【幸運な人ほど自分の苦労を笑える】
【幸運な人ほど自分の苦労を笑える】 世界の鉄鋼王と呼ばれた、アンドリュー・カーネギーが言いました。 『財産より、もっと尊いのは明るい性格です。 困ったことがあっても、笑いで吹っ飛ばしてしまおう』 どんな人にも、苦労をする時期というものがあります。 そのような苦労をした経験があるからこそ、人並あるいは人並み以上の幸せを 手にしているものです。 その苦労をしているとき、自分より恵まれている人の悪口を言うのか、その人 を目標にしてさらに頑張ろうと思うのかは、人によって違います。 そして、人の悪口を言ったりその思いが強い人は、幸運は逃げていきます。 カーネギーは、自分が大変なときでも明るい気持ちになることが、最も大事な ことだと述べているのです。 明るい気持ちでいると、人をねたんだり悪口を言うことがいかに無駄なことで あるかがわかるのです。 カーネギーは、13歳のとき両親とアメリカに移住しています。 貧しかったので貧民街に住むことになり、カーネギーも綿織物の工場で働きま した。1日12時間、週に6日働いたそうです。 性格は明るく、楽天的で、本を読むのが好きでした。 近くに無料で本を貸してくれる人がいて、時間を見つけて読書したのです。 この当時の体験が、鉄鋼王カーネギーの基礎をつくったともいえます。 本から得た知識はたくさんありますが、それ以上に彼の明るい性格と、不満を 言わないで毎日を生きることの大切さを、読書を通して学んだのです。 人の悪口を言い続けていると、自分のまわりの人のネガティブなところばかり を見るようになります。 そうなると、見る世界の視野にはネガティブなことに敏感になり、自分自身も 欠点だらけの人間だ、と思ってしまうのです。 明るい性格は、他人や自分のいいところもよく見るようになり、また、いいと ころを見るように心がければ、性格も明るくなっていきます。 毎日毎日を、そのような気持ちで過ごしていくことが、幸運を呼ぶことになる という法則です。 (by ハートリンクス)