テーマ:今日の出来事(291627)
カテゴリ:おっさんの主張
ずいぶん古い4月22日の日記に、下記のようなコメントを頂きました。
「原発と一緒にお前も消えてくれ」(以上全文) 楽天の方ではないようですが「123さん」という方です、 何度か日記にも書いているように私は原発推進派でも反対派でもありませんが、この日は反対派に対する批判的内容でしたからね、 で、一応私の返信がこちら・・・ 「こんなコメでは何が言いたいのか全く分かりませんが、 このコメから言えることが一つあります、 それはあなたの考え方では原発を止めることなど絶対にできないということです、 このコメからは、原発を止めても問題ないという根拠も無ければ、 最悪は停電も辞さないという覚悟も全く感じられないからです、 ただ、原発のリスクだけを上げて駄々っ子のように反対しているだけ、 それでは原発は止まりません、 本気で止めたいと思うなら、稼働することのリスクだけでなく、停止することのリスクにも目を向けねばなりません。 それがなければ・・・、無理ですね・・」(以上全文) 私が推進派でも反対派でもないのは、私は原発を止めても電力に問題が出ないという根拠もなければ、停電しても良いという覚悟もないからですよ。 私は原発を止めることによる問題から目をそむけただ止めればよいという考えは間違えていると思います、 原発を止めても多くの問題はそのまま残るし、止めたことによっておこる新たな問題もあります。 まず一つ、現在多くの原発は停止状態にありそのため電力の大半を火力に頼っています、 火力が限りある資源を使用していることはお分かりですよね、 日本は新たに石油を利用した火力発電所を作ることはできません、作るなら混合燃料になるのですが・・・ これも無限なわけではないし、CO2排出の問題もあります、 以前にも日記に書きましたが原発が増えた背景にはこのCO2と天然資源の問題があるのです、 いずれは原発にも火力にも頼らないエネルギー作りが必要になってくるのですよ。 その中で我々はよりベストの選択をしていかなければならないのです。 原発を稼働することによるリスクはもう嫌というほど解ったでしょう。 では、止めることによるリスクは無いのか?ということです。 原発稼働によるリスクだけを論って、止めることのリスクには目を向けない、 ましては原発立地自治体の現状になど興味もない・・・ こんなことで原発を廃止などできるはずがない。 福井県の大飯原発は現在稼働の方向に進んでいます、 このままいけば全国の原発も右ならえでしょう。 本気で原発を止めたいと思うのなら、止めることによるリスクから目をそむけてどうするのです、 その議論を無しに原発は止まりません、 リスクを理解したうえで、ならどうするのか?、を考えねば絶対に前には進まない。 電力が不足する、ならそれを賄う方法があるのか?、それとも停電する覚悟はあるのか?それとも不足しない根拠があるのか? 代案も覚悟も大丈夫であるという根拠もなくただ反対する、 これでは駄々をこねる子供と一緒・・・ 原発立地自治体の問題はどうするのか?、「そんなものは知らない」それでは虫が良すぎる・・・ そんなことを各自治体の知事、市町村長が、住民に説明できると思いますか? 原発立地自治体は直接原発と関係していない宿や商店までも原発を中心に回っているのですよ、 原発が止まればその地域の産業が止まるのです、本当に分かっているの? 進むべき道、代案がなければ、その地域の人はたとえ原発稼働によるリスクがあっても賛成に回るしかないのですよ。 その現状を解っているのですか? リスクから目をそむけ都合の良いことだけをいくら論っても無駄です、 きちんとリスクに目を向け、議論がされない限りこの原発再稼働の流れを止めることはできない・・・ 言っておきますが私はどちらかと言えば原発には反対です、ただ・・・この状況では一時再稼働はやもうえないかもしれませんね。 大丈夫だという根拠もなければ、原発に代わる即電力供給できる代案もない、停電して産業が停止する覚悟もないのですから・・・ 反論は大いに受け付けます、 123さんも詠んだらぜ~ひコメント下さい。 この日記は本人からのコメントがありその真意が分かり、削除するのが妥当であろうと判断した場合にはその一部または全部を削除いたします、 あらかじめご了承ください。 ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年06月15日 09時31分15秒
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