「トリスタン&イゾルデ(Tristan & Isolde)」
今週末、2本の映画を見てきました。1本目は、「トリスタン&イゾルデ(Tristan & Isolde)」。 イギリスの「アーサー王伝説」に登場する騎士“トリスタン”と、彼と恋におちる“イゾルデ”の悲恋のお話。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」や映画「タイタニック」も、この話をベースにしているとか。だって、この映画のポスターに書いてる言葉が“Before Romeo&Juliet, there was Tristan&Isolde."ですから。これを目にしただけで、見たくなりませんか?!私は、先月「ウォーク・ザ・ライン/君に続く道(Walk the Line)」を見に行った時に、初めてこの映画の予告編を見ました。それまでは、こんな映画が製作されてるなんてことも知らなかった私。それを見ただけで、もう「公開されたらすぐに見る!」と心に決めたくらい(笑)。おととし公開された映画「キング・アーサー」には、トリスタンは出てくるけれど、イゾルデの“イ”の字も出てこなかったので、残念でした。でも、この映画は2人の物語=“禁断の愛”に焦点を当てているので、とても楽しめました。(原作とは、少し違うみたいだけど)それにしても、批評家からの評判は悪いみたい…。あちゃー。確かに、予告編は“安っぽいメロドラマ”みたいだったし。いや、実際そうなのかな(笑)。でも、私は好き。満足です。主役のトリスタン役を演じた、ジェームズ・フランコ。周りの共演者がみんなヨーロッパー系の顔をしているのに、彼だけがどうしてもアメリカンで、浮いてるような気がしました。でも、この映画で彼も日本でブレイクするんじゃあないかと。「スパイダーマン」で、主役のピーターの親友オズボーン役を演じてたけど、「トリスタン~」では全く違った彼が見れます。ただ、この映画のポスター(上参照)。主役の2人が、違うとこ向いちゃってるんですが…。こんなんでいいんでしょうか。“伝説の悲恋物語”の映画なのに。