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カテゴリ:ステキ妖怪みむー
一回目の夏休みだっけ? たつやといっしょに帰省することになった。 車で茨城から神戸まで目指すことにした。 ぼくの車は軽自動車のミラ。 走行距離は10万km近いぼろい車だ。 10時間くらいいっしょにいる間にいろんな話をして たつやの考えがわかってきた。 彼の選択は誰にも左右されない。 アドバイスや情報を集めて判断に活かし『自分』で決断する。 20歳そこそこだと、 「親が○○と言っている」とか「まわりのみんながやってる」とか そういうのに流される?というよりも自分で判断をくだそうとしない。 なんかベルトコンベアーに乗っかって イベントに仕分けされて 行き先は人任せなんだよね。 ほとんどが誰かの敷いたベルトコンベアーの上を流れているから 歩けることさえ気づいていない。 でも、達弥は自分の足で歩いていた。 そのときに「あー、自立するってこういうことだな」 って思ったんだよね。 なんかちゃらいんだけど、 めちゃくちゃしっかりしてる。 どうやったらあんなんなれるんだろうね。 つぎの年もいっしょに帰省したっけ?? そのときはぼくの車もBMWにかわっていたころだったなぁ。 能動的に頭を使える人間は強い。 能動的って言うのは『自分の頭の使い方』を自分で考えるってこと。 こんなこと当たり前と思われそうだけど、 実はほとんどの人は自分の頭の使い方を 他人に決めてもらわないと考え始めることができないのだ。 親に『~をしなさい』といわれたり 先生に『~をしなさい』とか 上司に『~をやっておいて』とか言われて初めて考え始めるのだ。 花室から竹園にイーズを移転してからも いっしょにやってくれてた。 いつも自分から問題点を見つけて、解決の糸口を探してから ぼくに提案してくれた。 ぼくから何か頼むときは「○○で困ってんねんけどなんとかなる?」が定番だった。 そんなときは、いつも一言 「おっけーです」というのだ。 達弥は『だれにも保護されてなくても 自分で考えて自分で行動できる人』なのだ。 実はイーズ予備校、高卒クラスを創設してくれたのはたつやだ。 「たつや、浪人生クラスやりたいんだけど。」 「わかりました」 痺れるよね。 そんな高卒クラスも6期生のセンター試験がおわったところだ。 その後イーズを離れていまはぜんぜん違う仕事で活躍している。 ちょっと前に結婚式に招待してもらった。 やっぱ、なんか変わったやつだし、魅力的なやつだった。 ちょっと自立について考えてみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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