|
テーマ:暮らしを楽しむ(388265)
カテゴリ:zen
五観文の一つ目。 功の多少を計り、彼の来処を量る ようやく間違えずに言えるようになりました。 まぁちゃんには呪文に聞こえるらしく、人がえーっとえーっとと思い出しながら言っている横で、「いっただきまーーーーす!」と外にも聞こえるほどの大きな声でご挨拶して、早くも食事と格闘体制に入っております・・・・。 親としては、「ちょっと待ってよーーー!」って感じですが、何事も彼女の中で「?」が芽生え「!」にしてみようと思うまでは、「待て!お預け!」の姿勢で待つしかありません。 「早く気付いてよ~~!!」 さて、五観文。 五という数字があるように、五つの観文でできています。 今日は、この2つめの暗記、いやいやもといお勉強。 魔女魔女学校は、修業ではなく修行の場ですから、終わり無く果てしない行の道を進まねばなりません。 でも、「○○道」や「○○行」は、自分を高めるために学んでいるという実感が素直に感じられるものが多いのでやりがいがあります。 生きている以上、何らかの達成感は必要ですものね。 さてさて、話しの道がそれちゃいました。元に戻って・・・・。 二つ目は! 五観文 2 己が徳行の全欠をはかって供に応ず 意味は、「自分の人格の完成を目指し、自分の務めを成し遂げるために食事をする。」という事です。 逆説的に言えば、働かざるもの食うべからずといったところでしょうか? 自分の人格を完成させるためには、自分に与えられた務めを成し遂げなければなりません。 この場合の「つとめ」とは、お金を得てくるという仕事だけを指すのではなく、子供であれば学業や遊び、大人の場合は主婦業やボランティア活動なども含まれると思います。 勤労ではなく、この世に生を受けた意味もしくは今果たすべき任務と言うような意味ではないでしょうか? そして、一人一人与えられた務めを成し遂げるために食事を頂く。 そう考えると、作る側も食べる側も、おのずと食に向きあう姿勢が変わってくるような気がします。 大切な人が与えられた務めを上手に果たす為に、今日の糧を作る。 大切な人が与えられた今日の務めを果たして作ってくださった糧を、感謝して頂く。 その相互の想いがあってこそ、美味しい食事が血となり肉となり、食材が成仏して下さるような気がします。 さぁ、明日も美味しく食事を頂きましょう! あなたの笑顔、輝いてるね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[zen] カテゴリの最新記事
|