手相講義・・・手のひらの丘 第三回
■□□==================================================□■ 手相講義・・・手のひらの丘 第三回□====================================================== ・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━☆ 手のひらの丘・・・木星丘 ・‥…━━━━━━━━━━━━━☆ まず木星丘の位置を確認します。先回の講義の後、それぞれの”ふくらみの位置”についてご質問を頂きましたが、どの手相書にもその丘の定義は曖昧で、明確に示したものはありません。そこで、私流では、次のように位置付けていますのでご紹介しましょう。それぞれの丘の位置、木星丘・土星丘・太陽丘・水星丘につきましてはそれぞれの第三指節の線を基本にその付け根幅を基準に垂線を下ろした位置がそれぞれの丘の定義になります。木星丘では、指の付け根の第三指節から真っ直ぐ下ろした垂線が知能線に触れる部分で囲まれたものを木星丘として位置付けています。さて、木星丘と言うのは、『野心、向上心や独立心、指導力』を示していましたね。学業や仕事で人の上に立つことが出来るか、経済的に発展することが出来るか、何事も意欲的に成し遂げることが出来るかなどを見る重要なポイントと言えます。木星丘がふっくらと盛り上がり肉付きがよく、勢いがある場合は、仕事熱心で意欲が旺盛、どんな状況にあっても夢や希望を忘れることなく粘り強く物事を成し遂げてゆく野心達成度や満足度の高い人を示しています。ただ、何事も度が過ぎれば、自信過剰でうぬぼれが強くなり、人を見下したり横柄な態度や傲慢になってきたりします。また逆に、盛り上がりが小さく、勢いが無い場合や肉厚が薄い場合などは、怠惰で、向上心に欠け、ちょっと壁に当たると投げやりなったりしてすぐ諦めてしまい人。何事も人当てにしたり頼りがちになり、積極的に自分から動こうとしないのが特徴と言えます。・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━☆ 手のひらの丘・・・土星丘 ・‥…━━━━━━━━━━━━━☆ 土星丘は、中指の付け根の第三指節から真っ直ぐ下ろした垂線が感情線に触れる部分までを言います。土星丘は、自制心、孤独、忍耐力、信仰心、思慮深さを示す丘でしたね。どれだけの社会的地位が得られるか、出世できるかなどを知ることが出来ます。土星丘がふっくらと盛り上がり肉付きがよく、勢いがある場合は、物事に対し慎重にそして綿密に処理が出来る人を表し、思慮深いことから大きな失敗をすることもありません。何事に対しても真面目で持久力があり、厚い信頼と人望を掴み、派手さはありませんが着実に階段を昇ってゆく、最後には必ず栄冠を手にするという堅実的なタイプを示しています。しかし、何事も度を越えれば、深刻に考えすぎる、悩みこみやすいことから冷たい印象や陰気な雰囲気を人に与えることもあるようですね。そして土星丘が薄っぺらい、厚みの無い人は、消極的、退廃的で、何事も悪い方、悪い方に考えがちで、思いつめると自制心が利かなくなることでしょう。往々にして決断力が乏しく優柔不断、ダラダラとした人生を過ごしがちになります。・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━☆ 手のひらの丘・・・太陽丘 ・‥…━━━━━━━━━━━━━☆ 太陽丘は、人気、社交性、芸術性、自己表現力、名誉などを示す丘でした。人気というものはその人の徳分であり、人気があれば、必ず成功者になることが出来ます。そうしたところから、太陽丘に昇る線、『太陽線』を持つ人は必ず成功する、強い運勢を持っていると言われるものです。太陽丘も、同じように薬指の付け根の第三指節から真っ直ぐ下ろした垂線が感情線に触れる部分で囲まれる範囲を言っています。太陽丘にふくらみや肉付き、勢いがある場合、人を引き付ける魅力を備え、明るく陽気で社交的、自己表現が上手く、想像力も豊か芸術的センスと素質を兼ね揃え、その上人気運もありますから出世、金運もあり大成功の可能性を秘めた人物を示しています。しかし、こうした強運も行き過ぎれば、まだ実力も備わっていないのに見栄っ張りになって体裁や外面だけを飾ろうとします。やはり、内面の充実が乏しければ、いくら強い成功運を持っていても人から好感を持ってもらえず、宝の持ち腐れとなってしまうことでしょう。そして、太陽丘に力が無くふくらみが小さい場合は、やはり人気が無く好感がもてないタイプと言えます。根暗だったり、傲慢だったり贅沢好きだったりと、、、その性格や態度を改め無い限り、幸運は訪れることはありませんね。・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━☆ 手のひらの丘・・・水星丘 ・‥…━━━━━━━━━━━━━☆水星丘は、知性、判断力、言語能力、コミュニケーション、商才などを示す丘でした。水星丘も、同じように小指の付け根の第三指節から真っ直ぐ下ろした垂線が感情線に触れる部分で囲まれる範囲を表しています。臨機応変に対応できるカンのよさとセンスを知ることが出来ます。水星丘がふっくらと盛り上がっている場合、機智に富み、頭の回転が早く、物事をサッと理解し、パッパッと処理できる有能な人物と言えます。文書や話術が巧みで、外交的な社交性を持ち、アイディアに恵まれることや経済観念がシッカリしており商売に向いている、商才を持つことでしょう。しかし、”陽極まれば陰もまたしかり”と言うように、行き過ぎれば鼻持ちならない敬遠したい人ということになりかねません。一方、水星丘が薄く肉付きが良くない人は、咄嗟の判断力に欠け機微が利かず、工夫が足りない面など、また言葉足らずや口が災いして人間関係が上手く行かないこともあるでしょう。また、経済観念が乏しく、金銭面での苦労が耐えない、失敗する傾向にあると言えます。このように、たった4つの丘のふくらみや張り、肉付きを見るだけで、その人の性質が見えてきます。手の中には数多くの、幸せのヒントが隠されており、それを探り出してお話してあげることが大切です。見落としの無いように、まずは手のひらの特徴を掴むことが重要ですね。また中には、それぞれの示す丘の中間部分がふくらんでいたり、厚み、張り、肉付きが良かったりする場合があります。その場合、それぞれの丘の持つ特徴の良い点、悪い点のほぼ半分を併せ持っていることを示しています。例えば、木星丘と土星丘の間がふくらんでいる場合、何事にも意欲的で、新しいものに向かって進む行動力は目を見張るものがあるが忍耐力が足りないことや、逆にコツコツと地味に頑張る忍耐力は優れているものの、積極性に欠けるなどを示していると判断します。また土星丘と太陽丘の間がふくらんでいるといった場合も、明るく陽気に見え、人気があるのだけど、どこか孤独な冷めた目を持っている。太陽丘と水星丘の間がふくらんでいる場合、社交的で巧みな話術、陽気で華やかな雰囲気のなかにどこか鼻持ちならない、ちょっと敬遠したい人など、つねに陰陽、表と裏、諸刃の剣のような崩れやすい性質面を持ち、良い部分と悪い部分が運勢の流れによって良い面が現れたり逆に悪い面が現れたりしやすいことを示していると解釈することが出来ます。ただ、この辺りは総合判断も必要になってきますから始めのうちは難しいかもしれません。次回は、『手のひらの丘・・・金星丘・月丘・第一火星丘・第二火星丘・火星平原・冥王星丘』についてお話しましょう。 手相冊子 スピリチュアル鑑定篇より抜粋篇につきましては、文字数の制限から掲載することができませんので、また手相講義 実践篇が終了しましたらご紹介してゆきたいと思います。□■□ 絵空師の手相冊子(PDFファイル)================= ・手相アドバイスから生まれた”運勢の書” 『スピリチュアル手相鑑定』ダウンロードページはこちら無料ダウンロード………………………………………………………………………☆開運!!スピリチュアル手相鑑定☆ 究極の手相鑑定(有料)のご案内・・・手相鑑定■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□占いブログにほんブログ村□■□─────────────────────────□■□絵空師のホームページ写メDE手相占い□■□─────────────────────────□■□