カテゴリ:観光日記(県外番外編)
今日は奈良の1件のお話です、
奈良で1ヶ所だけ観光するとしたら・・・ やっぱりここではないでしょうかね。 これは山門ですが分かりますかね・・・ 東大寺大仏殿です。 修学旅行の学生がたくさんおりますね~ 京都には行ったことがあるのですが奈良には来たことがない・・・ (仕事できたことはありますが観光はしてないので・・・) 1300年前の都、平城京跡と迷ったのですが、まあやっぱり奈良と言えば大仏ですよね・・・ これが・・・ 大仏殿・・・ この中に高さ14mの大仏が収められています、 鎌倉の大仏なら見たことあるのですがね、あっちは外だから・・・ これが奈良の大仏・・・ 盧舎那仏、大日如来です、え~国宝です・・・ 密教で言う両界曼荼羅の中心に位置する仏ですね。 ちなみよく比べられる鎌倉の大仏は11m、こちらは阿弥陀如来です。 東大寺は密教の思想が取り込まれた華厳宗のお寺ですので、まあこういうことになりますね。 鎌倉の大仏のある高徳院は浄土宗のお寺ですので大仏が阿弥陀如来になるのも当然ということ・・・ 鎌倉の大仏は阿弥陀如来一体ですが奈良の大仏には脇侍がおります。 一応撮ったのですが、出張中は古いカメラで暗い大仏殿の中ではうまく映らず撮影失敗・・・ 脇侍を務めるのは・・・ 右、虚空蔵菩薩、左、如意輪観音菩薩です 虚空蔵菩薩は無限の知恵と慈悲を持った菩薩で、元々は地蔵菩薩と一対の菩薩です、まあしかし虚空蔵菩薩の空は他の菩薩にとって代わられ地蔵菩薩とセットで祀られることはほとんどありませんが・・・ 如意輪観音は六道の衆生の苦を取り除き、世間・出世間の利益を与える菩薩で、如意とは如意宝珠のことですべての願いをかなえるもの、輪とは法輪(チャクラ)のことで煩悩を破壊するものです。 どちらも有名な菩薩様ですが本来仏というのは如来のことを差し、菩薩は仏(如来)を目指し修行するものを指します、まあなので如来である盧舎那仏の脇侍ということになるのでしょうね。 奥には広目天と多聞天の像も・・・ 持国天と増長天がおりませんね・・・ 広目天は龍神・毘舎闍(食人鬼・グール)を眷属とする西方の守護神 多聞天は夜叉、羅刹を眷属とる北方の守護神 持国天は乾闥婆、毘舎遮(食人鬼・グール)を眷属とする東方の守護神 増長天は鳩槃荼、薜茘多(餓鬼)を眷属とする南方の守護神 これを合わせて四天王となるわけでして・・・ 東大寺は奈良公園の近くにあり・・・ 鹿がいっぱい・・・ 放し飼い・・・ 人に慣れているのでまったく逃げない。 鹿せんべいでも貰い慣れているためか、 触っても全く嫌がりません・・・ ただし下は鹿の糞でいっぱい・・・ 今日は東大寺大仏殿のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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