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2024.07.06
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カテゴリ:エッセイ

 社会正義(ポリティカルコレクトネス)というのは、すでに令和の世の中では無視できない重要なものになっている。人権などの解釈が過度に尊重されすぎている状態だとお父さんは思っているが、世の中はまだまだこの熱狂を続けるつもりのようだ。生きにくい世の中はまだまだ続いていくことだろう。

 

 正義というのは、「絶対不変の正しい真理」ではない。これまでこのブログで似たような話を書いてきたと思うが、時代、状況、思想など様々な要因によっていくらでも正義は存在するし、ある人の正義はある人にとっては悪というのも当たり前に存在する。

 ロシアとウクライナ、イスラエルとハマスの戦闘においても、どちらもそれなりに言い分があり、どちらも自分たちが正義の執行者だと宣言している。

 

 なので、自分の考えている正義が相手に通用も理解もされないのは別に不思議なことではない。この正義を共通のモノにするためには、思想教育や扇動の様に多数の同意を得るために強制もしくは宣伝により大衆化を図る必要がある。

 前者の強制的な思想教育は北朝鮮や共産主義国・独裁国などで行われているモノで、後者の大衆扇動は先進国で行われているやり方である。

 

 よくこのブログにも書いているが、お父さんは独裁でも王政でも民主主義など統治の種類であって、どれが正しいとも思わないし、どれが間違っているとも思っていない。国民が納得して幸せであれば、下手な民主主義より独裁の方が良い場合もあるだろう。まあ基本的に独裁は徐々に腐敗してダメになるからイメージが悪いのも理解はできる。

 政治で独裁を許さない国民が、もっと身近な会社や家庭で独裁を許しているのを考えると、政治的な思想は、やはり扇動されて出来上がったものと言ってよいのではないのだろうか。

 

 この身近で考えるということが、意外と人間は出来ない。理屈に合わない方便で、家庭や会社で理不尽な思いをしている人はいくらでもいるのだが、「人権が」まじめに言う人は少ないだろう。ただ最近家庭はともかく会社組織ではいろいろある。

 ミスを上司に怒られることも、上司にとっては正統な行為であり正義はあると思っているが、今の世の中では怒られた方が嫌な気持ちになったらパワハラになりかねない。人権や人の気持ちを尊重するのが最も重要と考えるなら、怒られて不快になり上司や会社を訴えるのも正義である。

 正義と正義がぶつかり合ったとき、戦争ならば勝った方が正義になるのは昔からだが、ハラスメントなどは、弱者と考えられる方の正義が正しいとされる世の中になっている。

 

 今はいろいろと過度期であるが、この過度期はもう少し続いていくだろう。極端な例が続いていくことで、「やっぱりおかしいのでは?」と多くの人が思い始めた時に、徐々に揺り戻しがきて、また社会正義の在り方が変わっていくのだと思う。






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最終更新日  2024.07.06 00:10:10
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