た地中海。やや雲がかかり海の色もあまり鮮やかではなかったが、波もほとんどなく静かな海だった。天気がよければ遠くアフリカ大陸やジブラルタル海峡が見えるそうだが、この日の天気では無理だった。ホテルを出発して少しだけバスに乗ると、地中海を見下ろす小高い丘の中腹に広がる白い家で有名な別荘地帯、ミハスの村に着いた。まさに村中が白い壁でできた家が建ち並び、目にも眩しいくらいだ。村の小さな教会も真っ白。そんな村のあちこちで黒猫をよく見かけた。まるで魔女の宅急便のジジを髣髴とさせる景色だった。写真も撮ったがコントラストが強すぎて、黒いかたまりにしか見えなかった。続いて２～３時間バスに乗って着いたのがグラナダ。言わずと知れたアルハンブラ宮殿のある町だ。市内で昼食を摂ってから、郊外の小高い丘に登るとそこにアルハンブラ宮殿が広がっていた。先ず、夏の離宮であるヘネラリーフェを見学した。水の少ないこの地方で、水をふんだんに取り入れたこの庭園を作ったのは権力を象徴してのことらしい。アルハンブラ宮殿も見所の多いところなので紹介できるのはその内のごくわずかだが、左の写真はアラヤネスの中庭の池に映し出されたコマレスの塔。その他にも１２頭のライオンの噴水や多数のアーチに施された細工、天井の装飾が美しいモカラベなどじっくり見たいところがたくさんあったが、そこはツアーの悲しさ、駆け足で巡らざるを得なかった。幅５mもないような狭く細長い洞窟のような店内の両側に椅子が置かれ、踊るスペースは幅２m程度。そんな狭いところで情熱的で激しいフラメンコを踊って見せてくれた。伴奏はギターと手拍子のみで歌は入らなかった。この踊り子たちはプロではなく、ほとんどが１０代のアマチュアらしいが、最後に長老とも思えるような貫禄のある(老婆といっては失礼だが)女性の踊りを見せてくれた。グラナダの市街地はバスの窓から見たくらいでほとんど歩くことができなかったが、じっくり散歩するにもよいところだと思えるような街並みだった。

February 28, 2006

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スペインの旅　３日目　コルドバ、セビリア

快晴。昨日とは打って変わってピーカンの一日だった。朝４時に起きて支度をし、マドリッドのトレチャ駅を７時半発のスペイン新幹線（ＡＶＥ）に乗ってコルドバへ。コルドバとセビリアでは寺院などを中心に見学し、昼食はセビリアの川でランチ・クルーズ。宿泊はコスタ・デル・ソルのホテル。このホテルは部屋で無線ＬＡＮが使えたので、これまでの日記を一気に書き込んでみた。ただし、詳細は帰国後に追記する予定。オリジナル作成日 (Last updated February 28, 2006 07:50:28) 眠い目をこすりながら朝５時に集合してバスでアトーチャ駅まで行き、そこからスペイン国鉄の新幹線"AVE"に乗ってコルドバまで移動した。改札では空港と同じ程度の持物検査が行われていた。時間通り運行しないことで有名なスペイン国鉄の中で唯一時間通りの運行を約束しているというAVEは揺れや騒音も少なく快適だった。２時間弱で着いたコルドバでは短い停車時間の間にご一行様が無事下車できた。コルドバと聞くと"哀愁の"という冠詞を想像してしまうのは何のせいだろう？アルベニスの曲の中にコルドバと題されたギター曲(原曲ピアノ)があるが、その出だしの部分の曲調からのイメージかもしれない。街はトレドと同じように細い路地が迷路のように入り組んでいる。何でもこのあたりは夏は暑いので少しでも建物による日陰を多くするためにこのような街になっているということだった。家々の窓辺には花が置かれて、花の小路と呼ばれている。また、このあたりは昔ユダヤ人街だったそうだ。路地の向こうに見えるのがメスキータの鐘塔。メスキータというのはイスラム教のモスクの意味だそうだ。もともとイスラム教寺院として建てられたが、その後キリスト教の教会として拡張されたため、イスラム様式とキリスト様式の入り混じった独特の建築物になっている。この鐘塔も下半分はイスラム寺院のものだが、その上にキリスト教の鐘楼を上乗せして辻褄を合わせたようだ。メスキータの内部も何度も拡張を繰り返した跡がわかる。他の教会や聖堂とも雰囲気が全く異なるような気がする。写真は最も古い時代に作られた部分で、２重構造をしたアーチが特徴的だ。天井を高くするために重量を分散させるためにこのような構造を考えたようだ。バスでセビリアに移動してまずは昼食。今日の昼食はパエリア。市内を流れる大きな川を船でクルーズしながら、パエリアを作る実演を見て、それをいただくという嗜好だ。ところが、一緒に見るはずの他の団体の到着が遅れて、料理の開始が遅かった。料理するところを見るのはいいから早く食べたい！とみんなイライラ状態。スペインに来てからたくさんの聖堂や教会などを見たので、頭の中は混乱している。ここも元はイスラム教のモスクだったらしいが、こちらはゴシック様式に建て替えられたらしい。ただし、鐘塔の下の部分はモスクの尖塔だったらしい。巨大な大聖堂だ。中にはコロンブスの遺骨が納められているという墓碑があったが、床の上に刻まれた銘の上をみんな平気で踏んでいた。宿泊は地中海に面したリゾート地、コスタ･デル･ソル(太陽海岸)。着いたのは夜なので全く景色は見えなかった。

February 27, 2006

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スペインの旅　２日目　マドリッド市内とトレド

晴れ後曇り、一時雨朝７時（現地時間）になってもマドリッドはまだ暗い。朝食を採ってから、９時頃に迎えにきたバスに乗り込んで観光開始。プラド美術館とトレドの街の観光が今日の中心。詳細は帰国後に追記の予定。オリジナル作成日(Last updated February 28, 2006 07:33:51) 最初の見学はプラド美術館。この日は休日なので美術館内では団体での行動が規制されているらしい。そこで事前にガイドさんが館内の各部屋のレイアウトとお奨めの見学順、見所などを説明してくれた後、館内で一応別れて行動した。グレコ、ベラスケス、ゴヤをはじめ、おびただしい数の名画が並んでいる。館内はフラッシュと三脚さえ使わなければ撮影可能だし、絵画の前にも無粋な柵もない。中には絵の前に立ってスケッチブックに描いている人もいる。そして展示されている絵画だけでなく館内そのものがとてもしゃれた空間を作っているように思えた。廊下や階段など、まるで宮殿の中にいるようだ。パッケージ旅行の悲しさか、プラド美術館の見学は１時間半程度しかなかったが、それでも主だった作品は(駆け足ながら)たくさん見ることができた。日本での有名絵画展のように人の頭しか見えないということも全くなかった。館内全体も素晴らしく、短時間ながら贅沢な時間を過ごすことができた。マドリッド市内では他にスペイン広場のセルバンテス像などを見た後、ツアーのお決まり？免税店でお買い物タイム。まだ旅行も始まったばかりだし、何も買わないで･･･と思ったが、革製品が有名なスペインだから、とやっぱり何か買ったようだ。続いてバスに乗って行ったのがトレドの町。途中は荒野と言っていいほどの広い平原。１時間あまり走る間、見えるのはオリーブ畑か緑の草原ばかりで、町のようなまとまった集落は全く見えなかった。バスが小高い丘のようなところを登っていくと、そこには中世がそのまま取り残されたようなトレドの町が見えてきた。バスを降り、橋を渡って城壁で囲まれたトレドの街の中に入ると、細い路地が入り組んでさながら迷路のようだ。しかも坂道や階段が多い。そして周りの家の窓にはきれいな花が鉢に植えられて並んでいる。どこをどう通ったのか全く分からないまま、街の中心にある大聖堂(カテドラル)に着いた。その壮大さ荘厳さに言葉を失ってしまった。スペインと言えばギター。何曲かのギター曲をmp3収録して持ってきた。大聖堂の中でバリオス作曲のギター曲"大聖堂"を聴いてみたが、忙しく見学する合間だったので、ゆっくりとその雰囲気に浸ることはできなかった。しかしよく考えてみたら、バリオスは南米の人だった！だからタイトルの大聖堂も多分南米のどこかの聖堂なのだろう。残念！

February 26, 2006

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