経営・・・
きのうの授業後、オープンスペースで話していたときに「経営をしたいから経営学部に進んだほうがいいのか?」って話になった。経営学部ってどんな感じの勉強をするかな??学部はだいたい、経営戦略系・アントレプレナー系・ファイナンス系に分かれる。経営戦略系は企画経営、マーケティングに携わる人、アントレプレナー系はベンチャー企業やベンチャーキャピタル、(アントレプラナーってのは起業家って意味)ファイナンス系は、税理士、会計士に進むってのが大筋だ。経営学部って、最終的に英米圏の経営修士MBAを取得することになるのかな?MBAは、取得したからってそれがそのまま職業につながるわけじゃないんだよね。たとえば、看護とか、建築士、教員みたいに職業に直結するわけではない。メリットはビジネススキルの向上や、人脈、自身がつくってことのよう。「MBAホルダーです」って言えたらかっこいいよね!!ってところで、話がおわったんだ。ぼくは自分で起業するのと、会社をつぐのじゃ、必要な能力が違うんじゃないかっておもう。ベンチャー企業の成長に4種類の人材が必要らしい。それは、・起業家・実務家・管理者・まとめ役それぞれどんな役割をするんだろう。<起業家>長期的視野のアイデアがどんどん湧いてくる人。創造力があり、そのアイデアを実現しようと行動する。いけいけドンドンで、前に突き進む軍人のような人だといってもいい。<実務家>会社は起業家のアイデアだけではスタートしない。アイデアを具現化する人が必要だ。商品の仕入先を決めたり、配送システムを作り上げたり、顧客の問い合わせに対応する体制を構築したりする。短期的視野の仕事、つまり日常業務を効果的に回す人。起業家が軍人とすれば実務家は魔術師といってもいい。軍人が『戦車がほしい』という夢を語ると、実務家は『はい、わかりました』とランプを擦って、その夢を具現化する。こうして起業家のエネルギーと実務家のエネルギーが協力し合うと会社は長期に向かって離陸しようとする。<管理者>会社が成長期になると顧客が増え、自分の実力以上に押し上げられるように売り上げが上がっていく。そうすると、会社のマネジメント能力を超えて売り上げがあがるので、品質の低下、配送上の問題、売掛金の焦げ付き等の様々な問題が降りかかってくる。この段階から会社が成長していくためには、実務家は管理者と組んで日常業務をシステム化していかなくてはならない。管理者とは、会社でいえば一般的には経理部門だ。ルールを決めたり、日常業務をルーチン化して短期的な業務を効率化する。まとめ役省略(笑)起業するとしたら、起業家になるんだと思うけれど、家業をついで発展させていくにはどの役者になることが一番なんだろうね。E'zではだれがどの役者として活躍してるのかなぁ。これは神田昌典さんの「成功者の告白」に書かれていることだ。ちょっと前に鈴木先生に勧めてもらって読んだ。ものすごく、共感するというか、いままでモヤっとしていたものが明確、簡潔な言葉で書かれていて鳥肌が立つくらい感動した。ものすごく面白い本なのでぜひ買って読んでみてほしい。もうこんな直前の時期だけど、ちょっと息抜きにいっしょいろいろ考えてみよっか。