カテゴリ:乳がんのこと
ここ最近ニュース等で乳がんについて取沙汰される機会がとても増えました。
そのため、「乳がん検診」に興味をお持ちの方もたくさんいらっしゃるかと思います。 実際問題、乳がん検診とは何か?何をするのか?といったことをここで少し説明させていただこうと思います。 【乳がん検診の種類】■問診・視触診 しこりがあるかどうかを確認します。 ただ、早期発見するのは難しく、ある程度の大きさがないと判別することができません。 しかし実際に触ってもらって発覚するケースも多いです。 ■マンモグラフィ検診 広範囲に読影可能で、微細な石灰化の段階の腫瘍を発見することができます。 ただし、若い患者は乳腺が多く、乳腺とガンの区別がしにくいこともあり、あまり向きません。 そして同時に痛みがあることや被曝等の問題もあります。 痛いですがここでエラーがなければ一安心できます。 ■超音波検診(エコー) 手で触れただけでは判別しづらいしこりを発見することができます。 痛みがありませんが、診断医師の技術が必要で、微細石灰化は発見しにくいのが欠点です。 ただし比較的リスクの低い、若い女性向きの検診です。 【乳がん検診の対象者】乳がん検診はとても重要です。しかし全ての年齢の女性が全ての検査を受ける必要はありません。 例えば、マンモグラフィ検診は、乳腺の発達している若い女性の場合、乳腺が白く映るため石灰化と判別がしにくくなります。 よって、20代の女性が毎年受診する検査ではありません。 年齢に合った検査方法を選択する必要があります。 こちらの記事によると、 20代・・・検診の必要はない 30代・・・ご自身の判断で受けて下さい 40代・・・マンモグラフィ(2年に1回)または+ 超音波検診(毎年) 50代・・・マンモグラフィ(1年~2年に1回)または+ 超音波検診(毎年) とのことです。 40代になったら2年に一度〜毎年何かしらの検診を推奨しています。 果たして2年に一度や毎年検診していた所で乳がんの早期発見は出来るのかはまた別問題だと思います。 ただ、少しでもアンテナを張っていると何かあった時に対処がしやすいのではないか、と思います。 ただ、私の主治医は言っていました… 検診のおかげで乳がんが発見出来た、という人は全体の1%程だとのことです。 みんな自分でしこり等を発見して病院にやってくるそうです。 私もその一人でした。 なので、正直な所、そんなにこん詰めて検診をする必要はないと思います。 それよりも、しこりがないか?などのチェックを自分なりに、たまにでもいいからしてみる、ということが大事ではないかなと思います。 すこしでもこりっとした何かがあればすぐに診てもらうといいです。 いつも主治医から目から鱗な情報が入るのですが、いつもブログを書く際には忘れてしまうという事が多いです; 本やネット等では調べきれないような事を、先生はすんなり教えてくれるのでここでもっと情報を提供出来たら…と思っております。 では。 雑穀米おいしそ〜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月09日 18時19分02秒
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