光老化と正しい紫外線対策(4)
※(文献)R. M. Lavker : Photodamage, P.123, Blackwell Sci., 1995. およびA. M. Kligman : 加齢と皮膚, P33, 清至書院, 1986より改変紫外線と光老化の関係■紫外線と『光老化』例えば、同じ人のおしりの肌と手の甲の肌を見比べたとしましょう。日光にほとんど触れることのない「おしりの肌」がツルツルしているのに比べ、日光を浴びやすい「手の甲の肌」はしわやたるみが多くなっているはずです。これこそが、紫外線が肌の老化に深く関係している証拠。紫外線の本当の怖さは、すぐに赤くなったり黒くなったりするのではなく、徐々に蓄積されて起きてくる肌の変化、すなわち「光老化」にあるのです。この光老化は、紫外線を浴びた時間と強さに比例するといわれています。顔や手のように直接紫外線を浴びるケースが多い露出部の肌の老化原因の約8割は光老化にあるといわれているほどです。上の表のように、自然老化と比べた場合の皮膚の特徴も明らかに異なります。※紫外線は英語で「Ultravioletrays」。このUltra Violet(ウルトラ バイオレット)を略して「UV」と呼びます。「UV」にはA波・B波・C波という、異なる波長の光線が含まれています。その中でも紫外線A波(UVA)がシミやしわの発生に大きく関わっているということが明らかになってきました。今話題の「光老化」も、このUVAと深く関係しています。そこで、美しい肌を保つためには毎日の正しい紫外線対策が不可欠になっています。おまけ<今日4月17日は何の日?>1648年のこの日、日光の杉並木が完成しました。そして、1923年には、アメリカの動物学者ローイ・チャップマン・アンドルーズがゴビ砂漠に向けて旅立ち、5年に及ぶ大旅行中に恐竜の卵の化石を初めて発見しました。ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。ご参考情報:紫外線対策におすすめ、お肌に良いことで知られるビタミンCを豊富に含むローズヒップのお茶:ローズヒップ野ばらのハーブティー・ティーバッグ20個入<hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長>