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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
お父さんは運がいいと自分で思っている。ただしそれは人との出ありとか、努力が実るとか、健康でいられるとか言うものであり、宝くじに当たるとかくじで1等が当たるとかいう運のよさとは違う。楽して幸運を得ようとするとき、お父さんは全くと言っていいほど運がない。
お父さんの周りには何人か「くじ運」や「勝負運」がいいという人がいる。何度も何度もいろいろなものに当選する人というのは確かにいるのだ。ただその人が他の人生の分野も幸せであるかというとそうでもない。すべてにおいて運のよい人というのはやはりほとんどいないのだと思う。 さてそんなお父さんだが先日結構ラッキーなことがあった。いつも買い物をしている釣具屋があるのだが、そこでもらった抽選券があったので、修理を依頼した釣り竿を引き取りがてら抽選をしに行った。抽選券は全部で4枚、商品は1等が2万円の商品券、以下2等が5千円、3等が500円、4等(末等)が100円となっていた。 前回は2枚抽選券があり、一緒に行った長男と次女に1枚ずつ引かせたら、3等が2枚だった。1000円分の商品券をもらうことができた。 最初にも書いたが、お父さんはくじ運がいいわけではないので、特に気合も入れずに4枚を選んで店員に渡した。 最初の1枚は3等500円だった。次の1枚を開いた瞬間、ちょっと雰囲気が違うなと思ったら2等が当たっていた。5000円の商品券だ。お父さんもびっくりしたが、お店の人もびっくりしていた。カウンターにいた店員さん全員からおめでとうと言われてお父さんはちょっと舞い上がってしまった。 残りは3等と4等で、合計6100円分の商品券をもらった。久しぶりにくじで大きな当りを引いたと思い、早くお母さんに自慢したくていそいそと帰宅した。予想はしていたがお母さんの反応は冷淡だった。そして思い出した。修理した竿を引き取るのを忘れて帰ってきてしまったことに。 結局夕方もう一度店に行って釣り竿を引き取ってきた。運が良かったのか悪かったのかわからない一日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.02 00:10:07
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