【書籍感想】小説ダンジョン・マスター
書籍の感想です。今回は「小説ダンジョン・マスター」です。【中古】 小説ダンジョン・マスター / 幸田 佳子, 栗橋 伸祐 / KADOKAWA(アスキー・メディアワ) [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】ダンジョン・マスター懐かしいですね。古い人は知っていると思いますが、パソコンのゲームです。3DダンジョンRPGで、パッと見はウィザードリィ風なのですが、特徴的なのがリアルタイム制なのです。しかもシームレスなので、ぼんやりしているとボコボコにされてあっという間に死んでしまいます。また喉の乾き、空腹という概念も導入されており、モンスターの中には倒した後、食べ物になるやつがいます。しかし、重さという概念もあるので、持てる範囲で食べ物を持っていくことになります。また熟練度という概念もあり、魔法はルーン文字を組み合わせるのですが、最初から効果の高い回復魔法を作ろうとしても、ファンブルしてしまうのです。なので、最初は効果の弱い回復魔法を繰り返すことになります。そんな3Dダンジョンを罠や仕掛けを乗り越えながら最下層を目指すゲームなのですが、小説を読んでて登場人物の「ゴズモグ」という名前、何か聞いた事があると思って、サイトを見てみたのですが、特徴のある24人の英雄から4人を選んでダンジョン攻略をするんでしたね。思い出してきた。そして、その英雄の中にゴズモグという良く使っていた魔術師タイプのキャラがいたんでした。当時はネットもないし、情報もほとんどないので試行錯誤を繰り返していた気がしますが、最終的にどんなメンバでクリアしたかはちょっと覚えてないです。この小説では・ヒッサー・ウーツェ・シラ・ゴズモグの4人で挑みます。ヒッサーが戦士。ウーツェが僧侶メインの忍者タイプ。シラは魔術師&僧侶タイプ。シーフ系なのかな。ゴズモグは典型的な魔法使いです。小説ではグレイロードという魔法使いがロードカオスとロードリブラスルに分離してしまい、極端な混沌と極端な秩序を求めて世界を壊そうとしてしまうため二人を一つに戻すためにダンジョンに潜るわけですが、なかなか面白かったです。