或る日記

日本アカデミー賞で、「血と骨」に出演のオダギリジョー君が
最優秀助演男優賞を受賞した。
おめでとう！
すごいですね。出演時間はかなり短かったようですが、
北野たけしの向こうを張った、極道ぶりに鳥肌が立ちました。
（映画は残念ながら観ていません）

おなじみの半モヒカンにモデル張りのクールないでたちでした。
それにしても、この人は、本当に口下手だなと思います。
私の好きになる人は、かなりの率で口下手な気がする…。

「なんか気持ち悪いですね。」

これは受賞者発表直後の感想を求められた時のコメント。
これには、会場が一瞬凍ったのではないでしょうか。

この言葉の前後には、彼の中で、非常にたくさんの文章が付いていたのだと思うけれど、
全部省かれて、出てきた言葉がこれ。
「僕が選ばれるなんて気持ちが悪い。」
「緊張しすぎて気持ちが悪い。」
多分、これのどちらかだと思うのだけど、どうでしょう？

でも映画で育ち、映画に魅せられて、自分の存在価値は映画しかないと言い切るオダギリ君。
どんなに嬉しかったことでしょう。

ホントに、ホントに、おめでとう。
今年は封切りされる映画が目白押しですね。
これからますます楽しみです。

おっと、本場のアカデミー賞はどうなることでしょう？
2月28日（現地時間：2月27日）発表です。
…と言うか、ジョニーは出席するんかいな？

●Yahooムービーニュース
http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20050219-00000031-sph-ent

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