デス・ノート 前・後編
原作マンガは、長編の大人気漫画。しかもスタイリッシュな描画に、主人公達の心理戦が読者の想像を超え、独特の世界へ引きずり込まれる。■限られたキャパの中に、上手にまとめ上げている。その長編マンガを、上手く映画という時間的に限られたキャパの中に収めたな~と感じます。原作を知れば知るほど、省略された心理戦や、あの場面この場面が消えている事が惜しい気もしますが、僕はこれでもOKです。(正直突っ込みたいところはありましたよ)前編・後編と分けたのもよかった。特に原作のファンの僕には、後編「the Last name」の結末はどうなるのか?とドキドキしながら見ることが出来た。原作だけを知っている僕には、ひょっとして、後編の後に2代目"L(エル)"編も作成されるのかな?とも思ってみていた。なるほど、こういう終わり方かー!なるほどねー!感心しました。原作を知らない方も、十分楽しめる、サスペンス娯楽映画です♪■正義の力を得たはずの主人公が、次第に、その枠を踏み外していく様が、とても恐ろしい。。。主人公の傍らにいる、悪魔より、悪魔らしくなり、かえって悪魔の方に人間味を感じてしまう。心理戦の描画が売りの作品だが、摂理ない人間は悪魔より恐ろしい、というのもこの映画のメッセージなのかもしれない。■原作マンガのキャラの細部をどれだけ、忠実に再現出来ているかも、ファンには見所でしょう。マンガの見た目を、しぐさのイメージを、細部まで本当の人間の役者さん達が再現していたと感じます。主人公ライト、L(エル)、そして死神デューク・・・etc。合格点をあげても良いのではないでしょうか。あえて書く必要も無いかもしれませんが、2匹目の死神レムが原作マンガのイメージを守りすぎて、実写映画の中で、唯一マンガっぽくて、違和感を感じたかな~。それだけが残念。。。※藤原君って、悪役演じた方が、面白い役者だね。オススメです♪『DEATH NOTE デスノート【前編】』(2006 日本)出演:[主演]藤原 竜也/松山ケンイチ/瀬戸朝香/細川茂樹監督:金子修介税込:2,641 円『DEATH NOTE デスノート the Last name』(2006 日本)出演:[主演]藤原 竜也/松山ケンイチ/片瀬那奈/上原さくら監督:金子修介税込:2,641 円『DEATH NOTE デスノート/DEATH NOTE デスノート the Last name complete set』(2006 日本)コンプリート・セットは筒型ケースに、差し抜くとデスノートが現れるという装丁。中身は2枚組ケースと特典ディスクケースがセット。さらにその中にブックレットと特典CDを封入。★スペシャルCD「デスノート・スペシャルCD」 弥海砂のCD「ヘブンス・ドア」デザインを復刻したジャケットに、中身はこのアイテムでしか聴けない、「デスノート」スペシャル・トラックを収録。税込:5,283 円■追記(ネタバレ)あれ?後でゆっくりエンディングについて、思いかえると・・・あれ?ライトに付いた悪魔は○○だろ。弥 海砂(ミサミサ)についた悪魔が○○ー○だろ。ミサミサは最後ノートを放棄したのか?なぜ記憶が・・・。あれ・どうだっけ。後でラストだけ、もう一回見よう。