テーマ:DVD映画鑑賞(14144)
カテゴリ:映画・TV
本当は映画館で観たいと思っていた映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」を先日DVDで観ました。
キューバの革命家チェ・ゲバラが医大生であった若き日の南米縦断旅行を描いたロードムービーです。 私がこの映画を観たかった理由は、ジョニー・デップがこの方を敬愛しているからという不純なもの。(^_^;) 私は南米の歴史などにはこれっぽっちも興味はなく、その時代背景が解からないので理解できるか一抹の不安がありました。 ------------------------------------- 途中まで観てきて、涙がこみ上げてきました。 全然泣ける場面ではありません。 あぁ、これは、この間経験した涙に似ている…。 そうジョニーの最新作「ネバーランド」を観た時と同じでした。 多分、私もエルネスト(ゲバラ)達と一緒に旅に出ていたのだと思います。 そして貧しい人たちを見、病気の人たちに触れて、エルネストと同じ気持ちになっていたのかもしれません。 ロードムービーというのは、何を指すのか今イチ解かりませんが、とにかく物語のようなきちんとしたストーリーはありません。 ジョニーの作品で言えば「デッド・マン」。 淡々と旅する主人公を追うというものなので、退屈に感じられるかもしれません。 でも、私は熱い何かを感じました。 そのままで行けば医者となり、ある程度の生活は約束されていたエルネストが、 なぜ危険な革命家となり、39歳で暗殺される運命を自ら背負ったのか…。 その答えがこの映画にはあるような気がします。 主人公のガエル・ガルシア・ベルナル君…若くてイイ男です。(ここもポイント高い!(^_^;)) でも、本当はもう少しジョニーが若ければ、彼が演じるのを観たかった。 風貌もよく似ています。 ジョニーが彼を敬愛する気持ちが少しだけ解かったような気がした映画でした。 今度、南米の歴史を勉強してみようかな。
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