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じゅびあの徒然日記

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2008年02月11日
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カテゴリ:気ままな話
ここのところ、人気女性歌手Kによるラジオでの失言(暴言?)が話題になっている。
TVで謝罪もしたけれど、CMを含めて露出がほとんどなくなり、私など特にファンでもない者から見ればまるで活動休止しているかのようだ。

無知だったとか、そんなことを考えたこともなかった、と言っているようだけれど、Kの心のどこかに、「私はまだ若くてキレイな女の子」という驕りが全くなかったとは言えないだろう。
35歳以上なんていうのは、彼女にとって実際無縁な世界だったんだろうと思う。
彼女は既に20代半ばで、「女の子」の域はそろそろ脱してほしい年齢だけれど。

今回の騒動で、昔のことを思い出した。
元サークルの友人(新郎も新婦も友人)の結婚式の後、二次会での事件。
当時私は結婚して数年、子どもはまだいなかった(作っていなかった)。
その場には私の元カレが来ていた。
元カレというのは私が道を歩いていて急に腹痛に襲われたとき(以前のブログ参照)、私のことを見捨ててさっさと一人帰ってしまった彼である。
急ごしらえだったので会場は普通のファミレスのようなところでだったのだが、元カレを含め3人くらいだけがアルコールを頼んで酔っぱらっていた。
新郎新婦へのメッセージを全員が一言ずつ贈ったのだが、元カレは突然、こんなことを言い始めた。
「えっとー、結婚した二人にぃ、まずはおめでとう。結婚したら、●ちゃん(新婦)は仕事をどうしようとか、考えているかもしれないけど、やっぱりね、結婚しても仕事はやってもらったほうがいいから、△(新郎)はそのつもりで」
当時、私は細々と非常勤で仕事をする他は、仕事をしていなかった。
元カレは私と別れた後、私より先に歯科衛生士の女性とできちゃった婚をし、その後もさらに子どもに恵まれていた。
さらに、元カレは昔と変わらない大きな目玉をギョロギョロさせて、続けた。
「それからね、とにかく子どもは早く作りなさい。結婚して夫婦になって、家族ってつもりになってるかもしれないけどね、子どもがいないと、本当には家族とは言えない!これ本当だぞ」

その場には、他にも同期で結婚して、まだ子どもに恵まれない先生もいた。
私は生理前でイライラしていたせいもあるが、何とその場でブチ切れたのである。
大体、私と結婚するとかしないとかって時には、自分が暗い家に帰るのは嫌なので仕事を辞めて欲しいとか言っていたじゃないか。
子どもができないと家族とは言えないだと!お前、私がどんな病気をしてどんな思いをしたか知っているくせに、よく言えたもんだな。
...とまでは言わなかったけれど、「そういう価値観、事情は人それぞれなのだから、そういうことは言うべきではない」というようなことを、叫んでしまった。
その場にいた全員が、私と元カレの昔の関係を知っているから、空気が凍りついた。
「なんだとー」と元カレと私のにらみ合いになり、新郎の△くんが、必死に割って入ったっけ。

さらに、帰り際、「飲んだ4人で全員(20名余)の会計をもつぞー」と元カレが言いだし、「4人、って私も入ってるの?私全く飲んでないんだけど。新郎新婦の分を含めて、みんなで割るなら分かるけど」という私と「あんた、先輩だろう」という元カレが大ゲンカ。
まるで私がケチくさいかのようなことを全員の前で言われ、ますます頭にきた。
その場が、私たち以外学生なら、もちろん学生の分は全部もつ。
だけど、その場には看護師の子たちもたくさんいたけれど、医師になっている子もいて、全員既に社会人。
たまたま、卒業したのは私たちの世代が一番先だったけれど(それでいて、元カレの言う4人の中には、2学年下が一人入っていた。つまり学生当時よくつるんでいたメンバーのうち新郎を除くメンバーで、他全員の分をオゴるべきだと言い出したのだ)、卒業後もみんなで集まるたびに、私たちの学年で全員分をおごらなきゃならないって、何か変だ。
お金を出すのが嫌なんではなくて、卒業して何年も経っているのに、こんなところで先輩風を吹かしてたかがお茶代くらいで偉そうにするのが嫌だったのだ。
また新郎の△くんが仲裁に入り、結局新郎新婦以外での割り勘となった。
それきり、元カレとは顔を合わせていない。
どうも私が来る場を、避けているようだ。

別れを言い出したのは私の方だったから、今思えば元カレには私に対する陰性感情があったんだろう。
だけど、あの時「ああ、昔からこういう人で、だからこそ自分は嫌になったんだな」と私が別れた理由を再確認したのも間違いない。
元カレは、どこかそういう子どもじみたところのある人で、医者で知識もあるはずなのに配慮に欠けることを言ってしまったり、医学生のくせに避妊をするのを嫌がったり(彼ができちゃった結婚をしたという噂に、私は密かに、彼らしいなと思った)、そういうところが私には耐えがたかった。

話を戻すと、まして医者でもない人気歌手のKさんに、知識がなくても当然なのかもしれなくて、配慮なんて求めるべきではないのかもしれなくて。

最後にはっきり言えるのは、「●ちゃんと△くん、あの時は大人げなくてごめんね♪」ってこと。
今でも私と仲よくしててくれて、ありがと。





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最終更新日  2008年02月11日 23時54分10秒
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