テーマ:今日の出来事(292990)
カテゴリ:おっさんの主張
数日前、妻の祖父が亡くなりました、
80才を超えており大往生と言えるかもしれません、 死は生きとし生けるものすべてに訪れる絶対の存在です これから逃れることは不可能・・・ 末期癌の宣告を受けており、昨年末に体調を崩して入院、覚悟はしておりましたが・・・ いろいろあって書こうと思っていた日記が全く書けていません、 今日はそのうちの一つ小さな命について書いてみようと思います。 実は野良猫の餌やりについて「餌をやるなら飼ってあげて」という旨のコメントをブロ友さんの日記に残したら、「レベルが低い」と叱られコメントも削除されてしまいました。 こんなやりとりをしていたら昔飼っていた猫の「ミコ」を思い出しました、黒の虎猫で捨て猫でした、 当時バイトしていたスーパーの物置にまだ目も開いていない子猫が3匹捨てられていました、見るに見かねてバイト仲間3人で1匹づつ持ち帰りました、 「ミコ」はこの捨て猫の中の1匹です、父は意外にも飼うことを許してくれました、 最初は一人でミルクを飲むこともできなかったこの子もやがて成長し成猫となりました、この子は避妊させました、実家では複数の猫を飼うことはできなかったからです。 この子を捨てたのはバイト先のスーパー近くの猫屋敷の方だとその後人づてに聞きました、自宅で無計画に野良猫に餌付けし繁殖させ、増えすぎて困るようになって今度は捨てたようです。 猫というのは意外に繁殖力が強く生涯で十数匹の子猫を生みます、無計画に繁殖させるととても困ったことになる危険性を多分に含んでいます。 野良犬の数はここ数十年減少傾向にあり捕獲される野良犬の数は1970年代には120万頭近い頭数だったものが近年では10万頭近くまでに減少しました、 一方野良猫は横ばい状態が続き一向に減少する兆しは見えません、 放し飼いの多い猫は野良との境界線が曖昧であるということもあります、 保健所は野良犬は捕獲しますが野良猫は捕獲しません、にもかかわらず処分される猫の数が十数年ほど前に処分される犬の数を上回るようになりました、一般の人に捕まえられて保健所に連れ込まれた猫の数が捕獲された野良犬の数を上回ったのです(原因は野良犬の数は順調に減っているのに対し野良猫は全く減少していないからです、猫の数が増えたわけではないので誤解なきように・・・)、 実際に生息している野良猫の数が野良犬の比ではないことがよくわかります・・・。 飢えた野良猫がかわいそうに見える気持ちはよくわかります、 ならこの処分される犬猫達はかわいそうではないのでしょうか? 犬猫の殺処分の方法をご存知でしょうか? 多くの自治体ではコストの安い二酸化炭素を利用したガス殺によって処分しています、これは安楽死とはちがいます苦しみを伴う殺害方法です、 処分した犬猫はそこから機械的に焼却炉に落とされ焼却処分されます、呼吸量の少ない子猫、子犬の中にはガス室では死にきれず生きたまま焼かれ、多大な苦痛を味わって死ぬものもいるのです。 これはかわいそうではないのでしょうか? 現在殺処分される犬猫の頭数は犬で約10万匹、猫で約20万匹です(年間)。 このかわいそうな犬猫たちを救うためにはまずは捨てないことです。 そして飼えなくなったからといって保健所に持ち込まないこと、次の飼い主は責任もって探してあげてください、 保健所に収容されたペットが次の飼い主を見つけ生き残る可能性は10%もないのです、9割以上の犬猫は最終的に処分されます、 特に犬の場合捨てるということは殺しているのと同じことと思ってください。 猫にだっていずれ同じ運命がこないと誰が言い切れるでしょう?。 野良猫に同じ運命を辿らせないためには飼い主が明確でない猫の頭数を減らす必要があります、 光君を飼ってみて気付いたこと、 ペット禁止の公園が意外に多い、これは飼い主のモラルの低さが招いた事態です、飼い犬の糞尿の始末もできない、 野良猫の餌付け禁止も同じこと、あげる側のモラルの低さが招いた事態です、 毎日餌をあげる余裕があるならもう一歩進んで、予防接種を受けさせ、避妊去勢の手術をして上げてください、それが飼い主になってあげてという意味です、 一人では無理ならグループで地域猫の活動を始めるという手もあります なにも家に閉じ込めて一生面倒見ろと言ってるわけではない、餌をあげるなら猫の頭数を管理しトラブルを回避する責任の一助を担ってくれと言っているだけです そんなに理不尽で無理無謀なことですかね? 人が面倒みてあげなければ生きれないのは猫だけではありません、犬だって一緒です、 野良になる道が残されているだけ猫の方がまだ幸せかもしれません、犬は生きることすら許されないのですから・・・ かわいそうという感情に流されるのではなく、広い視野に立ってもう一度今の野良猫を取り巻く環境を見てください、 ルールを批判し、無視する前にそのルールができた背景に目を向けましょう、相手の言い分に耳を傾け、歩み寄りの道を探しましょう、 でなければ進展はありません、行き着く先は冷たいガス室の中・・・ 我が家の「ミコ」は捨て猫でした、けれど野良猫ではありませんでしたよ、我が家の大切な飼い猫でした・・・ 最後に地域猫の活動を誤解している方も多いようなので参考までに・・・ 地域猫の活動というのは地域の人が集まって野良猫にえさをあげる活動では断じてありません(そのような似非地域猫グループがないとは言いませんが・・・)、 地域猫の活動というのは地域の人たちが集まって飼い主のいない猫を管理し、トラブルを解決する活動です、その中に餌やりが含まれているだけです。 猫に避妊手術を受けさせて頭数を管理し、予防接種を受けさせて病気の管理をする、糞尿の始末をし、地域の住民とのトラブルを解決する、 飼い主が行うべき義務を皆で共同で行う活動です、餌だけあげてあとは知らないという活動ではないことだけはお間違いなきように・・・ 書き忘れたので追加です、 私のブログは反対意見大歓迎です、私は反対意見、賛成意見、中立意見全てに返信コメントを書きます、本人から削除の依頼がない限り基本的に削除はいたしません、 エロブログの勧誘などの明らかに別の目的があるコメントは削除しますけどね。 好きなことを書いてください、 最も反論はいたしますよ~返信でね。 猫の話題が中心だったので・・・ 最後は猫ダンス・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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