【イライラや不安を静める方法】
【イライラや不安を静める方法】 心理学では、イライラすることがあったり、不安な気持ちになったら、 好きな食べ物を思い浮かべると気持ちが落ち着く、と言われています。 もちろん、食べ物だけに限定されるものではありません。 ただ、人間にとって食べたいという欲望が、最も強く感情に影響を与え るということです。 好きな人のことを思い浮かべてもいいですし、可愛がっているペット のことを思ってもいいのです。 つまり、好きという感情はその人にとっては、プラスのもの・よいもの なのです。 感情は心の状態をよくすることもできれば、悪くすることもできる効力 があることがわかります。 たとえば、大きい不安を感じたら体の状態に変化が起きます。 よく受験する日の朝、家を出ようとしたら急にお腹がゆるんだり、痛く なったりすることがあります。 これには、あるメカニズムが働いています。 腸の神経には自律神経がつながっています。 自律神経が不安を感じると、腸の神経もおかしくなりそれが原因でお腹 の調子に異変が生じるのです。 つまり、自分の感情をコントロールできれば、体のコンディションをよ い方向に持っていけることがわかります。 このことが理解できれば、何かが原因でイライラしても、感情が乱れな いようにちょっとした工夫ができれば、イライラは治まるでしょう。 よく、「心の持ち方で人生が変わる」、と言います。 心の持ち方とは、具体的にはどんな感情を持つか、ということに他なり ません。 とりあえず、イライラしたときには好きな食べ物を思い浮かべる。 このことが習慣になれば、感情の動きと体の状態が直結していることを 身をもって知ることもできるでしょう。 これが転じて、心の力になっていくのです。 (by ハートリンクス)