努力と結果とその他もろもろ(その2)
前回、なにもしていない時間がおれにとっては一番価値のある時間だってことを書こうとして中断したところだ。ほかには1人でお昼ごはんを食べている時間やカンタンな事務処理をしている時間もそうだ。このときに未来のことを考えたり、会社の戦略を考えていたり、戦術や人の成長について考えていたり。細かいことだと広告の内容を練っていたりする。これは新しいことを創造する時間で会社で仕事をしているのより遥かに価値のある時間なのだ。あとは、それを机に向かって、または現場で実現していくだけ。24時間のなかで10時間くらいは仕事をしているとする。あとの12時間は?それが空白ならそれを俺は「がんばっている」とは思えない。もちろんみんなに強制するつもりはない。おれはそういう創造活動が楽しいから、半ば趣味みたいなものとしてやっている。そうだね。これってがんばってできるものじゃないのかも。「たのしい」から自然にできて人よりも取り組んでいる時間がながくなるから『結果』がでる。勉強に置き換えて考えてみよう。受験勉強っていうけれど、「数学」も「物理」も「漢文」も「古文」も「英語」もおもしろい。机に向かう時間だけが勉強時間でそれ以外は、数学のことは一切考えていない。これじゃなかなか「結果」はでない気がする。ほんとうに価値のある時間って、机に向かっている以外の時間で、がんばるのは何をがんばればいいかって、、つらいのを我慢するのをがんばるんじゃなくって教科の「おもしろい」と思えるところを見つけることをがんばってさ。そしてあとは楽しむだけだよな。これが努力と結果とその他もろもろだ。