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じゅびあの徒然日記

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2012年10月15日
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それから1週間足らずで母は亡くなったのだが、部長先生とお会いする機会があり、
その時に先生がおっしゃってくださった。
「いやじゅびあ先生、あの時おっしゃってくださってよかったのだよ。
言われなければ、Sはずっと自分の間違いに気づかなかった。
彼女はきっと、先生に教わったことをこれから先、いい経験にしていくと思う。」
実は主治医の女医さんにもちゃんと謝礼を送ったのだが、「私のような未熟な者に、
ご丁寧にしていただいて」というような返事の葉書が来た。
ただ、字がすごく悪筆で(笑)びっくり。

最後にもうひとつだけ、私が母の頼みを守らなかったことがある。
母が亡くなった時休日だったので、死亡確認してくれたのは、主治医ではなくて、
どこかの科から来た当直の若い男性医師で、これがチョーイケメン(爆)。
すぐナースがぞろぞろ来たし、死亡確認の後、私が自分でもう一度対光反射診たり、
頚動脈確認したりさすがにしなかった...。
まあ、いいじゃん、若くてチョーイケメンの先生に確認してもらったんだからさ、お母さん。
姉も同じことを言っていたっけ。

尊厳死、というととかく在宅での死とか、無駄な延命治療をしない、
病院で点滴やら呼吸器やら管だらけで死なないこととか、とイコールに捉えられがち。
でも、母のように、とにかく1日でも1時間でも1秒でも長く、この世の空気を
吸っていたい、と思うのもひとつの自分で選ぶ終わりの形。
長くなったけど、そういうことが言いたかったのです。





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最終更新日  2012年10月15日 23時30分46秒
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