どらちゃんのしっぽ

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  不明なUSBデバイス

  パソコンを使っていると、タスクバーのところに、突然メッセージバルーンが表示された。「不明なUSBデバイスが接続されました」なにもつなげてないのに・・・。いつもカメラをつなげているケーブルの先には・・・。パソコンからすりゃ不明だわな。

  January 2, 2007

• ドラえもん『のび太の新魔界大冒険』のHP

  2007年春公開予定の映画ドラえもん『のび太の新魔界大冒険』の公式HPができました。http://dora-magic.com/ページをみたり、クイズに正解したりすると、ポイントがもらえて、そのポイントがたまると、壁紙やスクリーンセーバをダウンロードできるという、ゲーム感覚満載のサイト。ドラえもんのイラストもとっても綺麗です。

  December 18, 2006

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  キャストパズル NUTCASE

  キャストパズルの新作をみつけた。その名も「NUT CASE」。小さな六角ナットが、なんとボルトの中に入っているという皮肉なつくり。そのボルトも、大きな六角ナットがついている。内部の小さなナットを取り出すことが、今回の問題。買ったばかりのころは、ねじ山とがナットの山が慣れていなく、回すのがかなり硬い。もっと精度よく作れよ、と毒づきながらも、子一時間まわしていると、軽く回るようになってきた。手も痛くなり、よっぽど、クレ５５６でもつけてやろうかと思った。ネタばれになるので、詳しくはかけないが、二日ほどかかり、やっと解けた！キャストパズルにはめずらしく、第２問がある。つぎは、外側の大きなナットに彫られている「NUT」と「CASE」の文字。購入時は、NUT CASEと読めるのだが、これをCASE NUTの順に入れ替えろ、というのが第２問。明日からは、これにチャレンジだ。

  December 13, 2006

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  クリスマスツリーの撮影

  先日飾ったクリスマスツリー。こうした夜景・ひかりものの撮影のために、クロスフィルターを買ってみた。こんな派手な写真になりました。

  December 7, 2006

• ドラえもんは何どし？

  年末の年賀状シーズンになると、とたんに干支が気になってくる。そして、キティちゃんをはじめ、ディズニーなど各種キャラが、翌年の干支を被ったものが目に付くようになってくる。ドラえもんの干支ドラぬいぐるみシリーズなどが発売されると、その節操のなさに、そもそもドラえもんって何の干支なのかを調べたくなってくる。ドラえもんは２１１２年の生まれである。さて、計算してみよう。干支は１２種類の生き物でつくられており、周期的にめぐってくる。なので、１２で割った余りをとれば干支がわかる。１２の倍数である２００４年がさる年であったことから、その次の干支である酉年を１番と置く。すると、求めたい年を１２で割った余りが干支の番号となる。４　子　ね５　丑　うし６　寅　とら７　卯　う８　辰　たつ９　巳　み10　午　うま11　未　ひつじ０　申　さる　　２００４年１　酉　とり２　戌　いぬ３　亥　いのしし２１１２は、１２で割ると、商が１７６、余り０。ちょうど割り切れる。ということで、ドラえもんはさる年でありました。すると、ドラミちゃんは、いぬ年、ということになります。ネコ年がないのが残念。ネコはねずみに騙されちゃいましたからね。ねずみ年だったら、もうちょっとねずみ嫌いが軽かったかも・・・。

  December 3, 2006

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  会社のロビーに

  会社のロビーに、雪景色が出現してた・・・。なかなかかわいい。どこのビルだかわかっちゃいそうだなぁ・・・。

  November 27, 2006

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  調布飛行場とプロペラカフェ

  飛行機好きな二番目ちゃん。調布飛行場に飛行機を見に行くことにした。そして、その飛行場内にカフェがある。その名も、。カフェは、格納庫の一角となっており、留まっているセスナがまとめてみれる。奥のほうをよく見てもらうと、ヘリも１機ありました。そして、ちょっとしたグッズも販売しており、光物に弱く、丸いものに弱いぼくのために、妻が買ってくれた。子供たちの分も一緒に。他にも、発泡スチロールの飛行機組み立てキットとか、フライト本とか、いろいろある。売りは、油圧可動のブース式フライトシミュレータだろう。けっこうな金額がするが、CRTを３台並べて、「Microsoft Flight Simulator」をするのは、なかなか気持ちのいいものだろう。雨のためか、休日だからか、離着陸はあまり見れなかったが、子供たちもめずらしい飛行機をみれて、満足だったようだ。

  November 26, 2006

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  青虫書店

  近所を所用で歩いていると、近くの本屋さんに人ごみが。なにやら撮影らしい。本屋さんの中を見ると、ピアノのデザインのバックをもった人がいる。お、これはもしかして、のだめ！？上野樹里ちゃんしかいなかったが、フジテレビで放映中ののだめカンタービレの撮影のようだ。本屋の玄関の上を見上げると「青虫書店」のロゴが。いつのまに！？ちょうど見ていたときは、のだめが道を歩いていくシーンだったので、タイミングよく道を歩けば、晴れて上野樹里ちゃんと共演(?)だったのだが・・・勇気がでませんでした・・・。撮影後、本屋のおばさんの話を聞くと、１２／４（月）に撮影だそうで、張り紙もしてあった。ほんの数十秒のシーンだったようだが、それでも総勢３５人ものスタッフが来ていたとかで、おばさんはえらく驚いていた。＝＝＝＝＝ 2007/04/07 追記 ＝＝＝＝＝残念ながら、この本屋さんは、２００７年３月末で閉店してしまいました。４１年もの間、営業をしていたようですが、とても残念なことです。

  November 26, 2006

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  『フェルマーの最終定理』サイモン・シン ／青木薫　新潮文庫(2006/06)

  本書は、数学界最大の難問といわれた「フェルマーの最終定理」が解かれるまでの、数々の数学者の人生ドラマと、数学の歴史をつづったノンフィクションである。定理およびその証明についての詳しい説明は、下記の参考リンクにゆずるとして。本書の最大の魅力は、やはり数学者という人間を描き、その時代背景を描き、そして数学的技法を描いていることだろう。フェルマーが登場してくるのは、１／３ほど読み進んだところである。古代ギリシャのピタゴラスにはじまり、数学の歴史を紐解きながら、時系列とともに、さまざまな数学者が、心踊るエピソードと共に登場してくる。その接続の語り口が、とてもうまく、ぐいぐい読ませてくれる。小難しい証明など、ドラマの興をそぐ部分は、巻末にまとめらており、数学理論そのものに興味の薄い向きにも、親切な構成になっている。また、ポイントとなる重要な理論の基礎となる理論や考え方を、時系列とは別に直前に説明してくれている。こうした、シロウトにわかりやすく難解な理論を記述していく工夫が、文章の構成から、使用している単語から、細部にわたり気配りされている点もすばらしい。最大の難問にチャレンジをし、志半ばで挫けていった人、誤りを発表した人、自殺した人。そのような数学者が多数いたことは、読み始める前にも多少想像できると思う。しかし、このフェルマーの最終定理に、命を救われた人が、少なくとも一人だけいるのだ。こうしたミステリーを、是非堪能してほしいと思う。そして、本書は数学を愛する人にはもちろん、数学って苦手、という人にも是非読んでいただき、なぜ数学は楽しいのか、人生をかけてまで打ち込む価値があるのか、ということを体感してほしい。半分ほど読んだあたりで、物語は２０世紀に入り、フォン・ノイマンやアラン・チューニングなど、コンピュータ技術者にとって慣れ親しんだ人々が出てくる段になると、数論の応用として暗号論が出てくる。数学という学問が、直接的に社会利益に与しためずらしい例である。そこでふと気づいたのが、本著者は以下の本の作者でもあった。『暗号解読』サイモン・シン ／青木薫　新潮文庫(2001/07)サイモン・シンは、『フェルマーの最終定理』を出版した後、暗号部分にフォーカスした『暗号解読』を出版したようだ。この『暗号解読』は、一年ほど前に読んでいて、やはりすばらしくおもしろく、感激したのだ。ブログには書かなかったが・・・。一般的に数学というと、数式の塊を想像し、そこから連想される論理性・緻密さといった、左脳的機能だけを使っていて、いわゆる文系的・芸術的な右脳的機能とは対極に位置する学問と思われるいるだろう。しかし、本書や『暗号解読』を読むと、思いつき、ひらめき、直感、といった右脳的言葉が頻出する。どんな分野でも、クリエータにとって大事なのは、最初のひらめきであり、直感なのである。ミステリー作家がトリックを思いつく瞬間、マンガ家がアイディアを思いつく瞬間、数学者が解放を思いつく瞬間、やはりそこにドラマがある。こうしたすばらしき瞬間を、数学の歴史を通して幾度も味わうことのできる、すばらしい本である。参考リンクこの定理の概要はwikipedia フェルマーの最終定理この定理の詳しい説明は第三の理その他YAMDAS Projectすみ&にえ 「ほんやく本のススメ」

  November 25, 2006

• ドラミちゃんの誕生日

  ドラミちゃんの誕生日は、２１１４年１２月２日。兄のドラえもんの２年後に誕生している。新生ドラえもんスタッフでは、この誕生日を記念して１２月１日(金)での放映でドラミちゃん特集を予定している。ドラえもんの大好物は、どらやき。これは有名だ。ところが、ドラミちゃんの大好物はなんだか知っている人は意外と少ない。そんなドラミちゃんのためか、大人のためのドラえもん特集では、ドラミちゃんに贈るメロンパンコンテストを開催中だ。こちらは、プロのパン屋さんが作ったメロンパンを、読者投票で選ぶというもの。ひみつ道具コンテストと違って、一般エントリができないのが残念。ぜひ、パン作りが趣味な人は、イマジネーション溢れるドラミちゃんへのメロンパンを作ってみてほしい。・・・と、誰かにお願いしてみる。

  November 24, 2006

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  どんぐりリースの作製　工作な一日

  先日、図書館から『クリスマスをかざろう』を借りてきた。ジンジャークッキーや空き箱で、ドールハウス、リース、ツリーなどの飾りの作り方を書いてあり、子供たちにも大人気。前日から、何か作りたいと、もりあがっていた様子。さて、子供の園の近くに、どんぐりがたくさん落ちている場所があるという話しを聞いた。そこで今日は「どんぐりリース」を作ろう、ということに決めた。そんなリースの作り方は、この本には載っていないが、まぁてきとうにできるだろう。リースの作り方を見ると、段ボールを直径２０ｃｍくらいのドーナッツ形状に切り取り、そこに松ぼっくりなどをくくりつけるのが簡単なようだ。段ボールもあるし、布を巻いて、ボンドでくっつければいいだろう。作れる見込みがたったところで、今日一日の流れを子供たちに説明する。・朝ごはんを食べる・どんぐりを拾いに散歩にいく・お昼ごはんを食べる・お昼寝する・リースを作る・晩御飯を食べるうちにしては、めずらしく計画的な休日だ。ということで、どんぐりを拾いにいくことに。すると。二番目ちゃんが、何やら首から箱を下げている。牛乳パックを切ったカバン(?)を作ってもらっていたらしい。どんぐりを拾うには、ちょうどいい。一番目ちゃんの分のどんぐりカバン(?)を、作ってあげることに。牛乳パックを切っている間に、模造紙を渡して、絵を描いてもらう。ママは、三番目ちゃんとお留守番なので、絵に描いたママを一緒に連れて行ってあげるらしい。用意もできたし出発。一時間半ほど散歩をしたり、公園で遊んだり。どんぐりカバンにイッパイに拾ってきた。そして、リース作り。ドーナッツのように段ボールを切って、皺にした新聞紙を包帯のように巻き、厚みを出す。三番目ちゃんでも着れないほど小さくなった服を縦長に切り、さらに包帯のように巻く。その上に、木工用ボンドを塗り、どんぐりをペタペタと置いていく。どんぐりには、カラーマジック（ポスカ）で絵を描いたり、顔を書いたり、色を塗ったり。みんなで楽しく作り、なかなかかわいくできました。一つ目二つ目拡大すると、こんなににぎやかです。ブタさんと、あかんベーしているコがお気に入り。追記(11/26)どんぐりを付けたボンドも乾いたので、玄関に飾った。一番目ちゃんが撮影した写真です。

  November 23, 2006

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  クリスマスツリーを出した

  ま、ちょっと早い気もしますが・・・。ディズニーリゾートもクリスマスデコレーションであることだし、子供たちの熱い要望に応えて、出しました。みんで楽しく飾りつけ。そして、はいはいが今にもはじまりそうな三番目ちゃんからの攻撃にさらされないように、高いところに設置。楽しみにあと一ヶ月。みんなで輝く光ファイバーを見ながら、サンタさんを待ちましょう。

  November 20, 2006

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  段ボールデスク

  一番目ちゃんは、ベネッセ「こどもチャレンジ」をやっている。月に一回送られてくる教材とそのおまけを、とても楽しみにしている。９月号くらいだったか、小学校入学準備ということで、自分の机を持とう、という企画だった。そこで、段ボールで作る机がついていた。できあがって、なかなかよくできている。小さいわりに、ノートを広げてお勉強をするには、十分な広さ。段ボールだから、軽くて、自分でどこにでも持ち運んでいける。それを羨ましがる二番目ちゃん。そこで、お父さんは、がんばって作りました。まず、ベネッセの段ボールを同じ大きさで切り抜こうと思ったのだが、いろいろ複雑な形をしているのでとりやめ。もっと簡単な形状で、でも見た目は同じような感じできるよう、細部を手抜きした簡易版を設計。  次に、近くのお店（西松屋）にいって、一メートル以上ありそうな大きな段ボールを三箱頂戴してくる。これで準備完了。上記の設計を、段ボールに定規で書き写し、カッターで切る。あとは、折り目にカッターで浅く切れ目をいれて、おりまげ、ガムテープでペタペタと。子供たちと一緒にやると、子供たちも物づくりのワクワクで楽しそう。設計２時間、製作２時間の簡単段ボールデスク作りでした。左がベネッセ版、右がガムテープべたべたの手作り版。なかなか似てる！？そして、気に入ってくれた二番目ちゃん。今日も使っていてくれたようです。作り甲斐があるなぁ。

  November 5, 2006

• 見守りと監視

  NECが開発中の家庭用ロボットPaPeRoだが、通信機能を強化して、子供見守りロボットの特色をさらに強調した。CNET Japan　「ロボット先進国」日本の子どもの見守り方技術的には非常におもしろいと思う。思うが、これは見守りというか、監視に近い気がする。保育士がいて、その保育園の保護者へのアピール用（連絡帳代わりに）にブログ公開、という機能は、人間対人間の交流支援としていいと思う。保護者がメールで、PaPeRoに指示を出して操作、というのは、監視カメラを遠隔操作する気分になる。子供を見張っていたい、という親の気持ちはわかるが、その部分にフォーカスしては、アイザック・アシモフの「Robby」には、到底及ばない。ドラえもんも、子守ロボットである。まずは、見守られる側にとって必要な機能はなにか、という考え方でロボットの機能を考えていくべきではないかと思う。悲鳴をあげたら、緊急通報とか、近づいている人の記録をとるとか、いまの技術でも、近くにいるロボットならではの機能を考えられると思う。見守られる側が、便利だから、必要だから、と、ロボットを身近に置いておきたい、と思わなければ、小学生はロボットから簡単に逃げてしまう。それでは、見守る機能は果たせない。見守られる側が、一緒にいたい、と思うロボットが必要である。 

  October 26, 2006

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  月刊ASCIIが変わる？

  １９７７年から発行されている「月刊ASCII」は、８０年代のパソコン少年だったぼくの愛読書のひとつだった。その表紙には、「総合PCマガジン」という冠がついており、パソコン雑誌の金字塔であった。そのASCIIが、生まれ変わるらしい。http://www.ascii.co.jp/pb/ascii/next_number/200609.html 自家製パンの総合雑誌として。 ま、これはASCIIのホームページでやっているリボーンで作ったヤツですけどね。おもしろい機能だ。うわさでは企業IT向き雑誌となるような感じらしいが、詳しくは不明。

  October 21, 2006

• ドラえもん型トロフィー

  大会や大賞となると、必ずもらえるトロフィー。トロフィーの造形も賞によってさまざまで、トロフィーの形が、その賞のシンボルとなる。さて、身近な町の野球大会などのトロフィーは出来合いのものを買ってくることが多く、あまり個性的なデザインはない。そんな不満をかかえている主催者の方々への吉報である。ドラえもん型のトロフィーを、ダイワ徽章が販売開始した。ちょっとほしいかも。 

  October 19, 2006

• 最高級キーボード ５２．５万円

  PFUからプログラマ向け最高級キーボードが、５２万５千円で発売されるとのこと。キートップは漆の輪島塗。キーボードに５０万円！？と驚いたが、一日中、キーボードを叩いているプログラマ向けとのことで、納得。キーボードは、もっとも大事なコンピュータとのインターフェースだ。キートップへの刻印がないことからも、キーボードを見る必要のないプロ向きであるプライドが感じられる。現実的にも、使い込んでいくと（手の油の多い少ないにもよるが）、刻印がはげてきて、汚らしくなることを防ぐ意味もあるだろう。コントロールキーがAの横にあることも、好感度が高い。なぜコントロールキーが、あんなうちにくい下にあるのか納得がいかず、いつもキーアサインを変えて使っている。この最高級キーボード、買うことはできないけど、是非一度、触ってみたいものだ。詳しくは以下。http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0610/12/news032.htmlhttp://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061012/250528/http://jp.ibtimes.com/article.html?id=1399追記よくみると、カーソルキーがないんですね。英字キーボードであるのはいいとしても、カーソル移動が何かキーを押しながらというのは、ちょっとヤかも。UNIXでviだけ使っている分には、あまりこまらないけど。あ、bashでhistory参照がダメか。 

  October 13, 2006

• ワンチップMSX

  MSXときいてピンとくる人は、コアなマイコンファンだったであろう。1980年初頭はパソコンという言葉はなく、マイコンと呼ばれていた時代である。各メーカは、独自に家庭用コンピュータを開発しており、OSもメーカが作っていた。そのため、いまのようにwindows用のソフトであれば、どのメーカのパソコンででも使える、というのは夢のような話だった。このソフトは、富士通FM-7用です。NEC PC-8801用です、と必ずソフトのパッケージには書いてあった。その状況を打開しようとしたのが、マイクロソフトとアスキーである。CPUには、ザイログ社Z80を採用し、規格化されたハードウェアアーキテクチャをつくり、どのメーカのパソコンでも同じソフトが動くことを目指した。その規格名称が、1983年に発表されたMSXである。同時期は、任天堂のファミリーコンピュータが発売されている。ファミコンと同じように、ROMカートリッジでソフトを配布するため、やはり子供向けゲーム機と誤認されることも多かった。なお、MSXの名称の由来を、ウィキペディアより引用する。マイクロソフト（ビルゲイツの趣味？）は、X好きというのには、えらく納得する。諸説存在するが、由来はMicroSoft eXtended の略とされる。また日本語訳のときにXは拡張性が無限に広がるという意味もこめて未知数のXであるとされている。後年のDirectX、ActiveX、Xboxなど、マイクロソフトの「X好き」はこの頃から現れていると指摘する声もある。その後、MSX2、MSX2+と進化していくものの、けっきょく（すくなくとも日本では）子供向きおもちゃのイメージを払拭できず、NEC PC-8801/PC-9801アーキテクチャに隠れ、結局、IBM PC/ATアーキテクチャに淘汰されていく。しかし世界では２０社近くのメーカからMSX準拠パソコンが発売され、ソフトウェア資産も蓄積されていた。いまだ根強い人気もあるらしく、ワンチップMSXというマニアックな機械が発売されている。ぼく自身は、MSXを所持する機会はなく、店頭で触る程度しかなかったのは残念だった。現在の複雑化したパソコンを触るより、こうした単純構造の機械でもって、コンピュータの本質を勉強することは、「コンピュータってwindowsでしょ」的な若手SEには大切なことかもしれない。ロシアのミールに、MSX2が搭載されていたというのは、おどろきである・・・。

  September 29, 2006

• 路面走行可能な飛行機

  CNET Japanでの記事から。空飛ぶ車か、路面走行可能な飛行機か--米新興企業がフライトシミュレータを考案昔から、空を飛べる車という発想で、自動車に扉が生えていたり、デロリアンが空に浮いたりしていた。飛行機に道路を走らせる、というのは、ある意味逆転の発想だ。TERRAFUGIA Inc.のサイトでは、イメージや飛行から走行へ移るCGアニメーションがみれる。価格はUS$14万8000というから、約1500万円というところか。いまなら、頭金US$7400(約80万円)で予約できるというから、なんだか安い気がする。日本の公道での走行許可がでるのは、発売からまだまだ先だろうけど、是非一度体験してみたいものではある。HPには、外観イメージしか載っていないが、操縦方法に興味がある。飛行機と車では、ペダルの意味が全く違うであろう。飛行機モードと車モードの切り替えスイッチがあるようなイメージかと思うが、異なる操縦体系をどのように折り合いつけているのだろうか。

  September 8, 2006

• 惑星の定義

  ２００６年８月２４日、国際天文学連合(IAU:The International Astronomical Union)により惑星の定義が決定された。それにより、我々地球を含む太陽系の惑星が、従来の９個から８個に変更された。惑星から降格されたのは、冥王星である。１．冥王星(Pluto)いままで、太陽系は、水、金、地球、火、木、土、天、海、冥、の９惑星とされ、その最も外側に位置する冥王星が、新しい惑星定義からはずされた。最も外側であるため、１９００年代になってから天王星と海王星の軌道のブレからバーシバル・ローウェル（アメリカ）が海王星以遠の惑星の存在を予想した。１９３０年、その弟子のクライド・トンボーにより冥王星が発見される。ローウェルの計算は、天王星と海王星の質量を間違えていたため、トンボーによる発見は偶然だったとか・・・。発見当時から、惑星としての特異性は指摘されていた。極端な楕円軌道を持ち、軌道傾斜角も大きい。太陽を公転する軌道周期は、２４８年。そのうち、２０年ほどは海王星軌道の内側に入り込む。ほぼ円に近い軌道をもつ他の惑星群に対して、冥王星は彗星のほうに近い。傾斜角は、地球の軌道面に対して１７度の傾きを持つ。他の惑星は、ほぼ１度～３度程度だ（水星のみ７度）。大きさの面でも、直径は２３００ｋｍ、地球の衛星の月(3480Km)の、２／３倍という小ささ。それでも、３つ衛星カロン、ニク、ヒドラを持つ。３つの衛星の中で、最大のものはカロン。カロンの直径は、１１８６ｋｍ。冥王星に対して、同じような大きさである。そういう意味では、二重星のようなものかもしれない。２．小惑星帯小惑星とは、小さな天体で、彗星のように拡散する物質を持たないものを総称する。そうした小惑星の軌道が集中している領域を小惑星帯という。小惑星帯で最も有名なのが、火星と木星の間にある小惑星帯アステロイドベルトである。このアステロイドベルトの中での最大の小惑星は、ケレスであり、これも直径１０００ｋｍほどある。太陽系の惑星軌道の最も外側に位置する小惑星帯もあり、正式にはエッジワース＝カイパーベルトという。３０天文単位の海王星の軌道あたりから、１００天文単位の範囲をいう。ここが彗星や流星が生まれてくる場所という説もある。３．惑星の定義変更に至る背景１項のような、冥王星って惑星？という、疑問が長年囁かれ続けるなか、２項のカイパーベルトの中で最も最大の小惑星ゼナ（もしくはジーナ(Xena)：仮称）が２００５年にマイク・ブラウン（アメリカ）により発見された。正式名所は2003UB313。２００６年４月にハッブル望遠鏡により観測され、直径２４００ｋｍと判明した。さて、ここまでの冥王星に対する疑問を整理すると。(1)軌道が楕円で、彗星っぽくない？(2)衛星のひとつと、同じような大きさで、二重星っぽいなら、カロンも惑星にしなくていいの？(3)カイパーベルトの小惑星ゼナのほうが大きいのに、ゼナを惑星にしなくていいの？(4)そしたらアステロイドベルトのケレスも惑星？と、いろいろ疑問が出てくる。そもそも、「惑星とは」という学術的な定義がなかったのが問題となった。従来、惑星とは、太陽を公転していて冥王星程度の大きさの天体、というアバウトな認識だったのだ。。上記のような背景のもと、冥王星の扱いおよび、同程度の小惑星の天体の判断をするため、より厳密な定義づけが必要になった。４．惑星定義の変更第２６回国際天文学連合総会が２００６年８月１４日から２５日までプラハで行われた。最初の提案では、惑星となる条件は２つであった。　条件１）恒星の周りを回っていること。　条件２）自分の重さでほぼ球形となれる重力を持つこと。(およそ直径800Km以上?)しかし、この定義では、カロン、ケレス、ゼナも惑星の仲間入りとなる。そのため、各新聞などで、惑星が１２個に増えるか？　などといった記事が8/16に掲載された。しかし、その後の議論で形状や質量だけでなく、軌道の特徴も定義にいれるべき、という意見等から議論が続き、8/24に、IAUは、３つ目の条件を付加し、惑星の定義を完成させた。　条件３）軌道周辺に他の天体はなく、その軌道が際立っていること。厳密な表現は、国立天文台のページを参照のこと。この条件により、海王星に軌道の影響をうけている冥王星は外され、小惑星帯にある天体も惑星の資格を失った。こうして、太陽系内の惑星は、８個に決定したのである。また、条件１も、「恒星の周り」という表現が、「太陽の周り」と改められ、太陽系における惑星の定義、という位置づけになっている。かといって、他の恒星系に惑星という名を使うことを禁じるわけではないらしい。５．太陽系内の天体の分類上記により惑星が定義されたが、冥王星は惑星ではなくなって、何になったかというと。太陽系内の天体は、以下の３つに分類されることになった。(1)惑星(Planet)：上記定義に基づく(2)矮惑星(dwarf planet)：太陽の周りを回り、球形になれる重力を持ち、周囲の他の天体がまだあり、衛星ではないもの。（和名は仮称）(3)小惑星(small solar system bodies):衛星を除く上記以外の天体。よって、惑星候補であったケレス、ゼナ、冥王星は、全て矮惑星となった。カロンは、現時点でまだ矮惑星としては決定していない。ドワーフってってのは、小さな惑星ってニュアンスなのだろう。ファンタジーっぽくってよい。惑星の名前も神話からだから、お似合い。今回の定義づけや議論が、太陽系内に限定されたことに、こうした分類の難しさが伺える。人類の科学は、まだ全ての星を分類できるほど、宇宙をよくわかっているわけではないのである。コモンウィキへの画像へのリンク －－－－－－－2008/08/17 追記 矮惑星として仮に呼ばれていたdwarf planetは、正式に2007/4/9に「準惑星」として和名が決定された。 2008/06/25 追記準惑星の命名とプルートイドという新分類についてまとめたものを、冥王星その後というエントリにまとめました。

  September 2, 2006

• ドラえもんの秘密道具コンテスト

  ドラえもんの誕生日まであと三日。雑誌、Yahoo!、テレビとマルチ展開で、イベントが開始されている。その中でも目玉は、秘密道具コンテストだろう。ドラえもんの道具を、考えて応募する。最優秀作品は、アニメ作品になる。しかも、副賞としてトヨタのノアを１台プレゼントという豪華特典。応募方法も、自分のブログに書いて、トラックバックする、というのが、いまどきだ。紙に書いて郵送でもいいらしい。考えてみようっと。一番目ちゃんに聞いてみた。「ドラえもんってぽけっとから、何でも出してくれるでしょ。どんなのを出してほしい？」「ラブベリーのゲーム機！」夢のない答えでした・・・。

  September 1, 2006

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  ねんどで東京タワー

  先日、東京タワーに連れて行ってあげたからか、一番目ちゃんが粘土で遊んでいると、「東京タワーを作ってぇ」とのこと。ってことで、作りました。まぁ、多くは語るまい・・・。

  August 28, 2006

• タケコプターを体験しよう

  エポック社は、１００年後の将来、ドラえもんの秘密道具工場になることを狙っているのかもしれない。空気砲に引き続き、タケコプターを発売した。詳しくは、こちら。はじめるのに、なかなか勇気がいりそうだし・・・。本気でやって、頭を振っていると、首や脳が痛くなりそうでもある・・・。

  August 28, 2006

• gmailが日本上陸

  米国内での登録に限定されていた、googleのweb mail機能「gmail」。ついに日本でも登録できるようになった。当初、１Gbyteのメールボックスであったが、日本版は(?)は2.5Gbyte。うれしいですね。さっそく登録しまた。詳細はこちら。

  August 28, 2006

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  箱ギター

  一番目ちゃん（５才）のものをなんでもほしがる二番目（２才）ちゃん。一番目ちゃんだけに毎月届く、ベネッセ「子どもチャレンジ」。９月号は、音の不思議。厚紙の箱に、輪ゴムをかけて、ギターを作る。目に見える振動が音になることを実感していく意図だ。作ってあげたら、やっぱりほしがる二番目ちゃん。そこで、夜中に牛乳パックで作ってあげました。二番目ちゃんの箱ギター。けなげに貸してあげる優しい一番目ちゃんのために。ちょっぴりかわいそうな二番目ちゃんのために。あえて、白い側を外側にして、絵でも書いてもらおうかなと。「絵がないの」って、かなしんじゃったから、ママがアンパンマンシールを出してくれて、自分で張りました。すごく嬉しそうで、がんばった甲斐もあるってものです。

  August 27, 2006

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  東京タワー

  一番目ちゃんのリクエストに従い、平日の空いているであろう時間を狙って、東京タワー見学にいってきた。中学生以来か・・・。東京に住んでいると、東京の観光名所は、なかなか行かないものだ。芝公園まで車で行き、東京タワーの公共地下駐車場にとめる。時間が早かったこともあり、出口に最も近いところに止められる。出口から外に出るには、地下を掘りぬいた外階段のようだ。扉をくぐり、階段をみあげると、そこにはそびえたつ東京タワーが！この出口の方向と階段角度は、地下から突然タワーを見上げられる効果をねらってのことらしい。東京タワーには、マスコットキャラクターがいる。その名も「のっぽん」。兄と弟がいるらしい。青い服が兄、赤い服が弟のようだ。あきらからに、ゆるキャラである。こういうキャラをみると、律儀に記念撮影したがるのが、一番目ちゃん。ちゃんととってきました。二番目ちゃんは、怖がって近寄れず。大展望台から特別展望台へ行こうとしたら、すでに混雑がはじまり、エレベータ待ち６０分とのこと。定番の刻印入りコインを作って。高所恐怖症の気の出てきた二番目ちゃんのトラウマになってはいかんと、早々に降りる。マックでランチを食べて、ムシキングイベントへ。狙いは、その片隅にあると案内されていた、ラブ＆ベリー。行列のない、空いているマシンで存分に遊んでいるそばで、ぼくはUFOキャッチャー。見事、ラブベリ仕様のガラスコップをとれました。店員さんに言って、並べ方を変えてもらって、ちゃんと姉妹分２つ。そして、東京タワー水族館へ。特徴は、展示魚を売っていることでしょうか。ふつうの水族館ではみれない、価格表示がされていたり、この水槽は非売品ですと書かれていたり。ほぉ、この魚は高いなぁ、でかいからなぁ、などと、へんな感心をしながら、見ていく。くらげの展示は、キレイでした。そして、水族館の中に日本庭園が造られているのも、ここくらいかと。もちろん、鯉が泳いでおります。最後にお土産屋さんで、一番目ちゃんと二番目ちゃんに記念品を。一番目ちゃんは、何が気に入ったのか、のっぽんのぬいぐるみを。しかも、一番でかいやつ。乗り物好きな二番目ちゃんは、のっぽんドライバーのF1を。一番目ちゃんには、いい思い出になったようです。

  August 24, 2006

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  フィルタ掃除ロボ付サイクロン掃除機がやってきた

  東芝の新型掃除機VC-80TXである。うちは小さな子供や赤ちゃんがいるので、排気の少ないサイクロンがよい。紙パックを買い足す手間がないのもいい。しかし、フィルタの掃除が時々必要になる。それが手間だ。今使っているサイクロンは、コードの出し入れの力をつかって、フィルタを掃除してくれるという、単純だがそれなりに有効な仕組みだったのだが。コード巻き取り装置にこんがらがって、コードの出し入れができなくなった。（笑）その他、さまざまな事情があり、買え換えるはこびとなった。そこで、フィルタ自動掃除ロボである。電源を入れて驚いた。青色LEDのデコレーションである。そして、吸引が始まる前に、ガリガリガリとすごい音が。どうやら、これがフィルタの自動掃除音らしい。甲高い音なためか、吸気音よりうるさい。吸引力は申し分ない。電源をOFFにすると、またガリガリガリ。吸引音は、マナーモードがあり、けっこう静かになる。でも、使用前後にガリガリするのは・・・静音モードの意味あるか？？この甲高い音と、青色LEDの点灯・点滅具合が、以外と我が家の女性陣にかわいいと人気。（笑）新参者のVC-80TXは、R2D2と命名された。さて、このガリガリ音のフィルタ掃除ロボを探してみよう。簡単に外せる範囲だけ分解してみる。左上の黒い部分にフィルタが入っている。裏側を見ると、フィルタのヒダは、ずいぶんと深い。これを回転させて掃除するんだから、けっこうな力が必要だ。残念ながら、ここが掃除ロボ部分だ、というのは見えなかった。回転の源は、ここ・・・。メーカ公証では、フィルタお掃除が7.5年間不要とのこと。.5ってあたりが、意味なく細かくて、日本メーカらしい。（笑）掃除機にしては、DYSONよりも高いが、メンテナンスフリーということでいいでしょう。毛のある先っぽとかも、向かした着脱式だったのが、関節のように収納できるギミックになっていて、これならなくさなくていい。いろいろ突っ込みどころの多い機械ですが、何よりも、家族に愛される愛嬌があってよいマシンでした。

  August 21, 2006

• ドラえもんの最終回

  いまさらな話題ではあるが、はじめて知って驚いたので。ドラえもんの最終話をめぐる噂は、都市伝説化しつつ、１０年程前から時々耳にする。のび太の植物人間説など、作品のテーマを無視したようなひどいものもあるが、そうでないものもある。ウィキペディアのドラえもん最終話の項に詳しいので参照されたい。藤子・F・不二雄が実際に描いた「真性の最終話」の理由や歴史から、それらの各話のアニメ化に至るまで説明されている。また、パロディではあるけども、愛情溢れる「いい話」の最終話も同人誌で描かれている。同人誌の本紙は見たことがないが、その内容は、以下のFlashで読むことができる。http://blog30.fc2.com/y/yonehan/file/final_dora.html非常にSFマインドいっぱいの、いい話だ。驚いたことに、このパロディ版ドラえもんの最終話が映画化されていたという。ドラえもんとしてはできないので、オリジナルのストーリーではあるが。２０００年に公開された「ジュブナイル」がそれだ。監督のインタビューで、たしかにそのことが裏付けられている。パロディー版の作者のほうへちゃんと許可取っているところがすごいというかエライ。パロディの作者も、さぞかし驚いたことであろう。この映画のCMはTVで見たことが在るが、このような背景を持つ作品であったとは知らなかった。今度、CATVでやったら、見てみようっと。

  August 14, 2006

• 米SONY「mylo」

  インスタントメッセンジャー(IM)利用に特化した携帯端末を、米SONY Electronicsが発売したらしい。http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/08/news050.htmlW-ZERO3を思わせるスライドキーボードだが、なかなかかわいい。これで、SKYPEの音声通話もできれば、携帯電話いらないですね。マイクのような穴があるので、できるのかも。日本でも発売しないかな。Press Releaseはここ。

  August 10, 2006

• OVA『戦闘妖精雪風』(GONZO/2002)

  ぼくのハンドルSylphide FFR31MRは、もともとニックネームにするつもりではなかった。こんなわかりにくいもの・・・IDのつもりでつけたものだ。このSylphideなんちゃら、という文字列は、『戦闘妖精・雪風』（神林長平／早川文庫／1984)にでてくる高速戦術偵察機の形式番号である。そんな話を、以前に妻に話していたのだが、そのことをちゃんと覚えていてくれて、先日ケーブルTVで放映されたOVA『戦闘妖精雪風』Operation1～5の全話をHDRに録画しておいてくれたのだ。さすがは愛すべき妻。原作は、ぼくの中での最高のSF作品である。この作品に出会ったからこそ、SFファンになったと言っても過言ではない。２０年も積み重ねてきたこの作品に対する想いは、OVA化を期待していなかったし、OVA化されても原作のおもしろさを表現できるとは思わなかった。しかし、CG技術は格段に進歩していた。フェアリー星を駆け巡るスーパーシルフFFR-31MR/DやレイフFRX-99は、すばらしく美しかった。俗説では、原作者はFFR-31MRをF-14をイメージしていたといわれている。OVAのデザイナーもそれを意識したのだろうが、ちょっと意識し過ぎかも、と思われる重厚さ。FFR-31MRの後継機であるFRX-99は、ぼくはイメージ以上で大変気に入ってしまった。コクピット周りの本体シャーシが橋のように渡されていたり、大きく稼動する前進翼など。ドラマ性や人間描写、世界の奥深さは、脇においておいて、このすばらしい戦闘機が飛翔する映像は、OVA化してよかったなぁと思う。さすがGONZO。

  August 9, 2006

• 『日本沈没』小松左京／小学館

  有名すぎる日本製ハードSF。パニックものシミュレーション小説ともいえる。リメイク映画化のために、最近話題になっているが、もともとは1973年の原作。冷戦まっただなか、日本経済もバブルになっておらず高度成長の最中。そんななか、多発する地震、沈む無人島などの地殻変動から、ひとりの科学者の説が日本政府を動かし始める。日本には、大学教授や科学者が主人公の作品はすくない。（気がする）海外ではアシモフ、クラークなどの硬質SFでは、作者自らが科学者であり、その専門知識を動員して、世界のトップレベルの知能と機関が全精力を傾けて何かの問題・事業にあたるストーリーが少なくない。思い込みかもしれないが、日本の作品は、政治・学者・技術者などなどの社会要素が努力し尽くして、それでもまだまだ力が足りない、さぁどうしよう、というエンタテーメントが少ない気がする。いいSFアイディアがあっても、色恋の人情や官僚の腐敗などの人間的な要素に言及してしまい、不完全燃焼を感じてしまうこともある。日本の作品で、これほど科学的・社会的考察された作品を、いままで読まずにいたことが残念でならない。いや、今、この年になって読むからこそ、この作品のおもしろさ（の一部）を満喫できたのかもしれない。そして、今年の６月、『日本沈没　第2部』という続編が出版された。なんと作者は、航空宇宙軍史シリーズで有名な谷甲州である。これは読まなければ、というわけで、第1部から読み始めて、そこで感激してしまったのである。小松左京氏も、７５歳。小説の執筆も肉体的に辛くなってきたということで、５人のチームを作り、作者のコンセプトを伝えて、チーム内で研究してきたとのこと。その執筆作業を谷甲州が引き受けたらしい。絶妙な国際情勢のパワーバランス上で、男が翻弄されながら生き抜いていく冒険ものといった、泥臭く男くさい小説がとてもうまい谷甲州。第2部のことを知っているからそう思うのか、第1部を読んでいても谷甲州との共通した雰囲気を感じ、人選の妙に感激した。ということで、とっても楽しみな第2部の感想はまた読み終わったら。

  August 2, 2006

• 新作劇場版ドラえもん

  2007年の劇場版ドラえもんは、1984年の「のび太の魔界大冒険」のリメイク「のび太の新魔界大冒険　7人の魔法使い」だそうだ。なんと、脚本が「ホワイトアウト」の真保裕一。「のび太の恐竜」が、ぼくの中ではシリーズ中ベスト３に入る「感動できるストーリ」だと思うが、逆に「のび太の魔界大冒険」は、ひどいストーリーに分類されるものワースト１である。（あくまでも自分の基準）それが、真保裕一の手でリメイクされるのは、非常に期待。ドラえもんシリーズは、どれもモチーフやテーマはいい。調理の仕方をちょっと変えるだけで、きっとすばらしいものに生まれ変わると思う。来年もドラえもんは見逃せないな。

  July 27, 2006

• 『失敗の科学史』筑波 常治／ＮＨＫブックスジュニア(1973)

  妻の実家で発見し、義父からお借りした本である。失敗は成功の母の言葉どおり、科学もまた大きな回り道をしながら進歩してきた。本書は、有名な科学的テーマを以下５点取り上げている。１．永久機関（エネルギー保存則の発見）２．地動説（地球の自転と天体力学の確立）３．燃焼（フロギストンの否定と酸素の発見）４．生命の発生（微生物の発見）５．光の媒介（エーテルの否定と光の性質）各テーマの章ごとに、まず謎を提示する。その謎を古代の人（に限らないが）がどう考え、どう理屈づけたかを説明する。そして、技術の進歩と共に、どのような矛盾が生じてきて、最終的に誰がどう論破したかを解説している。ジュニア向け（中学生くらい？）なので、文体はとてもわかりやすく、図解も多い。過去の偉人の努力と根気に敬服しながら、理屈も優しく理解しつつ読み進めることができる。それにしても、科学を語るとき、かならずアルキメデスなどの古代ギリシャが出てくる。そこから、たいていはルネッサンス時期に、次の発達が来る。はたして、その間の１０世紀以上は、科学の進歩がなかったということなのだろうか。地動説などにいたっては、古代より中世のほうが、真実から遠ざかってしまっている。キリスト教文化云々の影響があるにしても、この１０世紀の空白は、やはり残念な気がしてならない。

  July 18, 2006

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  使い捨て弁当箱

  今週は、一番目ちゃんが保育園でのお泊り保育。いままで1人で夜寝ることなんてできないのに、いきなし二泊三日のお泊り。長野のほうまでいくらしい。お友達がたくさんいるし、昼間はふんだんに遊ぶ企画めじろおしなので、文句言う暇もなくコテンと寝るのだろう。さて。このときに、初日のお昼のお弁当を持っていくのだが、そのお弁当箱は捨てられるもの、と保育園から指示されている。ということで、作りました、使い捨て弁当箱。フタは、他の箱から切り出して、側面に接着。輪ゴムで口を止められるように、フタ側には切り込み、本体部分にはセブンイレブンマークで止め口を。そして妻がフタの裏側には、一番目ちゃんがお弁当を開けたときの秘密のメッセージを。生まれてはじめてのお泊り。がんばっていってきてね。

  July 9, 2006

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  姫路城

  沖縄、京都に続き、日帰りシリーズ第３弾。姫路といえば、姫路城でしょうということで、仕事が順調に終わった後、仕事の場所とは離れているものの姫路城へ向かう。小学校の頃、プラモデルで姫路城を作ったことを思い出す。が、形は覚えてない。姫路城は、姫路駅の北側2Kmくらいのところにあり、駅からもよく見える。お城に辿り着く前に疲れてしまうと、中を歩くのがツライという、京都の二条城見学の教訓を活かし、姫路駅からバスに乗る。バス停２つ分、１００円。「姫路城大手門前」でバスを降りると、そこはお土産屋さん、甘味どころの並ぶ観光地。大手門から入り、広い芝生の広場を二条城を見上げながら通過し、入場券売り場へ。途中、動物園があるのには驚いた。姫路市立らしい。日本のお城はどこもそうだが、入口の門から天守閣や本丸までの道のりが無駄に長く、細く、高低があり歩くのが大変にできている。侵攻に備えたセキュリティ対策だ。入口から本丸までの間に門がいくつもある。姫路城の場合、内堀の内側だけで「大手門」「菱門」「いの門」「ろの門」から「ぬの門」、さらに「水一門」から「水五問」と、１７の門がある。（もっとあるのかもしれない）これらのほとんどの門をくぐりつつ、天守閣まで歩く。実際には、バックドアである抜け道「埋門」を使うと、ショートカットできるのだが、順路に従って歩く。各門の内側には、城壁に無数ののぞき穴が作られている。門を通過する侵入者に対して、壁の裏側から銃（や弓矢）で集中砲火を浴びせるための穴。この穴は狭間（さま）という。おもしろいのは、狭間の形が丸だったり四角だったり、はたまた三角だったりする。四角は、弓矢用、三角と丸が銃用とのこと。設計者の遊び心だったのだろうか、それともなんらかの統計的計算に則っているのか、交互にならんでいたり、丸、丸、四角、丸、丸だったり。門を抜けるたびに、パターンが違うのだ。注意してみていくと、丸と四角や、三角と丸といった二種類の組み合わせは多い。ところが、丸、三角、四角と三種類が並んでいるところが、なかなかないのだ。やっと「との門」のあたりで、みつけられた。これをみて、3DOをイメージした人も多いかと。いまなら、プレイステーションのコントローラか。そうこうしながら、白漆喰の美しい壁の間をくねくねと歩き、天守閣の周囲を一周させられて、やっと天守閣内に入る。案内図をみると、石垣部分の土台の中も、建築物になっており、外観からすると５階建てにみえるのに、実は７階層になっているらしい。地下１階、地上６階の建築物なのだそうだ。下層はちょっとした博物館のようになっており、歴史やさまざまな展示がされている。だんだんと狭く、急になる階段をせっせと登る。最上階に到着し、姫路の町を展望する。天気がよくてよかった。気持ちがいい。帰り、せっせと下りの階段を降りていくと、ふたたび展示が。なんでも、昭和３１年から８年間かけて、姫路城を解体修復しているという。こんな大きな建造物を、一度ばらして、組みなおすとは、びっくりなことです。最後のびっくりは、播州皿屋敷のお菊さんは、姫路城の従業員だったとのこと。そして、かの有名な「いちま～い、にま～い・・・」の井戸が、ここにありました。井戸としては広さがあるほうだろう。当然、深い。こんなところに落とされるのはたまらんな。日本最初の世界遺産だそうで、非常に美しくすばらしい、見にきてよかったという場所だった。最後に、駅のお土産屋さんで、お酒を物色していると、こんな焼酎が。姫路城の特徴ある狭間の形から命名したという米焼酎「●△■」。即買いでした。狭間の形に興味をもったのは、ぼくだけではないらしい。

  June 21, 2006

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  『ブルースカイ』桜庭一樹／早川文庫(2005/10)

  「要するにさ、少女というのは近代の産物なんだよ」(p.255より)本作は、３つの舞台から構成されるSF長編である。一つ目の舞台は1627年ドイツの、魔女狩り真っ盛りな時代。二つ目は2022年のシンガポール。そして、2007年の鹿児島である。上記のセリフは、未来のシンガポールで暮らす、ある3Dグラフィックアーティストのものである。巻き込まれ型のタイムスリップSFは多い。この作品も、現代から過去へ意図せずタイムスリップしてしまうパターンである。しかし特筆すべきは、それがタイムトラベラーの視点（現代人）ではなく、過去の世界で生きている側からの視点で描かれている点である。突然やってきた異邦の人。黄色い肌を持ち、変な服を着て、言葉の通じない女子高校生。中世ドイツの舞台では、１０歳くらいの女の子が主人公となる。しかし、その物語の中で少女という言葉は使われない。彼女の行動、思考がつぶさに語られる。ITが進んだ未来のシンガポールの時代では、２５歳くらいの人工知能研究者の女性を、「恋人」の男性の視点から描く。その女性が、その時代の典型的な女性キャラクタとして扱われる。そして、彼女に開発された人工知能を「少女」と呼称する。歴史を変えるような大事件の起こる物語ではなく、それぞれの時代をモチーフに、「世界とつながる」をテーマにして、人間の変わる部分と変わらない部分を浮き立たせつつ、独特の少女論を展開していく。作者は、シンガポールの青年に、その時代の最も弱いものが、注目され、カルチャーを作り、大消費者となる、と語らせる。彼のいう「少女」も、いずれは滅亡し、新たな弱いものが出てくるという。随所に遥か未来の時空管理者というのが出てくるが、その人間達は強化老人と呼ばれている。どの時代でか、老人が最も弱く注目されていた時期を経ていることを暗示している。2006年の今、男女に関わらずニートや引きこもりという新たなクリーチャが出現している。人間のカテゴライズに対する賛否両論もあるだろうが、時代を見つめるひとつの視点として、非常におもしろく興味深い作品であった。『ブルースカイ』桜庭一樹／早川文庫

  June 19, 2006

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  キッチンに・・・

  キッチンで食器を洗っていると、水道のところに渦巻きの貝がのっそりと動いている。潮干狩り遠足でとってきたあさりの中に、やどがりが紛れていて、それが逃げおうせているのだと思った。潮干狩りに行ってから、もう４日も経っているのだから、よくぞ生き延びていたと、ひそかに喝采をする。キッチンにいたのだから、食料には困らなかったのかな、と思ったが、やどがりってプランクトンとかを食べるんじゃなかったかなと思いなおす。それにしても、やどがりって、足があったよなぁ。これって、かたつむり！？妻に話すと、おじいちゃんからもらった、無農薬野菜に付いて来たに違いない、と。やどがりかと思って、塩水にいれないでよかった！

  June 18, 2006

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  京都出張

  沖縄出張に続き、日帰りシリーズ第２弾。四条の客先で、順調に仕事が終わった後、二条のほうへ回り、二条城を見学してきた。四条から二条まで歩き、そのままJR二条に行き帰ろうと考える。ひどい雨である。雨で煙る中、古い建物が並ぶ京都の風情を感じる街角を歩き、２０分も歩くと二条城まで着いた。国宝であり、世界遺産ともなっていると立て札にある。せっかくなので中も見ていこうと入場料を払う。こんな天気でも、修学旅行らしき生徒や外国からのお客さんも多い。広い敷地の中を、傘をさしてテクテク歩き、二の丸内を見学。うぐいすばりの廊下で一回りすると、二の丸の中だけで７８０ｍの距離。その後、本丸までテクテク歩き、中に入れないことがわかりがっかり。さらにテクテクテクテクと入口まで戻ると、もうぐったり。何キロ歩いたんだろう。JRまで歩く元気がなくなり、二条城前の地下鉄に乗る。二の丸の隣には、二条城と、北側のほうの所司代との連絡に使われたという、釣鐘が対で展示されていた。最近でこそ、年末くらいしか聞くことがないが、火の見櫓や除夜の鐘と、日本では鐘という音源は、身近に使われてきた。遠くまで響く鐘の音は、情報伝達に使うのも当然だ。打つパターンによりメッセージ性を持たせられるであろう。しかし、四方八方へすべて均等に伝わるので、あまり秘匿性はない。フランスでは、同時代には腕木通信という独特な通信システムがあった。電信技術が開発される前の通信システムは、開発者の創意工夫を凝らしていておもしろい。

  June 15, 2006

• ビル・ゲイツが引退宣言

  マイクロソフトのビル・ゲイツが、引退宣言をしたそうだ。日経BP「米MicrosoftのGates氏が現役引退へ，後継はCTOのOzzie氏とMundie氏」２００８年７月に交代とのことで、あと２年ほどあるが、まだ５０歳のゲイツ氏。おとなしく、隠居生活にはいるとは思えないので、マイクロソフトを離れてから何をはじめるのか。楽しみなことである。スティーブ・ジョブズと組んだりは・・・しないよな。

  June 15, 2006

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  潮干狩り（富津海岸）

  保育園の遠足で、娘の一番目ちゃん（５歳)と一緒に富津海岸に潮干狩りに行ってきた。くわしくは、ぎゅーぎゅーちゃんのブログで。園児３クラス(３～５歳クラス）と保護者も含めて、観光バス２台。高井戸I.C.から高速に入り、湾岸線からアクアラインをとおり、木更津から北上。２号車は、降りるI.C.を通り過ぎたりするハプニングもあり。雨が降りそうで、かろうじて保っている天気の中、それでもなんとか、熊手を借りて掘りはじめる。掘り方や探し方を教えてあげると、すぐに自分でみつけられるようになった。一時間ほどで約2Kgほどを発掘。富津海岸の潮干狩りの会場は、隣接した公園があり、楽しそうな遊具もいっぱいある。ここは交通アクセスもいいし、公園も綺麗で広いし、また行きたいな。３番目ちゃんも楽しめそうになったら、是非来よう。あとその日は、お弁当を食べて、早々に帰路につく。雨が降りそうだったが、バスに乗った途端に夕立。いやぁよかったよかった。

  June 14, 2006

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  さくらんぼ狩り

  去年も行った白山園で、さくらんぼ狩りに行ってきた。ぎゅーぎゅーちゃんのブログに詳しくある。白山園は、山梨県甲州市にある。去年までは塩山市だったのが、今年に入ってどこかと合併したらし、数ヶ月前に買ったナビでも住所検索できずに目的地設定で苦労する。そんなこんなでも、予約した１０時になんとか間に合い、３０分間食べ続ける。今年は写真を撮りながらだったので、もういらない、というところまでいかなかったのが、ちょっと心残り。そして、笛吹川フルーツ園で、お昼ご飯。晴れればアスレチック遊具もあり、雨でもドーム内で遊べるという、すばらしい設備。公園面積も広く、山の中腹にあるので、甲州市を見下ろす見晴らしも非常にいい。是非、快晴のときにみたいものである。隣接する温泉「ぷくぷく湯」もある。生憎の雨だったので、子供達を思い切り遊ばられなかったものの、ドーム内でおいしくお弁当をいただく。このドーム、展示会などをするスペースが下部（半地下か？）にあり、上部がおみやげやとフリースペースになっている。特筆すべきは、そのドームが全体的に傾いていることだろう。いや、老朽化しているわけではない。そういう設計のようだ。床面積の２／３は階段になっており、ドームの片側を持ち上げたような感覚を醸し出している。中心の柱は垂直に建ち屋根をささえているが、その中心部分の屋根から階段の下方向へ視線を動かすと、屋根の終端の壁は若干鋭角に曲がっている。壁がドームの外側に傾いて建っているのだ。ドーム内に入ってすぐ、壁に視線を合わせると、トリックハウスに入ったようなくらくら感をおこす。設計者の意図的ないたずらなのか、ミスなのか微妙なところ。「ぷくぷく湯」は、去年入ったので、今年の温泉は「大菩薩の湯」。ここが、すばらしい。まず市営の温泉なので、料金が安い。市外の人でも３時間６００円。そして、休憩所も広い。しかも、休憩所は、フリースペースなので、そこで十分に休憩してから、温泉に入るときにチケットを買う。温泉に入る前の時間は、３時間にカウントされないのだ。休憩所では、そば・うどんなどの簡易な食事もできるのだが、持込もできる。お湯も、すべすべけいの温泉で、とてもよい。もちろん露天風呂付きである。塩山駅周辺にいったら、是非また行きたいところである。そんなこんなで夜７時にもなり、健全な塩山駅周辺のお店はみんなしまってしまった。晩御飯を食べるところがみつからずに、帰路に着く。談合坂P.A.のレストランで、ほうとうを食べ（けっこうおいしい）、実家の大宮まで一路ひた走る。勝沼I.C.～談合坂P.A.～高井戸I.C.～環八～大泉I.C.～川口JCT～浦和I.C.というコースだ。環八の渋滞が多少あったものの、全体的には順調に帰宅。一日の走行距離は250Kmほどで、なかなかのドライブであった。雨さえ降っていなければ・・・。

  June 11, 2006

• 一周年記念

  2005年の6月6日にこのブログを立ち上げて、晴れて一年になる。その間、365日に対して110日程度の日記記入であり、書込率３割をきるという体たらく。それでも、日記を一週間以上続けたことのないぼくが一年間も続けられたのは、日記とブログの違いだろうと思う。日記が内に向くだけなのに対し、ブログは人に見られることを意識した文章である。時には、他人の反応があるのが喜びになる。新聞雑誌などの出版物や、人気ブログになったりすると、逆に多くの人に見られすぎてしまい、力んだ文章になってしまう。それはそれで負担となりそうだ。見知った知人に向けた文章として書き、まぁ、他人が見てもいいや、という距離感がちょうどいいのだろう。知人だけにクローズしてしまうと、それはそれで閉鎖的な窮屈さが出てしまいそうだ。（一度SNSを試してみたい気はあるが）こうして一年前を読み返してみたりすると、（何も成長はしていないが）やはり懐かしい感じがする。そして、１年前とまったく同じことをやっていることがよくわかる。これからも誰かに何かを伝えたい気持ち半分、自分のための記録半分で、気張らずに、こつこつ続けてみようと思う。読んでくださっている方々には、ほんとうに感謝です。暇なときにだけお付き合いくださいませ。

  June 8, 2006

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  沖縄空港

  引き続き、沖縄の話題です。羽田空港から飛び立ち、那覇空港に着陸したところ、滑走する飛行機の中から航空自衛隊の設備が見えた。民間路線の飛行場と共有しているとは知らなかった。旅客機と戦闘機（F-4ファントムかな）が並んでいるシーンなんてはじめてみた、と思わずパチリっ。調べてみると、F-4EJ改、という機種らしい。自衛隊がスクランブルで飛び立とうとしても、民間機の離陸や着陸が入っていて、緊急時に使えないという弊害が出ているそう。沖縄らしいな、と感じたときでした。

  June 8, 2006

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  沖縄のどらえもん

  出張で沖縄の那覇市に行ってきた。朝６時起きしての日帰り出張である。お昼過ぎに那覇空港に着き、「ゆりレール」というモノレールに乗り１０分で那覇市内に着く。そこで仕事をして、１９時には羽田空港へ向かう機上の人となる。順調に仕事も終わったことで、帰りの飛行機まで２時間ほど時間が空いた。早速市内観光だ、と客先のビルを出る。雨だ。来るときは降っていなかったのに。沖縄はすでに梅雨入りらしい。憂鬱な気分になって、傘を片手に国際通りをぶらぶら。そのとき目に飛び込んできたのが、この看板。そば処で、どらえもん？　ドラがひらがなになっているのは、せめてもの遠慮か！？ 宮古そばって、沖縄そばと違うのか？ やはり、どらえもんそば、とかあるのだろうか？はてなが飛び交う。まだ、夕食の時間にはかなり早い。おなかも空いていない。しかし、この時に食べずして、いつ食べるのか。ここで食べておかねば、このブログの名も廃るというもの。意を決して、雑居ビルの2Fに上がる。ビルの階段の先には、下町の一軒家の入り口として、立派に通用する風情のある入り口があった。なかにはおばさんが二人お茶を飲んでいる。客はいない。早い時間だからだ。テーブル席が４つと、窓際にお座敷席が３つ。意外と広い。申し訳程度に、ドラえもんの人形が、片隅に何体かあり、壁掛け時計がドラえもんだ。壁のメニューを見ると、やはりあった、どらえもんそば。その隣には、「どらえもんそば（子供向き）」というのまである。それも、どんなものか見てみたいものだが、今日は子供はいない。すぐに、そばはやってきた。なぜにどらえもん？　まったくふつうの沖縄そばだ。いや、宮古そばというのか。残念ながら違いはわからず。お昼も時間がなく、手近なところで、沖縄そばを食べたばかり。古くからやっているお店らしく、なかなかにおいしい。肉も大きく、柔らかく。骨付きである。他にお客さんもいないことなので、お店の由来などを聞いてみると。屋号は、子供が付けたとのこと。うちの子供も、３歳のころは、妹の名前何にする、とか聞くと、ミッフィーちゃんとかメラニーちゃんとか、好きなキャラの名前を言っていたのを思い出す。それをそのまま恥ずかしげもなくつけちゃうあたりに、子供への愛情を感じる。その屋号に引き寄せられて、こうして入るお客もいることだし、メリットもある。とにかく、そば屋で「どらえもん」は、インパクト大である。１８年間もやっているというから、キャラクタの選択としても正解だ。これが、一時の流行ものキャラをつけてしまっていたら、今頃なんだそりゃ、だっただろう。仮に「たれぱんだ」というそば屋があっても、名前に惹かれて入ろうとは思わない。息の長いキャラを選択したことで、インパクトも継続していくのである。そして、そばも食べ終わる頃、おばさんが、これあげるよ、と稲荷ずしを出してくれた。自分で食べるのに作ったが、食べきれなくなったとのこと。お腹いっぱいではあるが、せっかくなので有難くいただく。ちょっと酢が強かったが、ビールを頼んで共においしくいただく。これといった観光もできず、無味乾燥な沖縄出張になると思っていたが、楽しい発見とおいしい沖縄の思い出となった。Google MAPSでの「そば名所　どらえもん」

  June 7, 2006

• Sony初の一眼レフカメラ「α１００」発表

  知りませんでした。コニカミノルタがSonyにカメラ事業を移管していたなんて。2006/01/19のIT Mediaの記事「コニカミノルタ、カメラから撤退　ソニーが「α」を継承」で、すでに発表されていたらしいのですが、知りませんでした。この時期、ニコンやキャノンのフィルムカメラの撤退が相次ぎ発表され、カメラ業界の再編成が行われていたのもちょっとショックでしたが、これほど思い切ったことをしたとは。コニカミノルタ合併前の、ミノルタといえば、１９８５年発表の一眼レフカメラ「α７０００」で一世を風靡し、ぼくもα７０００をほしい、と憧れていたメーカ。それがSonyへ移管されたのは、ほんとうに驚きです。共に、ちょっと寂しいかも。さて。キャノン EOS Kiss DNユーザとしては、気になるα１００のスペックですが、CCD画素1020万画素。EOS Kissの800万画素と比べて、さすがです。エントリー機もついに、10M画素台突入です。しかも、手振れ補正が本体内蔵で入っている！シャッターが上がっている時間中、手の揺れに合わせてCCDの土台が揺れを吸収する。DVなどで採用されはじめ、最近のデジカメにもよく入っている、流行ですね。EOS Kissでは、交換レンズ側に手振れ補正がついたものがあるが、そんなレンズは価格も高い。ということで、標準レンズのみを使っているぼくは、手振れしないようにひたすら練習しているのですが。その他、ざっとα１００の機能をみたところ、あまり大差ないかな。液晶が23万ドットの大画面液晶モニター「2.5型クリアフォト液晶プラス」ということで、これはいいかも。EOS Kissの液晶では、微妙に手振れとか、その場ではすぐわからず、PCに取り込んでから、あら残念、というのはよくある。しかし、連写枚数などは、EOS Kissが７枚に対して、α１００は３枚であったりする。連写速度は、画素数が増えると画像エンジンの処理速度が必要になるので、しかたないところかな。Sony初の製品なだけに、手堅くまとめたところでしょうが、今後のSony独特なアイディアが発揮されてくると、楽しい製品が期待できます。

  June 6, 2006

• Interop2006 ワークショップ「集約されるIP電話プロバイダの現状と未来」

  幕張メッセで開催されるInterop Tokyo 2006に行ってきた。海浜幕張の駅に9:30ごろ着くと、けっこう空いている。当日気づくのも間抜けな話であるが、一般の展示会が6/7(水)からと知って残念であった。まっすぐ国際会議場にいく。テーマは「集約されるIP電話プロバイダの現状と未来- 技術課題とビジネスシナリオ -」。 奈良先端科学技術大学院大学の砂原先生がモデレータである。先月、SoftBankがVodafoneの買収を発表したことにより、物理的なラインの保持、インターネット接続サービス、固定電話、携帯電話の全てを提供する陣営が３社となった。NTTグループ、KDDI、SoftBankグループだ。そこに、異端ながらSKYPEを担ぐFusionNetworksが加わる。このワークショップでは、上記４社のそれぞれの現在の課題と今後のビジョンが語られる、という趣向だ。現在は、NGN(Next Generation Network)などといわれて、１００年に一度の大改革期だと言われる。電話というシステムは、スピーカーとマイクとダイヤルのついた端末と交換機から成る。その中でも中心となる交換機は、交換手が電話の取次ぎをして線と線をつなげていた電話黎明期から、クロスバー交換機を経て、デジタル交換機と変わってきた。この交換機がなくなろうとしている。SIPサーバとIPネットワークが、交換機と物理線に代わる。回線サービス事業者、SIPサーバメーカ、端末メーカ、個人宅、法人ネットワーク、全てが変わる。全てが投資を必要とし、現状のサービスレベルを保持する方策を模索している。土台の思想が、レガシー電話システムと異なるIPネットワークにしようというのだ。しかもただ通話できるだけでなく、メッセンジャー、ファイル交換、webシステムとの連携などなど、機能も圧倒的に増え複雑化する。従来の回線交換の考え方をIPネットワーク上に忠実に再現していくことを、Walled Gardenというらしい。通話のend-to-endの端末間のネットワークを、帯域コントロール可能な範囲にとどめ、さらに品質維持のためのQoSも行う。そして、いつでも使えること、音声がクリアなこと、緊急電話対応、発信元の保障など、信頼性と安全性を、法律に求めらる程の電話網を提供する。もう一方をOpen Internetの電話システムという。SKYPE、Google Talkに代表される、インターネット越しに通話をするシステムだ。日本は、電話に対する信頼感は高い。そのため、つながるのがあたりまえ、をユーザは望み、Walled Gardenが求められているようだ。しかし、一企業が、その神経網をIPに置き換えるのだけでも、いろいろ問題はある。通話料の削減、プレゼンスやメッセンジャーの付加機能のメリットもあるだろう。またレガシーが老朽化してきて、次にいれるのはやはりIP電話でしょう、という必要もある。しかし、IPネットワークはメールやwebを主目的としたデータ系で作ってきたネットワークだ。非同期型コミューニケーションである。企業のルータやスイッチ類は、障害切り替えやメンテナンスで、数秒でも数時間でも、よく止まる。通信事業者のネットワークのような無停止完全冗長化ネットワークのようには、なかなかいかない。そこにいきなり、同期型コミュニケーションツールを乗せれば、ぶつぶつ切れる、電話がかけられない、などの不満続出だ。結果、バックアップとして、固定電話を数台設置、携帯電話で通話などレガシーがけっこう残る。IP電話の普及は始まっているが、決定的な動機となるキラーアプリケーションは、まだ出てこない。今やるのであれば、イントラ等のwebシステムにでも作りこみが必要だ。IP v6に近いものがある。VPNを用いて、インターネットからの内線の使用など、どこでもオフィス的なワークスタイルは魅力的だが、VPN経由でのファイルサーバアクセスや、基幹アプリの接続には、抵抗がまだある。この抵抗を取り除かなければ、どこでもオフィスは実現しない。アプリケーションと最も親和性の高いのは、やはりSKYPE網をインフラに使うことだろう。Wall GardenタイプもOpen Internetタイプも、それぞれ一長一短、普及への抵抗感もそれぞれあるが、そうはいっても、進歩は続けなければならない。ネットワークはこれからも、まだまだおもしろい。

  June 5, 2006

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  エアロアールシー１２「ニッサン　セレナ」

  セブンイレブンで、みつけた。TOMYのエアロRCシリーズで「日産 セレナ」が発売された。ちょっとほしいかも。うちの車に合わせて、オレンジ色に塗り直さないと、子供達にはおうちのおくるま、と認めてもらえないだろう。

  May 31, 2006

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  風車の作成

  足立区の実家に遊びに行ったついでに、ラブ＆ベリーをやりに、北千住のマルイに行ってきた。LB Styleも見学し、あまりの値段に驚嘆しながら、店内のプレイコーナーにいくと、工作イベントをやっていた。『風車をつくろう』という企画。￥１００なり。工作キットになっていて、風を受けるところは厚紙で、切り込みと折線がすでに入っている。もち手と回転軸は木製の棒だ。わりとしっかりしている。メタリックカラーの折り紙を、自由にハサミで切り抜き、風受けの厚紙に貼り付け飾り付けることが、工作のメイン。わが娘の作品は、以下のようになった。真ん中の上部の赤いのが「うさぎ」（娘製）、その下のピンクが「ハート」（パパ製）。「ハート」の中心には、娘製の女の子の顔が笑っている。左の緑が「くじら」（娘製）、その下の青が「うみ」。おかげで、「たこ」を作らされた。これが難しかった。「うみ」の上には黄色い「三日月」（パパ製）、そして「星」（パパ製）。「星」の右には、「お祭りのときぶらさがるぼんぼりじゃないやつ」（娘製）。おそらく、提灯のことだろう。と、まぁ、情緒あふれる一大風景ができあがりました。今日は、雨上がりの後、心地よい風が吹いていたので、よくまわりました。頭につけて「ドラえもんのヘリコプター」と遊んでました。何度「タケコプターだよ」と教えても、覚えてくれない。竹とんぼを知らないからなんでしょうね。今度作ってあげないと。同じ￥１００で、ラブベリーカード以上に遊べて、お得な企画でした。スタッフのみなさん、小さな子供相手でお疲れ様でした。

  May 28, 2006

• HDレコーダがやってきた

  J:COMで2006年4月からはじまった、HDRサービス。早速申し込みをして、本日、セットトップボックスの取り付けがやってきた。機種は、HUMAX JC-5000。韓国製メーカである。外観としては、シンプルなデザインであるが、全体的にやぼったい感じはある。周囲にあるVHSデッキやアンプなどが、１０～１５年前の機械を使っているので、それらとならべても違和感がないくらいのデザインである。中に250G HDDを内蔵しているとは思えないかも。デザインはさておき、チューナーは２つ内蔵である。裏録やW録画が可能なのはとてもうれしい。録画データの外部持ち出しはできないので、観たら消すという、使い捨てしかできないが、もはやこの情報過多な時代、何度も見る映画はDVDを買うなりすればよく、そのうちVODで自由に見れるだろうから、あまり気にしない。なんといっても、地上波のアナログがすばらしく綺麗に写るようになった。TV（KD-28HR500B）と、D端子で接続したからか、一瞬ハイビジョン？と思ってしまった。いままでは、アナログのCATV契約だったのが、デジタルに変わったことで、もともと送信されてくる情報が違うのでしょうか？　まだまだJ:COMのVODはコンテンツも少なく、そのうち観ようかな、という作品は２、３くらいしかない。番組表をベースに簡単に予約できて、録っておいた物をすぐに探せるのはとても便利。めったにTVは見ない生活だったのが、これからテレビを観る時間が増えてしまいそうだ。以下の記事を参考にしました　見学商売　PVR研究所　関心空間おまけ。セットトップボックスの取り付けをずっと見ていたのだが、IP設定では妙なことに。デフォルトゲートウェイ、60.xx.xx.xx。DNSが、203.xx.xx.xx。なのに、接続試験のping送信先が、172.16.xx.xx。いったいどんな構造になっているネットワークなんだろう・・・？

  May 27, 2006

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  ジグソーパズルプチ『最後の晩餐＜修繕前＞』

  セブンイレブンで、ジグソーパズルを売っていた。昨今の『ダヴィンチ・コード』ブームで、ダヴィンチの名画を売り出したようだ。モナリザを買うか、最後の晩餐を買うか、ウィトルウィス的人体図にするか迷ったのだが、ウィトルウィス的人体図は、色彩がのっぺりしているので難しそう。モナリザは周囲が切り取られて、人物だけにトリミングされているのでやめた。箱をあけてみると、ピース群と共にプラスティックのピンセットが同梱されていた。（写真左下）これは親切！というか、ピンセットなしにはきっと完成させられないだろう。とにかく、このプチシリーズは小さい。完成すると14.7cm×10cmの絵になるのだが、それが17×12の升目、204ピースで構成されている。１つのピースは、1cmもない。1ピースの大きさは、約0.86cm×0.83cmでできていることになる。難易度としては、そんなに高くない。おおよそ２時間程度で完成できたので、手軽に満足感が得られる。今度は、修繕後でもやってみようかな。さて、どうやって飾ろう。ちょうど、写真の2L版の額に入りそうであるが。

  May 23, 2006

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