カテゴリ:心に残った出来事
実は残念ながら、この春で専門学校を辞めることになりましたので、先日最後の授業をしました。5年間も毎週話してきたので、さびしい気がします。
振り返ると、500人ぐらいの学生さんと出会ったことになります。 若いってことは、それだけで傷つきやすく生きにくいものなのだと、彼らに教えられました。 自分を愛することが、一番大切なのだけど、それも簡単なことではないのだとも教えられました。 有名大学卒業、モデル並みのイケメン、学校の成績も超優秀、でも、なんだか自分に自信が持てないといって、私を驚かせた学生さんもいましたが、きっと最近では自信がついたことでしょう。 途中で退学してしまった人たちにも、いろいろなところで出会いますが、みんな元気そうです。ある人は、「学校ではものすごくした努力が全然報われなかったが、今の仕事は、ちょっとのことが、すごく評価されて楽だ」と言っていました。多分、自分にあった仕事を 見つけたのでしょう。 何年も留年して、結局卒業間際に退学するよりは、早めに進路を変えることを勧めています。 そのためには、自分が最大限に努力したと、自分で納得できることが必要なのでもありますが。向いてない仕事についても、自分があまり幸せではないし、長続きしませんから、職業の選択というのは本当に大事だと思います。 人間は変化を恐れる生きもなので、積極的に何かを選択するということは、多少ストレスではありますが、選択しないということも実は大きなリスクなので、本当に向いていないと思ったら、早めに進路変更するほうが、幸せになれると思っています。 私は、自分で言うのもなんですが、とても優しいのです。でも、優しさが甘やかしになってしまっては、本当の意味でその人のためにならないということを学び、あえて厳しいところはきっちり厳しくするようにしました。 専門学校で出会った人たちから学んだ多くのことは、とても一回では書ききれないので、時々思い出して書いてみようと思っています。 これまで出会ったすべての学生さんの幸せを祈っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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