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カテゴリ:気ままな話
通常PCは、自宅でデスクトップ1台、職場でノート1台(職場のものには患者さんのデータが入っているので消去しない限り持ち出せず、病院に置きっぱなしである)を使用している。
ノートにある患者さんのデータもイニシャルだけなので、あとから振り返って自分ですら、患者さんの氏名が思い出せないデータもある。 2台のPCそれぞれで、マメにバックアップをとっていれば問題ないが、数か月忘れていることはよくある。 私は「PCは基本的に壊れることがあるもの」と考えていて、いずれも3年保証をつけているが、3年超えたPCを信用しない(そこに載せたデータは、いつ消えても不思議はないと考える)ことにもしている。 実際歴代のPCはいずれも3年保証で一回ずつ、修理に出ている。 そのうち1回を除いて、ハードディスクは空っぽになって返ってきた。 一番慌てたのは、ノートに自宅のデータをすべて移してからデスクトップ1台を修理に出して1週間後、ノートのほうのハードディスクも壊れた時だった。 あの時はガリガリいいながら何とか起動していたので、手に汗を握りながら半日がかりでCD-RWにバックアップを取った。 ここのところ家電の故障続きで散財したところだったが、4年半前のノートPCでWinXPが起動しなくなった。 ちゃんと起動しないので、勝手に何回も再起動を繰り返し、電源ボタンで強制切断。 むろんシステムの復帰とか、セーフモードでの起動とか、一通り試したが、そのうち電源を入れて起動もしないうちに勝手にダウンするようになってしまった。 まあ大したデータを載せてない、遊びのPCでよかったわ、と思いながらも、「3台ないと不安...」と、新しいノートPCを注文した。 医局にしても自宅にしても、どっちかが動かなくなったとき、修理期間あるいは新品納品までもすぐに代替機を用意しないと、仕事も生活もできないのである。 医局のノートが2歳だし、自宅のデスクトップは1歳だし、ちょっと無駄遣いだったかな...と反省しながら、届いたPCをセットアップして、一応、自宅のデスクトップのデータをすべてコピーして、載せようとした。 ところが、その時にデスクトップのDVDドライブが、検出されないことに気付いたのである。 思い出すと去年、年賀状ソフトを載せて以来、そんなところは使ってなかった。 「いかん、多分こりゃ修理だな」と思って、サポートに電話をかけ、指示通りの操作をしたが、やはりなんとかポート1、ノットデイフェクティド、と出る。 仕方なくUSBメモリで何回かに分け、デジカメ写真やワードのデータを最新機にコピーし、デスクトップくんには修理に行ってもらった。 やっぱり3台なくちゃダメだった...ほっ。 せめてもの救いは、WinXPが起動しなくて電源のオンオフもままならなくなったノートの再セットアップをダメもとで試したら、なんとか初期状態に戻せたこと。 回収廃棄に出すしかないと思ってたけど、これで買い替え下取りに出せるよ! それにしても最近のPCって、新しいのを買ってもすぐ使えるようになるんだね。 昔はパソコン買い換えると、1日とか2日がかりで、データを載せ替えて、メールアカウントや入力を設定して、周辺機器を繋いでいちいちドライバをインストールして、ってやってた。 説明書が間違っていた(外さなきゃいけないチェックを、外してはいけない、と書いてあった)ために、4時間かかってLANを設定したこともあった。 PCの買い替えは連休に合わせないと、とてもできなかった。 そのことを思うと、今のPCって、買ってそのまま使える、に近い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月19日 17時38分31秒
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