テーマ:今日のお出かけ ~(8129)
カテゴリ:観光日記(県外番外編)
先日出張のホテルから歩いていけるところにお城がありましたのでちょっと散歩・・・
さて何城かわかりますか? 多分誰もが知っている城です。 これは大阪城、 太閤秀吉の城です。 っと言っても現在見ることができるのは太閤秀吉が築いた城の上に盛土をしてその上に築かれた徳川期の城です。 秀吉の築いた大阪城は今の4倍もある大きなものだったそうです。 現在の大阪城は徳川幕府が天下普請の名目を掲げ、諸大名の力を削ぐ目的で膨大な費用をかけて、秀吉の築いた城の上に盛土をして新たに石垣を積み上げて築いたもの・・・ とは言っても堀や門の位置などは豊臣時代の場所と大きくは変わらないそうです、 やっぱり大阪城は太閤さんの城ですね。 信長・秀吉・家康・・・ 織田がつき、羽柴がこねし天下餅、座るがままに喰らう徳川 鳴かぬなら殺してしまえホトトギス、鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス、鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス 何かと比べられることの多いこの3人・・・ 旧時代の破壊者であった信長・・・ 宗門、禁裡、腐敗した旧時代の悪しき習慣を打ち破り新しい時代を築こうとした信長。。。 この大阪の城があった場所にはかつて真宗の本山石山本願寺がありました・・・ 叡山を焼き払った信長はやがて本願寺とも対立します、その後本願寺門徒は退去し石山本願寺は焼け落ちることとなります。 これがのちの真宗の東西分裂につながっていくのですがそれはまた別の機会に・・・ 旧時代の破壊者であった信長、 その夢は本能寺で潰えます・・・ その夢を継ぎ新時代を創造した秀吉・・・ 一介の農民から天下人にまでなった秀吉 検知・刀狩り、中世から近代への変革を成し遂げた1時代の創造主でありますね。 しかしその夢も彼一代限りのもの・・・ 新時代を担い統治した家康・・・ 秀吉の造りあげた新時代を磐石なものとし長く泰平の世を作り上げました。 戦国の世の終焉です。。。 時代は破壊から創造へ、創造から安定へと向かう・・・ それぞれの役割を担ったのが信長であり秀吉であり家康であったわけです。。。 秀吉は信長の家臣であり、家康も一時は秀吉にの配下として従っておりますね、 下克上の世の中。。。 時代が安定に向かうとき、旧時代の遺物は安定を脅かす不安因子となったのですね。。。 徳川の世を磐石なものにするためには、豊臣はあってはならぬものであったのですね、 こうして豊臣の世は終わりを迎えます、 大阪城の落城と秀頼の死をもって。。。 この後、260年の永きにわたって徳川の世、江戸時代が幕を開けるわけです、 戦国の世は終わりを迎え、新しい時代が始まります・・・ 新しい時代が始まるとき、旧時代の統治者は葬りされれる。 それは260年後、幕藩体制の崩壊と共に、徳川の世にも訪れるわけです・・・ 大きな時代の変革の舞台となった大阪の城・・・ 太閤秀吉の夢の城も、今は猫たちのねぐら。 今日は大阪城のお話し・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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