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テーマ:暮らしを楽しむ(388268)
カテゴリ:zen
美味しいお食事を頂く前の段階。食事作りや、お買い物の段階から、いかに「感謝」を考えるか?と思いながら向き合うと、だんだんと食卓の内容も変わってきたような気がします。 美味しい物を作るためには、「美味しい物を作って、喜んで食べる姿を眼にしたい」「元気な笑顔を見たい」「楽しい団欒を過ごしたい」と思う心がまず必要だったんだと改めて気付きました。 どんなに高価な調味料を手に入れても、どんなによい素材を買ってきても、そこに美味しく頂かせて頂くという感謝の心と愛がなければ、絶対に美味しくは仕上がらないような気がします。 そしてできれば食べる時も、愛情を込めて、手間隙かけて作った食事に向き合うときには、TVや新聞を見ながらの無関心状態や、しかめっつらや喧嘩しながらのネガティブ状態では、席に着かないで欲しいなぁと思います。 よく「人材ではなく人財だ」と耳にしますが、それ以上に「食材ではなく食財」なのですもの。財に向かって、失礼な態度はやめなければなりませんね。 さて、食事五観文。 一つには、功の多少を計り、彼の来処を量る。 二つには、己が徳行の全欠をはかって、供に応ず。 そして、今日の御題の三つ目は・・・・・。 食の五観文 3 心を防ぎ、過食等を離るるを宗とす。 意味 食べ物に対して不平や不満を抱かず、飲みすぎ食べすぎの貪る心を起こさない。食事は、心の修行である。 今話題のメタボリック症候群も、食べすぎたり飲み過ぎたりと貪るように食べる事さえしなければ、防ぐことができるように思います。 そして、不平不満のネガティブな気持ちで食事をいただくと、きっと心も体も消化不良を起こして、元気な体を作るための栄養から程遠いものに変質してしまうような気がします。 健康な体を作るために、適度の物を感謝していただく。健康な心を作るために、感謝の心で食の修行をする。 簡単な事だけれど、飽食の日本にあってはね・・・・。 さぁ、しっかり心がけなければ、すぐに流されてしまいます。 まずは自分と、愛する家族を守るため、今日から一歩を歩みだしましょ。 あなたも私も元気!
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