テーマ:新撰組!(305)
カテゴリ:映画・TV
今まで何度か書いていますが、 私は日本の俳優の中でオダギリ・ジョーにとても注目しています。 たけしと共演した「血と骨」で新人賞をとったと言うニュース。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041204-00000031-nks-ent そうか、この人はまだ「新人」なのか? ここ何度かの「新選組!」での存在感は ずば抜けていると思うのはファンの欲目でしょうか? 先回の「誠」の旗を握り締めての叫び。 これを観て、この人は1年間、このドラマの中で 心の中まで斎藤一であったんだなと改めて実感させられました。 そして、私は「新選組!」というドラマを観ながら、 “斎藤一から観た新選組”というアナザストーリーを 同時に観てきたような気がします。 あの叫びは、斎藤一の魂の叫びでした。 壊れゆく一番大切なモノを守りたい、その一心で衝動的に出た言葉。 演技を超えた叫びでした。鳥肌が立ちました。 恵まれた容姿を持ちながら性格俳優を目指すオダギリ・ジョー。 その点においてジョニー・デップとかなりの共通点を見出してしまう私…。(^_^;) これからもこの2人、いよいよ目が離せません。 --------------------------------------- 【追記】 今日もあっという間に終わってしまった新選組。 緊迫した展開で、引き締まった場面の連続でした。 オダギリ斎藤は相変わらずぶっきら棒で、 あの熱い叫びは、口にするのも恥ずかしい過去になってしまったようですが、 沖田との会話でも情に厚い側面を隠せません。 でも、今回は近藤局長に尽きますね。 あの獅子舞のような人は誰?!(有馬藤太) でも、あの人、いい人でしたね~~~。人は見かけによらない。 最後の大物登場でしたね。かっこよかったです。 加納君とのやり取りも涙を誘いました。 一人の武士を嘘つきにしたくなかったのでしょう。 加納君の魂を救うために、自分から声をかけた局長に、 本当に男気を感じました。 心の中で、局長の胸を「バカ、バカ!」と叩きながら…。 こんな美しい散り方もあるのかな…と、三谷さんの描きたい滅びの美学を少し理解できたような気がしました。 あと1回。泣いても笑ってもあと1回で、お別れが来ますね。淋しいです。 来週の日曜日が来てほしくないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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