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じゅびあの徒然日記

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2007年05月06日
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カテゴリ:気ままな話
先生は、もう結婚しないの?
...とよく訊かれる。
もう結婚にはコリゴリ、とか、オトコなんてもう信じられない、と思っているわけじゃない。
別れた元夫だけを見て、世の中の男性はみな同じようなもの、とも思わないし。

でもね、今、子どもと母と暮らしていて、そこへよそから、男性がもう一人、加わるとする。
それを考えると、ちょっとだけ、面倒くさい。
家事なんか結構自分でやれちゃうって男性ならともかく、仕事から疲れて帰ってきて、夕食もお風呂も用意されてて当たり前で、トイレなんかちょっと汚して使ってもそのままで、パンツは脱いだら裏返しでそのへんに落ちてたりなんかして。
子どもが散らかしたら、遠慮なく「片付けなさいよ」って叱るけど、こっちが連れ子ありなわけだから、なんか申し訳なくて、遠慮しちゃったりして。
当直の間、ちょっと子どもとゴハン食べててよ、なんてのも言い辛かったりして。
なんかね、子どもより相手の男性に気を遣っちゃったりなんかしているうちに、子どものほうが「お母さんはあの人ばかりかまっている」なんて思っちゃったりして。

今日なんか、明日から仕事に行くのが憂鬱で、頭が痛くて動悸がして、脂汗が出て、吐き気がして1日寝込んでいた(どっちが患者か分からない)。
子どもが二人して勝手に騒いで遊んでいるのを時々「静かにしてよー、休ませてよー」って叫んで布団を被って、散らかしっぱなしなのを「自分で片付けなさいよー」って怒鳴ってた。
食事は冷蔵庫の中のあるもので適当に食べた(たまにやらないと、冷蔵庫の中身が減らない)。
そんな私を見て母が、結構後片付けなんかやってくれた(ありがとう)。
子どもたちは勝手に宿題やったり、時間割揃えたり、テレビを観たりしていた。
そんなこと、男の人が家にいたら許されないよねー。

今まで職場で困っても、家ではほとんど話さなかった。
だから最初、母も「今のところは近いんだし、給与の多少なんて目をつぶっても私みたいな病気になるよりいいんだし、子どももいるんだから多少嫌なことはガマンしなさい」と言っていた。
もちろん、多少嫌味を言われたとか、心理的に傷つけられたくらいなら、辞めようと思わない。
だから今までそういうことは一切、口にしてこなかった。
理不尽な言いがかりだと分かっていても、口先だけ謝っておくことだってできなくはない。
一方的な通達をされても、相手の詰めに落ちがあるので、たいてい抜け道はある。
そういう意味では私も大人になったなあ、うん。
だが、さすがにこの前の書類のハンコ、これで私も参った。
こういうことが続くとなると、仕事にならない。
こと、実務に関わることだけは、困るのだ。
「私みたいな病気になったわけじゃないんだしそんなに困ることないじゃない。こんなに近いところを辞めるって言うの?今より遠い病院になったらやっていけるわけがないでしょ」とブツブツ言っていた母に、「そういう病気も困るけど、全く別の次元でこっちも困ってるのよ」と泣き出しそうになっていた私。
それでもこの4日間で、母が少し分かってくれたみたい。
「病院を替わるのはいつでもできるし、いざとなったら開業って手もあるんだから、あんまり休みの日まで考えるの、よしなよ...。あんただったら、どうにだって生きていけるんだからさ」と言ってくれた。
でもね、とりあえず今のところで1年でも、2年でも、できるだけ時間を稼ぐことを考えている。
その間に、少しでも子どもが大きくなる。そうなれば、頼りになる。

明日も患者さんの診察が待っているけど、本当は、私のほうが重症なんだよね...。
結婚して男の人が家にいたら「そんな仕事なんか、辞めたらいいじゃないか」と言われそう。
それはそれで、やっぱ鬱陶しいわ(笑)。





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最終更新日  2007年05月06日 23時46分18秒
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