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FISHの起業徒然日記

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Fish and chips

Fish and chips

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2006年05月03日
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二日目の朝、例のベルギーに住む外交官の女性と別れを告げ、スペイン人たちとの観光も終えた午後、彼らもまた、去っていきました。
外交官の女性が去る前に、彼女がワインや、オリーブオイルを買うために、ホテルから歩いて約5分くらいのところにあるセラーに一緒に行きました。
そして、彼女は私にここに来たいきさつを話してくれました。
彼女は友人と一緒にイタリア旅行に来ていて、その友人の友人がここのオーナーなのだと。
どうりで、このホテルはあまり宣伝していないのに、外交官やその他関連の人たちが居るなあと思っていました。
彼女達もその一例。

私の友人が言うには
「私は”CITY GIRL”たまには自然の中で暮らすのも悪くないけど1-2日でたくさん。
ここの人たちはとてもいい人だし、環境もいいけど、何もすることがない。
私はこんな田舎でマッタリするつもりはなかったのに。」と

私も、まったく同感。着いた時は、オーナーも忙しく、テレビも何を言っているのか分からないし、何時に夕食が始まるのかも分からないので、結構つまらなかった。

そんな話の中私は、彼女に「じゃあ、あなたが居なくなったら寂しいなあ。」と言いました。

今回のシチリア訪問は、先にも触れましたが、これから私が始めようとしているイタリア関連のビジネスのためです。
なので、知り合いの紹介でワインセラーに行きました。

だから、観光はこのくらいにしておいて、きちんと取材とレポート、金額の交渉をしなくてはいけません。
時間もあまり無いので、少々やきもきしていました。
でも、オーナーはイタリア人なので、あまり、気にもとめていない様子。

その日は皆去ってしまったため、オーナーとオーナーのお母さんと三人で食事を取ることに。
勿論オーナーとオーナーのお母さんと食事をしている東洋人は目を引きます。
今回はリゾートでもないので、シンプルなTシャツとパンツ、スニーカー位しか持って着てないし、そんな東洋人、しかもイタリア語も分からないので、何者?といった感じでしょう。

夕食前レストランの前で、歓談している人達を発見。
英語が分かる人が居ればいいなあと思い探りのジャブ一発”ボナセーラー”。
何人かの人が反応したので、すかさず英語で話そうとすると、一斉に引いてしまった。
チッ。だめかあ。

すると、きれいな女性と、おじさんのカップルが寄ってきて、
「イタリア語話せる?」
との問いに私は、素直に「NO」というと、
「英語は?」
勿論「YES!」

やっと見つけた、English Speaker!
私はうれしくなってしゃべりまくりました!

どうやら、彼は貿易関係の仕事をしているらしく、アジアに結構詳しい。
インド・中国に住んでいて、日本人も数名知っているらしい。
そこで、インドと中国と日本の経済・政治について語りました。

私もインド人と仕事をしたことがあるので、詳しい部分があるのです。笑
彼曰く、インド人も中国人もITで、最近経済を活性化させているけれど、文化的な背景から難しい部分がたくさんあるとのこと。
私は、日本でインド人コンサルタントとIT関連のプロジェクトをしたことがあって、その文化の違いは痛いほど分かっています。また、イギリスでもIT関連の仕事を少ししたことがあり、イギリスの中でのインド人の役割みたいなものも知っています。
この話で私達は30分以上話したでしょうか。
話しながら、自分で「私ってちょっと頭いいかも♪」とか思いましたが。(笑)

そして、さらに話は盛り上がり、日本と中国の関係とその背景、文化について
彼曰く「日本人と中国人は本人達は似てないと思っていても、とても似ている。」と言います。
私は思わず「似てないよ~」とすかさずいいました。
彼が言う似ている部分とは、”根底に流れている文化”です。
日中問題は長い間の問題で、安易に解決されるようなものではないのですが、外部から見ると、

・日本は謝りたくない
・中国は日本に謝らせたい

・日本は謝ったけれどそれを文章にしたくない
・中国は日本はまだ謝っていないもしくは、謝ったというならきちんと文章にしたためろ

という、簡単にいうと、言った言わないの押し問答のような感じで、お互い同じ”文章”を重んじる国だけにその証拠にこだわっていると。
勿論もっと深く長い歴史の中で多くのものや人が絡んでいるので、こんなに簡単に片付けられる問題ではありませんし、政治的な発言になってしまうので、誤解して欲しくないのですが、確かに、双方の文化的な部分は似てますね。

一方のインドは、中国とも似ていて、MBAなどの取得者がとても多い国で有名ですね。
そういう”ステイタス”を重んじる背景には古くからの”身分制度”と関連していると言います。

インドと中国の関係は分かりませんが、インドと日本、中国と日本は結構難しいよ~。と彼は言っていました。
私も同感です。
日本は島国なので、結構難しいんです、色々。

こんな話で今日一日は終わったのでした。

続く









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最終更新日  2006年05月15日 17時38分00秒
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