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テーマ:洋楽(3367)
カテゴリ:書評\/歌詞
昨日の話。ZipGunの日本盤には奇天烈な歌詞が付属してる、と海外サイトにもありました。いえいえ、TANXのほうが奇妙ですよ、と突っ込んだり。しかし、歌詞の論争を見ていても、異邦人の悲しさで、さっぱり判りません。「指輪物語」を見ても「ナルニア国」を見ても秒速で寝てしまう私にティラノザウルスの歌詞云云言う資格はないってことで。
文学好きの国民らしく、Beneath the Wizard's Gown - Marc Bolan Unglitteredというマークの詩の注釈本も出ています。著者のストリングフェローさんのHPはこちら。これは持っていないけれど、なかなか評判が良いです。しかし、このHPのShopでは信じられないほど下手なマークの絵も売っています。たった10.99ポンド!とかあるけど、売れるのかいな。以前書いた、妖精王子のCDTales of the Book of TimeもGospel According to Marc Bolanっていう詩の解説部分はネットで見られます。 そういうファンの努力にも関わらず、マークの周囲の人々・・ローディのミック・グレイ氏やジョン・ピールやボウイはマークの詩は響きだけで意味は無い、ナンセンスだ、と発言しています。 でもマーク自身は何度もインタビューで抗議してます。ナンセンスと言われるたびに泣いた、なんて。Space Ball RicochetやNYCの歌詞誕生のエピソードをジューンやグロリアが語っているし、個人的だけれどナンセンスということはないようです。詩に関しては昔から音楽よりずっと評判がいいですね。曲がいいとか言われるようになったのって最近だもの。 美しい物語も描けるし、また無意味な繰り返しに聞こえる詩でも、その響きを完璧に楽曲の一部にしている唯一無比の天才!なんていうレビューを見ると英語圏じゃなくて、残念、と思っちゃいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/04/22 02:25:17 AM
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