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2005.05.31
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カテゴリ:映画・TV
「血と骨」。もう2~3週間前に観たDVDです。
もちろんオダギリ・ジョー目当てです。(^_^;)

本当はあまり観たくなかった。
バイオレンス物が一番苦手だからです。

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観た感想は、…やっぱり重かったですね。
時代を、そう、小さい頃の時代を思い出しました。

正直に言ってしまえば、昭和30年代。(爆)
その頃は、まだ「お父さん」の中には、ああいう感じの人が少なからずいました。
簡単に言ってしまえば、男尊女卑ですね。
「お父さん」というものは、絶対的だった。
口調がつねに命令口調であり、女性は付属のようでした。
そう言えば、知らない間に、こんなに女性の存在が男性と対等になっていたんだ…と、改めて気づきました。

でも、そんなお父さんも家族を守るために一生懸命働いたわけで、
そういう形でしか、愛情を表現できなかったのかもしれません。
常に怯える家族に、ビートたけし演ずる金俊平はいらだちをエスカレートさせていく。
もし、妻との間に心の通う瞬間があったならば、彼の人生もまた変わっていたのかな…。

というわけで、ビートたけしの迫力に圧倒された私ですが、
オダギリ・ジョーの存在感も負けていませんでした。

彼の登場シーンはわずかです。
あれで、助演男優賞総なめなのですから、他の共演者はちょっとやりきれないかも。(^_^;)

鮮やかな刺青、据わった目つき、開き直った口調。
それだけで、彼が今までどんなに荒んだ半生を送ってきたかわかります。

どうでもいいけど、この人は、どうしてこんなに色気があるのでしょうか?
出てきただけで何だか画面の空気が変わってしまうほどの存在感です。
たけしの肩を脱臼させたという、問題の乱闘シーンは、目を背けたくなるどころか見惚れてしまいました。

でも、私が一番胸を貫かれたのは、その後、弟の頭を撫でて別れを言うシーンです。
「勉強せいよ!」
初めて会った血のつながりのある家族たちにたった一度だけ示した、せいいっぱいの兄としての言葉。胸が張り裂けるようでした。

自分って幸せな時代に生きているな~と当たり前なことに、感謝したくなる映画でした。

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最終更新日  2005.05.31 12:06:11
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