ケーク・サレ
『きょうの料理』の放送を見て、作ってみた。「ケーク」と言っても、甘いお菓子じゃない。軽食?まず材料を見て。潰瘍性大腸炎緩解期患者としては、「サラダ油70g」、「粉チーズ40g」に、ちとビビる。このケーキに限らず、パウンドケーキとかマドレーヌって、結構バターとか油脂類たっぷりなのよね~。そして材料を買いに行って。この時期に作る料理じゃ無いな、と。今は特に野菜が高いけど、ズッキーニと赤パプリカは今買うとバカ高い。でも思い立った時にやらないと一生やらない性格なので、今回は割り切る。家にじゃがいもがあったので、「フィリング合計250g」の範囲で入れてみた。結果的には問題無し。「牛乳70g」は、スキムミルクで代用。作り終わってから気付いたが、豆乳でもいいかも。悩んだ末、サラダ油70g→エキストラバージンオイル60g程度、粉チーズも30g程度で作ってみた。結果。やっぱり液体が10g位少なかったせいか、固めの生地→固めの焼き上がりになってしまった。このレシピは「ふわふわのケーキ」が売りのレシピらしいので、その点では失敗か。粉チーズを少なくしているので大丈夫かな、と思ったんだけど。焼く直前に「これじゃ生地固いんじゃ?」の予想は的中。もう少し緩めの生地にしないと、だった。それに味覚的にもチーズはしっかり入っていた方が美味しい気がする。UC患者としては、美味しいのに恐る恐る食べなきゃならない料理ってことだ。↑のURLには載っていないが、型を使わずにフライパンでもできる、という番組での案内だったので、20cmの鉄のフライパンで挑戦。フライパンで作る時は、トッピングを使わないと言われていたが、それだと肝心のプチトマトの旨みが入らないので、敢えて乗せてみた。まずフライパンを充分に予熱して、油をしっかり引き、ズッキーニのスライス、赤パプリカのスライス、プチトマトを上下に分かれるようにスライスしたものを並べてから、生地を流した。「上下」の理由は、その方がトマトの水分が飛んで、旨みが凝縮するから、とのこと。で、結果。トマトの水分を飛ばそうとして、良く焼いてから生地を流したので、トッピング部分が焦げてしまった。無理に水分は飛ばさなくて良さそう。フィリングに入れたじゃがいも。これもスライスしてトッピングに良さそう。それと、今回は箱から出すのが面倒で、使い慣れた鉄のフライパンで作ったのだけど、こういう時はやっぱりテフロン的なフライパンを使うのが正解だろうと思う。それ以外に気付いた点は。やっぱりパウンド型に流した方が美味しくできるような気がした。番組でも言ってたけど、「洋風お好み焼き」になっちゃう。わたしの出来上がりは固めだったので、余計にそうなっちゃった。クラフトの粉チーズと信州ハムのロースを使ったのだけど、それほど塩分が無かったようなので、もう少し塩分の効いたチーズorベーコンの方が美味しくなる気がする。ベーコンを少し炒めて、そこに分量内の塩こしょうをしちゃって、濃い目の味を付け、パウンドの中で味のメリハリを出した方がわたし好みになりそう。って、ベーコンって、また脂じゃん。。。UC患者の葛藤は続く…。やっぱり油の多さが最後まで気になる~。たぶんこのレシピでの油の役割は、しっとり感と膨らみ補助だろうと思う。フライパンで作ってしまったせいでイマイチだったことと、焦げたトッピング周辺の生地が、たぶんチーズのせいでカリカリしてて望外に美味しかったので。膨らまなくても、しっとりしなくてもいいから、油を減らして(豆乳などで生地の緩さを調整して)、フライパンでもっと薄く、カリカリ感が出るように焼いたら美味しいような気がする。って、もはや何処にもケーク・サレの面影は残らないが…。今度、気が向いたら&夏野菜の安い時に!やってみよう。