テーマ:小学生ママの日記(28697)
カテゴリ:過去3
よく子供を甘やかす親はダメだという人がいますが、実はこれは間違いであるという事が最近の臨床心理学では常識となっています。 子供は、特に0歳から3歳までに、甘やかされれば甘やかされるほど自立した感情豊かで自分をコントロールできるように育っていくのです。 ワガママを言って泣いたり訴えたりした時、一緒に困って撫でたり、抱いたり、慰めたりされて気分が落ち着いてくると、 子供はそれで自分の感情を落ち着けて冷静に対処するすべを身につけるといいます。 そういう時に、無視されたり、親が感情的に押さえつけてしまうと、子供は「気持ちは収まるものなんだ」という成功体験を作れないので、自分の不満や感情の高ぶりはコント ロールできないもので、安らぐことがないまま、「押さえつけたり我慢したりする」しかないのだ、という罪悪感や無力感ばかりが残ります。 そして、大人になっても自分の感情を前向きに転嫁したり、コ ントロールしたりすることができない人間になってしまうのです。 子供を甘やかさないこと、親が自分勝手に感情的に子供を振り回すことは、場合によっては子供の心を殺すことにもなりかねないのです。 ただし、甘やかすといってもいろいろあります。 良い甘やかしというのは、親がちゃんと大人としていいこと悪いことの分別がついてるってことが大前提です。 ほったらかすのと甘やかすのは違うし、親の気分でネコ可愛がりしたと思えば突き放したり感情的に責めたりというのは、「良い甘やかし」とは言えません。 お父さんお母さんが「自制心のある大人」にならなければ、子供の豊かな感情は育ちません。 親が子供を放置したり虐待して死に至らしめる、などという事件が後を絶たない昨今ですが、そこまでいかなくても、ちょっとした親の未熟さが、子供の心を殺してしまうこともあります。
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最終更新日
2015年05月23日 14時26分10秒
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