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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「終焉の詩 フェンネル大陸 偽王伝」です。 【中古】 終焉の詩 フェンネル大陸 偽王伝 講談社ノベルス/高里椎奈【著】 シスタスが全世界を支配するかのように攻勢に出ますが 真意が分かりません。 フェンはそんな曖昧なものに自分の命も仲間の命も かけられないと感じます。 相手の目的を知り、話し合いでも解決できない時、 仲間を守るために戦うことは仕方のないことかも しれません。そのためには相手の真意を直接聞く ことです。 もっとも戦争が始まってしまえば相手の一番偉い 人に侵略する目的を聞き出すことなんて非常に 難しい話なわけですが。 フェンはそれを言い訳にはせず、皇王の元に向かい 話を聞くことを選択します。 偽王を名乗っていますが、仲間に命じることもなく、 ただやりたい事を言うのみです。 その思いに賛同した者たちが、続きます。 多くの仲間たちに助けられ、六神長クレイノアと 皇王のいる寝所まで辿り着きます。 皇王は病に冒され、長くは保たない病状ですが、 クレイノアから語られた侵略の真意は・・・ これはなかなか予想していませんでした。 なるほどねーという感じですかね。 一つ思ったのは、死ななすぎかなという感じ ですかね。 プロにグサッとやられて、深手、というか即死でも おかしくないはずだけど実は生きていたという パターンが何回か繰り返されれるとちょっと 微妙に感じました。 もっとも戦争終結後の事後処理に必要な方々ばかり なので、生きていてもらわないと困るわけですが。 フェンが名乗った偽王は結果大きく人を動かし、 戦争を止める事に貢献できました。 頑張ったね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.18 09:07:35
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