じゅびあの徒然日記

ここのところなんとなく凹んだ話ばかり書いていたので少し話題を変えて、今日は鍋の話。
ルクなべ、というのはル・クルーゼの鍋のこと。
以前に頂いたのを、おろす機会なく長いことしまいこんであった。
ちょうどかなり古い鍋を焦げ付かせて、捨てよう!と思い立ったので、新旧交代。
定番のココット・ロンド20cm。

シチューを作ってみて、びっくり。
まず、弱火でもすぐに沸騰する!
次に、材料が煮えるのが速い!
火から下ろしてなかなか子どもが来なくても、温めなおさなくていい!
おかわりでも、温めなおさなくていい!

お鍋の値段は買うと高いが、長い目で見るとかなり光熱費の節約になるのではないか。
私のように時間がないけど煮物をしたい、という人にもぴったり。
普通の薄い鍋だと、芯までよく煮ようとすると外側が煮崩れるが、ルクなべは全体に一度に熱が入る感じで、全く煮崩れないうちに、「こんなに早いけどいいかな?」くらいでＯＫ。

結局27cmのココット・オーバル(楕円形の鍋。大きいロンドと迷ったけれど、大きいものを買うなら、楕円のほうが長い材料がそのまま入り、円形を十分兼ねるから)を1個、普段スープや味噌汁に使う片手鍋のソースパン(ルクは重いので、少し小さくて軽いものをセレクト)、専用洗剤、専用スパチュラと泡だて器(金属だと傷をつける)、トリペット(鍋敷き)も買い足し。
スープを沸騰直前まで温めるときも、周りからすぐブツブツ煮え立ってしまう鍋と違って、やりやすい上、おかわりまで温め直し不要。

確かに値段は高い鍋だけど、煮物が早いのはありがたい。
ただ、少し汁気を飛ばして煮詰めよう、という時に蓋をしたままだと、普通の鍋と違ってちっとも減らない。
それだけ蓋が重くて、上がった蒸気がまた落ちて戻る構造になっているのだ。

たかが鍋、と今まで思っていた。
高いけれど、ルクなべ、特に忙しい人にオススメです。